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【活動報告】プロの話を美味しくゆる~く聞く会

「よこはま Port For」では、児童養護施設を退所した若者などが、気軽に立ち寄れる居場所として、仲間との交流の場として、食事を提供したり、各種イベントを開催したりしています。

毎月第1金曜日には、「プロの話を美味しくゆる~く聞く会」を開催。
毎回、多彩なゲストをお迎えして、いろいろな話をお聞きしています。

 

◆2019年10月4日開催

<参加者>
スタッフ・サポーター3名/若者4名

<ゲスト>
有吉社長(ありさん:株式会社ソーケン )
川上直哉さん(岡山県井原市美星町 喜楽別亭 オーナーシェフ )とご家族
西尾友宏さん(元 ブックカフェアイテール(沖縄)店長)

河上さんは、日本の原風景の中にある庵「喜楽別亭」のオーナーシェフで、美星を世界に送り出すための組織「ir.bisei」代表。美星町の奇跡のシェフと呼ばれていらっしゃる方で、3度目の来所でした。西尾さんは初めての来所です。

川上さんは事前に美星町の特産であるベーコンや野菜を送ってくださり、当日は有吉社長をはじめとするお三方で買い物をしていただいたものを使って料理をしてくださいました。 また、西尾さんにはご自身のお店で培った腕で最高のコーヒーを入れていただきました。

今日のお題は「趣味」。
それぞれがニックネームと自分の趣味を発表する自己紹介タイム。
淡々と話す人、面白おかしく話す人いろんな人がいましたが、そんな自己紹介から話が盛り上がり楽しい会ができました。
食後には川上さんから送っていただいた美星町のプリンや、群馬の宮田さんに送っていただいた梨のデザートで、みんな大満足。美味しい時間と、楽しいお話で素敵な時間を過ごしました。

 

◆2019年11月1日

<参加者>
スタッフ・サポーター3名/若者2名

<ゲスト>
荻野隆さん (ジョンボさん:アオイネオン株式会社)

荻野さんは3度目の来所。
スタートは恒例の自己紹介タイム。この日のお題は「最近、自分がイケてると思うこと」でした。
お題が少々難しかったためか、少し違った形にアレンジして、「自分がはまってること」を発表する参加者が多かったです。
お題を考えてくださった荻野さんは、ご自身がかかわっている仕事についてお話ししてくださり、「自らが中心になって新しいことに挑戦していること」が、「イケてるな」と思っているとのことでした。

続いて、ネオンの流行り廃りについて話してくださいました。
廃り始めたネオン産業をどう復活させていくか。CSR活動に結びつけたり、アーティストとコラボしたりして、ブランディングすることで、ネオン産業の新しい道筋を創造しているという話に、参加者が多いに興味を持ちました。
質問もたくさん出て、盛り上がりました。

この日の心に残る一言は、
「新しいことを始めるのに必要なのは、やろうとする気持ちがあるかないか! これが一番大事」

新しいことを始めようとすると、否定する意見が出てくることが多い。
そして、もし成功すればジェラシーを伴った言葉が投げかけられることが多い。
それでも、やり遂げるには、「やろうとする気持ち」が大事、というお話でした。

 

◆2019年12月6日

<参加者>
スタッフ・サポーター3名/若者2名

<ゲスト>
番場琢磨さん(プロレースドライバー、ドライバーイベント講師)
たちばなさきさん(女優、元レースクイーン)
備後由紀子さん(元 番場さんのマネージャー)

食事をしながら、ゲストの番場さん、たちばなさん、備後さんのお話を伺いました。

・番場さんのお話
一流の方は必ず自分は運が良いと言います。自分は必要な時に助けてくれる方々と出会ってきました。だから、青信号で上手く渡れた時など、日常の些細なことでも幸運だと思うようにしています。
自分の使命は関わった人を笑顔にすることだと思っています。高齢者を相手にしたドライビング講習でも、最初は若年者の自分が講師だとわかると不機嫌になる人もいます。でも、その人を講習をやっている2時間の間で、笑顔に変えていくことがやりがいです。これからも、人を笑顔にしていきたいです。

・たちばなさんのお話
レースクイーンから女優に転向した時、簡単に女優業ができると思っていました。でも、何もできない自分に気が付きました。今は出身地の宮城の東日本大震災を題材にした舞台に参加しています。伝えることの大変さと難しさを感じています。

・備後さんのお話
現在はレースクイーンのマネージャー業をしています。業界の中では所属のタレントをコマのように扱う人もいます。私は人と人として接するようにしています。だから、厳しいことも言うこともあります(笑)。

 

 

【メディア掲載:2019年12月13日】ValueBooks『 EndPaper 』にB4Sでのボランティア活動について取り上げていただきました

2019年12月13日、ValueBooks『EndPaper』にB4Sでのボランティア活動について取り上げていただきました。

>> 500人のボランティアをマネジメントする <前編:ボランティア編>
>> 500人のボランティアをマネジメントする <後編:事務局編>

>> VALUE BOOKS

>> 記事中でご紹介いただいている「チャリボン」の詳細はこちらをご覧ください

【活動報告】ネットワンシステムズ株式会社「謎解きクエスト」

日時:2019年8月13日 13:30~16:30
子どもの参加人数:5人
内容:会社説明、JPタワーからの脱出、AI深層心理分析、ビジネスミーティング&プレゼン体験

