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シュウ ウエムラ×B4S 「ラーニング アトリエ スカラーシップ」動画公開

メイクアップ アーティスト ブランド シュウ ウエムラ とのパートナーシップにより実現した奨学金支援プログラム「ラーニング アトリエ スカラーシップ」について、リリースが配信されています。https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000021.000032312.html

リリース内の動画は、実話に基づいて制作されました。
東京モード学園に通う奨学生のストーリーが展開されています。

NPO法人ブリッジフォースマイルは、児童養護施設から巣立つ子どもの自立支援を行う団体です。
「ラーニング アトリエ スカラーシップ」を通じて、子どもたちが夢に近づくお手伝いができればと思います。

【社会人ボランティア150名募集】巣立ちプロジェクト2019 開始!

 

児童養護施設の子どもたちは、
原則18歳になると施設を出て、
ひとりで生きていかなければなりません。

 

 

 

ブリッジフォースマイルは、児童養護施設等から社会へ巣立つ高校3年生向けに、一人暮らし準備セミナー「巣立ちプロジェクト」を開催しています。
巣立ちプロジェクトは、8月~1月まで全6回のセミナーを行い、自立に必要な知識の習得と仲間づくりをサポートします。
2019年度の「巣立ちプロジェクト」を一緒に作りあげていく社会人ボランティアを募集しています。ぜひご参加ください!

【巣立ちプロジェクトの目的】
・ひとり暮らしのための知識とスキルを学ぶ
・自立に向けた意欲をはぐくむ
・信頼できる仲間をつくる

【巣立ちプロジェクトの内容】
引越しの手続きや、金銭管理、危険から身を守る術など、ひとり暮らしで必要となる知識やスキルをセミナー形式で学びます。

【子どもが好きな人、大募集!】
巣立ちプロジェクトのやりがいは、半年間、子どもたちと学び、笑い、一緒に成長できること。ときには苦労することもありますが、明るく、楽しく、一緒に盛り上げてくれる方を募集しています。

>> 巣立ちプロジェクトの詳細はこちらをご覧ください。

2019巣立ちプロジェクトサポーター大募集(PDF)

【日程】

開催場所

◆第1回(コミュニケーション)
・虎の巻:8月4日(日)
・A日程:8月18日(日)/B日程:8月24日(土)

◆第2回(健康づくり・ポジティブシンキング)
・虎の巻:9月8日(日)
・A日程:9月15日(日)/B日程:9月21日(土)

◆第3回(コミュニケーション・性教育)
・虎の巻:10月13日(日)
・A日程:10月20日(日)/B日程:10月26日(土)

◆第4回(ひとり暮らし)
・虎の巻:11月10日(日)
・A日程:11月17日(日)/B日程:11月23日(土)(祝)

◆第5回(お金に関すること)
・虎の巻:12月1日(日)
・A日程:12月8日(日)/B日程:12月14日(土)

◆第6回(大人への相談ワーク、修了式)
・虎の巻:1月12日(日)
・A日程:1月19日(日)/B日程:1月25日(土)

 

【会場】

◆A日程
・東東京(東京駅周辺)
・西東京(拝島駅周辺)
・横浜(関内駅周辺)
・千葉(千葉駅周辺)

◆B日程
・中央東京(荻窪駅周辺)
・西東京(拝島駅周辺)
・小田原(小田原駅周辺)
・埼玉(大宮駅周辺)
・千葉(千葉駅周辺)

 

【ご参加にあたって】
●お住いの地域やご予定にあわせて、参加する日程と会場を決めていただきます。
●「虎の巻」は、ボランティア対象の事前予習会で、東京駅周辺で開催予定です。
●高校生との関係構築のため、できるだけすべて(虎の巻:2時間、セミナー:8時間)にご参加ください。
●飲食費、交通費などの実費程度の参加費用が発生します。
●別途ボランティア登録にあたり、登録費が必要です。
同じ会場に参加するボランティアでチームを作り、仲間として子どもたちを支えます!

