
ニュース・活動報告
2021年11月8日:プレスリリース(PDF)
18歳でひとり、児童養護施設を巣立ち、
自立しなければならない子どもたちへの生活必需品の購入寄付を募集!
来春施設を巣立つ248人の高校生3年生のために
生活必需品寄付を募集しています。
■子どもたちの背景
児童養護施設で暮らす子どもたちは、高校卒業と同時に施設を退所し自立しなくてはなりません。18歳で施設や里親家庭から出ると、親を頼れず「実家」というセーフティネットを持たない子どもたちは、自分で生計を立てることになります。
子どもたちは新生活準備のため「施設を退所する18歳までに貯金50万!」を目標に、部活や遊びの時間をけずりアルバイトに精を出します。ですが、不動産契約や引越し費用など新生活の出費は大きく、18歳の子どもにかかる経済負担は想像以上に重いものです。
■ブリッジフォースマイル(B4S)が行っている支援
B4Sでは毎年、来春施設を退所する高校3年生を対象に、8月から半年間、全6回で、自立のために必要な知識を学ぶ「巣立ちセミナー」を行っています。セミナーは土日に行われるため、参加することでアルバイトの時間が削られてしまいます。子どもたちの参加意欲を高めるため、セミナー参加回数に応じてポイントが貯まり、6回のセミナー終了後、子どもたちが希望する生活必需品と交換できる仕組み「トドクン」を設けています。
今年もこの巣立ちセミナーに、248人の高校3年生が参加しています。「トドクン」では、高校3年生248人の自立を応援する生活必需品の購入寄付を募集しています。
頑張る子どもたちを応援する寄付仲介サイト トドクン
*新古品の物品寄付、または生活必需品を購入するための現金寄付がお選びいただけます。
※本件へのお問い合わせ・取材のお申し込みは、お問い合わせフォームからお願いします。
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