東京駅から徒歩1分、そして窓からは皇居を一望できるKITTEビル。
そんな東京のど真ん中にあるネットワンシステムズで、ジョブ・プラクティスは開催されました。

 

■会社説明

簡単な自己紹介を終えて、社員の方がネットワンシステムズとはどんな会社なのか、何を扱う会社なのかについて短い質問を交えながらわかりやすく教えてくださいました。

ネットワンシステムズとはインターネットやパソコンなど我々の社会生活を支えている『ICT』を扱う会社です。
お客さんの要望に応じて技術や商品を組み合わせたICTインフラシステムの提供や監視、修理、さらには海外の最新IT製品・技術を日本の会社に提案なども行っています。
フレックス制を導入し、テレワークで自宅から仕事をする社員さんもおり、働き方を選べるのもこの会社の特徴です。

 

■JPタワーからの脱出

ICT機器を駆使して、謎を解き明かす今回のメイン企画がスタート。
突然、スクリーンに映像が映し出されました。

「JPタワーが閉鎖されました。皆さんは謎を解き明かし、ここから脱出を試みてください」

不適な笑みを浮かべる怪しい男からの挑戦状…
実はこれ、今回のために用意された社員さん手作りのオープニングムービー。
ワクワクする仕掛けを作っていただきました!

ゲームは、まず最新のICT機器から送られてくるメッセージをヒントに、オフィスに散らばった「なぞ」を探し出します。
すべてのなぞを集めたら、部屋に戻って謎解きにチャレンジし、全問正解で見事脱出です。

ヒントがホログラムディスプレイで表示されたり、支給されたスマホをぬいぐるみにかざすとなぞがLINEに送られてきたり…オフィス内に設置された様々なICT機器は驚くものばかり。
子どもたちは楽しそうに操作したり触れてみたり。全員無事なぞを見つけ出し、謎解きがスタートしました。

 

《出題問題の一部》※皆さんも解いてみてください!

①つかすいもくきんどに??【?に入るひらがな】

②77 49 36 18 ?? 【?に入る数字】

③50セントで買える車の部品ってなーんだ?

 

B4Sスタッフや施設職員も謎解きにチャレンジしましたが、問題は大人が頭を抱えるほど工夫を凝らしたものばかり。
子どもたちは悪戦苦闘しながらも、ほぼすべての問題を解き終えて、見事全員脱出に成功しました!
そして、楽しみながら最新のICT技術を知るという今回の企画も大成功でした!

 

■お仕事紹介

続いて、ネットワンシステムズで働いている社員さんから、新規事業についてのお話を聞きました。
まだ世にない新たな製品やサービスを生み出すために、社員さんは、人や本、毎日の出来事から刺激を受けるとともに、アイディアを出すための訓練もしているそうです。

さらに、必要な技術や人の手を借りてアイディアをカタチにし、それが安全か不具合はないかの検査を経て、はじめて世に生み出されるそうです。
こうした過程を辿って、現在ネットワンシステムズで開発中のサービスを次の時間で体験することができました!

 

■AI深層心理分析

人間が普段意識をしておらず一般的に外部からは見ることができない部分を潜在意識といいますが、現在この潜在意識を可視化してしまう、という技術を使った新規事業を検討しているそうです。
実際に体験を交えながら紹介してくださいました。

子どもたちが体験したのは、60枚の画像から好きな10枚の画像を選ぶことで、その人の潜在的な性格や適性職業などのパーソナル情報、また人同士の相性度さえわかってしまう高性能のシステム。
自分の性格に当てはまる結果が出たことに子どもたちは驚いていました。

将来はこうした潜在意識をAIで可視化し、それに基づいてお客さんにおすすめ商品を提示したり、会社の採用やプロジェクトチームの相性を考えたりもできるそうです!

 

■ビジネスミーティング&プレゼン体験

いよいよ最後の企画、でもその前にちょっとアイスブレイク。
大人・子どもが輪になって、端から「○○が好きな□□です」と自己紹介し、次の人は「○○が好きな□□さんの隣の●●が好きな■■です」と続きます。

前の人の名前と好きなものをすべて覚えておかなければいけないちょっと難しいゲームですが、なんと一発で成功!
次に逆からスタートしましたが、これも成功。すっかりお互いの顔と名前が分かるようになりました。

打ち解けたところで、企画がスタート!
まずは2チームに分かれて「好きなもの」を決めます。それが決まったら「なぜ好きか」「どこを人に勧めたいか」をまとめ、他のチームにプレゼンします。

ここで、再びネットワンシステムズならではのIT製品が登場!
Webexというオンライン会議のシステムで、別室に移動したチームはテレビから流れる片方のチームの発表を見て大はしゃぎでした。
共通して好きだと思えるものを探るところから始まり、好きな理由をピックアップし、人に勧めるためのポイントをまとめていく…「好き」というとてもシンプルな設定でも、話し合って、発表することの難しさと新鮮さを子どもたちは痛感したようです。アンケートでは「大人ってすげぇなって思った」という感想もありました!

 

あっという間の4時間が過ぎ、盛りだくさんの体験が終了しました。

今回は皆が不自由なく生活できたり、ワクワクドキドキする体験を可能にしたりする最新のICT技術に触れ、さらに、こうしたシステムを生み出す社員さんの刺激的な仕事を体験することができました。

ネットワンシステムズの社員のみなさま、子どもたちのために貴重な場をご用意くださり、本当にありがとうございました!