 

ご興味のある方は、まずは【ボランティア説明会】にご参加ください!
具体的なボランティア活動の内容や年間の流れをお伝えします。

【横浜】4月28日(日)10:30~12:00 よこはまPortFor(横浜駅東口)
【東京】5月14日(火)19:00~20:30 パソナグループ(大手町)
【横浜】5月22日(水)19:00~20:30 よこはまPortFor(横浜駅東口)
【千葉】6月2日(日)15:00〜16:30 千葉市生涯学習センター(千葉駅)
【東京】6月2日(日)10:30~12:00 パソナグループ(大手町)
【茅ヶ崎】6月15日(土)10:00~11:30 茅ヶ崎市民文化会館(茅ヶ崎駅)

ボランティア説明会の参加申込はこちらからお願いします。

ご不明点、ご質問は ブリッジフォースマイル事務局まで!
info★b4s.jp(★を@に変えてください)

たくさんの方々のご参加を心よりお待ちしております。

 

【メディア掲載:2019年4月2日】佐賀新聞「中高生のインターンシップ」が紹介されました

2019年4月2日 佐賀新聞

 

 

 

 

 

 

 

 

佐賀事業所で実施したパン屋さんでのインターンシップが取り上げられました。
本記事はこちらでもお読みいただけます。

【連載 15】見守り続ける大切さ

B4Sでは一定の規定のうえで、ボランティアが退所者とSNSでつながることが認められており、私もFacebookやTwitterで何人かとつながっています。

ある日、一人の子が「咳が止まらないけど何科に行けばよいかわからない」とTwitterでつぶやいているのを見つけました。ネットで調べまくり悲観的になっている様子も見られ、私はすぐ、まずは内科に行くこと、風邪で咳だけ残るのも珍しくないことなどを書き込みました。その書き込みで少し安心したらしい彼女は、翌日、病院へ行った報告をくれました。

これが、彼女と8年間つながり続けるきっかけとなりました。最初の数年は私が彼女のツイートに時々反応するだけでしたが、そのうち、ほんのたまに彼女が私のツイートに反応するようになり、次に、お世話になった方のお礼に何を持っていたらよいか、就職にあたって相談にのってほしい、など時々メッセージが来るようになりました。
彼女とはもうTwitterではつながっていませんが、転職の相談など大人の意見が必要になると連絡がきます。

SNSでつながるのを推奨するつもりはありませんし、SNSからも逃げて隠れてしまう子もいます。ただ、彼女と信頼関係が築けたのはTwitterの距離感がよかったのだと思っています。Twitterからはその人の様子や人柄が何となくわかったりします。退所者のつぶやきに反応することで見守っている意思表示にもなります。
彼女は私のつぶやきから、仕事のキャリアや退所者の子たちに対する考え方を感じ取ったのでしょう。何かを聞いてくるわけではないけれど、この人は私を気にしてくれている、という感触も伝わったのだと思います。

定期的に元気な顔を見る機会はあるものの、頻繁に会うわけでもなく、恋バナをするわけでもありません。彼女が私という大人を必要だと思ったときにだけ連絡がくる、そんなつながり方もありではないかと思っています。

(ボランティアO)

 


【退所者支援の現場から】 バックナンバーはこちら

【キャリア支援】「のこっち」ジョブ体験レポート

大学・専門学校でIT系分野を専門に学ぶ児童養護施設出身の子どもたちを、ジョブシャドウイングと奨学金で応援する「キャリア支援プロジェクト」に参加の「のこっち」のジョブ体験レポート第1弾をお届けします。

>>「のこっち」の自己紹介はこちら

 


【体験内容】

◆1日目(8/21)
普段オラクルの社員さんがどんなことをしていらっしゃるのかを知るために、社員の皆さんに付いて回りました。主には会議や打ち合わせへの同席で、いろいろな方と社員さんが話しているのを見ていました。

◆2日目(8/28)
カスタマーサクセスマネージャーという仕事について教えてもらいました。話を聞いた後、1日目と同様に、カスタマーサクセスマネージャーの方に付いて回り、どのような仕事をしているのかを見学しました。最後に質疑応答の時間があり、いろいろな話を聞かせてもらいました。

