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ご存知ですか!? 出張セミナー[事務局スタッフコラム]

私がB4Sに入職したのは2019年の12月なので、そろそろ1年が経とうとしています。
転職活動前までは「自立支援」や「児童養護」とは一切関わりのない仕事で、「世の中には児童養護施設というものがある」くらいのことしか知りませんでした。
そんな私ですが、今は児童養護施設等の職員と連絡を取り合いながら、施設の要望やそこで暮らす子どもたちについて、あれこれ考える日々を送っています。

私が所属する「施設コミュニケーションチーム」では、施設や子どもたちが抱えるニーズ・課題を施設職員さんたちと共有して、B4Sが行える支援やプログラムを提案したり、セミナー企画を行ったりしています。
企画するセミナーの多くは、「出張セミナー」というもので、B4Sスタッフやサポーターが直接施設に行って、子どもたちの生活の場でセミナーを行います。出張セミナーはB4Sの数あるプログラムのなかでも、唯一施設で実施するプログラムです。だから、子どもたちの「素」の姿を垣間見ることができます。
昨年は、「キャリア」「金銭管理」「コミュニケーション」といったテーマで、一都三県を中心に約130回、延べ1,142人の中高生に対してセミナーを実施しました。

私が初めてセミナーにスタッフとして参加した時は、まさに未知の体験でした。そもそも、児童養護施設がどんなところかもほとんど分からなかったので、セミナーが学級崩壊的な状況になったりすることもあるのではないかと身構えていました。実際は、良い意味で裏切られたというか、学級崩壊的な洗礼は受けずに済みましたが(笑)。

その時は、ネットコミュニケーションについてのセミナーだったのですが、中高生たちがネットリスクについて意見を出し合って話し合ったり、ボードゲームを通してSNS・ネットトラブルの知識を学んだり、知らない大人に緊張しながらもセミナーを楽しんでくれている様子でした。また、セミナーが終わった後も、数人の子どもが残って講師に相談や身の上話をしたりしていました。
今振り返ってみると、あの時は児童養護施設やそこで暮らす子どもについて、よく分からない先入観があったのだなあと我ながら思います。

一方で、セミナーを途中で抜け出す子どもも、やっぱりいたりします。
最近の出来事ですが、ある施設の出張セミナーで、中学1年くらいの男子がセミナー開始後すぐに机に突っ伏してずっと顔を上げないでいました。周りの職員や大人が彼に声をかけたりしていましたが、とうとう休み時間の時に会場から出て戻って来なくなってしまいました。そして、同じテーブルにいた女子中高生も、男子がいなくなった後に1人で大人たちとセミナーを受けることに居づらさを感じたのか、同じく休み時間中に部屋を退出してしまいました。

その時は、いろいろ反省すべき点がありつつも、子どもたちに最後までセミナーに参加して、得た知識や視点・スキルを今後の生活に役立ててほしかったなあという思いを持ちました。そんな私に対し、先輩事務局スタッフが、「普段外部のセミナーになかなか参加しない子が、途中で退出したとしても、顔を出してくれたこと、そして、知らない大人と一言二言でも言葉を交わしてくれたこと。そういうことだけでも、その子にとっては、十分に一歩前進なのだよ」という話をしてくれました。

それを聞いた時は、「そんなポジティブな発想もあるものなのか」と新鮮な驚きがありました。しかし今は、多くのセミナーに参加し、職員さんや子どもたちの様子を知るうちに、セミナーの内容から何かしらの学び得ることだけでなく、セミナーに参加すること自体をきっかけに、子どもたちが何かに気付いたり、行動が変わったりするきっかけになれば、それも成功と呼んでも良いのではないかと思えるようにもなっています。

毎年数回の出張セミナーを実施させていただいている施設では、そこにいる子どもたちとだんだん顔なじみになっていくこともあります。毎回会うたびに、徐々に自分の考えていることを話してくれるようになったり、いろいろな表情を見せてくれるようになったりすることは楽しみでもあります。

また、B4Sには多くのプログラムがあるので、他のプログラムで見せる顔とは違う一面を見せてくれることもあります。子どもたちが暮らす場で実施するからこその楽しさかもしれません。いずれにせよ、子どもたちのなかで何かのきっかけや気付きになれるように、これからもゆるく長くつながっていきたいと思います。

(施設コミュニケーションチーム所属 サンボ)


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【キャリア支援】「ばっは」就活サポート面談レポート

大学・専門学校でIT系分野を専門に学ぶ児童養護施設出身の若者たちを、就活サポート面談と奨学金で応援する「キャリア支援プロジェクト」に参加の「ばっは」の就活サポート面談レポートをお届けします。
就活サポート面談は、3人の社員の方によるマンツーマンで実施されました(各1時間)。


ばっは:大学の情報系の学科に在籍 1年生

就労サポート面談の内容>

「プログラミングを組むコツ」「持っておいたほうがいい資格」についてお聞きしました。
「好きなことをもっと伸ばしたほうがいい」というアドバイスもいただきました。

<就労サポートから感じたこと>

ネットで調べておくことも大切だが、実際に仕事をしている人から聞くのでは全然違いました。

今回の経験を、今後どのように生かしていきたいか?>

今回、たくさんの人から話しを聞いて、資格を取ると好きなことを伸ばしていくというアドバイスをもらいました。
この2つを大学生のうちにできるよう、今後頑張っていきたいです。