 

【問題の答え】
① ちげ :曜日の一部。か、すい、もく、きん、ど、に(ち)、(げ)つ
② 8    :7×7=49、4×9=36、3×6=18、1×8=8
③ハンドル:半ドル(=50セント)

巣立ちプロジェクト2019~第5回「しっかりさんの金銭管理」@西東京(日)ブランチ

開催日時・場所:2019/12/8日
参加者数:高校生 18人/ボランティア16人
講師:ありぽん
児童養護施設を来年春に退所予定の高校生たちを対象とした『巣立ちセミナー』が、早くも第5回を迎えました。

今回のテーマは金銭管理。
初回のセミナーで、多くの高校生が退所後の不安として挙げていた項目です。
春からの新生活をスムーズに進めていくために、どんな目的でどれぐらいお金が必要なのか、予期しない出費を抑えるにはどうすればよいのかなど、お金の使い方に関する心構えを学んでいきます。

もうすぐクリスマスということで、サポーターは赤や緑の服をまとい、会場もクリスマス風に飾りつけ。講師のありぽんの元気な掛け声でセミナーが始まりました。

 

◆お金、税金、社会保障の基礎知識

まずは自己紹介を兼ねて、日頃「お金で工夫していること」を話し合います。
高校生からは早速「封筒貯金!」「収入の半分は手をつけない」といった意見が出てきました。

続いて、給与明細の見方や税金、社会保障の役割などをざっくり学んでいきます。
高校生も大人も何となく知っているけれど、詳しくは知らないことがいろいろ。
講師の解説を、その話題に詳しいサポーターが補足し、皆で理解を深めていきます。

 

◆思わぬ出費に備えよう ~ ブリッジ学園物語

次は、ケースワーク「ブリッジ学園物語」。
児童養護施設ブリッジ学園を退所後、フリーターになったA君と、A君の相談相手“しっかり先生”とのやり取りを通じて、社会保険の役割や借金の怖さを学びます。

ありぽんのまわすマイクに合わせて、一言ずつA君の台詞を読んでいく高校生たち。
比較的落ち着いた雰囲気で淡々と読んでいましたが、ケガをきっかけにお金に困ったA君がヤミ金の広告を見つけて「こ、これだ~!」と言う場面で感情がこもり、笑いが起きました。

読み終えた後の話し合いでは、高校生から「そもそもなぜ保険証を持っていなかったのか」「医療費に困った時点で人に相談すべきだった」「貯金しておけばよかった」などの意見が出てきます。
高額療養費制度を利用したことがあるサポーターからは、手続きをスムーズに進めるコツの紹介もあり、皆で、病気などへの備えや困ったら相談することの重要性を確認しました。

その後改めて、正社員、フリーターといった立場別に、病気やケガ、出産、倒産などの場面で社会保険からもらえるお金を金銭管理シートに記入していきます。
正社員とフリーターのシートを見比べながら、「思った以上にもらえる金額が違いますね。やっぱり正社員がいいです…」とつぶやく高校生も。
社会保険の意義と種類の違いを実感した様子でした。

 

◆クリスマス・ランチ

今回は、ランチもクリスマス風で豪華版!
色鮮やかなオードブル、お寿司、ケーキが並びました。

…が、それぞれの取り皿を見ると、意外と控えめに盛り付けている高校生たち。
いつもと違って大皿から取り分ける形式だったため、全員に行き渡るように気遣ってくれたようです。

「遠慮しないで、もっと取っていいよ!」とサポーターに促され、照れくさそうな優しい笑顔を浮かべる姿が印象的でした。

 

◆目指せ、やりくり上手! ~ ミッション・ゲーム

午後の部では、クレジットカードの注意点やお金がない時の遊び方、節約術について話し合った後、月々のやりくりを疑似体験する「ミッション・ゲーム」のワークに進みました。
「貯金」「食事」「娯楽」といった支出場面ごとに、「外食グルメ派」「そこそこ自炊派」など、自分はこうしたい(こうするだろう)と思うカードを選び、カードに書かれた金額を手元のシートに書き込んでいきます。

そんなに贅沢したつもりはないのに早々に予算オーバーし、「赤字過ぎてやる気が出ない…」と嘆く声もちらほら。実際、サポーターも含めて参加者の多くが赤字になってしまいました。

しかし、なかには3万円以上黒字になる高校生も!
しっかり貯金していたため、思わぬ臨時出費を回避できたことが成功につながったようです。

そこで、高校生たちは改めて支出のイメージを見直します。赤字の人は原因を振り返り、どうやったら予算の枠内で出費や貯金をうまく配分できるか、試行錯誤していました。

最後はこれまでの総復習で、仕事を辞めてから次の仕事が見つかるまでに必要な費用を見積もります
仕事を辞めてしまうと、収入はゼロになる一方で、日常生活に必要なお金は減りません。
高校生も大人も、次に進むには備えが必要なことを実感するワークでした。

 

◆社会人トーク

締めくくりの社会人の話はミキティから。
私生活や仕事での体験を踏まえて、「大きな出費は、本当に自分にとって必要かどうか、よく考えて」「行政などからよく分からない手紙が来たら、無視しないで周りに相談して」と明確なメッセージを送ってくれました。

