最新のお知らせ

◆はじめてこのホームページにいらしてくださった方へ◆

はじめまして! ブリッジフォースマイルです。お越しいただき、どうもありがとうございます。
こちらは、弊団体の簡単な自己紹介です。気になったところからお読みいただきましたら幸いです。

>> 賛助会員として、継続的な支援をお願いします

>> 事務局スタッフを募集しています【採用情報】

>> 社会人ボランティアを募集しています

 

 


■ブリッジフォースマイルって?

私たちは、児童養護施設や里親家庭などから社会に巣立つ子どもたちが、未来への希望を持って生きられるよう支援する活動を、持続的かつ発展的に行っています。

>> ブリッジフォースマイルについて

>> どんなことをやっているの?

>> 『スキルアップ研修』もご利用ください
社会的養護下にある子どもたちについての理解を深めたい方、これから子どもたちの支援に関わってみたいとお考えの方のご受講をお待ちしています。

 


■児童養護施設に入る理由のNo.1は、親からの虐待です

児童養護施設は全国に約600施設あり、2歳から18歳の子どもたち約27,000人が生活しています(2019年)。彼ら、彼女らは施設を出ると、仕事をして自ら稼いだお金で、住まいや衣服を整え、食事をして、生活をしていかなければなりません。

施設での集団生活から、いきなり1人暮らしを余儀なくされ、身近に相談できる大人もおらず、孤独感や孤立感を深める子どもも少なくありません。「頼れる親がいない、住む家がない、学歴や資格もない」という状況になりがちです。

>> 子どもを取り巻く環境を知ってください

親の同意が得られないから、インフル予防接種が受けられない?!
>>『親権者の同意に関する調査』報告書はこちら


■子どもたちの未来を支えるために、社会人ボランティアを募集しています

私たちの活動は、多くのボランティアの皆様のサポート無しには成立しません。
ご参加には、特別な資格はいりません(子どもたちの背景を理解し、安心して活動するために、参加プロジェクトにあわせた研修の受講をお願いしています)。
ご参加をご希望の方に、定期的にオリエンテーションを行っています。

オリエンテーションは、以下の日程で実施します(時間はいずれも9:30~12:00です)。
5月9日(日)、6月13日(日)、6月26日(土)、7月10日(土)9時30分ー12時

ご参加は…
>> こちらのボランティア募集のご案内をお読みのうえ、お申し込みください

>> あなたのスキルを私たちに貸してください【プロボノ:フォトグラファー募集】

>> ボランティアとして参加してくださっている方をご紹介いただきました

 


■あなたに合ったカタチで、ご参加・ご支援をお待ちしております

「時間はないけれど、寄付ならできる」
「空いた時間で自分ができることをしてみたい」
あなたに合った子どもたちへの支援方法が必ずあります。

賛助会員(月1,000円~の継続寄付)、都度寄付、古本、
ファッションアイテム、生活必需品など
  >> 寄付でのご支援は、こちら

「児童養護施設の子どもたちのために何かしたい。
でも、何ができるかわからない」
  >> そんなあなたは、こちらもあわせてご覧ください

 


■退所者支援の現場から

支援に関わるスタッフ、ボランティアによる連載記事です。
14年前から自立支援、退所後支援を行っている団体として、退所後支援の現状、現場の声をお届けしています。

>> 【自立支援にまつわる現場の生の声】こちらからお読みください

>>  事務局スタッフによるコラム もお読みください

 


弊団体や弊団体が支援をしている若者がメディアに取り上げていただいています

ハフポスト(HUFFPOST) (外部サイトに移動します)
  >>「親には頼れない」児童養護施設の出身者。新型コロナで突きつけられる孤独感

ヨミドクター(読売新聞の医療・健康・介護サイト)(外部サイトに移動します)
  >> 誰にも頼れない…新型コロナで孤立、困窮する児童養護施設出身の若者たち NPOが支援求める

AERA dot. (外部サイトに移動します)
  >> バイト代200万と顔も知らなかった父からの援助で…児童養護施設から叶えた大学進学の夢
  >> 授業料免除に月10万の奨学金も 児童養護施設出身の学生を支援する大学続々

文春オンライン
 社会的養護の「その後」#1  (外部サイトに移動します)
  >>「苦しいのはわかるけど……」児童養護施設長刺殺が彼女たちに衝撃を与えた理由とは
 社会的養護の「その後」#2  (外部サイトに移動します)
  >>「日本の子どもは孤立している」児童養護施設出身者の“クモの糸”を増やすには

 


■ただいま、人材募集中です

児童養護施設等から巣立つ子どもたちと社会をつなぎ、彼らの自立に伴走する仲間を募集しています!

