巣立ちプロジェクト
契約のこと、お金のこと、生活のこと……いろいろ学ぶ

子どもたちは、高校卒業と同時に施設を出て、一人暮らしを始めます。「巣立ちプロジェクト」では、引越しの手続きや、金銭管理、危険から身を守る術など、一人暮らしで必要となる知識やスキルをセミナー形式で学びます。
また、セミナーだけでは伝えられない情報は、ひとり暮らしハンドブック「巣立ちのための60のヒント~施設から社会へ羽ばたくあなたへ~」にまとめ、参加者に配布しています。
一人で電車に乗って決められた時間、場所に向かうこと、遅刻や欠席の場合は事前に連絡をすること、初めて会う人と新しく関係を作っていくことなど、セミナーへの参加自体が 「ソーシャルスキル」をみがく機会になっています。
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セミナーに参加することで、ソーシャルスキルとモチベーションが生まれるように
子どもたちには、知識やスキルだけでなく、自立に向けた意欲や信頼できる仲間も必要です。巣立ちプロジェクトには、複数の施設からやってくる同じ環境の高校生や、子どもたちをサポートするために参加している社会人ボランティア、先輩退所者ボランティアたちがいます。セミナーや、ランチ、休憩時間の交流は、退所後に繋がる仲間づくりや、多様な社会人や先輩をロールモデルとして自立への意欲を高める機会となっています。
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- 2021.02.11巣立ちプロジェクト2020 〜第6回 「知ってるだけじゃダメ!」な大人への相談@千葉(日)ブランチ
- 2020.12.21巣立ちプロジェクト2020 ~第5回「しっかりさんの金銭管理」@小田原ブランチ
- 巣立った子どもの声をご紹介
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