本プロジェクトは、日本オラクル株式会社とブリッジフォースマイルの協働プログラムです。
今年度の全参加者についてはこちらをご覧ください。

巣立ちプロジェクト2020 〜第3回「知っててほしいコミュニケーション&性教育」@オンラインブランチ(日曜)

開催日時・場所:2020/10/18 オンラインブランチ(日曜)
参加者数:高校生23人/ボランティア20人
テーマ:知っててほしいコミュニケーション&性教育
講師:マイケル

児童養護施設等から社会へ巣立つ高校3年生向けの全6回セミナー、第3回が開催されました。テーマは、前半が「コミュニケーション」後半が「性教育」です。

今年はコロナの影響を受け、巣立ち史上初の試みであるオンラインでもセミナーを実施しています。そこで今回は、オンラインで行われたセミナーの様子をお届けします!

今年度はオンラインでも開催しています。サポーターは自宅から、高校生は施設から、こんな感じでパソコン越しに参加しています。

◆アイスブレイク

グループに分かれて、ブレイクアウトルームでテーマを絞らず自己紹介。
3回目ということもあり、高校生も大人も徐々に慣れてきた様子がうかがえました。テーマも決まってないため、趣味や好きなことなどを高校生に聞くと、とてもうれしそうに話してくれました。

その後全員の部屋に戻り、前回同様コミュニケーションスキルの基本「オアシス」についての確認。高校生2人を指名しその子が「オアシスの”お”」と言ったら全員で答えるスタイルです。

「オアシスの”お”」・・・「おはようございます」 大人も子どももチラホラ様子をうかがいながら答えていました。Zoomなので声を合わせるのも難しく遅延が発生してしまいますが、元気に答えてくれている子も何人かいました。 少し和んで笑顔も生まれたところで、今日の本題へと入っていきます。

◆コミュニケーション①「共通点探しゲーム」

グループに分かれて、お互いの共通点を探します。見た目で分かる共通点(例:男女・メガネの有無)などはNGです。「ラーメンは何味が好き?」「スマホはiPhone?」「漫画と小説、どっちが好き?」「NIKEとMARVELどっちが好き?」と、現代っ子らしい質問も…(社会人からは、「NIKEとadidasじゃないんだ」と言う声も!)。

途中話が脱線してしまい共通点を見つけられなかったチームもあったようですが、皆さん多くの共通点を見つけることができていました! 単純な遊びでしたが、大人も楽しめる遊びでした。
共通点があるってうれしいですよね!

◆コミュニケーションのケーススタディー

【お題①】
デートも約束をしていたのに現れない。途中電話もLINEもつながらない。やっと現れたのは40分後。チケットを買っていた映画も始まっちゃっている…。
あなたならなんて声かける?

絶対に何かあったと思うから「大丈夫?何かあった?」と聞く。
とりあえず「おはよう」と元気に挨拶する。
責めるようなことを言う子はおらず、相手の状況を確認することから始めるといった、冷静かつ優しい対応の回答をしてくれました。

【お題②】
テスト前なのにバイト先店長から「明日シフトに入ってほしい」と言われた。なんと回答しますか?

大人でも「断る」って難しいですよね。
高校生はどんな回答をしたでしょうか。
ほとんどの高校生は「明日はテストがあるので難しいです。テストが終われば入れるので、そういう時は入れます!」ときちんと断ることができるという回答でした。
まずは事実を受けとめ「お声がけありがとうございます」という前置きをつける優秀回答も。
断れずに受けてしまうかも、という回答もありましたが、「断る」力を身につけるのは大事だなと思います。

◆コミュニケーション診断

自分のコミュニケーションタイプを診断するワークに入ります。4つのマトリクスで「建設的」「消極的」「無関心」「攻撃的」それぞれが描かれています。

24問の問いに対し1~5の点数をつけて自分自身を診断します。
建設的コミュニケーションに慣れるといいよね、いつでも「I’m OK, You’re OK」の心を忘れないようにしましょう。

参加してくださった社会人ボランティアのみなさん。
オンラインでのサポート、どうもありがとうございました!

◆ホウ・レン・ソウ シミュレーション

そろそろ疲れてきたなぁ。でも最後のワークです。社会人になったつもりで、ケーススタディーに応じて報告・連絡・相談のタイミングと内容を考えてみましょう。

①朝 寝坊した!始業開始まで後10分しかない!
→すぐ会社に電話をして「正直」に寝坊したことを伝え謝る。何時頃到着できそうかも伝える。

②スーパーで、果物を切る仕事をしている。手元がくるって、大きさを間違えてしまった。
→すぐに上司に報告し、指示を仰ぐ。

③上司から毎日、厳しく怒鳴られている気がする。辛い。
→会社の人や学生時代の友達に相談をする。

などなど…グループごとに複数のケースについて話すことができたようです。
いずれも「うそをつかない」ことと「すぐに対応する」ことが大事なことが多いですね。

午前中の部はここで終了。ランチタイムです。
マイクも映像もOFFにする人もいれば、そのまま食べながら参加する高校生も。
ランチタイムは、オンラインならではの「オススメのYouTube」を紹介しあったりして過ごしました。

