巣立ちニュース

【社会人ボランティア150名募集】巣立ちプロジェクト2020 開始!

 

児童養護施設の子どもたちは、
原則18歳になると施設を出て、
ひとりで生きていかなければなりません。

 

 

 

ブリッジフォースマイルは、児童養護施設等から社会へ巣立つ高校3年生向けに、一人暮らし準備セミナー「巣立ちプロジェクト」を開催しています。
巣立ちプロジェクトは、8月~1月まで全6回のセミナーを行い、自立に必要な知識の習得と仲間づくりをサポートします。
2020年度の「巣立ちプロジェクト」を一緒に作りあげていく社会人ボランティアを募集しています。ぜひご参加ください!

【巣立ちプロジェクトの目的】
・ひとり暮らしのための知識とスキルを学ぶ
・自立に向けた意欲をはぐくむ
・信頼できる仲間をつくる

【巣立ちプロジェクトの内容】
引越しの手続きや、金銭管理、危険から身を守る術など、ひとり暮らしで必要となる知識やスキルをセミナー形式で学びます。

【子どもが好きな人、大募集!】
巣立ちプロジェクトのやりがいは、半年間、子どもたちと学び、笑い、一緒に成長できること。ときには苦労することもありますが、明るく、楽しく、一緒に盛り上げてくれる方を募集しています。

>> 巣立ちプロジェクトの詳細はこちらをご覧ください。

2020巣立ちプロジェクトサポーター大募集(PDF)

【日程】

◆第1回
・事前予習会:8月2日(日)
・日曜日程:8月23日(日)/土曜日程:8月29日(土)

◆第2回
・事前予習会:9月13日(日)
・日曜日程:9月20日(日)/土曜日程:9月26日(土)

◆第3回
・事前予習会:10月11日(日)
・日曜日程:10月18日(日)/土曜日程:10月24日(土)

◆第4回
・事前予習会:11月8日(日)
・日曜日程:11月15日(日)/土曜日程:11月21日(土)

◆第5回
・事前予習会:12月6日(日)
・日曜日程:12月13日(日)/土曜日程:12月19日(土)

◆第6回
・事前予習会:1月10日(日)
・日曜日程:1月17日(日)/土曜日程:1月23日(土)

※状況により変更になる可能性があります

 

【会場】

◆日曜日程
・東東京(東京駅周辺)
・西東京(国分寺駅周辺)
・横浜(横浜都市部周辺)
・千葉(千葉駅周辺)

◆土曜日程
・東東京(東京駅周辺)
・中央東京(荻窪駅周辺)
・西東京(八王子・拝島周辺)
・横浜(横浜都市部周辺)
・小田原(小田原駅周辺)
・埼玉(大宮駅周辺)
・千葉(千葉駅周辺)

※状況により変更になる可能性があります

 

【ご参加にあたって】
●お住いの地域やご予定にあわせて、参加する日程と会場を決めていただきます。
●高校生との関係構築のため、できるだけすべて(事前予習会:2時間、セミナー:8時間)にご参加ください。
●飲食費、交通費などの実費程度の参加費用が発生します。
●別途ボランティア登録にあたり、登録費が必要です。
同じ会場に参加するボランティアでチームを作り、仲間として子どもたちを支えます!

 

ご興味ある方は、
「巣立ちプロジェクトボランティア説明会」にご参加ください!

5月17日(日)10:00-11:30
5月27日(水) 19:00-20:30
6月7日(日)10:00-11:30 (11:30以降、希望者の方のみ20分程「自立支援セミナー」の説明も致します)

※全てオンラインの実施となります

当日は、具体的なボランティア活動の内容や年間の流れをお伝えします。

巣立ちプロジェクトボランティア説明会 お申込みフォーム

 


ご不明点、ご質問は ブリッジフォースマイル事務局まで!
sudachi★b4s.jp(★を@に変えてください)

たくさんの方々のご参加を心よりお待ちしております。

 