◆東京事務局
若者支援担当スタッフ(常勤)>>詳細はこちらから
企業渉外担当スタッフ(常勤)/ 広報担当スタッフ(常勤)>>詳細はこちらから
管理事務担当スタッフ(常勤/非常勤)>>詳細はこちらから

◆熊本事務局
若者支援スタッフ3名募集(常勤)>>詳細はこちらから
※非常勤でのご相談可能です

★スタッフインタビュー:フルフレックスなB4Sの働き方をご紹介しています。
 >> こちらもあわせてお読みください

 

 


巣立ちプロジェクト2020 ~第5回「しっかりさんの金銭管理」@小田原ブランチ

開催日時・場所:2020/12/13 小田原ブランチ
参加者数:高校生9人/ボランティア8人
テーマ:しっかりさんの金銭管理
講師:ガンバ

早いもので、巣立ちセミナーも第5回。今回は小田原ブランチのレポートです!
クリスマスも近いので、会場やお菓子をクリスマス仕様にしたり、スペシャルランチ会、演奏会と特別企画も盛り込んだ楽しい会になりました。

5回目ともなると、高校生もボランティアもすっかり打ち解け、開始前の雑談も活発に。「就職決まった!」と嬉しい報告をしてくれた高校生もいました。

さて、今回のテーマは「しっかりさんの金銭管理」。施設を出てから、どんなお金がどれくらい必要になるかを学びます。
キーワードは「お金、税金、社会保険」。講師のガンバから、「難しそうに感じるかもしれないけど、細かいことを全部覚える必要はないです。少しでもモヤモヤがなくなってくれるといいなと思っています」と説明があり、セミナーがスタート。
講義とロールプレーやワーク、クイズを組み合わせて理解を定着させていきます。

◆給与明細を見てみよう

まずはアイスブレイク。各グループで「お金で工夫していること」を一人ずつコメントします。「バイト代には手をつけない」「何に使ったかを記録する」など色々な工夫が出てきました。
続いて給与明細を見ながら、各項目の意味や正社員とフリーターの違いは?2年目で手取りが減っているのはなぜ?(住民税が発生するからですね)など、税金や社会保険の全体像を学習しました。

◆思わぬ出費を想定しよう(ロールプレー)

ここで「児童養護施設出身のA君(退所後に正社員で働き始めたが、現在は退職してフリーター)がスノボで怪我をして入院、手術代で60万円必要になった!」というケースでロールプレー。ナレーター、A君、施設職員のしっかりさんの配役を決め台詞を読んでいきます。
A君は60万円が支払えず、ネット広告で見つけた消費者金融からお金を借ります。その後も次々借りてしまい返済が滞るように。遂にはヤミ金に手を出してしまい、気づいたら負債が300万円!困りかねてしっかりさんに相談に行くというストーリーです。
ここまで読んだところで、A君はどうすべきだったのかグループでディスカッション。
「安易に次々借りるのはよくなかった」
「会社を辞めた時に国民健康保険に加入しておくべきだった」
「そもそも、仕事を辞めなければよかった」
「もっと早く大人に相談すべきだった」
などの意見が出ました。
「宝くじを当てたらよかった」と答える子もいて盛り上がりました。
フリーターになった場合は、自分で社会保険の加入手続きをしないといけないことも学びました。

その後、改めて、正社員とフリーターそれぞれで怪我をしたり出産したりした場合にいくら貰えるのか?年金はいくら貰えるのか?をシートに記入して差を確認しました。
数字ではっきり違いが見えたので、「正社員とフリーターで全然違うね。やっぱり正社員がいいね。」という声が聞かれました。

◆社会人トーク①(節約術)

ボランティアのセニョーラとけっこうさんに節約術の話をしてもらいました。「水筒持参でペットボトルは買わない」「札入れと小銭入れを分ける」「500円玉貯金」などすぐに実践できそうな術をたくさん教えていただきました。

◆スペシャルランチ会
みんなのお楽しみ、クリスマス特別ランチ会です。前回高校生たちに聞いたリクエストで人気の高かったフライドチキン、ピザ、ケーキをボランティアのこもとラーマが手配してくれました。
例年はバイキング形式でしたが、今年は一人分ずつ用意するなど対策をしっかりし、コロナ禍でも楽しいランチになりました。大人たちからは「お腹が苦しい~」という声が多く聞かれましたが、育ち盛りの高校生たちはほとんど完食していました!

◆ミッションゲーム

お腹いっぱいの中、午後の部へ。
まずは恒例、眠気覚ましのストレッチ。ボランティアのふくだこが前に出てリードしてくれました!
リフレッシュしたところで、午後最初のワークはミッションゲームです。
まずは、「正社員」「フリーター」「夜間専門学校生」「大学生」から、各自一番近いものを選びます。固定費となる税金や社会保険料、住宅費を記入した後、
「貯金のタイプは?」⇒がっちり/こつこつ/ちょっぴり/明日は明日の風が吹く、
「食事のタイプは?」⇒外食グルメ/コンビニグルメ/そこそこ自炊/きっちに自炊
など、ミッションごとに自分のタイプをカードから選びます。カードの裏に説明とひと月あたりの金額が書いてあるので、金額をシートに記入します。最後はハッピー支出として「友達の結婚式で0~26,000円(貯金の有無により変動)」や、トラブル支出として「虫歯で歯医者を受診で3,000円または10,000円(健康保険の加入の有無で選択)」などよくある臨時支出が書かれているカードを一枚引き、最終的な収支を出します。

