ニュース・活動報告
ジョブプラクティスは、働くイメージを描いてもらうために、中高生を対象に行っている「1日職業体験」です。
ソフトウエア会社SAPジャパンのご協力を得て実施しました。
日時:2021年9月11日(土)10:00~12:00(オンラインで実施)
子ども参加人数:5人
SAPジャパン株式会社(本社・ドイツ)は1972年創業のソフトウェア会社で、日本や世界の有名企業の多くがSAPの製品を使っています。SAPジャパンの社会貢献活動の一環として、夏休み明けまもない9月の土曜日、オンラインによる楽しいプログラミング体験を開催していただきました!
■Snap!ビジュアルプログラミング体験
最初にコンピュータプログラミングをわかりやすく解説いただきました。子どもたちに身近な「体育祭」のプログラム(進行表)作りとコンピュータプログラミングとの違いを、実用化された機械やロボットなどを例に説明いただいたので、子どもたちもイメージしやすかったと思います。
次に体験させていただく「Snap!」の紹介。普段なかなかパソコンを使う機会のない子どもたちのために、入力のしかたやマウスの操作方法などもお話していただきました。
今回のテーマは「花を描く体験」と「障害物を避けてサッカーボールをゴールに入れる体験」の2つ。子どもたちは自分の好きなテーマを選びました。
初めての挑戦にもかかわらず、子どもたちはすぐにやり方を覚え、どんどん完成に近づいていきます。プログラミングに失敗というものはなく、たくさんやってみれば良いと言ってくださっている場面もありました。
「どのようにしたい?」「次どうしようか?」などのやさしく声をかけてくださる社員さんもいて、子どもがより主体的に参加できる雰囲気や場面が多くありました。
■発表会
一人ひとりが約1時間でプログラミングしたものを発表しました。5人子どもがいる中で一つとして同じプログラミングはなく、子どもの個性が輝いていました。自分で考え、自分で行動することの大切さを感じることができたと思います。
プログラミングをやる前の子どもたちは、自分にはできるのだろうか?と少し不安な表情をしていましたが、発表会では自身が工夫した点などを含めて生き生きと発表している様子が見受けられたことも収穫でした。
■キャリアトークセッション
子どもの質問に一つずつ丁寧に答えを返してくださいました。社員さんが子どもの話を積極的に広げてくれることで、少しでも自身の将来や未来に向けて考えることができたと思います。
「仕事で大切なことは何か?」との質問に、職場での信頼関係が重要であることや仲間とのかかわり方が大切であることを教えていただきました。仕事に傾ける情熱や自分の好きという気持ちを一番大切にしてほしいという社員さんのメッセージは子どもたちの心に響いたと思います。
■最後に
一対一で子どもについてサポートしてくださったおかげで、始まる前より自然と子どもの笑顔や口数が多くなっていました。とても貴重な体験をさせてくださり、すばらしい経験になったと思います。SAPジャパンの社員のみなさま、本当にありがとうございました!
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