 

◆1日の振り返り

前回の不動産の話と合わせ、新生活に必要なお金について一通り学んだ高校生たち。
振り返りの時間には、「計画性を持ってお金を使おうと思った」「一人暮らしの出費が予想より多かった。風邪をひかないように、健康に気をつけたい」「国民健康保険は絶対に入ろうと思った」などの言葉が聞かれました。
難しい話もありましたが、それぞれに学び取っている様子が伝わってきて、頼もしく感じました。

『巣立ちセミナー』は残すところあと1回。
進路が決まったという嬉しい報告が相次ぐ一方で、採用面接や入試を間近に控えて忙しい中で参加してくれている高校生もいます。
全員の進路が無事に決まるよう祈りつつ、巣立ちの日を晴れやかに迎えられるよう、最後まで一緒に学んでいきたいと思いました。

サポーター:なっきー

 

 

【スキルアップ研修】子どもの人権(2月9日開催)

【対象】
子どもの人権、子どもの権利条約について知らない
子どもの人権について、考えたことがない
「人権」という言葉に敷居の高さを感じる
かわいそうだから支援したいと思っている

【内容】
人権とは​
子どもの人権・子どもの権利条約について知る
日本における権利侵害の実態

【ゴールイメージ】
支援者としての心構えが共有できる
子どもの権利を理解したうえで、適切な支援ができる
子供に理不尽な我慢を強いることがなくなる

【受講料】2,000円(お支払いは、当日現金払いでお願いします)

【開催日時】2020年2月9日(日)10:00~12:00

【場所】東京駅近辺の会場を予定しています。お申し込みの方にお知らせします。

【講師】安井 飛鳥 様
弁護士法人ソーシャルワーカーズ 副代表
法律事務所くらふと
弁護士、社会福祉士、精神保健福祉士

​子ども・障害者・高齢者等の福祉的支援が必要とされる方々に関する相談や福祉施設や事業所等の運営、ケース支援に関する相談を専門に扱う。
特に注力しているのが子ども・若者に関わる領域で、子どもの親権や面会交流等の家事紛争から、不登校、児童虐待、少年非行、就労自立等の相談まで幅広く携わる。
既存の支援枠組からこぼれやすい人へのアプローチ実践から得た知見を生かして誰もが排除されることなく生きやすいまちづくりを目指している。
現在は児童相談所の非常勤嘱託弁護士や児童養護施設等の退所者アフターケア事業所相談員としても勤務している。

 

>>『スキルアップ研修』の概要や今後の開催予定などの詳細は、こちらをご覧ください。

 

【スキルアップ研修】コミュニケーション「発信」(2月9日開催)


◆ “発信” = “伝えるスキル” を体験的に学ぶ
知識を仕入れることよりも感覚や想像を重視する、発信=伝えるスキルの向上を目指す研修です。
スキルや手法に頼るのではなく”在り方”を意識した関わりを念頭に置いていただきながら、自身の話し方の傾向や伝え方のコツを確認しつつ、ロールプレイングを通して体験的に学習していただきます。

【対象】
児童養護施設等で暮らす子どもたちのための支援活動に関わっている人
児童養護施設等で暮らす子どもたちの自立支援活動に関わってみたいと考えている人

【内容】
自身の発信の傾向を知る
Iメッセージ
フィードバック演習
自己開示

【ゴールイメージ】
中高生や施設退所者等が受け取りやすい伝え方ができるようになる
支援者として適切なタイミングで適切な関わり方や表現ができるようになる

【受講料】3,000円(お支払いは、当日現金払いでお願いします)

【開催日時】2020年2月9日(日)13:00~17:00

【場所】東京駅近辺の会場を予定しています。お申し込みの方にお知らせします。

【講師】
鈴木 しのぶ(ぴおにー)

キャリアコンサルタント、産業カウンセラー。
複数の公共機関にて就労に困難を抱える若者のキャリアサポート事業に従事。
キャリアカウンセリング、面接練習、就活セミナーなどに携わる。
また、元の経歴(IT企業での人事経験)を活かして、「採用する側」「採用を支援する側」両面からのアドバイスを得意としている。

 

>>『スキルアップ研修』の概要や今後の開催予定などの詳細は、こちらをご覧ください。

 

巣立ちプロジェクト2019~第4回「しっかりさんの一人暮らし」@東東京ブランチ

開催日時・場所:2019/11/17 東東京ブランチ
参加者数:高校生20人/ボランティア22人
講師:ぴおにー

来春、児童養護施設を退所する高校3年生を対象にした「巣立ちセミナー」の第4回目が、11月に東京や神奈川、千葉など各所で行われました。

今回は、東東京ブランチの模様をお伝えします!
会場は、セールスフォース・ドットコムさまにご提供いただきました。ご協力をいただいた皆様、どうもありがとうございました。

 

◆まずは、改めましての自己紹介♪

ベテラン講師・ぴおにーからの提案で、6~7人のテーブルごとに「実は私〇〇なんです!」という自己紹介からスタート。
面白いことを言おうと張り切る子もいれば、言葉につまるシャイな子も。
共通の趣味を見つけて盛り上がる場面もあり、サポーターや高校生がお互いに興味を持つ良いきっかけになりました。

 

◆知りたい!みんなのお金の使い方

場が和んだところで、次のお題へ。
「10円あったら何に使う?」という問いかけに、「10円って…」と困惑気味だった高校生たち。ところが「10万円あったら?」の問いには、「家電を買う」「やっぱり貯金する!」と真剣に考えていました。

 

◆恐怖!10万円の詐欺被害

「10万円があれば、買えるものがたくさんある」と分かったところで、ネタばらし。
実はこの金額は、児童養護施設を退所したみんなの先輩が詐欺被害に遭ってしまった時の被害額だったのです!

