
ニュース・活動報告

岩波ジュニア新書から出版された『親を頼らないで生きるヒント』
9人の若者たちが登場し、
うつ病の母のヤングケアラーとなった中学時代
里親家庭で経験した辛い親権者同意の壁
日本での在留資格がないまま施設に引き取られた不安
など、親を頼れなかった経験がつづられています。
そして、今、困難を抱えている子どもたちに向けて、どのようにSOSを出したら良いのかをわかりやすく解説しています。
B4Sは著者のコイケジュンコさんと共に企画から参加し、当事者たちとの橋渡し役も担いました。
子どもが安心して暮らすにはどうすれば良いのか?──子どもも大人も一緒に、考えることができる書籍ができました。
この本を読んだ方の感想をご紹介します!
支援が必要な状況でも無自覚な若者に、自分の状況を気づかせることができ、さらに具体的な支援情報がまとまっていて、とても良い本だと思いました。悩んでいる当事者だけでなく、周りにいるすべての人に読んでほしいです。まずは自分の困りごとや違和感に気づいて、外に助けを求めていいこと、助けてくれる大人がいるということを知り、SOSを出すきっかけになると良いですね。
9人の体験者のリアルな文章がとてもよかったです。渦中で苦しんでいる子どもがこの本を読めば、励まされ、勇気を持てると思います。
周りの大人に伝えることはとても大事。でも、その大人が理解していないと、子どもは諦めてしまうので、大人にこそ読んでほしいと思いました。
センシティブなテーマなので、おそるおそるページを開きましたが、大変読みやすく、引き込まれ、一気に読んでしまいました。
私自身、詳しく正確な情報を知らないのに、無責任に励ましたり、事情をよく知らないのに安易に「わかるわかる」と言ってしまうこともあります。あらためて、一人の大人として、深く考えさせられる本でした。
読まれた方は、ぜひ、感想を聞かせてくださいね!
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