ニュース・活動報告

【活動報告】プロの話を美味しくゆる~く聞く会(2020年1月・2月)
児童養護施設などの退所者の子ども達と大人達が話をしている

「よこはま Port For」では、児童養護施設を退所した若者などが、気軽に立ち寄れる居場所として、仲間との交流の場として、食事を提供したり、各種イベントを開催しています。

毎月第1金曜日には、「プロの話を美味しくゆる~く聞く会」を開催。毎回、多彩なゲストをお迎えして、いろいろな話をお聞きしています。

 

◆2020年1月10日開催

<参加者>スタッフ・ボランティア3名/退所者3名
<ゲスト>藤澤 翔 さん(静岡市職員)

静岡市の地域活性化に取り組んでいらしっしゃる藤澤さん。
ちびまる子ちゃんやガンプラとのコラボや、静岡を舞台にしたスマホのアプリなど、他分野とのコラボし、さまざまな挑戦をしていらっしゃいました。積極的に静岡の魅力を伝え、一生懸命静岡を盛り上げようとしている姿が、印象的でした。

 

若者のなかからは、静岡に関する質問がたくさん飛び出し、静岡にはアニメの聖地となっている場所もあるようで、その点に興味を持った若者もいました。藤澤さんからも、「静岡に少しでも興味を持っていただけて嬉しい」という言葉をいただきました。

 

藤澤さん、ご来所いただき、ありがとうございました!

 

◆2020年2月7日開催

<参加者>スタッフ・ボランティア3名/退所者3名(+退所者のお子さん2名)
<ゲスト>中川 聴乃さん(元全日本女子バスケットボール代表選手)
2006年、ドーハアジア大会の日本代表に選出。
2013年、デンソーアイリスに移籍。
2015年5月に現役を引退。
2016年4月ジャパン・スポーツ・マーケティングに所属。
バスケットボール中継の解説者やリポーターとして活躍中。バスケットボールの競技広報活動などにも携わっている。

 

中川さんはこれまでのことを振り返り「元々バスケットボール選手になりたかった訳でも、目標とする選手がいた訳でもなく、今自分がやりたいことを継続していたらプロバスケットボール選手になっていた」と話してくださいました。

 

現役時代は9年間という長い間怪我に苦しんだ中川さん。

周囲の選手もライバルであるため、中川さんの回復を願わない人もいたとのこと。人間不信になったこともあったそうです。

「長い故障は、まるでトンネルの中のようだったけれど、気付きや学びも多かった。まさにピンチはチャンスだった」と語る中川さんが、立ち直ったきっかけは、とにかく動いたこと。動いたことで、暗いトンネルの中であっても、景色が変わって行くことを感じることができたのだそう。
だから、座右の銘は「前進」になった、と笑顔で語ってくださいました。

 

選手を続けられなくなってもバスケットボールに関わりたいと思い、バスケットボールやスポーツの解説や選手へのインタビューをする道に進んだそうです。人前で話すことが苦手だったがセミナーに通い、現在は、東京オリンピックでの解説を目指していらっしゃいます。

若者たちから中川さんへの質問が相次ぐ、賑やかな会となりました。


中川さん、ご来所いただき、ありがとうございました!

 

※3月も開催の予定でしたが、新型コロナウイルス感染拡大に伴い中止となりました。

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