ニュース・活動報告

世界的な資産運用会社のアライアンス・バーンスタインにて、経済の仕組みとマネープランを学べるジョブプラセミナーを開催

ブリッジフォースマイル(B4S)は、「児童養護施設や里親家庭の元で暮らす子どもたち」と「企業」を繋ぐ架け橋となり、子どもたちが多種多様な仕事についての理解を深めるジョブプラクティスセミナーを開催しています。この体験を通して、子どもたちは働くことに対する視野を広げ、自分の興味関心・得意不得意に気づき、働く人と接しながら仕事のイメージを早い段階から描くことができます。

このセミナーは、親を頼れない子どもたちが児童養護施設などから巣立った後にたった一人で生活を安定させなければならず、その際特に生活の基盤として重要な「就労」におけるミスマッチを防ぐことを目的としています。

 

今回は、アメリカに本社をおく世界的な資産運用会社のアライアンス・バーンスタイン社様にて、「経済のしくみ」や「3大ライフイベントに必要なお金とその備え方」を学べるセミナーを開催いただきました。アライアンス・バーンスタイン社の日本法人は8兆円を超える運用資産総額規模を有し、多くの投資のプロフェッショナルや専門職のみなさまがご活躍されています。


そんな同社のオフィスは、官公庁や大企業の本社が集まる霞ヶ関駅の近くにあります。当日そこに集合した子どもたちは、まず窓の外に広がる高層ビル群や日比谷公園の綺麗な景色に目を奪われていました。

 

 

ご厚意でご用意いただいたウェルカムドリンクを味わいながら、まずはアライアンス・バーンスタイン社のご担当者様から会社のご紹介をしていただきました。世界26カ国に拠点を有し約120兆円の資産運用規模であるということに、子どもたちは驚いたようすでした。

 

 

続いては、投資の概念を学ぶと共に、人生に必要なお金やその金額を学んでいきます。投資はギャンブルではないこと、また投信のようにプロが運用する投資商品の意義を分かりやすく教えていただきました。

 

 

平均寿命が80歳を超える日本では、なんと65歳まで生きた人の25%は91歳まで生きるという統計があるとのことや、そこまで生きた場合に必要な支出額と平均的な収入額を、クイズも交えて学びながら、マネープランの大切さへの理解を深めていきます。

 

 

生きるのに必要な支出を理解した後は、グループに分かれて社員さんと一緒にマネープランを作成しました。収入は変わらない前提で、住宅購入の条件や子どもの教育、趣味や家族旅行にどの程度のお金を使うか考えます。

 

 

あるチームでは家を都心から郊外へ移したり、子どもを私立へ行かせる時期を遅らせることで余剰資金を確保していきます。家族の旅行資金を切り詰めるチームもあれば、生活の充実度を考えてある程度お金を配分するチームもいました。各チーム、必要なお金を確保しながら幸福感や充実度を高めていくことの難しさや大切さに対してしっかりと向き合っていました。

 

 

続いては「お金のプロフェッショナル」というキャリアを、社員さんがどうやって選んできたかをお話しいただきました。社員さんご自身の経験を踏まえて、お金を通して企業をサポートするキャリアを築かれたお話しを、子どもたちは真剣な眼差しで聞いていました。子どもたちにとって身近な「働く大人」は児童養護施設の職員や学校の教員のため、この機会を通して身近ではない「お金のお仕事」について大変具体的にイメージでき、多くの学びを得ました。

 

 

たくさん頭を使った後は、社員さんとのランチタイムです。

小分けにされた素敵な料理がところ狭しと並べられており、子どもたちはびっくり!食べたいものを続々と取っていきます。ビュッフェ形式の食事という非日常に、ワクワクが止まりません。

 

 

緑広がる景色を眺めながらの美味しい食事に、社員さんとの会話も盛り上がります。

 

 

セミナーの最後は、社員さんとまわるオフィスツアーです。さまざまな絵画が飾られた、働きやすそうな広々とした空間を歩き進みます。疲れた時に休める仮眠室もあり、子どもたちは「こんな場所で仕事をしてみたい!」と盛り上がっていました。

 

 

このツアーの中で子どもたちが一番驚いたのは、社長も社員さんと同じスペースに机を並べ、お仕事をするフラットなスタイルが起用されていることでした。子どもたちの中には、なんとなく「会社ってこんな感じなのかな?」というイメージはありましたが、実際に多様なスタイルを見聞きして知見が広がり、同社の社員を大切にする文化を体感することができるオフィスツアーでした。

 

 

このセミナーに参加した子どもたちからは「難しいお金の話を分かりやすく学べた」「お金に関するニュースをしっかり見ようと思う」といった声が聞かれました。クイズやグループワークを多く設けていただくことで、子どもたちにとって難しいテーマでも、きちんと自分事として楽しく学ぶことができました。

児童養護施設や里親家庭で育った子どもたちは、高校卒業を機に一人で生きていかなければなりません。そんな子どもたちにとって、大切なお金にまつわる楽しいイベントを企画いただいた社員のみなさま、本当にありがとうございました!

 

 

アライアンス・バーンスタイン様では、長年にわたり「親を頼れない子どもたち」に対して多大なるご支援をいただいております。継続的なご支援により、子どもたちに学びのチャンスをいただくと同時に、多くの社員様と子どもたちが触れ合う素敵な機会を頂戴しております。これからも引き続きのご支援を、何卒よろしくお願い申し上げます。

 

 


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