巣立ちプロジェクト2019~第6回「知ってるだけじゃダメ!な大人への相談」@パソナブランチ

開催日:2020年1月19日(日)
参加人数:高校生15人/ボランティア16人
ゲスト:施設職員さん1人/先輩退所者1人
講師:ワディー 

巣立ちセミナー最終回。最初は高校生もサポーターもぎこちなかったけど、6カ月間を一緒に過ごしてきた仲間。すっかり馴染んで朝から賑やかなおしゃべりでスタートです。

第6回のテーマは「知ってるだけじゃダメ!な大人への相談」。
これまでコミュニケーションや一人暮らし、金銭管理などさまざまなテーマで学んできましたが、今回はその総集編。退所後に遭遇するだろう、トラブルに対して、ひとりで抱え込まず、誰にどういう風に相談したらいいかなど対処法を具体的に学びました。

講師は前回と同様、サポーターのワディー。塾講師の経験がありテキパキとプログラムを進めていく頼れる兄貴です。

 

◆施設を出たらどんなトラブルがあるの

まずはグループワーク。「夜遅くまでゲームをしていて寝坊。会社に間に合わない」事態が発生。さて、どうする。「すぐに、電話してまずは謝る」「会社に到着する時間も伝えた方がいいよ」「同僚に代わりに仕事を頼むならそれも言わないと」など高校生から活発な意見がでます。みんな、アルバイトの経験からしっかり学んでいる様子です。

しかし、「外出先(静岡)で財布をなくしてしまった」「自分(またはパートナーが)妊娠2カ月」というトラブル事例のワークとなると、考え込む時間も長くなり、サポーターも一緒に、ネットで検索。もちろん答えはひとつではないので、肝心なことは、信頼できる大人に相談することだね。ということを確認しました。

 

◆トラブル対処法をゲーム形式で学ぶ「巣立ちクエスト」

そして、いよいよメインプログラムの「巣立ちクエスト」。
高校生が2人一組になって施設退所後に遭遇するかもしれないトラブルに対し、解決方法を探っていくシミュレーションゲームです。ネットで検索したり、大人に相談したりして考えた解決方法を「審判」に説明し、ポイントをゲットします。

最初に、ペアごとにトラブルカードを引きます。そこには「先輩に3万円貸したのだが返ってこない」「「空き巣に入られた」「不倫相手の配偶者にバレた」「先輩から大麻を渡された」などさまざまなトラブルが書いてあります。会場には、会社の上司、大家さん、いい加減な先輩などの役割を担当するサポーターが配置されています。今回はゲストとして、本物の施設職員が、「施設職員」の担当として参加しています。

高校性たちは、ネットで調べたり、相談員のところに行ってアドバイスをもらったりしたことを、シートに書き込み、「審判」役のところに行き合格して、1点~5点のポイントをもらえたら、次のトラブルカードを引きに行きます。

誰にも相談もせずに、「貸したお金は返ってこないから、あきらめる」などと言ってきた子には、「ちゃんと相談して、考えてからもう一度来て」と審判からやり直しを命じられる場面も。

ゲームなので、合計点も競いますが、トラブルが起きた時に、誰にどんな相談したかが重要。
いい加減な先輩役のサポーターは、いい加減なアドバイスに徹し、相談する人も選ばないといけないということを、高校生にしっかり学んでもらいました。

 

◆先輩の話を聞いてみよう

次のプログラムは「先輩の話を聞いてみよう」。施設出身で現在大学3年生の先輩(女性)の話を聞きました。
「19歳でパスポートを取ろうとした時、いろいろたらい回しされて、とても大変だった」「引っ越す時に、緊急連絡先は個人でないとダメと大家さんに言われて困った」など実際に退所後に遭遇したトラブルなどの話も、年齢の近い先輩から直接聞くと、高校生たちも実感がわくのか、いつも以上に真剣に聞き入っている様子でした。

「起こっていないことを不安に思って心を痛めるのはもったいない。やる気があればなんとかなるというポジティブ思考でいるのがいい」というメッセージは、高校生だけでなく、サポーターの心にもしっかり届き、励まされました。教員になる夢に向かって、大学の勉強だけでなく、さまざまな活動にパワフルに取り組む姿は、高校生たちにもいい刺激になったでしょう。