 

【2日間の体験から感じたこと】

一言で表すと、「異次元」でした。想像していたのと世界がぜんぜん違ったので驚きました。
また、社員の皆さんが、お客様に対して真摯的に対応している印象をもちました。

働く、ということに対して、それまではフワッとした印象しかもっていませんでしたが、2日間を体験したことで、『自分がなりたい職業』のイメージが割と固まってきました。
自分がどういう仕事に就きたいかを考えるきっかけになりました。

 

【社員の皆さんから感じたこと】

テキパキ仕事をこなしていて、仕事に対して熱心な印象でした。
1人でパワポを作ったり、サーバー構築をしたり、別案件に関する返事でメールを書いていたりと、マルチタスクが基本ということを知りました。
社会人ってすごい、働くってこんな感じなんだなあと思いました。

 

【今回の経験を、今後どのように生かしていきたいか?】

コミュニケーション力が大事ということと、自分のやりたい分野を作る・軸をつくることが大事だと教えてもらいました。そこを意識しながら、自分のなりたい職業に向けてがんばっていきたいです。そろそろ就活が始まります。この経験を生かして、しっかりやっていけたらと思っています。

 

 


※本プロジェクトは、日本オラクル株式会社とブリッジフォースマイルの協働プログラムです。

【連載 14】応援の功罪

「夢を持つことは大事で、努力すればそれはきっと叶う」

児童養護施設の中高生と退所者の支援をしているNPOのスタッフやボランティアは、目の前の子どもをそうやって励ましていると思われる方も多いかもしれません。

実際は真逆で、私たちの活動において、とくに中高生に対して、この言葉はタブーに近いです。
それは、親代わりの施設職員による支援計画を、邪魔することになりかねないから。
施設を出た後、安定的に生活できるように考える職員の立場からすれば、夢を目指すことや、そしてその過程で必要な進学を、諦めさせなければならないこともあります。

とくに、大学進学。
親を頼れない環境で4年間、慣れない一人暮らしや学費と生活費の工面を両立させなければなりません。中退してしまえば、高校新卒と比べて正社員としての就職は難しく、奨学金が借金となる場合もあります。
実際に施設退所者の中退率は高く、ハイリスクな進学という選択をむやみに応援できる職員ばかりではありません。

国から奨学金が出るようになり、その状況も変化の過程ですが、経済的にラクになればすべて解決するともいえません。精神的に不安定になりやすかったり、周りの学生との差やコミュニケーションに悩みやすかったり…。さらに困ったときに無条件に頼れる人やSOSを出せる相手の不在などが絡まれば、卒業まで支えなしに乗り切るのは簡単なことではないのです
理想と現実の乖離を真剣に捉えるからこそ、その折り合いをつけさせることもまた、心を鬼にした職員による支援のひとつの方法と言わざるを得ません。

 

夢を応援したい気持ちとは裏腹に、環境がいかに厳しく、それを許さないか。

挑戦の後押しをするために、何度でもやり直しがきく環境が必要です。

「その夢はきっと、叶うよ」

そんなふうに背中を押せるかどうかは、私たちやあなたが、その子に夢を育む環境を用意できるか否かにかかっています。

 

(事務局スタッフN)

 


【退所者支援の現場から】 連載 15:見守り続ける大切さ / バックナンバーはこちら

【メディア掲載:2019年3月】ちよだボランティアセンターの情報誌でB4Sが紹介されました

千代田区社会福祉協議会 ちよだボランティアセンターの情報マガジン『ボランティア』に、B4Sが紹介されました。2019年3月4日発行 Vol.406

 

 

 

 

 

【連載 13】高卒新卒の就労について

大学生 平均30社
高校生 限定1社

これは、就活をする際の応募する企業数。もう少し詳しく説明すると、平成30年度は、高卒新卒1人あたり、2.37件の求人がありましたが※1、基本、高校生が一度に応募できるのは1社のみです。大学生のように、複数の会社に同時に応募することも、内定をもらうと就活を続けることもできません※2