ほとんどのメンバーが赤字でしたが、黒字だった人からは「貯金ができていたので臨時支出に対応できた」とポイントを共有してもらいました。
その後、「服代はこんなに使わないよ」「デート代に月2万は高すぎる!」など各自節約できるところを削り支出額を再検討しました。

◆事例クイズ

2週間で貯金20万円を使い切ってしまった、という実際にあった事例を元に、何に使ったのか?を考えます。「何か買った?」「ゲーセン?」など色々意見は出ましたが…答えは「わからない」でした。欲しいものをいくつか買った、ちょっといいものを食べた、などが塵も積もり20万円になっていたそうです。無駄遣いはしない、支出を把握する、の大切さを改めて学びました。
最後に、仕事を辞めたらいくらかかるのか考えました。収入はなくなるのに、支出は同じようにかかります。会社の寮を出る場合は引っ越し代もかかります。「えー、こんなに必要なんだ。相当貯金が必要だね」と高校生たち。何も考えずに辞めると大変なことになると学びました。

◆社会人トーク②(経験談)

ボランティアのしゅがと、はまゆうから、お金にまつわる経験談トーク。
しゅがからは、社会人一年目に、クレジットカードの請求額が給料を上回ってしまったという失敗談を話していただきました。やはり何に使ったかはっきり覚えてなく、把握することの重要性を実感したそうです。また、カードは利用額を把握しづらいため「カード断ちする」という具体的な対策も聞けました。
はまゆうからは、今はお小遣い制なので失敗はないけれどメモをとるようにしている、昔はボーナス払いで使いすぎていた、という話をしていただきました。
大人でも失敗し、失敗から学んでいるというのが高校生にも伝わったのではないでしょうか。

◆クリスマス演奏会

同じグループで過ごしたメンバーに感謝を伝えるサンキューカードの交換、高校生とサポータがペアになり不安や悩みを相談するコッコタイムの後、今回は特別に演奏会を開催しました。
ピアノやバイオリンが弾ける高校生とサポーターがクリスマスソングなどを披露し(私も僭越ながら「戦場のメリークリスマス」を弾かせていただきました)クリスマス気分に浸ったところで、第5回セミナーが終了となりました!

次回はいよいよ最終回。高校生たちが文字通り巣立っていきます。彼らの自立に向けて少しでも役に立てるよう、最後まで頑張りたいと思います!

ボランティア:ゆきんこ

一足早いクリスマスを楽しむ時間も作ることができました。用意をして下さったボランティアの皆さん、ありがとうございました!

巣立ちプロジェクト2020 〜第2回 しっかりさんの一人暮らし@熊本

開催日時・場所:2020/11/14・21 オンライン(Zoom)による実施
参加人数(両日合計):高校生32人/ボランティア24人
講師:マイケル

マイケルってこんな人です。
オフライン研修講師(右)の時はりりしい!

児童養護施設を来年春に退所予定の高校生たちを対象とした「巣立ちセミナー」。熊本では全4回全てをオンラインで行います。第2回目の今回のセミナー、テーマは「一人暮らし」です。住まいの探し方をはじめ、一人暮らしに役立つ知識を学んでいきます。
講師は、みんなの兄貴分、マイケル。経験豊かなマイケルの一人暮らし体験談も交えながら、内容盛りだくさんのセミナーとなりました♪

 

◆みんなのお金の使い方

まずはアイスブレイク。「1000円あったら何に使う?」というテーマで、みんなでZOOMのホワイトボードに意見を書き込んでいきました。お肉、馬刺し、お刺身、ケーキ、アイス、マック…など食べ物が目立つ中、洋服や本、映画、(携帯ゲームの)課金といった高校生らしい意見が次々と並びます。

ホワイトボード機能を使って自由に書いていきます。

さらに金額を1万円、10万円と増やしてみました。「10万円…想像できない~」「旅行に行きたい!」「ライブに行きたい!」と場が和んできたところで、講師からの質問。
「1000円はだいたい(アルバイトなどの)時給。1万円はだいたい1日働いて稼げるお金。では10万円は?」

この問いの答え、実は「施設を出た若者が架空請求詐欺で支払ってしまった金額」なのだそう…!驚きの表情を見せる子どもたち。
「一人暮らしは自己判断・自己責任の連続」と講師のマイケルが真剣な面持ちで伝えます。

一人暮らしに潜むいろんなトラブルに巻き込まれないように、今日は1日頑張って学ぼうね。

◆初めての住まい探し
一人暮らしをするにあたり、まず最初に思いつくのが「住まい探し」。今回、一人暮らしをするにあたり、初めて住まいを探す高校生もいます。ここでは不動産屋さんの役割や、専門用語、物件を選ぶにあたりどんなことに注目したらいいかを学びました。
「自炊をする人はガスコンロが1口だと大変だよ~」「1Rの家で焼肉すると、部屋にかけてある服とか布団も全部焼肉の臭いになるから気を付けて!」など、講師のリアルな一人暮らし体験談に、高校生もボランティアも「なるほど~」と聞き入ります。
「四畳半」「六畳」「八畳」と、それぞれの部屋の広さも写真を見ながらイメージしてみたところで、実際に物件を探してみます!