 

◆リーダー まこっちゃん のお話

巣立ちは多くのブランチに分かれて開催していますが、ブランチごとの雰囲気を作る大きな影響力をもつのがリーダーの存在。パソナブランチのリーダー まこっちゃんは、アラフォーの優しい男性。いつも穏やかで、どちらかというと控えめなタイプかも。最終回でやっと詳しい自己紹介をしてくれました。

就職氷河期世代ならではの苦労もあったけど、働きながら資格をとって、現在は地域の困りごとを解決する仕事に就いていること。「人との縁を大切にする」「不本意でも全力で取り組む」など社会人として大切にしていることを、高校生たちに語りました。高校生たちの様子を常に気にかけ、最適なグループ編成にすることを考えてくれたので、ワークも楽しく進められました。

 

◆修了パーティーと修了式

そして、お待ちかねの修了パーティー。ランチはサンドイッチを食べたけれど、パーティーは別腹。ピザやローストビーフ、串揚げが並んだテーブルの周りに、高校生もサポーターも集まり、思い思いの話題で盛り上がりました。デザートも豪華版、シュークリームやプリン、コーヒーゼリーなどスイーツ好きには選ぶのに迷う品揃え。

音楽に合わせて高校生と踊るサポーター、女子にファッションチェックをされて苦笑いの男性サポーターなど、初回のぎこちなさが嘘のように、ぐっと距離が近くなっているのを実感したひと時でした。

パーティーが終わると、本当に最後のプログラムの修了式です。サポーターから高校生にひとりずつメッセージを語りかけながら、B4Sの修了証と色紙を渡します。
色紙にはサポーター全員が、高校生ひとりひとりに向けて書いたメッセージのカードが貼ってあります。巣立ちセミナーの中で見つけた高校生の素敵なところ、励ましの言葉などなど。

受け取った高校生は一言ずつ感想を話してくれました。
「いろんな話が聞けて勉強になりました。コミュニケーション能力がついたと思います」。
「最初は不安だったけど、半年間このメンバーで学べて、ご飯を食べてよかったです。また会いましょう」と言う言葉にはちょっとしんみり。
「元々はそんなに来たかったわけでなく、ポイントが目当て。つまらなかったら辞めるつもりだったけど、楽しくて全回来てしまった」という本音トークも。

 

◆最後に

お休みの日に朝早くから夕方まで、時には眠気と戦いながらも一生懸命参加してくれた高校生たち。修了式でみんなに楽しかったと笑顔で言ってもらえたのは本当にうれしかったです。退所後に何か困ったことがあった時に、巣立ちセミナーで学んだことが役に立つて欲しいと思います。相談先のひとつとしてB4Sを思い出してくれることを願っています。
終了時間になっても、名残惜しそうな高校生たちをサポーターは「アトモでまた会おうね~」と明るく手を振って送り出し、巣立ちセミナーの全プログラムは終了。

 

◆サポーター同士の交流も魅力

プログラム終了後、サポーターの希望者は居酒屋に移動して恒例の打上げ。初参加の人も、ベテランも、無事すべてのプログラムを終え、高校生たちにも楽しかったと言ってもらえて、
ホッとした様子。「もう高校生たちに会えなくなるのは寂しいね」「6カ月あっという間だった。勉強になった」と感想を語りつつお酒も進みます。

年齢も仕事も全く違う社会人が集まり、高校生たちの自立の支援をしたいという共通の目的に対して力を合わせるという活動は、とても楽しく刺激的な経験です。

サポーター:よっしー

巣立ちプロジェクト2019~第5回「しっかりさんの金銭管理」@西東京(日)ブランチ

開催日時・場所:2019/12/8日
参加者数:高校生 18人/ボランティア16人
講師:ありぽん
児童養護施設を来年春に退所予定の高校生たちを対象とした『巣立ちセミナー』が、早くも第5回を迎えました。