高校生の新卒での就職率※3は、
全国:18.3%
児童養護施設出身:63.3%

児童養護施設には原則18歳までしかいられません。

私が出会った、高校3年生たちが就職先を決めた理由は、
・寮があるから
・給料が高かったから
・先生に勧められたから
・なんとなく興味があったから
・会社見学に行ったらみんなが優しかったから
そんな理由が多いです。

卒新卒の約1年後の離職率※4
全国:19.4%
児童養護施設出身:25.5%

再就職の相談でB4Sに連絡をくれた退所者に離職理由を聞くと、
・休みがほとんどなくて体を壊してしまった
・仕事が全く向いてない、又は、戦力になれなくて、迷惑かけるのが申し訳ない
・人間関係に失敗した
・職場でいじめられた
・地元の先輩にいい仕事紹介してやるって言われたから、辞めたが、紹介してもらえなかった
こんなことを言います。

離職した途端、次にまた正社員を探すのは、容易ではありません。
親を頼れない彼らには、仕事をじっくり探す猶予はないからです。
しかも、高校卒業後、たった数ヵ月で市場価値は極端に落ちます。
働いた期間が短ければ短いほど、その評価は目減りします。

彼らの市場価値とは一体何なのでしょうか。

元気だったら、
素直だったら、
挨拶ができれば…。

人にはそれぞれに個性があり、向き不向きがあることを、人はみな理解しているのに、採用という場面になると、大卒の若者に個性を求めても、高卒の若者には個性は求めていないように感じるのです。

このシステムの中で就職・離職した親などの後ろ盾がない彼・彼女らのその後は、社員寮などに住んでいた場合は離職と同時に、住む家も失います。そのため、手っ取り早く、すぐ働ける場所を求めます。その際、ちょっとしたきっかけで、夜の仕事に流れてしまう退所者も出てきます。

住む所があっても貯金がない退所者は、給料が入るまでの生活費に困ることから、転職活動よりも日当でもらえる日雇いの仕事を探しがちです。「いつかは正社員に」という気持ちがあったとしても、今日を生きるためにアルバイトを続けているうちに、正社員の機会を逃してしまう場合もあります。

バイトが休めたら、もう少しお金が貯まったら、いつかは、いつかは、そう思っているうちに、何も経験を積んでいなくても許される年齢は、本人たちが気づかないまま、過ぎていきます。
たまたま、親が育てられなかったら、たまたま就職した先が悪かったから、そのたまたまはこの期間に、自己責任論へと変わっていきます。

このようなシステムは正しいのか、彼らのために何が必要なのか、一緒に考えて頂けたら幸いです。

(事務局スタッフM)

※1:求人倍率は厚生労働省発表のデータより
※2:高卒の就職活動は、都道府県によって異なり、9月中は
一人一社制、10月一人二社制のところが多いです。
※3、※4:いずれもブリッジフォースマイル2018年調査データより

 


【退所者支援の現場から】 連載 14:応援の功罪 / バックナンバーはこちら

【連載 12】施設退所者への公的支援

2004年の児童福祉法改正により退所後支援が施設の役割となってから長らく、退所後支援は施設職員が業務外の時間を使い、かかる費用も施設や個人が自腹を切ることが当たり前でした。ある施設長がアパートの連帯保証人として肩代わりしたお金は、400万円を超えると聞きました。そんな退所後支援ですが、着実に前進しています。

ひとつは、保証人問題を解決するため2007年に始まった「身元保証人確保対策事業」です。就職やアパートの賃貸契約などで施設長が保証人となって損害を被った場合、その費用が賄われる保険制度です。これにより、施設長が安心して退所者のために保証人になれるようになりました。
ただし、利用できるのは施設との関係が良好な退所者に限られてしまうといわれます。保証金が下りるには定期的に退所者をフォローしていたことが条件になっているからです。
また、新規で利用できるのは施設退所から2年未満の人です。そのため、例えば、退所後会社の社員寮などで生活していた人が、2年後以降に新たに自分名義でアパートを借りるため保証人が必要となった場合には、この制度は使えません。