◆優先順位をきちんと決めよう
熊本市内の物件リストを見ながら、自分はどの物件がいいか、その理由とともにグループで意見を出し合います。
「築年数浅めで敷金・礼金不要だから、この物件かなぁ」「オートロック付きで防犯カメラもあるから、この物件が安心して住めると思う」「鉄筋コンクリートだから、隣の音とかも聞こえないこの物件が良い」など、それぞれ物件情報を細かく見ていて、聞いているこちらも「なるほど~」と感心しました。
東京のボランティア(オンラインのため熊本以外からも社会人ボランティアが参加しています。)からは、「5万円以下で40平米の物件に住めるのはすごいね!」との感想。東京や大阪・福岡に住む場合は、熊本市内よりも家賃が高くなるから気をつけようね。

◆契約してみよう!
ランチの後は、契約について学びます。ここではB4Sでつくった模擬契約書をつかって、実際に契約書のどういうところをしっかりチェックするべきか、みんなで確認しました。ランチ後の眠い目をこすりながら、慣れない難しい言葉の並ぶ契約書とにらめっこして頑張る子どもたち。
そんな中、「連帯保証人」というワードについて講師から真剣なお話がありました。
連絡を取ってなかった親から急に連絡があり、「保証人になって」と言われ、親が住む家のローンを子どもが支払っている、というケースがあるそう。保証人も含めて、なんでも安易にサインせず、迷うことがあったら周りの信頼できる人に相談しようね。

◆全部でいくらかかる?

必要な費用を計算するワークに取り組みました。

いよいよ引越し!引越しに当たって必要な一連の手続きについて学んだあと、実際に初期費用はいくらかかるのか、ワークシートを使って計算してみます。
生活必需品リストの中から、自分が必要だと思うものを選んで、その購入金額を足していきます。「結局いくらになった?」と聞いてみると、(住居にかかる敷金・礼金等の初期費用は除き)堅実な子で12万円、多くて15万円程。
「掃除機はいりますか?クイックルワイパーではだめ?」「洗濯機は無くても、コインランドリーで良いんじゃないかな?」と、どれだけ節約できるかみんなで真剣に考えていました!

◆社会人ボランティアに聞く、一人暮らしのコツ
ここで、一人暮らしを体験してきた社会人ボランティアの一人暮らし体験談を聞いていきます。
ササさんは、18歳で上京、一人で住まいを探していましたが、「今決めないと別の人に取られるよ」と不動産屋さんに決断を迫られたと語ります。「10代の女の子はなめられるケースもあるから、できれば大人と契約に行った方がいいよ」と教えてくれました。
はらでぃも最近引越ししたばかり。「不動産屋さんに物件の下見をお願いすると、だいたい3~4件見せてくれるけど、1件目より2~3件目に良い物件を見せてくれるから、できれば1件目で決めないようにね」とのこと。
高校生も、リアルな体験談に真剣な面持ちで聞き入っていました。

◆少しでも不安なことがあれば、周りを頼ろう!
最後に、これから社会に出る高校生が、もしかしたら遭遇するかもしれないトラブルと、それに伴うリスクについて学びます。
例えば、先輩から「この商品を友だちに紹介して買ってもらうだけで、儲かる話がある。紹介した友だちが他の友だちに紹介すれば、君にも利益があるよ」と言われたら…。
高校生からは、「友だちにも迷惑をかけるし、そんなにうまい話は無いと思うので、断る」「人からの信頼を失うと思うので、やらない方がいい」という答えが返ってきて、ボランティアも一安心。

社会に出たら、言葉巧みにトラブルに誘い込まれるケースもあります。「何かに迷ったり、少しでも不安を感じることがあれば、周囲の信頼できる大人や公的機関、B4Sを頼ってね」と講師マイケルも力強く話していました。
……………..
高校生の感想には「引っ越しに向け、色んな準備があることを知れたし、今のうちに学べてよかった」「一人暮らしは楽しみもあるけど、大変だし落とし穴があることも学べた(サギ等)」、「実際に一人暮らしをするので、詳しく教えてもらって助かった」、「社会人のスタート地点に立つ時点で必要な手続きや知識を身につけることができてよかった」と、各々、様々なことを感じ、学びの時間となったようです。

一人ひとり、進路や卒園後の状況は異なりますが、今日のセミナーで得た知識や学びを、来たる機会の準備・情報収集の時間となっていれば幸いに思います。

次回第3回目は【金銭教育】セミナー!保険や税金について学びます。
またZOOM越しに皆に会えるのを楽しみにしています♪
(早くオフラインで会ってコミュニケーションが取れたり話ができたりする日が来ますように!!)