◆性教育について

午前中とは変わって午後は性教育の話。

まずは「LGBT」って知ってる?
LGBTとは、Lesbian(レズビアン、女性同性愛者)、Gay(ゲイ、男性同性愛者)、Bisexual(バイセクシュアル、両性愛者)、Transgender(トランスジェンダー、性別越境者)の頭文字をとった単語で、セクシュアル・マイノリティー(性的少数者)の総称です。

女性の見た目で女性の心、好きになる人は男性。また、男性の見た目で男性の心、好きになる人は女性。この状態を「ふつう」と捉える人は多いですが、必ず異性を好きになるわけではない。恋をする人もいればしない人もいる。どんな心を持っている人であっても、人として相手を思いやる気持ちが大切ですね。

このような話を聞いた後、ブレイクアウトルームに分かれてこの話を聞いた感想を話し合います。
さすが高校生です。全員が差別などなく、どんな形も受け入れている様子でした。

つづいては「ジェンダー」(男女の区別)について。
男だから・・、女だから・・・」h当たり前のように発される言葉ですが、時には差別的な意味を含んで発言されることがあります。日本は特に色でも男女を分ける傾向が強いそうです。

青は男。赤は女。トイレもこの色で分けられていますね。ただ、近年はジェンダー(社会的性役割)が変わりつつあり、きっちり男か女を分けるのではなく、差を無くしていきましょうという流れになってきています。

この話を受けて、またブレイクアウトルームで話をしました。
やはり高校生であっても「女の子なんだから」「男の子なんだから」と言われたことがけっこうあり、嫌な気持ちになった経験もあるとのことでした。
男の子の中にも「プリキュア」が好きで踊っていた子もいて、それを隠そうとも思っていない。男女の垣根を意識している子は少ないようです。

◆パートナー(恋人)との関係性について

デートDV
・束縛が激しい
・LINEの既読が遅いとすごい量のLINEを送ってくる
・避妊をしてくれない
などは立派なデートDVです。
殴るけるだけがDVではありません。

男性から女性だけではなく、女性から男性へのDVも多いそうです。
こういうことがあった場合は、必ず誰かに相談しましょう。
自分も相手も、お互いの体と心を大切にしてくださいね・・

さあここでまた小休憩
墨染による体操です~~

すっきりしたところで・・・

◆体の仕組み・妊娠中絶・出産について

生理はなぜあるのかなどの体の基本的な仕組みの説明から始まり・・いくつか〇×形式でクイズを出しながら体の仕組みや妊娠についておさらいします。
ひと通り話したところで・・・
ブレイクアウトルームでみんなの意見を聞いてみましょう。

【お題】
男の子のグループ:
彼女から「妊娠したかも」と連絡がきた。 どうする?

女の子のグループ:
生理がこない!どうしよう?

女の子グループ『きちんと大人など周りに相談をし、病院に行く。焦らず行動していく。言い方も気をつける。相手にも確実なことが分かってから伝える』
男の子グループ『まず2人で話し合います。病院に行って確かめます。確実なことが分かったら親などに伝えます』

焦るだろうという想像の元、きちんと手順を踏んで対処していくことが必要だという発言が見られました。

(妊娠出産について)
妊娠するために必要なこと 環境・心・体が整っていることが大事。
その3つがそろっていれば本当におめでたいことだけれど、そろっていない場合、準備ができていない場合はさまざまな問題が出てきてしまいます。

(中絶について)
望まない妊娠をしたら中絶すればいいの?
中絶が必要な場合もあると思います。でもそこには、リスクがあること、費用もかかることを知っておきましょう。パートナーの気持ちも考えないといけません。心の負担も大きいです。

そのためにも望んでいない場合はきちんと「避妊」をしましょう。
特に避妊の代表となる「コンドーム」「ピル」などの話が主にありました。
また、失敗したと思った際に使える「モーニングアフターピル」の紹介も。
モーニングアフターピルは2021年から薬局で買えるようになる予定です。

(性感染症と予防について)
何か異変を感じたら、女性は産婦人科・男性は泌尿器科に行きましょう。
性行為で感染するので、複数の人と関係があるとどんどん感染していきます。
きちんと予防と検診は行っていきましょう。

そして最後は、ブレイクアウトルームでまとめの話し合いを・・・
「性行為は妊娠目的以外にはしない方がいいような気がする」
「相手を思いやることで望まない妊娠は避けられると思う」
最近の高校生は大人です

◆社会人の話

ボランティアの「さとしん」から、社会人代表として結婚についての話がありました。

遠距離恋愛からの結婚・・妊娠と順調に愛を育んで・・・でも妊娠中や出産直後の女性は嵐のよう(情緒不安定)ですよというお話もあり・・・奥さまは産後うつのため、ご実家に帰られている話でした。

