ニュース・活動報告

「一歩を踏み出す勇気が、子どもたちの未来を支える」:サポーターしののめ

ブリッジフォースマイル(B4S)では2004年の創立以降、多くの社会人ボランティア(以下、サポーター)が活躍しています。サポーターがどんな人で、どんなふうに活躍しているのか、レポートしてみました! 

今回は保険会社でお仕事をしているサポーター、ニックネーム「しののめ」にお話を聞きました。


■子どもたちの自立を見守りたい ― ボランティアを始めたきっかけ

しののめがB4Sのボランティアとして活動を始めたのは、2024年からです。しかし、その思いの芽生えはずっと前からあったといいます。

 

2019年に、ボランティア登録の有無関係なく受けられるB4Sの「スキルアップ研修」を、一般参加で受けたことがあったんです。内容がとても深く、自分にこういう支援ができるだろうかと悩みました。その後コロナ禍になってしまい、一旦はボランティア参加を控えましたが、心のどこかで「やっぱり、親を頼れない子どもたちに関わりたい」という気持ちが消えませんでした。

 

転機となったのは、ご自身のお子さんが18歳になったときでした。

 

正直、わが子でさえまだまだ社会でやっていける状態ではないのに、親を頼れない子どもたちはもっと大変だろうと想像しました。その瞬間、「自分の時間をそうした子どもたちのために使いたい」という気持ちが強くなりました。

 

地域の子ども食堂などにも顔を出しましたが「人手が足りていて、自分がいなくても大丈夫」と感じたそうです。そこで「もっと一歩踏み込んでできること」を探し直し、再びB4Sと出会い、本格的に活動を始める決意をされたそうです。

 

■初めての現場で感じた安心感

ボランティア登録を経て最初に参加したのは、児童養護施設や里親家庭から巣立った後も身近な理解者との繋がりをつくり、同じ境遇の仲間と集うイベント「アトモプロジェクト」という活動で開催されたクリスマス会でした。
大勢のサポーターや、児童養護施設や里親家庭から巣立った子どもたちが集まる場に、しののめは「とても緊張した」といいますが、「みなさんが温かく迎えてくれて、とても楽しい時間を過ごせました」と笑顔で振り返ります。

 

現在は「⾃⽴ナビゲーション」という、巣立った後の子ども一人ひとりに、専任のメンターボランティア(自立ナビゲーター)が付き、大きく環境が変わる子どもたちに伴走することで巣立ちを支える活動に参加中です。「大人数でわいわいするのは少し苦手ですが、一人の子とじっくり向き合う方が自分に合っている」と話します。

 

また、子どもたちもボランティアたちも安心して交流するためにB4Sが参加をお願いしているスキルアップ研修も、支援活動と同様に印象深かったそうです。その中でも特に「バイアス研修」では、自分の思考の癖に気づき「視野が広がった」と実感。「子どもたちと接するだけでなく、自分自身を振り返る貴重な機会になっています」と語ります。

 

「安心して支援に参加できる研修などのサポートと、現場の雰囲気のおかげで、気負わず楽しく取り組めるのがB4Sの良さ。『同じ想いを持った大人が集まっている』と感じられるのも大きな魅力です」と、しののめは言います。

 

■今後挑戦したいこと

しののめには「これから挑戦してみたいこと」もあります。

 

もっと子どもたちと自然に触れ合いたいので、本当は「居場所 ※1」の活動にも参加したいんです。ただ、決まった時間に合わせるのが難しくて。でも、居場所では臨時で参加できる機会がありますし、読書会のようなイベントもあるので、ぜひ関わってみたいと思っています。

※1 居場所:身近な理解者との繋がりをつくり、いつでも立ち寄れる居場所として、児童養護施設や里親家庭から巣立った子どもや、親を頼れずに育った虐待サバイバーなどが集える場です。B4Sでは、全国5カ所で居場所を運営中。

 

定期的なスケジュールが合わない支援活動も、臨時で参加募集をかけることがあります。また、「支援」ではなく「本」を通して、支援者と被支援者がよりフラットな関係で親睦を深める「読書会」を居場所で定期開催しています。

 

 

■社会に広がる支え合いの輪 ― あなたも一歩を踏み出してみませんか?

最後に、これから参加を考える人へのメッセージをお願いしました。

 

ボランティアに興味があっても、一歩を踏み出すのはとても勇気がいりますよね。でもB4Sには安心して参加できる環境があります。手厚い研修やそこで出会えるボランティア仲間がいますし、B4Sの事務局スタッフにも相談できます。
私自身、初めて本格的にボランティアに参加しましたが、気負わず楽しく活動できています。迷っている方には、ぜひ「やってみよう!」と声をかけたいです。

 

しののめのように、子どもたちの未来を想いながら一歩を踏み出した方がいます。その一歩が、社会に大きな支えの輪を広げています。
B4Sには、親を頼れない子ども・若者たちと直接触れ合う支援活動、イベント・運営のサポートなど、さまざまな関わり方があります。

 

あなたもぜひ、その輪に加わってみませんか?
子どもたちの笑顔と未来を一緒に支える仲間として、ブリッジフォースマイルでのボランティア活動を、ぜひ始めてみてください。

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