ニュース・活動報告

【コロナ緊急支援】備蓄できる食料品や医療品を送りました
現在は落ち着いている新型コロナウイルス感染症ですが、第5波では若者にも感染者が増えました。私たちが支援している若者からも、「コロナに感染した」という声を耳にする機会が多くなったと感じています。
 
児童養護施設や里親家庭などの出身者は、周りに頼れる大人が少なく、何かあったときに孤立しがちです。そこで、万が一、コロナにかかったり、濃厚接触者になったりして外出できない状況になったときでも、安心して過ごせるよう、備蓄できる食料品や医療品の送付を行いました。
 
<送付したもの>
水、ごはん、おかゆ、カップラーメン、ゼリー飲料、カップスープ、マスク、冷却シート、お菓子など
 
写真:緊急支援ストック用備品送付
 
発送は4回に分けて行いました。写真は最初に発送をしたときのもの。中身はその時々で、少しずつ違います。
 
B4Sと直接つながっている若者に加え、全国の児童養護施設などに呼びかけ、希望のあった521名に送りました。
複数名分の支援品を児童養護施設に送り、若者に出身施設に取りに行ってもらうという方式をとったケースもあります。支援品が施設と若者とを繋ぐきっかけにもなっているようです。
 
支援品を受け取った若者から届いたお礼の一部をご紹介します。
・体が弱いので、こういったものはとても助かります。ありがとうございました。
・コロナにかかったときの対策が書いてある紙も入っていて助かりました。
・こんなに良いものをたくさんありがとうございます。大切に使わせていただきます。
・ワクチンの副反応で発熱し、外出ができず困っていたところに支援品が届き、大変助かりました。
・熱が出て心細かったのですが、自分にも助けてくれる人がいるとわかり、感動しました。
 
職員の皆様からも、メッセージをいただきました。
一人暮らしの子どもたちは日々の生活に精一杯で、緊急時のストック品の用意まで金銭的にも意識的にも余裕がないのが現状です。今回のご支援があることを子どもたちに連絡すると、欲しいです!と喜んでおりました。自分たちを支援してくださる人々が社会の中に多岐にわたって存在していると実感できることで子どもたちも一層頑張ることが出来るのではないかと考えています。
皆様方の温かいご支援に、あらためて心より厚く御礼申し上げます。
 

本支援は、昨年実施した「コロナ緊急支援」で皆様からお預かりしたご寄付を活用しました。
ご支援いただいた皆様には、改めて感謝申し上げます。どうもありがとうございました。
引き続き、私たちの活動を見守っていただけますと幸いです。
 
コロナ緊急支援作業風景写真
 

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