距離も遠く、コロナもありほとんど会えていないとのこと。「ニーバーの祈り」をご紹介してくださいました。

神よ、
変えることのできるものについて、
それを変えるだけの勇気をわれらに与えたまえ。
変えることのできないものについては、
それを受け入れるだけの冷静さを与えたまえ。
そして、変えることのできるものと、
変えることのできないものとを、
識別する知恵を与えたまえ。

なかなか難しいですが、受け入れるべきこととそうでないことを区別し、皆様にも素敵な結婚をしてほしいという先輩らしいお話でした。

午前中コミュニケーション・午後は性教育という話題ががらっと変わる第3回。
高校生もひとつひとつの質問やワークを、真面目に考え回答してくれており、とても雰囲気のよいオンライン開催になっていると思います。

第4回は「しっかりさんのひとり暮らし」についてです。
またためになるお話があると思うので、大人の私も楽しみです。

ボランティア:るみちゃん

10月はハロウィン、ということで、会場開催のブランチでは仮装で現れた参加者も!(この写真は千葉日ブランチから届きました)

児童虐待を取り巻く環境に今、何が起きているか? [事務局スタッフコラム]

皆さん、一時保護所という場所をご存じですか?
一時保護所は、児童相談所で「親と離して一時的な保護が必要」と判断された子どもたちに安全な生活の場を提供する、児童相談所管轄の施設です。親が来ないように所在地が伏せられており、そこで子どもたちがどのように生活しているかは、ほとんど知られていません。

私は、ブリッジフォースマイルのスタッフになる前の 12年間、横浜市の児童相談所の一時保護所で心理療法士として勤務していました。これまでの経験を踏まえ、子どもへの虐待について触れてみたいと思います。

最近は虐待通報が義務となり、通報件数も年間16万件と急増して、都市部では収容人数を大幅に上回る子どもたちが保護されて、慣れない場所で生活しています。時々、一時保護所の環境は劣悪!という批判を耳にしますが、そうとも言えません。あざの跡が痛々しい子どもが安心して眠れたり、家庭で1日3食のご飯を与えられなかった子どもが、おいしいご飯が食べられると喜んでじきに太り始め、虫歯だらけで来た子が歯科治療を受けて、歯磨きの習慣が身に付いたり・・・

よく、一時保護されると学校に通えなくなり、勉強が遅れてしまうと、教育面での不備を指摘されます。確かに教員経験のある先生が個々に学習スケジュールを作って指導に当たっていても、時に子どもたちが落ち着かず、ADHDや発達障害の子どももいるので、教室が騒がしくて勉強しにくい環境があることは事実です。
一方で、弟妹の世話で学校に通えていない子、引きこもりの子、学力がひどく遅れている子たちにとって、保護所で初めて勉強する環境を与えられ、高校に進学できた例も数多くあります。
自分ができないことを人に知られたくない子どもたちは学習に身が入らず、つい騒いでしまいます。しかし、九九や算数の計算、読み書きなど小学2,3年でつまずいて、その後の学習が身に付かなかった子が、わからなくなったところから個別に勉強のやり直しができる体制があれば、勉強に興味が湧いて成績は伸びていきます。保護所の生活環境は決して十分ではありませんが、マンパワーが充実して、安心して生活できる場所があれば、家庭でなくとも子どもは成長します。

しかし、最近の保護児童の増加により、保護所は子どもであふれ、その分職員は疲弊して、一人ひとりの子どもに目が行き届かない状況が進んでいます。保護所から出て子どもが生活できる児童養護施設の空きや里親がいなければ、保護期間は延びるばかりで、子どもたちが保護所に滞留し、長期化すると様々な問題行動を起こして、さらに混乱が生じます。収容人数を増やすために、新しい保護所や施設を作るなら、都会の真ん中ではなく、地方の自然環境豊かな場所で子どもたちを育て、そこで新たな仕事を生み出せないかと夢想したくなります。

幼少期に保護されないまま思春期にもなると、自分から家出して、保護を求めてくる子どももいます。彼らが主張するのは、自分も悪いと思うけど、虐待する親の方がもっと悪いんだから、自分の非を認めて素直に謝ってほしい、という親への期待です。けれど、子どもが変わる以上に親が変わることは難しい!!

親が変わることをあきらめて、まずは自分で自分の将来を考えてくれたら、自立に向けて支援できることはたくさんあるのですが、子どもが親子関係のしがらみから解放されるのは容易なことではありません。一人になる恐怖は子どもでなくとも誰もが抱えているもの。その孤独を知り、一緒に孤独を抱えつつ支える人たちがいることを信じて、親に頼らず、自分の足で歩きだす覚悟が子どもにも問われています。

では、子どもを虐待してしまう大人はどうしたらいいのでしょう?
親もまた、苦しみ、傷ついていないでしょうか。
親自身に、辛い成育歴や不適切な養育のもとで育った経験があるかもしれません。仕事や子育てに悩んでも、他人への不信感からSOSを出すことができない場合もあります。
子どもを感情のはけ口にして暴力をふるったり、期待通りにならないことを理不尽に罰したりすることを、自分では止めれないのかもしれません。

