2020年11月末をもって「新型コロナ緊急支援」寄付受付を終了いたしました。
2021年3月末まで、緊急支援事業を継続して行い、支援を続けてまいります。
緊急支援プロジェクトとして全国から支援を募り、児童養護施設退所者や里親家庭出身者へ届けます。
1.家賃補助としての現金振込
- まずは5月の家賃に充ててもらえるよう現金給付します。6月以降、資金状況次第で実施します。
- 住居を失う可能性のある緊急性の高い若者を優先します。
- 施設職員にヒアリングしたところ「アルバイト生活をしていて、勤務を減らされているひとり暮らしが一番キツいのではないか」との意見がありました
- 奨学金や生活支援金を給付してきた実績を生かし、家賃を事前確認した上で振込口座への現金給付を行います。
2.食料品の購入費、配送費
- 炊飯器や調理器具がない人もいるので、レトルト食品やシリアル等、誰にでも喜ばれるものを中心に届けます。
- スポンサー企業・団体から支援いただいたお米(3kg)の郵送希望者を募ったところ1時間強で10名から要望があり、2週間で計18人に届けています。
- 食料品の郵送は新型コロナ禍が長期化するに連れて要望が高まることが予想されます。
3.オンライン相談・交流会の運営費
- 施設退所者を対象にした交流イベントや個別面談を通じた伴走支援は、これまでも長く続けてきましたが、現在対面からオンラインに切り替えています。
- 「みんなに会いたい」「話し相手が欲しい」という声があり、支援スタッフを中心に試行しています。初回は10人の若者が参加してくれました。
- 生活相談が増えると予想されるため、希望者への個別相談を強化していきたいと考えています。
- 毎年恒例、ゴールデンウィークのBBQの代わりとなるイベントや、団体の強みであるボランティア500人にも協力いただけるようなイベントを企画していきます。
4.その他、必要となる費用に、大切に活用させていただきます。
- スピード重視で調査をしたため、すべての要望を聞き取りきれていません。事態が長期化するほど、追加調査が必要になります。
- スタッフ宛に届く、逼迫した状況や不安の声からも、今後さらに必要な支援が増えることが予想されます。
- 対面支援はオンラインに切り替えておりますが、これまで行ってきた活動を絶やすことなく、事態が落ち着き日常が戻るまで、若者たちによりそう方法を模索していきます。