ニュース・活動報告

たくさんの「ありがとう」と、次の10年に向けて ~ 代表:林恵子

ブリッジフォースマイル代表の林恵子です。

6月から2か月に渡り挑戦したクラウドファンディングでは、493人の方から、10,425,000円のご支援をいただくことができ、大きな目標を達成することができました。

励ましのメッセージ、一つ一つ読ませていただきました。本当に嬉しかったです。ありがとうございました。

 

 今年、創設20年目になります。振り返れば、毎年何かしら新しいチャレンジをしてきました。子どもたちのために新しい支援を考えることは、私にとってとてもやりがいのあることでした。

 

一方で、もっとできることはあったかもしれないと思うこともあります。

イメージした通りに進まないことばかりでしたし、大きな失敗をしたことやご批判を受けたこともありました。

 

それでも、問題から逃げず、真正面から取り組んできたことで、確実に前に進んでこれました。そこには、新しい試みを理解してくれる仲間、難問に知恵を絞ってくれる仲間、悲しい時に一緒に泣いてくれる仲間がいました。

2024年3月「サンクスフェスティバル」 日頃お世話になっている社会人ボランティアの皆さんと記念撮影。

 

今回のクラウドファンディングでも、仲間の存在にとても励まされました。

 

「早く行きたいなら一人で行け、遠くに行きたいならみんなで行け」というアフリカのことわざにあるように、これだけの協力者と一緒に活動しているのは、やっぱり素晴らしいことなんじゃないかと。

 

「きっと大丈夫」「ずっと応援しています」「一緒にがんばろう」「あなたならできる」

私や、ブリッジフォースマイルを励ましてくれた言葉を、そのまま子どもたち、若者たちに繋げていきたいです。

 

次の10年は、新しい制度を、親を頼れない子ども・若者たちに「格差なく届ける」ためのチャレンジになるだろうと思います。

 

運なんかじゃない。

子どもや若者からのSOSに、必ず応える支援がある。

地域には、言葉にならないSOSでもキャッチできる大人たちが大勢いる。

 

そんな社会を実現するために、どうしたらいいか。

 

一つは、公的な制度を充実させること。

そして、支援に携わる人を地域に増やすこと。

さらに、支援情報が様々な形で発信されること。

 

「親に頼れなくても大丈夫。私が使える制度がある。支えてくれる人がいる。」

子どもたちが心からそう思えるように。

 

今日まで20年、積み上げてきた実践と共に歩んできた仲間に自信と誇りを持って、次の10年をさらに力強い支援を形にしていきたいと思っています。

 

引き続き、応援とご協力をよろしくお願いいたします。

 

2024年「BBQアトモ」 ブリッジフォースマイルとつながりのある、親を頼れずに育った若者たちと、 社会人ボランティア、スタッフが総勢100名以上集いました。

Bridge for Smile

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