
ニュース・活動報告
ブリッジフォースマイル(B4S)は、「児童養護施設や里親家庭の元で暮らす子どもたち」と「企業」を繋ぐ架け橋となり、子どもたちが多種多様な仕事についての理解を深めるジョブプラクティスセミナーを開催しています。この体験を通して、子どもたちは働くことに対する視野を広げ、自分の興味関心・得意不得意に気づき、働く人と接しながら仕事のイメージを早い段階から描くことができます。
このセミナーは、親を頼れない子どもたちが児童養護施設などから巣立った後にたった一人で生活を安定させなければならず、その際特に生活の基盤として重要な「就労」におけるミスマッチを防ぐことを目的としています。
今回は再び、株式会社インフォマート様のご支援により、小学生から高校生までの10名の子どもたちがプログラミングソフトにチャレンジする機会をいただきました。
株式会社インフォマート様は、企業間の帳簿業務をデジタル化で「つなぐ」サービスを社会に幅広くご提供されている会社です。私たちB4Sの「親を頼れない子どもたちと社会をつなぐ架け橋になる」という取り組みと、近しい価値観をお持ちの企業様です。

社員の中村さんに司会をしていただき、まずは2つのプログラミングワークを体験しました。
1つ目は「ブロックリーゲーム」に取り組みました。「ブロックリーゲーム」とは、ゲームを攻略するためにブロック型の命令を組み立ててプログラミングするビジュアルタイプのプログラミングゲームです。子どもたちはインフォマートのみなさんとペアになり、パソコン上で指示を出しながら一歩ずつ前進しゴールを目指しました。

2つ目に「スクラッチゲーム」を体験しました。こちらはさまざまなツールを使い、背景、キャラクター、音楽を選択し、デザインしながらオリジナルのゲームやバースデーカードを作成できるもので、子どもたちは真剣な表情で取り組んでいました。

2つのプログラミングワークが終了すると、次はお楽しみのランチタイムです。今回、インフォマート様のご厚意で、オフィス近くの中華料理店にご招待いただきました。

たくさんあるメニューから子どもたちは好きな料理を選び、社員のみなさんと嬉しそうに食事をしていました。レストランでの外食は、子どもたちにとって特別な体験です。

ランチの後はオフィスツアーが開催されました。インフォマートのオフィスは、イメージカラーである淡いグリーンを施したデスクやチェアで統一され、とても清潔感に溢れたワークスペースが広がっていました。

商談ルームからは旧芝離宮恩賜庭園が一望でき、子どもたちは眺めの良さにびっくりしていました。

オフィスツアーから会議室に戻った子どもたちは、その後インフォマートのお仕事内容について学びました。村上取締役の「インフォマートがプログラムを通し会社と会社をつなぐことで、みんなHappyになれる」というお言葉がとても印象的でした。

インフォマートのお仕事について一通り学んだ後は、マーケティング担当の水谷さんからインフォマートのスローガン「秀吉ポスター」についてお話をいただきました。天下統一を成し遂げた秀吉になぞらえ、一貫性のない現代の商取引をデジタルのチカラで一本化し、ニッポンをイッポンに統一していくというインフォマート社の野望が集約された熱いポスターです。

ここで、盛りだくさんの体験で少し疲れてきた子どもたちに、素敵なおやつのセットが配られました!

みんなでおやつを食べたあとは、最後のプログラミング体験となる「キャラクターに音楽を付けるプログラミングワーク」を行いました。作図したキャラクターや楽器に音楽を付けることで、画面上はまるで自分のオリジナル演奏会場となりました。

すべてのプログラミングワークが終了し、子どもたちが作成したプログラムの発表会の時間となりました。各自インフォマートの社員のみなさんと共に、がんばって作成した力作について詳しく発表しました。短い時間でのワークでしたが、子どもたちの独自性に富んだ素晴らしいプログラムを発表してくれました。

発表会が終了すると、プログラマーの上田さんからプログラマーになるための道や、お仕事内容、やりがいについてお話いただきました。ご自身の経験に基づくお話を、子どもたちは食い入るように聞いていました。

本日の最後には、インフォマート社 代表取締役社長の中島さんよりご挨拶をいただきました。「将来仕事に就くことになるが、仕事は楽しい事もあれば辛いこともある。しかし、楽しいと思いながら仕事をすることがとても大切だ」と、子どもたちに熱く語っていただきました。

そして終了間際、予想しなかったサプライズが!
本日頑張った子どもたち全員に、中島社長よりプログラミング体験と職場見学の課程の修了証書が授与されました。


金縁の立派な修了証書は、子どもたちに大きな自信と勇気を与え未来への希望につながるものと信じております。

午後3時、ジョブプラクティスセミナーが終了しました。参加した10名の子どもたちは、午前中の緊張した表情から一転し、会議室を出るときにはとびきりの笑顔で溢れていました。
子どもたちは最後にいただいた豪華なお土産を抱えて、インフォマートのみなさんの温かい笑顔に見送られ、オフィスを後にしました。

インフォマート様からは、下記のようなコメントをいただきました。
「豊富な実績と信頼を持つB4Sさんとご一緒することで、施設との連携がスムーズになり、イベントも円滑に実施できていると感じています。今後は、食品や建築などの分野での「仕事体験」型のイベントを実施し、参加者により具体的な将来のイメージを持ってもらえるような機会をつくっていきたいと考えています。」
素晴らしいプログラムをご提供いただいたインフォマートのみなさまに、深く感謝申し上げます。
B4Sでは、子どもを対象にしたジョブプラクティス(職業体験)にご協力いただける企業を募集しています。
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