
ニュース・活動報告
令和8年熊本地震により被災された皆さまに、心よりお見舞い申し上げます。
7月28日(火)16時27分、熊本地方でマグニチュード7.1の地震が発生しました。
その時、ブリッジフォースマイルの居場所【B4S PORTくまもと】は開所中で、利用者2名とスタッフ2名がいました。大きな地響きと横揺れが続き、「地震よ!テーブルの下に来て」と声をかけ、全員で身を寄せ合いました。
揺れが収まった後、テレビで状況を確認し、全員の無事を確認。玄関の電気錠を解除し、いつでも外に出られるように備えました。余震が落ち着いたタイミングで、なるべく明るいうちに帰宅できるよう、飲料水や食料を持たせて利用者を送り出し、スタッフも帰宅しました。
■ 安否確認と「つながり」を守る工夫
地震直後、公式LINEが不通となり、利用者の安否確認ができない状況が続きました。当日から翌日の復旧を機に、LINEや電話で利用者一人ひとりに連絡。長く話すことはできませんでしたが、声を聞き、無事を確認できたことで胸をなでおろしました。
ほとんどの利用者・スタッフが、10年前の2016年熊本震災を経験しています。
あの時の教訓は「必要以上に不安にならない」こと。今回も、居場所のLINEを通じて、不安を煽らず、つながりを感じられる発信を続けました。
■ 居場所の再開と非常食の提供
震災後、1日は閉所となりましたが、居場所は再開しています。
非常食の準備も整え、パックご飯・非常食用の総菜・ミネラルウォーター・フリーズドライ味噌汁などをセットにして、来所できる利用者へ渡しています。これらは日頃からYahoo!「買って応援便」や企業様からのご寄付で備蓄していたもので、今回大変役立ちました。

■ オンライン居場所で聞こえた“その時”の声
先日は、東京のスタッフと熊本の利用者・スタッフ、そして来所が難しい熊本の当事者たちをオンラインでつなぎ、1時間だけ【オンライン居場所】を開催しました。
住んでいる地域によって被害の大きさは異なりましたが、 「立っていられず、バス停にしがみついていた」 「保育園勤務中で、子どもたちを必死に守った」 など、当事者たちの“その時”の声が次々と語られました。
体験を言葉にして共有することで、ふっと心が軽くなる瞬間があります。情報収集はネットでもできますが、人と人のつながりは、何にも代えがたいものです。
私たちスタッフも、改めて「居場所の役割」の大切さを感じました。
安否を確認できる相手がいること。 安心して話せる場所があること。 その存在は、非常時にこそ大きな支えになります。日頃から「ちょっとしたこと」を話せる関係性があるからこそ、本当に困った時に相談してくれるのだと思えました。
オンライン居場所の最後、利用者たちが笑顔で「またねー」と手を振ってくれた瞬間、心から「ブリッジフォースマイルが熊本にあって良かった」と感じました。
また、緊急時にもかかわらず居場所にはサポーターさんの姿があり、利用者から「そこに座ったら画面に映らないよ!」と声をかけられる場面も。とても微笑ましく、ボランティアの力、寄付でのご支援、皆さまの温かい想いが活動を支えていることを改めて実感しました。
■ ご支援のお願い
ブリッジフォースマイル熊本事務局では、通常のご寄付に加え、熊本県ふるさと納税を通じたご寄付も受け付けています。 若者たちの安心できる居場所を守り続けるために、皆さまのご支援を心よりお願い申し上げます。
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