ふたつめは、2017年に始まった「自立支援資金貸付事業」です。進学者には生活費5万円と家賃相当額(東京23区で単身世帯の場合の上限53,700円)が卒業までの期間、就労者には家賃相当額が2年まで、無利子で借りられ、5年間の就労継続により返済が免除になる制度です。
これにより、進学のハードルが大きく下がりました。しかし、学校を中退してしまうと返済をしなければならないため、借金を抱えるリスクを考慮し、利用を勧めない職員もいます。

他にも、各都道府県独自で設定している制度は着実に増えています。ただし、それぞれ利用の条件が細かく設定され、いざ利用しようと思っても条件に合わず断られることもあります。利用できる制度や取り組みについて研修など知識を得る機会が少ないことも、職員の悩みとなっています。

(事務局スタッフL)

児童養護施設退所者の支援制度の利用状況
全国児童養護施設調査2018:B4S実施

 


【退所者支援の現場から】 連載 13:高卒新卒の就労について / バックナンバーはこちら

【連載 11】支援のかたより

施設退所者の支援に携わらせていただき、もう12年になります。
たくさんの若者の相談をうけてきました。10年前に比べて社会的養護・児童虐待に対する理解も支援も少しずつ広がり、声をあげる当事者も増えつつあります。とてもいい流れだと思います。そんななか、最近僕が感じているのは支援の偏りです。

大きな視点で見れば、東京や横浜などの都市部と地方の支援の偏りは大きいです。例えば奨学金ひとつとっても、地域独自の奨学金、学校の数も違いますから、進路の選択肢もずいぶん変わってきます。

もう少し狭い視点で見ると、例えば同じ東京都内でもどこの施設に措置されるか、里親家庭に措置されるか、などでもその後の人生はまるっきり変わってくることもあります。施設が独自の奨学金をもっていたり、近隣の企業や宗教法人から多大な援助があるところと、ないところでは、子どもの選択肢が変わってしまうでしょう。

本人に進学の意思があり、勉強ができたとしても、行く施設によって進学できるか否かが変わってしまうこともあります。ある意味、生まれた段階でハンデを背負ってしまった状態で、さらにどこの施設に措置されるかで、さらに不利益を被る可能性がある、というのはなんて理不尽なんだろうと思います。

さらに施設を出た後も、支援が偏る傾向があると感じています。例えばAさんとBさん2人の若者がいて、両方とも高校を卒業して就労したとします。Aさんは就職した会社で頑張っています。たまに困ったことがあったら相談をして、いろんな支援団体や大人から支援を受けます。支援してもらったらいつもきちんと笑顔でお礼を伝えます。
一方でBさんはすぐに会社を辞めてしまい、バイトを転々としています。たまに大人や支援団体から支援を受けますが、ほとんどお礼も言いませんし、笑顔もあまり見せません。

こういう場合、どちらを支援したいかと言えば、ほとんどの人はAさんを支援したくなるでしょう。実際の支援でも、Aさんに偏りがち。本来支援がより必要なのはBさんかもしれないのに、Bさんにはなかなか支援が届きません。
その結果、Aさんはどんどん生活のクオリティを上げ、安定していきます。場合によっては、本来ここまでの支援はなくてもいいかも、というところまで支援を受け取れるかもしれません。一方でBさんは生活のクオリティが低いままで、不安定な生活を送っていますが、なかなか支援を受け取れません。
もちろん、この状況について、「AさんとBさんがもつ対人スキルが違うのだから仕方がない」と言い切ってしまうのも、支援者側の自由です。ただ、例えば、幼少期に虐待を受けたり、里親や施設を転々としていたような退所者の場合、対人スキルがしっかりと育まれないこともあります。それなのに、「対人スキルの低さは、Bさんの責任と言ってよいのか?」という疑問を感じます。

支援をしたくなる若者ばかりを支援するのではなく、変な言い方ですが、支援のし甲斐のない若者にも目を向けていく。今後はそういうことも考えていかないといけない、と思ってます。

(事務局スタッフK)


【退所者支援の現場から】 連載 12:施設退所者への公的支援 / バックナンバーはこちら

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