ニュース・活動報告

ネットワンシステムズ株式会社「謎解きクエスト」
写真:ネットワンシステムズ株式会社「謎解きクエスト」の様子

日時:2019年8月13日 13:30~16:30
子どもの参加人数:5人

内容:会社説明、JPタワーからの脱出、AI深層心理分析、ビジネスミーティング&プレゼン体験

 

東京駅から徒歩1分、そして窓からは皇居を一望できるKITTEビル。
そんな東京のど真ん中にあるネットワンシステムズで、ジョブ・プラクティスは開催されました。

 

■会社説明

簡単な自己紹介を終えて、社員の方がネットワンシステムズとはどんな会社なのか、何を扱う会社なのかについて短い質問を交えながらわかりやすく教えてくださいました。

 

ネットワンシステムズとはインターネットやパソコンなど我々の社会生活を支えている『ICT』を扱う会社です。
お客さんの要望に応じて技術や商品を組み合わせたICTインフラシステムの提供や監視、修理、さらには海外の最新IT製品・技術を日本の会社に提案なども行っています。
フレックス制を導入し、テレワークで自宅から仕事をする社員さんもおり、働き方を選べるのもこの会社の特徴です。

 

■JPタワーからの脱出

ICT機器を駆使して、謎を解き明かす今回のメイン企画がスタート。
突然、スクリーンに映像が映し出されました。

 

「JPタワーが閉鎖されました。皆さんは謎を解き明かし、ここから脱出を試みてください」

 

不適な笑みを浮かべる怪しい男からの挑戦状…
実はこれ、今回のために用意された社員さん手作りのオープニングムービー。
ワクワクする仕掛けを作っていただきました!

 

ゲームは、まず最新のICT機器から送られてくるメッセージをヒントに、オフィスに散らばった「なぞ」を探し出します。
すべてのなぞを集めたら、部屋に戻って謎解きにチャレンジし、全問正解で見事脱出です。

 

ヒントがホログラムディスプレイで表示されたり、支給されたスマホをぬいぐるみにかざすとなぞがLINEに送られてきたり…オフィス内に設置された様々なICT機器は驚くものばかり。
子どもたちは楽しそうに操作したり触れてみたり。全員無事なぞを見つけ出し、謎解きがスタートしました。

 

《出題問題の一部》※皆さんも解いてみてください!

①つかすいもくきんどに?? 【?に入るひらがな】

②77 49 36 18 ?? 【?に入る数字】

③50セントで買える車の部品ってなーんだ?

 

B4Sスタッフや施設職員も謎解きにチャレンジしましたが、問題は大人が頭を抱えるほど工夫を凝らしたものばかり。
子どもたちは悪戦苦闘しながらも、ほぼすべての問題を解き終えて、見事全員脱出に成功しました!
そして、楽しみながら最新のICT技術を知るという今回の企画も大成功でした!

 

■お仕事紹介

続いて、ネットワンシステムズで働いている社員さんから、新規事業についてのお話を聞きました。
まだ世にない新たな製品やサービスを生み出すために、社員さんは、人や本、毎日の出来事から刺激を受けるとともに、アイディアを出すための訓練もしているそうです。

 

さらに、必要な技術や人の手を借りてアイディアをカタチにし、それが安全か不具合はないかの検査を経て、はじめて世に生み出されるそうです。
こうした過程を辿って、現在ネットワンシステムズで開発中のサービスを次の時間で体験することができました!

 

■AI深層心理分析

人間が普段意識をしておらず一般的に外部からは見ることができない部分を潜在意識といいますが、現在この潜在意識を可視化してしまう、という技術を使った新規事業を検討しているそうです。
実際に体験を交えながら紹介してくださいました。

 

子どもたちが体験したのは、60枚の画像から好きな10枚の画像を選ぶことで、その人の潜在的な性格や適性職業などのパーソナル情報、また人同士の相性度さえわかってしまう高性能のシステム。

自分の性格に当てはまる結果が出たことに子どもたちは驚いていました。

 

将来はこうした潜在意識をAIで可視化し、それに基づいてお客さんにおすすめ商品を提示したり、会社の採用やプロジェクトチームの相性を考えたりもできるそうです!

 

■ビジネスミーティング&プレゼン体験

いよいよ最後の企画、でもその前にちょっとアイスブレイク。
大人・子どもが輪になって、端から「○○が好きな□□です」と自己紹介し、次の人は「○○が好きな□□さんの隣の●●が好きな■■です」と続きます。

 

前の人の名前と好きなものをすべて覚えておかなければいけないちょっと難しいゲームですが、なんと一発で成功!

次に逆からスタートしましたが、これも成功。すっかりお互いの顔と名前が分かるようになりました。

 

打ち解けたところで、企画がスタート!
まずは2チームに分かれて「好きなもの」を決めます。それが決まったら「なぜ好きか」「どこを人に勧めたいか」をまとめ、他のチームにプレゼンします。

ここで、再びネットワンシステムズならではのIT製品が登場!
Webexというオンライン会議のシステムで、別室に移動したチームはテレビから流れる片方のチームの発表を見て大はしゃぎでした。

 

共通して好きだと思えるものを探るところから始まり、好きな理由をピックアップし、人に勧めるためのポイントをまとめていく…「好き」というとてもシンプルな設定でも、話し合って、発表することの難しさと新鮮さを子どもたちは痛感したようです。アンケートでは「大人ってすげぇなって思った」という感想もありました!

 

あっという間の4時間が過ぎ、盛りだくさんの体験が終了しました。

 

今回は皆が不自由なく生活できたり、ワクワクドキドキする体験を可能にしたりする最新のICT技術に触れ、さらに、こうしたシステムを生み出す社員さんの刺激的な仕事を体験することができました。

 

ネットワンシステムズの社員のみなさま、子どもたちのために貴重な場をご用意くださり、本当にありがとうございました!

 

【問題の答え】
① ちげ :曜日の一部。か、すい、もく、きん、ど、に(ち)、(げ)つ
② 8    :7×7=49、4×9=36、3×6=18、1×8=8
③ハンドル:半ドル(=50セント)

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