ニュース・活動報告
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元ヤングケアラーだったフリーアナウンサーの町亞聖さんを迎え、ブリッジフォースマイル代表の林恵子と、【社会から見えないヤングケアラー】をテーマにオンライン対談を行います。当事者だった町さんの経験を通して、ヤングケアラーを社会全体でどう支援していったらよいか、子どもたちが夢や希望を諦めずに大人になっていく手助けができるのか、考えていきたいと思います。
ぜひ、ご参加ください。
参加費:無料 / zoomでのオンライン参加となります
お申込:こちら(申込フォーム) ※専用フォームでの受付は終了しました
◆Peatix : 終了しました 6月17日(月)14時まで受付中!
※前日にzoomのご案内をメールにてお送りします
町 亞聖 フリーアナウンサー/元ヤングケアラー
小学生の頃からアナウンサーに憧れ1995年に日本テレビにアナウンサーとして入社。その後、活躍の場を報道局に移し、報道キャスター、厚生労働省担当記者としてがん医療、医療事故、難病などの医療問題や介護問題などを取材。“生涯現役アナウンサー”でいるために2011年にフリーに転身。脳障害のため車椅子の生活を送っていた母と過ごした10年の日々、そして母と父をがんで亡くした経験をまとめた著書「十年介護」を小学館文庫から出版。医療と介護を生涯のテーマに取材、啓発活動を続ける。直近では念願だった東京2020パラリンピックを取材。元ヤングケアラー。(町 亞聖公式ブログ→http://ameblo.jp/machi-asei/)
林 恵子 認定NPO法人ブリッジフォースマイル代表
津田塾大学卒業後、人材派遣会社に就職。2児の出産後、育児中にキャリアに悩み参加したビジネス研修で、児童養護施設を調査する機会を得る。2004年NPO創立。著書『できるかも。――働く母の“笑顔がつながる”社会起業ストーリー』(英治出版)
本来大人が担うと想定されている家事や家族の世話などを日常的に行っている子どものことを指す「ヤングケアラー」(子ども家庭庁HPより)。ACジャパンのCMにもなったほど、日本国内でヤングケアラーという言葉はメジャーになりつつあります。その存在が認知されてはきましたが、今もなお、適切な支援につながるには課題があります。年齢によっては、子ども自身が、社会へSOSを出すことを知らない、気付けないことも多々あるからです。また、ヤングケアラーだったために、進学や就職を諦め、将来に希望を持てず、大人になったあとも苦しんでいる若者は多く存在しています。
今年4月、児童福祉法改正の施行に伴い、これまで『児童養護施設等に入所などの〝社会的養護出身者”だけ』だった支援対象枠が、ヤングケアラーのように、社会的養護につながることができないまま『親を頼れず困っている若者全般』にまで大きく広がりました。とりこぼされていた人たちに向け、支援が広がろうとしています。
一方、私たちブリッジフォースマイルは、20年前、まだ「児童虐待」をはじめ、「児童養護施設」で暮らす子どもたちがいることや、施設を退所した後も困難な状態に置かれていることなどが、ほとんど知られていない頃に活動を立ち上げ、これまでに社会的養護に関わる子どもや若者6,000人ほどの支援に携わってきました。そして、20周年のこの節目の年である5月からは、新たに、社会的養護につながらなかった若者たちへ枠を広げた「相談・支援」にも事業を拡げています。開始後、その反響は大きく、開設からたった2週間で約40人の「助けて欲しい」という声が届きました。
★当事者向け「相談・支援ページ」
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