ニュース・活動報告
もうすぐ桜の季節です。桜の季節と共に高校卒業を迎える子どもたちは、卒業と同時に児童養護施設を退所しなくてはなりません。
18歳でひとり社会に巣立つ子どもたちには、自分だけでは解決できない問題がまだまだ降りかかります。そんな時、気軽に相談できる大人がいることがとても大事です。退所した後も(アトモ)、子どもたちがボランティアの大人やB4Sとつながり続けられるように、アトモプロジェクトでは、メルマガやバースディカードの送信、イベントの開催などを行っています。
特に、毎年2月に行われる「巣立ちアトモ」イベントは、その年の巣立ちセミナーに参加した高校3年生とボランティアの皆さんが参加し、「施設を退所しても、このイベントに来ると巣立ちセミナーで顔見知りになった大人たちと会えるよ。」「いつでもB4Sには連絡をしてきて大丈夫だよ。」というメッセージを子どもたちに伝えます。
通常は、持ち寄ったごちそうを食べながら、わいわいとおしゃべりで盛り上がるのですが、コロナ禍の今はオンラインでの開催です。ワードジェスチャー、ワードウルフというゲームをやったり、それぞれが自分の好きなものをプレゼンする時間を設けたり、オンラインでしたが2時間はあっという間に過ぎていきました。
参加した高校生からは、「巣立ちが終わった後もこうやって会えて良かった。他のブランチの人にも会えて良かった。ゲームが思ったより楽しかった。」
「最初に何をやるんだろうと思っていたけど、実際にゲームをしたら面白かった。
こういう機会があって日程の都合がつけばまた参加したい。」
「他の高校生が集まらなかったのが残念・・・でもまた別のアトモイベントで顔を合わせられたら。」などの感想が出ていました。
◆巣立ちアトモ@オンライン
開催日時:2月28日(日) 14時~16時
参加者数:高校生 4人 / ボランティア23人・B4Sスタッフ 8人
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