「怖いね」「うわぁ、気をつけよう」
そんな声が多く聞こえてきたことで、講師もサポーターたちも一安心。
これから巣立っていくみんながトラブルに巻き込まれないように、学んでほしいことがたくさんあるので、最後まで頑張ってね!

 

◆退所後の暮らしはどう変わる?

高校生に4月からの生活を聞いてみると、進学をする子と就職をする子は半々くらい。一人暮らしをする子もいれば、自立援助ホームに入所する子、シェアハウスに住む子など、さまざまでした。
4月からの暮らしがどう変わるのかをシミュレーションしてみると、平日は学校やアルバイト、仕事で忙しくなる分、「休日はひたすら眠りたい」という意見も多数出ていました(笑)。
みんな現実的だなぁ。

 

◆一人暮らしのお値段は?

昼食後はいよいよ本題!物件探しから契約まで、一人暮らしの流れを疑似体験しました。物件情報や契約書はもちろん、サポーターの中には本物の大家さんもいたりして、リアルなやり取りを教えてもらうことができました。

本番さながらのワークに高校生たちも本気で物件探し!
家賃や敷金、礼金、家具・家電にかかる費用を計算し終えた子からは「こんなにお金が掛かるんだ!」という驚きの声も挙がり、それぞれに新しい発見があったようです。

 

◆サポーターの失敗に学ぶ!?

ワークの合間には、「社会人の話」として、3人のサポーターからの発表もありました。私、れもんは「物件探し」を、とまとんは「一人暮らし」をテーマに赤裸々な体験談を披露。エリザベスは「トラブル事例」について熱く語ってくれました。

3人ともテーマは異なるものの、なぜか失敗の暴露大会のようになるオトナ達。長く生きていれば失敗の1つや2つや3つ…ありますよね!?
特に、空き巣被害や契約トラブルに遭ったエリザベスのドラマチックな体験談には、高校生たちも真剣に耳を傾けていました。

社会人の話を通して、大人だってさまざまな経験をしているのだということや、失敗してもリカバリーできるということ、1人で悩むより誰かに相談した方が早く解決するということを知ってもらえたのではないかと思います。

 

◆熱演!就職したAくんの失敗事例

児童養護施設を退所した先輩が実際に経験したトラブルを、ドラマ仕立てで振り返るワークでは、意外な才能を発揮する高校生もいました。
迂闊な言動で職場を辞めざるを得なくなったAくん役も、Aくんをそそのかす悪い先輩役も、初見で朗読したとは思えないほどの演技力!
高校生も大人も惜しみなく拍手を送っていました。

2人の熱演のおかげか、「Aくんの行動は何が間違っていたのか」「どうすれば良かったのか」といった議論も活発に行われ、同じような状況に遭遇した際に、どのように行動すべきかをみんなで確認することができました。

 

◆トラブルに遭ってしまったら

児童養護施設を退所した先輩達や、サポーター達がたくさんの失敗を経験していることからもわかるように、トラブルはいつ、誰が巻き込まれてもおかしくはありません。
日頃から防犯対策を行うことはもちろんですが、何よりも大切なのは「トラブルが起きた時に誰に相談すべきか」だと、ぴおにーは力説していました。

施設で暮らす高校生たちは、責任感が強い子が多く、他人に迷惑を掛けたくないと思ってしまいがち。だからこそ、「困った時は一人で悩まずに、周囲の信頼できる大人や公的機関、B4Sを頼ってください」というメッセージを改めて伝えました。

 

◆本日の振り返りタイム

振り返りの時間では、「困ったらここに電話すれば良いんだよね?」という確認をしている子や、「セキュリティにも気をつけて物件を選ぶようにする」と言っている子が多くいました。
今日の巣立ちセミナーが、みんなからトラブルを遠ざけることに繋がったら嬉しいな。

巣立ちもいよいよあと2回。第5回はクリスマスシーズンなので、みんなでケーキを食べたいと思っています。
もちろん、高校生たちが巣立つ前に知っておいて損はない情報も満載です!来月も楽しく学びましょう♪

 

サポーター:れもん

 

東東京ブランチのサポータのみなさん。お疲れさまでした & ありがとうございました!