親の側にある罪悪感や悩みを吐き出せる場をつくり、親であるその人が蔑ろにしてきた自分の痛みに寄り添う支援が安心して受けられるよう、子どもの一時保護という緊急対応だけでなく、根本的な家族の問題に対応できる支援者の専門性と懐の深さが求められています。虐待の予防は、養育者への支援も含めて、今始まったばかりです。

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11月は児童虐待防止推進月間です。
◆オレンジリボン運動
http://www.orangeribbon.jp/
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(子ども・若者支援担当 楳林 康子)


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【コロナ緊急支援 第3弾】社会的養護出身者を対象にした就労支援を始めます

コロナ禍で仕事に困っている、児童養護施設や里親家庭など社会的養護出身者を対象にした、就労支援です。

1.新しい仕事にチャレンジできます!
経験がなくても、職場体験(3社まで)とインターンを通じて、新しい仕事を試してみることができます。
自動車運転を伴う仕事の場合は、運転免許取得費用の一部(上限15万円まで)もサポートします。

2.助成金から給料を払います!
職場体験およびインターン期間中は、コロナ緊急支援助成金事業(キャッシュフォーワーク)から、お給料を支払います。(時給1050円、1週28時間、最大12週間まで。)

3.正社員、契約社員採用の道があります!
ご紹介する企業は、正社員、または契約社員として、長期的に雇用する予定のある会社です。職場体験およびインターンを経て、双方合意が得られれば、正式に採用となります。

詳細はこちらをご覧ください。

 

<この就労支援にご協力いただける企業様を募集しています>
・正社員・契約社員の採用ニーズがあること
・勤務地が東京・千葉・埼玉・神奈川・佐賀であること
・労働関係法規を遵守していること
・募集職種が「港湾運送業務」または「建設業務」ではないこと ※職業安定法に基づく紹介禁止業務のため
・公序良俗に反する事業、および青少年の健全育成上ふさわしくない事業を行っていないこと
・宗教活動や政治活動を主たる目的とする団体、暴力団又は暴力団員の統制下にある団体でないこと

詳細はこちらをご覧ください。

【キャリア支援】「こうき」就活サポート面談レポート

大学・専門学校でIT系分野を専門に学ぶ児童養護施設出身の若者たちを、就活サポート面談と奨学金で応援する「キャリア支援プロジェクト」に参加の「こうき」の就活サポート面談レポートをお届けします。
就活サポート面談は、3人の社員の方によるマンツーマンで実施されました(各1時間)。


こうき:専門学校 のゲーム制作系の学科に在籍 2年生

就労サポート面談の内容>

◆1人目:新卒で会社に入った方のお話を聞きました。
私と年齢が近いこともあってか 就活の時の心構えなど参考になる情報が多かったです。特にやりたいことをするには自分だけではなく環境も変えるということがとても心に残りました。

◆2人目:私の志望しているゲーム業界に所属していた方のお話を聞きました。
ゲーム業界とIT業界を経験された幅広い知見からお話を聞かせていただき、今後へ私のプログラミング技術を活かす術を学ぶことができました。

◆3人目:電子科の学校からITの会社に入った方のお話を聞きました。
例え、違う業界に入ったとしても今までの知識や仕事から学んだことを活かし、活躍できると感じました。さらに資格を持っていて役に立つことや逆に資格を持っていなくとも技術さえあればいいという会社によっての違いがあることも教えていただきました。

<就労サポートから感じたこと>

日本オラクルという会社について、外資と日本の企業は違うところがあり英語で仕事をするのだろうと思っていましたが実際に働いている方に聞くことであいまいイメージが変わりました。英語が必須だと考えていたのが、話を聞くと部署によっては、日本語だけで話したり、上司が英語を使うので英語が必要など様々な例があるのだと感じました。新卒採用で何十年も勤務しているかと思いきや、新卒採用や転職活動をして日本オラクルに入った方など様々な経歴の方がいると思いました。

日本オラクルの社員からのお話ということで、日本オラクルのことを中心に話すのかと感じていましたが日本オラクルのことだけではなく社員のこれまでの経歴や人生経験を踏まえたお話を聞かせてもらうことが出来ました。

就職活動に熱心なグループに入る。留学をしてみる。などなりたい姿になるために自分だけではなく周りの環境を変えることで成長をできること、実際に自分の会社を持ってみてどういう風にお金が動いて利益を生み出すのかという視点を身に着ける。ゲーム会社に所属していてそんなに給料が良くなかったが、技術を身に着けてITの会社に転職をしたら給料が上がった。資格を持っていて、ある会社では資格のおかげで転職が出来たが日本オラクルでは資格はそんなに重視していない。でも資格を持っていてそれが役に立つことがある。といった今後、自分の行く末に迷った際に参考になる話を伺いました。

初対面にもかかわらず赤裸々に自身の話を聞かせてもらい、3時間があっという間に過ぎました。ありがとうございます。

今回の経験を、今後どのように生かしていきたいか?>

私は来年大学に進学をしようとしていて、大学に入った後どうすればいいのか迷っていました。
私自身、あまり変化をしたいという性格ではありませんでしたが「自分だけではなく、周りの環境を変えるということで成長をできる」ということに深く感銘を受け周りの環境の変化を受け入れながら成長をしていきたいと思います。
例えば、英語を覚えたいと思っていましたが私のだらけ癖のある性格だと覚えないと感じたので留学をするなど覚えるしかない環境に自分を置くべきかと思うなど少し自分の考え方が変わりました。