ボランティア:まーちゃん

新型コロナ緊急支援への多大なご寄付、ありがとうございました(寄付受付終了のお知らせ)

新型コロナ緊急支援に対し、多くの方からたくさんのご寄付をいただきましたこと、感謝いたします。

11月末をもって「新型コロナ緊急支援」寄付受付を終了いたしました。
2021年3月末まで、緊急支援事業を継続して行い、支援を続けて参ります。

引き続き、ご支援、ご協力を賜りますよう何卒よろしくお願い申し上げます。

 

 

熊本県 行政受託(予定)のお知らせ

熊本県 行政受託(予定)のお知らせ

 平素より弊団体の活動にご理解、ご協力、そしてご支援を賜り、誠にありがとうございます。

 さて、標記の件でございますが、ブリッジフォースマイルでは、東京都からの就労支援事業、横浜市からの退所後支援事業、佐賀県からの社会的養護自立支援事業に続き、熊本県より「施設退所児童等自立支援事業」を受託予定です。

 具体的には、継続支援計画の作成、生活相談、就労支援、居場所運営を行なってまいります。
2021年の春に退所予定の子どもたちに対して、児童相談所・児童養護施設と連携し、ブリッジフォースマイルにて必要な退所後支援を行なってまいります。生活相談、就労支援に関しましては入所児童、退所者に対して随時、必要な支援を行います。また、いつでも入所児童、退所者が気軽に立ち寄り安心して過ごせる場所としての居場所事業の運営準備も進めてまいります。開設時期が決まりましたら、改めてお知らせいたします。

 皆様より、引き続きの温かいご支援を賜れますよう、より一層邁進する所存でございます。

 何卒宜しくお願い申し上げます。

 

=★=★=★=★事業説明会のお知らせ=★=★=★=★=

新たな事業の開始に伴い、ブリッジフォースマイル熊本事務局(B4S)では「事業説明会」を行います。
いっしょに活動をしてくれる仲間を募集しています。

●スタッフ(常勤・非常勤)としてB4Sの活動に参加し、熊本県事業の立ち上げ、その後の支援活動に力を注ぎたい!採用情報はこちら
●ボランティアとして活動を支えたい、若者たちの笑顔を増やしたい!
●どんな取り組みをするのか、話を聞いてみたい!

ご関心、ご興味のある方、ぜひ一度話を聞きにきてください。
多くの方のご参加をお待ちしております。

☆ブリッジフォースマイル熊本 事業説明会☆
オンライン(Zoom)での開催となります。

<1月開催>
⑦1月8日(金)19-21 オンライン(Zoom開催)
⑧1月16日(土)15-17 オンライン(Zoom開催)

①12月11日(金)19-21 オンライン(Zoom開催)
②12月17日(木)19-21 熊本市大江公民館 A会議室
③12月19日(土)10-12 オンライン(Zoom開催)
④12月20日(日)15-17 オンライン(Zoom開催)
⑤12月23日(水)19-21 熊本市 大江校区公民館 研修室(大江公民館横)<中止>(コロナの影響により会場閉鎖)
⑥12月26日(土)10-12 オンライン(Zoom開催)
※26日は熊本市 大江校区公民館 研修室(大江公民館横)で開催予定でしたが、コロナの影響により会場閉鎖となったため、
オンラインに切り替えさせていただきます。
  

◆申し込み方法
フォームよりお申し込みをお願いします。
Zoom開催の方へは当日のURLを追ってご連絡いたします。

◆お問い合わせ
認定NPO法人ブリッジフォースマイル
担当 菅原
080-3678-1720
asugawara@b4s.jp

巣立ちプロジェクト2020 〜第4回 「しっかりさんの一人暮らし」@ 千葉(土)ブランチ

開催日時・場所:2020/11/21 千葉(土)ブランチ
参加者数:高校生10人/ボランティア8人
テーマ:しっかりさんの一人暮らし
講師:ぴおにー

巣立ちセミナーも4回目。子どもたちと社会人サポーターとの仲も回を重ねるごとに、少しずつ近くなり、和気あいあいとした雰囲気になりました。セミナーの内容は「しっかりさんの一人暮らし」ということで、春からの一人暮らしや次の生活に向けてのお金の話、アパートやマンションを借りるときに気をつけることや手続きを学びます。社会人サポーターが経験した失敗談を聞く時間も設けられました。

難しい話をいつもわかりやすく説明してくれる講師のぴおにー

◆部屋の探し方を学んでみよう!