 

 

里親・施設の職員さんと一緒に、今日も走り続けます![事務局スタッフコラム]

「ブリッジフォースマイルのスタッフって日中どんな仕事をしているんですか?」

ある時、ボランティアさんからこんな質問を受けました。

NPOのスタッフが実際何をしているのかわからない方も多いと思います。
B4Sのスタッフは、プロジェクト運営・退所者への個別支援・支援に関わる大人たちの人材育成など、目的ごとにチームに分かれて活動をおこなっています。そのなかで、私は「施設コミュニケーション」というチームに所属し、児童養護施設や自立援助ホーム等の施設の窓口となり、就活に関するセミナーや退所後の自立に向けた巣立ちセミナーなどのプログラム利用を促進したり、個別対応が必要な支援対象者がいれば専門支援チームに繋ぐ役割を担っています。

しかし、私たちが施設へ情報を提供しても、毎年利用する施設もあれば、様々な事情で利用していない施設もあります。B4Sは設立15年ですが、15年間でプログラムを利用したことのない施設が、じつは1都3県のうち11%あるのです。
15年も活動しているんだから、100%利用してるんじゃないの?と思われるかもしれませんね。

ですが、施設によっては日々の業務に追われ、子どもたちの退所後支援まで見据える余裕がなかったり、人手不足により外部の資源を活用するマンパワーがなかったりする場合もあります。また、B4Sのプログラムを利用するにも業務連絡や引率など職員の負担がかかり、現場ではとにかく人手が必要なのです。
それをどれだけカバーできるのか、 事情を一つ一つ聞き出し解決していくのが、施設コミュニケーションの仕事です。

私は4月に、プログラムをほとんど利用していない児童養護施設の担当となり、職員さんと入所中の高校3年生 Aさんの退所後の自立支援について話す機会が増えました。この施設は八王子から1時間という遠方にあり、アクセスの不便さから都心の会場に子どもたちを簡単に送り出せない事情がありましたが、今年度から八王子で集合型セミナーを開催することになり、職員さんへAさんの参加を打診してみました。
「毎年参加させたいと思っていましたが遠方で諦めていました。八王子なら参加させやすい!」と、就職活動や施設を退所することへの気持ちが向いていないAさんに対して、セミナーへの参加を強く勧めてくださいました。

結果、Aさんは、B6月「真剣☆発見☆Myキャリア」、7月「コミュニケーションセミナー」に参加しました。Aさんの参加したセミナーには私も毎回スタッフとして参加していたので、Aさんとの関係性も生まれ、セミナー終わりに本人から個別に就活の悩みを打ち明けられました。

Aさんの悩みを聞いた私は、それを施設に共有し、職員さんも日々の生活のなかでAさんの悩みに気づいていて、「ぜひ個別支援をお願いしたい」と依頼を受け、B4Sの専門支援チームに共有してつなげました。
専門支援チームとAさんで相談して、キャリアガイダンスツールである職業レディネステスト(VRT)というを実施したところ、就労へのイメージが具体的になり、Aさんは就活に意欲を見せ始めました。そして、9月には「高3就活セミナー」に自主的に参加するまでに!
現在は、全6回の退所後自立準備セミナー「巣立ちプロジェクト」に毎月参加しています。

施設に対して、資源であるB4Sの情報を提供するのが施設コミュニケーションチームの仕事ですが、ただ情報提供する一方的な関係ではなく、職員さんと一緒に協働し子どもたちに向き合っていきたいと考えています。また、今回Aさんへのサポートも、私と職員さんが連絡を取り合い、お互いに違った視点でAさんに働きかけたことで、就労への意識が自然と向いたのだと思います。

子どもたちに必要な情報を届け、利用してもらうまでの道のりは、決して容易なことではありません。未だに11%の施設は、B4Sのプログラムを利用したことがないので、全体を見てもまだまだ施設によって格差が生じているのです。その施設間格差を埋めることも、私たちのミッションの一つです。

子どもたちの生活の場にいる職員さんの想いや考えを知ること、そこから私たちが施設に必要なサポートを継続して提案していくこと。
これからも細く長く、双方にとってより良い支援体制を築いていけたらと思います。

 

 

(施設コミュニケーション らっこ)


【事務局スタッフコラム】 バックナンバーはこちら

[対象:全国] コエール 2020 イルミネーターを募集します

当事者の声から社会を変えていく啓発プログラム「コエール」は2020年7月4日に昨年に続き2回目の開催をします。
「親に頼れなかった」自身の経験からスピーチをする若者(イルミネーター)を募集します。

◆コエール(Coyell)とは

「親ありき日本」。日本の社会制度や価値観は、実の親による子育てが当たり前という考えが前提ではないでしょうか。そのため、親を頼れず、社会からも守られずにいる子どもたちがいます。例えば、親からの虐待で命を落とす・・親から逃れて社会的養護に救われても、親ありきの社会制度に悩まされる・・。そんな「親ありき日本」を変えたいと考える人たちが、いまとみらいの子どもたちに向けて共同の(Co)応援(Yell)を発する場が、コエールです。

第1回目の「コエール2019」は2019年7月に実施しました。
詳細は、こちらのページをご覧ください。

◆イルミネーターとは

親を頼れない子どもたちの「不公平」を解消するために、自身の経験を基に、ステージに立ってスピーチする若者です。

※「不公平」の課題例

  • 親から虐待を受けた経験、または十分な養育を受けられなかった経験がある。
  • 児童相談所に保護されたが、その後の仕組みが不十分だと感じた。
  • 親を頼れなかったために、周りにとって当たり前の経験が出来なかった。進路の選択に制約があった。
  • 経済的、時間的、精神的に余裕のない親が追い詰められる姿を見ていた。

————-
お問い合わせ
NPO 法人ブリッジフォースマイル  コエール2020運営事務局 ジャーニー / てらみ
03-6742-6766  coyell@b4s.jp

◆応募条件、本番までのスケジュール等

詳細はこちらの募集要項をご確認ください。

コエール2020 イルミネーター募集要項

コエール2020 イルミネーター募集 コエールってなんだ?にお答えします!