本プロジェクトは、日本オラクル株式会社とブリッジフォースマイルの協働プログラムです。
今年度の全参加者についてはこちらをご覧ください。

保護者記入欄に親のサインをもらえない子どもたち [事務局スタッフコラム]

  • 保護者と親権者は違います
  • 頼れない親は保護者じゃない

ブリッジフォースマイル(B4S)の啓発イベント『コエール』は今年で2回目。新しい取り組みとして『ソーシャルアクションアカデミー」が立ち上がりました。詳しくは代表の林が同じコラム欄で熱く語っていますが、社会人ボランティアとともに、子どもをとりまく社会問題に対する解決策を生み出すプロジェクトです。記念すべき立ち上げ1年目になんと、事務局スタッフである私が社会活動家(アクティビスト)として、ソーシャルアクションアカデミーに参画させて頂きました。

私はB4Sに転職するまで、親を頼れない若者と接したことがありませんでした。「インフルエンザの予防接種をする時に、親が同意のサインしないってどういうこと・・?」自分の子と比べて、考えもしなかった不都合があるのに驚きました。
調査研究の仕事を担当していることもあり、まずはこの「親権者の同意問題」の現状を調べ、そして世の中の人に知ってもらおうと思いました。ソーシャルアクションアカデミーでは、その調査結果をもとに、私と同じようにこの問題がオカシイ!と思った3人の社会人ボランティアの方々がチームとして協力をしてくださることになったのです。

私たちのチームで調べたとところ、前回のコエールで親を頼ることができない当事者である若者が発表した予防接種やパスポート取得以外にも、子どもたちが親権者の同意サインがもらえないことで不都合を感じている場面はたくさんありました。

携帯電話の契約、アルバイト就労、銀行口座の開設・・。

しかしこれらの中には、実は親権者でなくても児童養護施設長の代理による同意サインでもOKなケースがあるのです。それを知ってもらいたい!!
でも「親権者が保護者の役割を果たしていない場合がある」という問題自体が、まだまだ世の中では知られていません。それを自分事というか、腹落ちしたところで認知してもらうにはどんな手段をとったらいいのだろうか・・・。知ってもらえれば事態は動く、と信じていましたが、どう知らしめるかが課題でした。

「やっぱりSNSでの拡散だよね。Facebookのアカウントを作ろう。」
「でも若い人にはInstagramだよ。インスタライブをやってみよう。」
「他の団体からもこの問題を発信してもらおう。協業先を探してみるよ。」
「サービスを提供する企業側はこの問題にどう対応しているんだろう。携帯電話についていちどちゃんと調べてみようか。」

 

B4Sだけでは考えつかなかったアイデアも飛びだし、本当に手探りで細々とですが、私たちは認知拡大のための活動を続けてきました。2カ月のチーム活動に渡る成果は是非こちらからご覧ください。

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コエール2020でのソーシャルアクションは一旦終了となりましたが、「親権者同意問題」に関する私たちの活動はまだ続きます。このコラムを読んでくださった方々に少しでもこの問題を理解していただけますように!!

最後になりましたが、私と一緒に活動をしてくださったチームメンバーのつかさん、かつさん、みとさんに心からお礼を申し上げます。

(コエール2020アクティビスト/B4S事務局スタッフ豊田 美紀)


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【活動報告】日本オラクル株式会社「プログラミング体験!!~ゲームを作ってみよう!!~」

開催日時:2020年8月21日(金) 10:00~12:00/13:00~15:00
場所:東京サレジオ学園
子ども参加人数:11人

【内容】
・プログラミング教材「GreenFoot」
・午前の部
・午後の部
・おわりに

日本オラクル株式会社は、米国企業オラクル・コーポレーションが1985年に設立した日本法人です。国内の企業や団体の情報システムを構築するためのクラウドサービス、ソフトウエア・ハードウエア製品、コンサルティング、サポートサービス、教育などの事業を展開している世界的な企業です。

今年は新型コロナウイルスの影響で、ブリッジフォースマイルが施設に出向き、施設と日本オラクルの社員さんとをつなぐ、初のオンラインジョブプラクティスを開催しました。ビデオ会議システム「Zoom」を通して社員さんと交流しながら、午前は小5・6年生が、午後は小6・中学生がゲームプログラミングの世界を堪能しました。

■プログラミング教材「GreenFoot」
GreenFootは、2Dゲームやシミュレーションを通じてプログラミングを学べる教材です。今回子どもたちが体験するのは、GreenFootのしくみを使った餌のオブジェクトを目指して、蛇を操作するBobbySnakeというゲーム。蛇が壁や自分の体に当たるとゲームオーバー。餌を食べるたび、蛇は体が大きくなり、動くスピードも変わってだんだん難しくなります。

オンライン開催の今回は、パソコンでGreenFootを起動し、iPadでZoomを立ち上げて、リアルタイムで社員さんにフォローしてもらいながら、プログラミングを進める流れです。