これまでのセミナーと比較すると、より生活に密着した内容が取り上げられました。子どもたちの春からの新生活は、それぞれに状況が違っており、就職し会社の寮で生活する人、進学して一人暮らしを予定している人、ほかの施設に入るなど、さまざまです。子どもたちは自分のケースを想像してワークに取り組んでいました。

特に、アパートやマンションの実際の物件資料を見るというカリキュラムは、「実際の部屋を持つ」という一種の夢を見る瞬間であり、みんな目をキラキラさせていました。その一方、部屋を借りる場合の手続きの多さや、初期費用が思いのほか多額になることに素直に驚いている子どもたちが多く、ちょっとシビアな現実に対しても向き合っていました。

最後に、社会人ボランティアから一人暮らしの経験をスピーチしましたが、換気をあまりしていなかったので、部屋のクローゼットにカビが生えてしまった話などを聞いて、「そんなこともあるんだ」「普通に生活していても、なにかハプニングはあるんだ」といった反応をしていました。

◆春に向かって

今までの3回のセミナーは、コミュニケーションや性に関することなどでしたが、今回は「お金」や「住居」など、これからの生活により密着した内容となり、子どもたちの反応も、より具体的に驚きや不安、そして希望的なコメントが多くなったように思います。

例年であれば、11月ともなると就職希望の高校生の大多数が就職先を確定していますが、今年はコロナ禍の影響が大きく、なかなか就職が決まらない子が過半数のようです。社会人ボランティアとしてもその点はかなり気にかけておりますが、私たちにできることは、すこしでも前向きなってもらう他はなく、子どもたち一人ひとりの話をよく聞くようにしています。

これから「ひとりで社会に出ていく」ということ自体が子どもたちにとっては大きな出来事なのですが、そこにコロナの影響がとても大きく立ちはだかることに対して、何とも言えない無力感を感じることに正直大きいものがあります。こういった社会の大きな変化の中では、どうしても生活基盤が薄いところに、より影響が向かうということを感じつつ、それでもひとりひとりの高校生がすこしでも明るい春を迎えることを、私を含めたボランティアたちで願いながら、あと2回、全力で、一緒にセミナーに参加したいと思っています。

ボランティア:あっつん

【プレスリリース】全国初の児童養護施設退所者のトラッキング調査を開始しました

2020年11月20日
プレスリリース(PDF)

特定非営利活動法人(NPO法人)ブリッジフォースマイル

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NPO法人ブリッジフォースマイルは、
全国初の児童養護施設退所者のトラッキング調査を開始しました。
今後10年にわたり、状況の変化を追跡していきます。
虐待等を背景に親を頼れないまま施設を退所する子どもたち。
初回の調査報告書から見えたのは、高校卒業後の
中退率および離職率がいずれも全国平均より大幅に高いこと。
現況不明の退所者は14%(退所後3年3カ月)となり
支援が必要な人ほど連絡がとれないアフターケアの難しさでした。

 ( 47都道府県の628施設に向け実施。有効回答数146施設 回答率23% )
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■進学環境は改善している一方、入学から1年3カ月で14.8%が中退
施設ごとの進路指導の方針に大きな差がみられる
高校卒業後に進学した子ども達の進路について、施設職員にアンケートを実施しました。給付型奨学金制度の拡充などもあり、進学率はこの3年間40%を超えていますが、大学への進学率には変化がなく、専門学校への進学が増えています。中退率は依然として高く、入学から1年3カ月で14.8%が中退しています。専門学校の中退率が大学と比べて高いのも特徴です。中退後に正社員・正規公務員で就労している人は16.3%に留まり、中退が不安定な生活につながりやすいことを念頭においた進路指導が欠かせません。
進路選択の傾向は、施設による違いが大きく、この5年間で10人以上の高校卒業者がいる99施設を分析したところ、大学等への進学率は施設によって0%から80%まで大きな差がありました。

 

■就職後わずか3カ月で10.7%、1年3カ月で30.8%が離職
高校卒業後に就職した施設生活経験者の8割は正社員・正規公務員として就労しています。しかし、就職後わずか3カ月で10.7%、1年3カ月後には30.8%、3年3カ月後には61.1%が離職しています。これは、厚生労働省の調査による高校卒業者の離職率(1年目16.8%、3年目39.2%)と比べて大幅に高くなっています。就職してから年数が経つにつれ正社員・正規公務員の割合が下がっており、就労経験の浅い状態での離職は、不安定な就労環境につながりやすいことが伺えます。

 

■施設生活経験者の40%がなにかしらの問題傾向を抱えていた
満18歳の3月末(原則、施設を退所する時期にあたる)における、施設経験者の問題傾向を分析しました。施設職員がなにかしらの問題傾向があると認識していた人は、40%に上りました。大学等進学者の卒業者と中退者を比較すると「社会性欠如」の項目において「問題があった」とされる卒業者は23.2%である一方、中退者は52.0%という結果でした。
また、生活保護非受給者と受給者を比較すると「精神疾患」の項目において「問題があった」とされる非受給者は22.1%である一方、受給者は71.7%という結果でした。問題を抱えたまま退所した人ほど、中退や生活保護に至りやすいと言えます。メンタル面で課題を抱えている人への支援は高い支援スキルや長期間の関わりが必要となる傾向があり、支援体制の整備が急務です。

 