現状を変えたい、社会に訴えたいという方、ご応募をお待ちしています。
【ご応募の締め切り 1/15(水)】

巣立ちプロジェクト2019~第3回「知って役立つコミュニケーション&性教育」@小田原ブランチ



開催日時・場所:2019/10/26 小田原ブランチ
参加者数:高校生11人/ボランティア15人
講師:ありぽん(前半)、ぴーこ(後半)

児童養護施設を来年の春に退所予定の高校3年生、4年生を対象にした『巣立ちセミナー』第3回が開催されました!
この日は朝から天気に恵まれて、国府津駅のホームからキレイに富士山が見えました!

さて今回は前半のコミュニケーションと後半の性教育で講師が変わる形になり、前半の講師は前回と同じくありぽんに担当いただきました!
そして後半の性教育は、講師初デビューの事務局スタッフぴーこです!

 

◆アイスブレイク

まずは簡単なゲームで頭と体をリラックス♪

あなたは5種類の動物(ウシ、ネコ、タヌキ、ウマ、オオカミ)を連れて旅に出ますが、残念なことに順番にお別れすることになりました。
さて、あなたがお別れする順番は?

えーと、なんだろー?
みんなそれぞれに悩みつつ選んでみましたが、講師ありぽんからの解説では、動物にはそれぞれ意味があり、一番最後まで残ったものはあなたが大切にしているもの、ということでした。

人によっては、仕事だったり、恋人だったり、お金だったりとグループの中でもみんなバラバラです。大切なものはみんな違うし、共通点もあったりとさまざま。
だからコミュニケーションって難しい。

そうです、今日のテーマはコミュニケーションということで、いかに相手を安心させられるかというありぽんのメッセージとともにセミナー開始です。

 

◆コミュニケーションのケーススタディ

【お題 ①】
初デートに相手が2時間遅れて、とぼとぼと歩いてきた。
待ってる間にチケットを買っていた映画も始まり、電話もメールも何も来ない。
そんな状態でずーっと待たされたあなたはイライラ・・・そんな時どうする?

こんなお題に高校生のみんなはから出る意見は、
「とりあえず理由聞かなきゃわかんないよね」
「怪我がないか確認しなきゃ」
「まずはお茶しておちつこう」
という感じでした。

このお題は、自分の気持ちもあるけれど、まずは相手に何が起きたのか想像してみよう、考えてみよう、という内容でしたが、小田原ブランチの高校生は答えになったように相手を責めることもなく、みんな優しい気持ちを持っているなーって、なんだかほっこりしました。

【お題  ②】
店長に予定外のバイトを頼まれたが断りたい。
明日はテストだからバイトしないで勉強したい。
そんなときなんて言って断る?

ここでも優しい高校生たちは「無理は無理だけど、次頑張ります」という意見が大半でした。
ただ、「何時までなら大丈夫?」とか、「1時間だけお願い」など、具体的な打診になったら断れないかも・・・みたいな意見もありました。

そうですね、人間関係は難しいものです。
けど、無理なものは無理といえる気持ちは大事ですね。

 

◆コミュニケーション診断

そしてここで事前課題をもとに自分のコミュニケーションタイプを診断するワークに入ります。4つのマトリクスで「建設的」「消極的」「無関心」「攻撃的」それぞれが描かれています。

巣立ちプロジェクトの合言葉でもある「I’m OK, You’re OK」な建設的コミュニケーションに近づくために必要なキーワードを自分で探して話し合ってみました。

 

◆ホウレンソウ・シミュレーション

午前の部最後はホウレンソウ(報告・連絡・相談)のシミュレーションワークです。
会社員になったつもりで様々なシチュエーションでの相談や連絡する方法を考えます。

出されたテーマは以下の内容です。
・部署の飲み会が多くて…あまり気乗りしない
・残業が多い。まだ頑張れるがちょっとしんどい…
・上司から毎日、 厳しく怒鳴られている気がする。辛い
・パートナーと結婚することが決まった♪
・残業時間中に上司、先輩も帰宅後にクレームの電話を受けた。電話で平謝りしその場で 対応し、電話を切った

社会人だったら、日常にありそうなことなのですが、高校生たちは「いつ」「どこで」「誰に」「どのように」ホウレンソウするか、一生懸命考えてくれました。

アルバイト経験があったりすると割と答えやすいものですが、結婚の話なんかは難しかったようです。
周りにいないし、そりゃそうだよね、なんて会話しながら社会人サポーターのフィードバックをもらいつつ、お待ちかねのランチタイムです♪

ランチは、前回の健康づくりのところで説明した「ちょい足しメニュー」をサポーターのけっこうさんが考えてくれました。
コンビニで手配した、お弁当・パスタ・サンドイッチ・おにぎり等の主食にサラダを一品選んで、自分の好きな組み合わせで食べるというカタチです。
自分の食べたいものと量を、ある程度調整できるので、高校生に好評でした♪

 