■午前の部
午前10時、子どもたちが席についてプログラムがスタートしました。冒頭はオラクル社員さんの自己紹介。子どもたちは画面に映る社員さんに笑ったり話しかけたり、双方向で会話をするビデオ会議のしくみにとても興味津々でした。自己紹介が終わると、BobbySnakeの簡単な説明を挟んで、まずはこのゲームを皆で楽しみました。午前の部は小学5・6年生の構成でしたが、日常的にパソコンなどを使っているためか、子どもたちはゲームの蛇を上手に操り、上達の早い子だとかなり長い蛇に成長させていました。

しばらくの間ゲームに熱中したあとはいよいよゲーム開発にチャレンジ。蛇の速度、餌の数、ステージの環境…プログラムの入力によって自在にゲームを作ることを通じて、プログラミングの面白さを味わうのが今回の目的です。Zoomのブレイクアウトセッションという機能を利用して、子どもたちは一対一で社員さんから手ほどきを受けながら、ゲームの裏側を理解していきます。蛇が食べるリンゴの位置や数を変える、背景を自分の好きな模様にするなどなど、うまくいって画面が新しくなると「おー!出てきた!」と大はしゃぎ。なかには「セミコロン」、「スラッシュ」などのパソコン用語が分からず、悪戦苦闘する子もいましたが、ブリッジフォースマイルのスタッフや職員がサポートに回り、最後まで前向きに取り組んでいました。正味一時間ちょっと、またたく間に子どもたちは技術をものにし、最初の設定とは全く違う、オリジナリティーあふれるゲーム世界を作り上げていました。

■午後の部
お昼を挟み、午後は小学6年生と中学生の部です。やはり上級生が中心の今回のグループでは、説明を受けたあとはすぐにコツをつかんで、子どもたちはそれぞれゲームを楽しんでいました。プログラミングが始まると、ある子は最初から最後まで集中して取り組み、ある子は社員さんにいろいろと質問をしながら、またある子はかなりアレンジを加えて楽しんでいたりと、進め方にも独自の色が表れていたのも特徴でした。途中、Zoomが切れてしまってiPadからは復旧できず、代替としてパソコンで対応するなどオンラインならでは一幕もありましたが、最後は午前同様、世界に一つだけの作品に仕上がりました。

■おわりに
今回はコロナの影響で、企業のオフィスに出向いて体験することはかないませんでしたが、社員さんの入念な準備とマンツーマンのフォローのおかげで、子どもたちは普段の生活空間にいながらにして、楽しみながらプログラミング技術を体感することができました。

まだ外出が制限される厳しい状況ですが、子どもたちには今回の体験を通して、プログラミングのお仕事や自分自身の興味・関心を知るきっかけにしてもらえたらと思います。

オラクルの社員さん、本当にありがとうございました!

【活動報告】JSOL会社「プログラミング教室&ドローン体験」

開催日:2020年8月18日(火)
子ども参加人数:14人

【内容】
・はじめに
・ITの仕事とは
・プログラミン体験
・休憩/自己紹介
・ドローン体験
・最後に

株式会社JSOLは、ITコンサルティングからシステム構築・アウトソーシングまでの一貫した体制で、顧客の課題解決や価値創出に向けて最新・最適のソリューションを提案されているICTコーディネーターです。今年は新型コロナウイルスの影響で、ブリッジフォースマイルが施設に出向き、施設とJSOLの社員さんとをつなぐ、初のオンラインジョブプラクティスを開催しました。錦華学院と野の花の家の2つの施設で暮らす子どもたちが、ビデオ会議システム「zoom」を通して社員さんと交流しながら、楽しくプログラミングを勉強しました。

■はじめに
パソコン、プロジェクターの事前準備が無事完了し、15時をまわったところで今回のプログラムがスタートしました。子どもたちは部屋に入って来るや普段見慣れない機材に興味津々。参加者のなかには小学生が多く、お仕事体験も今回が初めてという子も多数いるので、目につくものすべてが新鮮なようです。

子どもたちが席に着くと、パソコンに社員さんの顔が映し出され、ITのお仕事についてお話しいただきました。

■ITの仕事とは
子どもたちとは直接接点がないように見えるITですが、実はパソコン、スマホはもちろん、飛行機や信号機、給湯器など身の回りのあらゆるものに使われています。コンピューターに指示を与えることで、「こうなってほしい」という願いを想像力で実現するプログラミング。そんなプログラミングを仕事にする方々(システムエンジニアさん)の働く楽しさなど、子どもたちにとっては新鮮で、大変意義のあるお話を聞けました。社員さんの話はとても分かりやすく、小学生たちも最後まで飽きずに耳を傾けていました。

■プログラミング体験
休憩を挟み、いよいよプログラミング体験がスタート。今回使うプログラミング教材は「あみだくじ」。ただ、普通のあみだくじと違ってゴールに向かう道順は明かされ、その道には果物が落ちているのが特徴です。ポイントは、キャラクターをプログラミングで動かして、与えられたミッションに沿ってゴールできるかどうか。

パソコンの数が限られているため、子どもたちは3~4チームに分かれます。冒頭、パソコンを普段あまり使わないという子どもたちのために、社員さんからマウスの使い方から丁寧に教えていただきましたが、どのチームもすぐに操作を覚え、ミッションクリアを目指して集中して取り組んでいました。