■施設が現況を把握できていない退所者は14%。支援を必要とするはずの退所者と関係が切れている
退所者の現況は施設を出て年数が経つほど把握しづらくなり、退所後3年3カ月で14.2%の人の現況が分からない状態です。高校卒業後の進路が「無職・その他」の場合、37.0%の人の現況が把握できずにいます。
また、進学者のうち中退者の現在状況「不明」が25.0%に上ることからも、本来支援を必要としているはずの人が、施設とつながることができず、関係が途絶えてしまっていることが伺われます。
退所者との関係を維持するためには、日頃から連絡を取ったり、困ったときに力強くサポートできる環境を整えたりすることが求められます。より困難な状況にある人に対する支援には、人員や予算の確保が欠かせません。

 

本調査は、全国初の児童養護施設退所者のトラッキング調査です。退所者一人ひとりの状況を追跡できるよう、1年に1度、今後10年にわたり調査を続けます。

【概要】全国児童養護施設 退所者トラッキング調査2020
【報告書】全国児童養護施設 退所者トラッキング調査2020

*本件へのお問い合わせ・取材のお申し込みは下記までお願いいたします

NPO法人ブリッジフォースマイル 広報 植村 百合香

NPO法人に入職してみた! 〜新人スタッフコラム〜[事務局スタッフコラム]

今年3月中頃に入職して7カ月ほどが経ち、未だにいろいろなことに悪戦苦闘してる中、
こうして筆を執ることになり、少しでもブリッジフォースマイルの活動内容が伝わるといいなーと思っています。

まず私の話をしてみますと、前職ではファッション関係のデザインや生産を担当しており、児童養護関連とは縁遠いものでした。
仕事をしていく中で、ある出来事から福祉に興味を持ち、働きながら福祉の専門学校に通い、同時期に障害者の方々とのアート作成プログラムなどを行うNPO法人でボランティアも始めていきました。
今もこのボランティアは続けています。

ブリッジフォースマイル(以下B4S)を選んだ理由は、既存の福祉だけではなく、一般企業の考え方やセンス、一般企業を巻き込む力と福祉の必要性のミックスした新しい福祉の考え方だと感じたこと。ワクワク&ドキドキしながら入職をしたという経緯です。

しかし、入職して5日目には「コロナ」の影響での東京都からの自粛要請に伴い、自宅待機にて業務がオンラインのみとなり、そばに人がいない状態になりました。
質問も回答も業務連絡もオンライン上が主になり、孤独と不安の日々…
使ったことの無いシステムを使わなければならず、困ることも多く、足手まといなのではと考える事も多かったです。
そんな中でも先輩職員からの「どう?」「慌てないでゆっくりでいいから」などの言葉で、少しずつでもいいから業務を覚えようと思えるようになりました。

ボランティアで関わっているNPOはアナログ感満載の「ゆるり」という表現がぴったりの活動だったのですが、B4Sは全く違い、業務量もスピード感も桁違い。パソコン業務がメインで、kintone,やSalesforce、SNSやMessengerなどあらゆるツールを用いて作業を行っていて、現代社会を感じ得ずにはいられませんでした!!

これが新しい福祉の形なんだなーという感想と、「ついていくのに必死」という言葉しか見当たりません(未だに必死です…)

今は「施設コミュニケーション」というチームに配属され、児童養護施設や自立援助ホーム等の施設や里親さんの窓口担当です。児童の自立支援を行う金銭管理や進路相談、就活セミナー、退所後の自立に向けたセミナーなどのプログラム利用を案内したり、施設側からの相談で個別対応が必要な児童がいれば別部署の専門支援チームに繋いだりしています。

自立支援プログラムとして施設に直接伺って行う「出張セミナー」、各施設の児童に集まってもらい行う「集合型セミナー」などをオンラインやオフラインで毎月行っています。

この半年ちょっとの間に私が関わったセミナーだけで出張セミナー11回、集合型セミナー5回、巣立ちセミナー6回。その他にジョブプラやインターンなども行い、延べ200人ほどの児童に関わってきました。
しかし、施設コミュニケーションチームは全部で5人しかいません。
一都三県の施設の数は240以上あります。このすべてがプログラム参加してくれているわけではありませんが、セミナーを運営する裏方の仕事だけでいっぱいいっぱいな時もあります。
運営にはサポーターと呼ばれるボランティアさんのお力が必要となります。
参加する児童にとって、施設外の大人と接し、いろいろな経験をしているサポーターさんから刺激を受ける機会にもなっています。
大人と話すことを楽しみにしてくれている子もいます。サポーターさんの数が増えるほど、子どもたちが多種多様な大人と知り合う機会が必然的に増えると思っています。

「私たちと一緒に児童の笑顔を増やしてみませんか?」とこれを読んでくれている方々に直接言いたい気持ちです(笑)

それでは、今夜も出張セミナーがあるので、私はこの辺で失礼します。

(施設コミュニケーション担当 岸田 浩仁)


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【採用情報】私たちと一緒に働きませんか?