◆性教育

午後に入り、講師は事務局スタッフのぴーこに交代です。
テーマは「性教育」ですが、セミナーで伝えたいメッセージは「自分の体と心を大切に。そしてパートナーも大切に」ということで、ここからは高校生もサポーターも男女に分かれて座りなおしました。

最初のワークは「恋と愛」について、ということで社会人でも照れてしまいそうなテーマですが、高校生たちも自分の経験を踏まえていろんな意見を出してくれました。

「恋は短い、愛って長いイメージ」
「恋は異性とだけど、愛は兄弟とかいろんな人、動物、ペットとか幅広い感じかな」
「恋はドキドキする。愛はその先にある感じ?」
などなど、みんなのイメージは様々ですが、男子チームはなんとなく照れくささを醸し出し、女子チームは恋バナで盛り上がっているようです。

恋にも愛にもいろんな形があって、相手を思いやる気持ちが大事ということをみんな理解してくれていたらと思います。
そしてここからはもう少し真剣モードなテーマに入っていきます。

 

◆デートDV

結婚してない男女間でおきるDVのことを「デートDV」といいますが、10代女性では40%も被害の経験があるそうです。
「相手とずっと一緒にいたい」とか「ほかの人と仲良くしてほしくない」という感情が行き過ぎた結果のようですが、大事なのは相手の気持ちも尊重することですね。
女性だけでなく男性でも暴力を受けたというケースもあり、高校生も意外と多いということにちょっと驚きのようです。

 

◆将来結婚したい?子どもはいつほしい?

これはみんな意見がさまざまで、結構盛り上がりましたね。
なかには「一生結婚しない」という男子がいて、理由を聞くと「小学6年の時に告白してフラれて、それから一生一人で生きていくと決めた」んだそうです。

なるほど、そんなに彼女のことが好きだったんだね~と話を聞きながら、でもまだこれからいろんな出会いもあるんじゃないかな~という意見もありました。
他には「早く結婚して家庭を持ちたいんです」という意見も。
自分があまりいい家庭環境じゃなかったから、あったかい家庭を作りたいという気持ちなのだとか。

本当にみんな、自分の経験をもとにいろいろ考えているんだなぁと感心いたしました。

 

◆妊娠・出産

体も心も成長すれば、相手と触れ合いたい、セックスをしたいと思うのは当たり前のことです。でも、正しい知識がないと望まない妊娠につながることにもなります。

妊娠ということで、女性の体、月経・整理の仕組みを丁寧に学びながらグループワークを進めていきます。
「もし彼女に生理が来ないと相談されたらどうする?」という男子への質問と、女子には「生理が来ない、どうしよう?」でそれぞれ話し合ってもらいました。

男子は比較的「相手の望むことをかなえる」という意見が多かったですね。
女子は「相手もだけど、周りの大人や先生にまず相談する」という声も多かったようです。
一言に出産といってもお金もかかるし、人ひとりを育てる責任もあり、とても大事な決断を迫られることになります。
完璧な正解はありませんが、やはり信頼できる先輩や大人、施設の先生に相談してみようという声でまとまりました。

 

◆避妊・中絶

望まない妊娠を避けるためにも避妊はとても大切です。
出産して子どもを育てることがまだできない環境なら、しっかりと避妊をすることが必要です。
高校生のみんなに考えてもらいたかったのは、ここでもパートナーの気持ちを尊重することが大切だということです。

避妊をしてくれない相手は、本当にあなたのことを考えてくれているのか。
そして、中絶のこともどれだけのリスクがあるのか、普段はなかなかちゃんと考える機会が少ないと思いますが、自分事として、社会人サポーターも真剣に話し合いました。

 

◆性感染症:STD

コンドームに代表される避妊具は、性感染症(STD)の予防にも大きく効果があります。
カラフルコミュニケーションを通じて、性感染症がどのように広がっていくのかをみんなで体感しました。

カラフルコミュニケーションとは、一人1枚折り紙をもって、誰かとそのお折り紙を重ね合わせて半分に破っていきます。
4人繰り返すと、元の自分の折り紙のほかにたくさんの色が混ざり合っているかたちになります。
要するに、いろんな人と性交渉を繰り返うちに、ぜんぜん知らない人の病原菌に自分も感染する可能性がある、ってことになります。

ここまで休憩もはさみながらセミナーを続けてきましたが、高校生もだいぶ神経を使ったようで、ちょっと疲れがみえていました。

 

◆先輩社会人の話

ここで講師 ぴーこ の体験談をみんなで聞く時間になりました。
ぴーこは、結婚と出産を通して、自分の心と身体を大切にすることを学んだ、という話をしてくれました。

社会人の話を聞いて、いろいろな価値観を持った大人がいることや、さまざまな体験をしている大人がいるんだな、と高校生に知ってもらえたらと思います。

全体を通じていえることは、信頼できる人に相談できる関係性を築くことと、自分のことも相手のことも大切に考えること、そしてそれは安心感を生むコミュニケーションの上に成り立つ、ということですね。

最後に次回の案内とサンキューカードの交換をしておしまいです。
3回も行っていると、だいぶコミュニケーションが取れてきて、高校生もサポーターも会話が弾み、良い雰囲気になってきました。
残り3回、また一緒に楽しく学べることを楽しみにしています。

そして帰りもきれいな夕景の富士山に見送られて国府津を後にしました。

サポーター:デイブ

 

 

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