「リンゴをあげよう!」「高級アイスをあげよう!」「キャラクターを大きくしてみよう!」などのミッションに、何秒後どの方向にどれくらい動かせば正しく進むのかなど、ワイワイ言いながら協力して取り組む姿がとても印象的でした。

制限時間を迎え、最後はおのおの完成した設定を披露しました。曲がる方向やタイミングがばっちりで見事ゴールするチームもあれば、最後の調整が間に合わず、あらぬ方向にキャラクターが動いてしまうチームもあるなど、シンプルな内容でしたが、結果はさまざま。なかにはゴールはしたものの、拡大の数値を上げすぎて、キャラクターが画面から飛び出すほど巨大化してしまい皆の笑いを誘うチームもありました。

小学生にも馴染みやすい内容でしたが、事前の計画の大切さや少しずつ正解を手繰り寄せる根気強さなどプログラミングに必要な要素をしっかりと体験することができました!

■休憩/自己紹介
休憩中、一人ずつカメラに向かって自己紹介をしました。まずは野の花の家の子どもたちからはじまり、次に錦華学院の子どもたちにバトンタッチ。元気いっぱいにお話をする子、恥ずかしがって声が小さい子などさまざまでしたが、JSOLの社員さんはもちろん、総勢14名の子どもたちがお互いを知る機会にもなりました。

 ■ドローン体験
休憩が終わり、いよいよ最後のプログラム「ドローン体験」です。JSOL社員さんがリモートで見守るなか、子どもたちは屋外でドローンの操作を楽しみました。操作は先ほどのプログラミング体験と同様、何秒浮上して何センチ前進するといった指示を入力するもの。早速子どもたちはコツをつかんでいましたが、風の抵抗やiPadとの接続具合など、二次元にはない難しさも同時に感じているようでした。

夕暮れの空を飛ぶドローンを夢中で追いかける子どもたちの姿に、職員の先生方も満足そうな顔を浮かべていました。

■最後に
部屋に戻った子どもたち。あっという間の一日が終わり、「プログラミングが難しかった」「ドローンが楽しかった」など画面に映る社員さんに満足そうに感想を口にしていました。

今回は新型コロナウイルスの影響で、残念ながらJSOLのオフィスに出向くことはできませんでしたが、JSOLの皆様にはパソコンやWi-Fiなどのオンラインには欠かせないアイテム、そして楽しいプログラムをご準備いただき、ほかではできない大変貴重なプログラミング体験ができました。

JSOLの皆様、本当にありがとうございました。

【キャリア支援】「きむ」就活サポート面談レポート

大学・専門学校でIT系分野を専門に学ぶ児童養護施設出身の若者たちを、就活サポート面談と奨学金で応援する「キャリア支援プロジェクト」に参加の「きむ」の就活サポート面談レポートをお届けします。
就活サポート面談は、3人の社員の方によるマンツーマンで実施されました(各1時間)。


きむ:専門学校の情報システム系の学科に在籍 2年生

就労サポート面談の内容>

●9:00~10:00(1人目)
年齢が近い社員さんから、コロナにおける会社の在り方や実際の業務などについて伺うことができました。
なかでも、リモートワークを用いた業務におけるメリットとデメリットを聞くことができたのが一番大きいと思います。また、仕事をしながら何か資格を取るというのは大変というのを聞いて、学生の内に取れるものは取っておきたいと改めて思いました。

●10:00~11:00(2人目)
20年以上もITの世界で働いている社員さんから、仕事に対する考え方とその実績を伺うことができました。
印象に残っているのは、海外でお仕事をなさっていた時の「日本と海外の違い」です。海外では自分から動くと会社側からチャンスが与えられるという点です。自分の技術を活かしたい、学びたい時は海外で学ぶのも一つの手だと知ることができました。

●11:00~12:00(3人目)
実際に私が行うであろう仕事に最も近いお話を伺うことができました。
ご担当社員さんは何度か転職を経験されており、転職の際に何を重視したのかなど丁寧に答えていただけました。中でも『Clean Code』という本がよく今でも使っているのを聞いて、そういった参考書も自然と持つようになるんだなと感じました。

<就労サポートから感じたこと>

今までお話を伺うことができたのが「会社説明会」や「インターンシップ」など、限られた場でかつ、あまり深くまで質問することができませんでした。
しかし、今回の場を設けていただいたことによって私の気になっていたことが聞けたり、お話ししていく中で知らなかったことやタメになることが聞けたのでとても良かったです。

今回の経験を、今後どのように生かしていきたいか?>

私はあと半年で社会人の仲間入りですが、何をすればいいのか、やったほうがいいのかあまりまとまっていませんでしたが、3人の方からお話を聞いて「新しい業務形式に慣れる(zoom)」、「業務ではコミュニケーションで回りと連携をとる」など、指標を決めることができました。
今回学んだことを残りの半年で練習して社会人として働きたいと思いました。


本プロジェクトは、日本オラクル株式会社とブリッジフォースマイルの協働プログラムです。
今年度の全参加者についてはこちらをご覧ください。

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