
ニュース・活動報告
ブリッジフォースマイル(B4S)は、プリモグローバルホールディングス様より、親を頼れない子どもたちへのジョブプラクティスセミナー(仕事体験)に長年ご協力いただいています。社員のみなさまは、子どもたちに丁寧に向き合ってくださり、セミナーは毎回大好評です。
そこで今回は、プリモグローバルホールディングス様のCSR活動について詳しくお伺いしました。
最高(プリモ)の夢(おもい)を最高(プリモ)の幸(かたち)に

―――貴社のCSRの考え方や、大切にされている価値観について教えてください
私たちは企業理念「最高(プリモ)の夢(おもい)を最高(プリモ)の幸(かたち)に」をもとに、社員や、関わるステークホルダーのみなさまを大切にする活動をしています。
幸せのリングをつなげていく社内横断型CSR活動「PRIMO RING PROJECT(以下、りんぷろ)」では、4つの活動方針とSDGsに基づきさまざまな活動に取り組んでいます。
4つの活動方針
- お客様の想いに寄り添う
- 信頼される商品を届ける
- よりよい職場環境を育む
- 地域や環境を守り次世代へつなぐ

―――りんぷろについて教えてください!
りんぷろは今年で20年目となり、現在は全国8名の社員メンバーで運営している社内横断型CSR活動です。任期は1年間で、任命時には社長から任命状が授与され、メンバーは社内で公表されています。メンバー以外でも、活動ごとに募集することもあります。
―――りんぷろの活動は、通常業務と並行して、業務時間内に行っているのですか。
はい。業務時間内に活動しています。活動の企画・運営や提案書の作成、関係部署との打合せなど、通常業務に加えてやることが増えるので大変な面もありますが、このプロジェクト自体が社内で広く認知されているため、会社側も柔軟に対応しています。
―――人事評価にも関係しますか?
現在の制度では、評価項目の1つに関連する項目があります。
社員のアイデアが実現するボトムアップ形式

―――メンバーが前向きに活動を続けられる秘訣は何でしょうか?
トップダウンではなく、「ボトムアップ」の形をとっていることだと思います。
当社の代表がプロジェクトオーナーになっており、毎月行われる定例ミーティングにも参加しているため、活動に対する意見や提案について、直接助言やフィードバックをいただける機会があります。自分のアイデアが形になる瞬間は、この活動ならではの醍醐味だと感じています。
―――アイデアはどのように選ばれるのでしょうか?
1人2〜3個、貢献したい活動のアイデアを持ち寄ります。その中から、重複しているものは整理されますが、メンバーの考えを尊重してもらい、本当に難しいケース以外、ダメと言われることは少ないですね。今年は10個ほどのプロジェクトが並行して走っています。
―――却下されるとしたら、どのようなケースですか?
商品に関わることは簡単ではないかもしれません。「この商品がもっとこうだったらいいのに」という案も出ますが、私たちの意見だけでは採択されません。その場合は、関係部署とミーティングを設定して、ここまでならできそう、といった代案を話します。
一回ダメでも、3年後に出したら採用されるということもあります。世の中のトレンドや社内の状況などは常に変化しているので、以前難しかった提案が実現できるようになることもあり、しつこく提案し続けることも大切です(笑)。
入社3年目でアイデアを実現!

―――安藤さんはりんぷろの活動が6年目になるとのことですが、どのようなことを提案されてきたのでしょうか?
私たちは、LGBTQ+を含む多様な人々への配慮の観点から、ブランドサイトの文言修正を提案しました。SDGsの項目の中でも、特にこのブライダル業界に関係することだと思ったからです。
以前までは「男性が」「女性が」というプロポーズの記事が多かったのですが、その文言を「お相手様」や「パートナー」のように統一することに成功しました。
入社3年目の私でも、こうした意見を実現していける場がりんぷろだと感じています。
―――すごいことですね!
もちろん、すぐに、とはいかないこともあります。例えばりんぷろに入って1年目で、外資系ブランドのように同性カップルの写真を広告に使うことを提案しましたが、その時は「段階が必要だ」と言われて。
何年か後にまた提案してみると、全面的にではないですが、SNSで写真を使うことになりました。粘り強く提案していくのも大切だと学びました。
寄付だけでなく、自分たちが動くことを大切に

―――B4Sのジョブプラクティスに協力しようと思ったきっかけを教えていただけますか。
当社では、もともと、ベトナムで幼稚園を作ったり、フィリピンやタイ、ネパールで学校を作ったりと「教育支援」に力をいれていました。その点で、B4Sと一緒に日本でも教育支援をしたいと考えたのが始まりだと聞いています。
―――寄付ではなく仕事体験という形で関わっていただいているのは、どういった理由からでしょうか。
自分たちの目で見て、汗をかいて、活動していくことを大切にしているからです。震災のときなども、寄付だけでなく実際に足を運んで活動しました。
―――プリモならではの仕事体験の特徴や、若者に伝えたい学びはありますか。
「傾聴力」「寄り添う力」ですね。私たちは、お客様の人生の節目に寄り添うことを大切に接客しています。お客様やお相手の思いを理解し、汲み取る。それを元に信頼関係を築く努力をしています。その力は、弊社内にとどまらず、若者たちにとって社会のどこにいっても必要な価値になると考えています。

―――昨年のジョブプラクティスでは、最後に「自分のお気に入りの指輪を選ぶ」時間があって、みんなすごく楽しそうでしたね。
はい。キラキラと目を輝かせてくれていました。私たちは普段、指輪やダイヤモンドに囲まれすぎていて「慣れ」が出てしまっている部分があります。子どもたちの新鮮な表情やリアクションを見て「ああ、自分たちはいい仕事をしているんだな」と、こちらが気づかされました。素敵な職業だと思ってもらえていたら嬉しいですね。
社会貢献は、できることから始めればいい

―――他のNPOともコラボされているんですよね。
はい。たとえば、認定NPO法人富士山クラブさんともご一緒していて、富士山での活動はもう13年ほど続けています。
私たちの活動方針の1つ、「地域や環境を守り次世代へつなぐ」を実践する機会として、全国に8名いるりんぷろのメンバーに加え、メンバー以外の希望者、役員を合わせて計21名で行ってきました。
今年は「森を作る」というテーマで、宿泊施設の跡地を耕して、苗木を植える活動をしました。
―――森作り、素敵ですね。
以前は数年間、富士山の麓で歩道整備の活動をしていたんです。そこが今どうなっているか、苔がむして良い感じの道になっているかの観察もしていて、楽しみながら環境保全を学んでいます。
――りんぷろ活動の良い点を教えてください
楽しく参加できて、学びにもなるのが良いところです。店舗で働いているメンバーが多いので、バスでの移動時間に普段は関わらない本部のスタッフとお話したり、みんなで食事をしたり、とてもいい交流の場にもなっています。
―――社会貢献活動に関心はあるけれど、なかなか踏み出せない企業も多いと思います。そういった企業へメッセージがあればお願いします。
当社の場合、企業理念を基にりんぷろの方針があり、接客業や教育という強みと結びついていることで、無理なく継続できているように思います。
「社会貢献」と言うと少し堅苦しい感じがしますが、「りんぷろ」のようなキャッチーな名前を付けて、みんなで楽しく取り組めているのもいいですね。
また、大きなことよりもコツコツ継続することを大切にしています。 ちょっとしたことから始めるといいのかもしれません。
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