ブリッジフォースマイル(B4S)では現在、東京と熊本でスタッフを募集しています!
児童養護施設などから巣立つ子どもたちと社会をつなぎ、彼らの自立に伴走する仲間になりませんか。

◆東京事務局
・若者支援担当スタッフ(常勤)>>詳細はこちらから (外部サイトに移動します)
・企業渉外担当スタッフ(常勤)/ 広報担当スタッフ(常勤)>>詳細はこちらから (外部サイトに移動します)
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★スタッフインタビュー:フルフレックスなB4Sの働き方をご紹介しています。
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複雑な困難さを抱えながらも、がんばっている子どもたちのために、
・子どもたちのために奮闘する、心やさしい施設職員たち
・誰かのために一所懸命になれる、素晴らしい協力者たち
と一緒に働いています。

彼らと一緒に悩み、一緒に成長し、一緒に問題解決を喜ぶことができる、とてもやりがいのある仕事です。
ぜひ、ご応募ください!

 

 

ご存知ですか!? 出張セミナー[事務局スタッフコラム]

私がB4Sに入職したのは2019年の12月なので、そろそろ1年が経とうとしています。
転職活動前までは「自立支援」や「児童養護」とは一切関わりのない仕事で、「世の中には児童養護施設というものがある」くらいのことしか知りませんでした。
そんな私ですが、今は児童養護施設等の職員と連絡を取り合いながら、施設の要望やそこで暮らす子どもたちについて、あれこれ考える日々を送っています。

私が所属する「施設コミュニケーションチーム」では、施設や子どもたちが抱えるニーズ・課題を施設職員さんたちと共有して、B4Sが行える支援やプログラムを提案したり、セミナー企画を行ったりしています。
企画するセミナーの多くは、「出張セミナー」というもので、B4Sスタッフやサポーターが直接施設に行って、子どもたちの生活の場でセミナーを行います。出張セミナーはB4Sの数あるプログラムのなかでも、唯一施設で実施するプログラムです。だから、子どもたちの「素」の姿を垣間見ることができます。
昨年は、「キャリア」「金銭管理」「コミュニケーション」といったテーマで、一都三県を中心に約130回、延べ1,142人の中高生に対してセミナーを実施しました。

私が初めてセミナーにスタッフとして参加した時は、まさに未知の体験でした。そもそも、児童養護施設がどんなところかもほとんど分からなかったので、セミナーが学級崩壊的な状況になったりすることもあるのではないかと身構えていました。実際は、良い意味で裏切られたというか、学級崩壊的な洗礼は受けずに済みましたが(笑)。

その時は、ネットコミュニケーションについてのセミナーだったのですが、中高生たちがネットリスクについて意見を出し合って話し合ったり、ボードゲームを通してSNS・ネットトラブルの知識を学んだり、知らない大人に緊張しながらもセミナーを楽しんでくれている様子でした。また、セミナーが終わった後も、数人の子どもが残って講師に相談や身の上話をしたりしていました。
今振り返ってみると、あの時は児童養護施設やそこで暮らす子どもについて、よく分からない先入観があったのだなあと我ながら思います。

一方で、セミナーを途中で抜け出す子どもも、やっぱりいたりします。
最近の出来事ですが、ある施設の出張セミナーで、中学1年くらいの男子がセミナー開始後すぐに机に突っ伏してずっと顔を上げないでいました。周りの職員や大人が彼に声をかけたりしていましたが、とうとう休み時間の時に会場から出て戻って来なくなってしまいました。そして、同じテーブルにいた女子中高生も、男子がいなくなった後に1人で大人たちとセミナーを受けることに居づらさを感じたのか、同じく休み時間中に部屋を退出してしまいました。

その時は、いろいろ反省すべき点がありつつも、子どもたちに最後までセミナーに参加して、得た知識や視点・スキルを今後の生活に役立ててほしかったなあという思いを持ちました。そんな私に対し、先輩事務局スタッフが、「普段外部のセミナーになかなか参加しない子が、途中で退出したとしても、顔を出してくれたこと、そして、知らない大人と一言二言でも言葉を交わしてくれたこと。そういうことだけでも、その子にとっては、十分に一歩前進なのだよ」という話をしてくれました。

それを聞いた時は、「そんなポジティブな発想もあるものなのか」と新鮮な驚きがありました。しかし今は、多くのセミナーに参加し、職員さんや子どもたちの様子を知るうちに、セミナーの内容から何かしらの学び得ることだけでなく、セミナーに参加すること自体をきっかけに、子どもたちが何かに気付いたり、行動が変わったりするきっかけになれば、それも成功と呼んでも良いのではないかと思えるようにもなっています。

毎年数回の出張セミナーを実施させていただいている施設では、そこにいる子どもたちとだんだん顔なじみになっていくこともあります。毎回会うたびに、徐々に自分の考えていることを話してくれるようになったり、いろいろな表情を見せてくれるようになったりすることは楽しみでもあります。

また、B4Sには多くのプログラムがあるので、他のプログラムで見せる顔とは違う一面を見せてくれることもあります。子どもたちが暮らす場で実施するからこその楽しさかもしれません。いずれにせよ、子どもたちのなかで何かのきっかけや気付きになれるように、これからもゆるく長くつながっていきたいと思います。

(施設コミュニケーションチーム所属 サンボ)


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