ボランティア活動
様々な事情を抱える“親を頼れない”子どもや若者たちが、「安心の格差」と「希望の格差」を乗り越え、未来へ向かう勇気を持てる──そんな社会を実現するためには、たくさんの大人たちの支援が必要です。ブリッジフォースマイルでは、子どもや若者たちを支える社会人ボランティアのことを「サポーター」と呼び、その意義を示しています。サポーターのみなさんが、高いモチベーションを維持し、適切且つ、安心して活動を継続できるよう、長年の活動でつちかったノウハウを生かした研修の提供や運営体制の整備に力を入れています。
ボランティアの声
-
いろんな考え方を持ったボランティア、高校生、退所者と関わることで、違う価値観に触れられます。対話したり、質問されたりする中で、他者との違いに気付き、自分を客観的に見られる機会になっています。単純に役立っているなと思えるのも嬉しい……! 会社で当たり前にやっていることが、意外と喜んでもらえたりするので、これは役立てるスキルなんだと発見できることもモチベーションになっています。
-
もともと、好奇心旺盛で、人の成長が好きなタイプ。この活動を通して、いろんな経験をしている大人との出会いもあり、 視野が広がったと感じます。また、ボランティアの経験が仕事にも活かされていると実感しています。誰かのための支援ではなく、自分も一緒に成長できているのを感じられることが大きい。これからも細く長く、仲間ともつながり続けていたいし、B4Sの活動は、自分にとってなくてはならないもの、になっています。
-
できるところ、興味のあるところから始めればよいと思います。B4Sの活動は間口が広く、長く活動を続けられるボランティアはその中で自分なりの楽しみを見出している方が多いと思います。子どもたちと普通にコミュニケーションができ、何気ない会話を重ねて人間関係を構築していくこと自体が私のモチベーション。何年か前に会えた子どもががんばって生きていることを聞くと嬉しいです!
-
スキルアップ研修子どもたちにより良い支援を行うため、また、ボランティアのみなさんに安全・安心に活動に参加してもらうため、さまざまな研修を行っています。その内容は、コミュニケーションスキルのほか、社会的養護のもとにある子どもの背景と課題、子どもの人権、子どもの発達や心理、社会保険などの社会資源など多岐にわたっており、広く児童福祉に関わる人にとって役立つ内容になっています。
-