今回のテーマは金銭管理。
初回のセミナーで、多くの高校生が退所後の不安として挙げていた項目です。
春からの新生活をスムーズに進めていくために、どんな目的でどれぐらいお金が必要なのか、予期しない出費を抑えるにはどうすればよいのかなど、お金の使い方に関する心構えを学んでいきます。

もうすぐクリスマスということで、サポーターは赤や緑の服をまとい、会場もクリスマス風に飾りつけ。講師のありぽんの元気な掛け声でセミナーが始まりました。

 

◆お金、税金、社会保障の基礎知識

まずは自己紹介を兼ねて、日頃「お金で工夫していること」を話し合います。
高校生からは早速「封筒貯金!」「収入の半分は手をつけない」といった意見が出てきました。

続いて、給与明細の見方や税金、社会保障の役割などをざっくり学んでいきます。
高校生も大人も何となく知っているけれど、詳しくは知らないことがいろいろ。
講師の解説を、その話題に詳しいサポーターが補足し、皆で理解を深めていきます。

 

◆思わぬ出費に備えよう ~ ブリッジ学園物語

次は、ケースワーク「ブリッジ学園物語」。
児童養護施設ブリッジ学園を退所後、フリーターになったA君と、A君の相談相手“しっかり先生”とのやり取りを通じて、社会保険の役割や借金の怖さを学びます。

ありぽんのまわすマイクに合わせて、一言ずつA君の台詞を読んでいく高校生たち。
比較的落ち着いた雰囲気で淡々と読んでいましたが、ケガをきっかけにお金に困ったA君がヤミ金の広告を見つけて「こ、これだ~!」と言う場面で感情がこもり、笑いが起きました。

読み終えた後の話し合いでは、高校生から「そもそもなぜ保険証を持っていなかったのか」「医療費に困った時点で人に相談すべきだった」「貯金しておけばよかった」などの意見が出てきます。
高額療養費制度を利用したことがあるサポーターからは、手続きをスムーズに進めるコツの紹介もあり、皆で、病気などへの備えや困ったら相談することの重要性を確認しました。

その後改めて、正社員、フリーターといった立場別に、病気やケガ、出産、倒産などの場面で社会保険からもらえるお金を金銭管理シートに記入していきます。
正社員とフリーターのシートを見比べながら、「思った以上にもらえる金額が違いますね。やっぱり正社員がいいです…」とつぶやく高校生も。
社会保険の意義と種類の違いを実感した様子でした。

 

◆クリスマス・ランチ

今回は、ランチもクリスマス風で豪華版!
色鮮やかなオードブル、お寿司、ケーキが並びました。

…が、それぞれの取り皿を見ると、意外と控えめに盛り付けている高校生たち。
いつもと違って大皿から取り分ける形式だったため、全員に行き渡るように気遣ってくれたようです。

「遠慮しないで、もっと取っていいよ!」とサポーターに促され、照れくさそうな優しい笑顔を浮かべる姿が印象的でした。

 

◆目指せ、やりくり上手! ~ ミッション・ゲーム

午後の部では、クレジットカードの注意点やお金がない時の遊び方、節約術について話し合った後、月々のやりくりを疑似体験する「ミッション・ゲーム」のワークに進みました。
「貯金」「食事」「娯楽」といった支出場面ごとに、「外食グルメ派」「そこそこ自炊派」など、自分はこうしたい(こうするだろう)と思うカードを選び、カードに書かれた金額を手元のシートに書き込んでいきます。

そんなに贅沢したつもりはないのに早々に予算オーバーし、「赤字過ぎてやる気が出ない…」と嘆く声もちらほら。実際、サポーターも含めて参加者の多くが赤字になってしまいました。

しかし、なかには3万円以上黒字になる高校生も!
しっかり貯金していたため、思わぬ臨時出費を回避できたことが成功につながったようです。

そこで、高校生たちは改めて支出のイメージを見直します。赤字の人は原因を振り返り、どうやったら予算の枠内で出費や貯金をうまく配分できるか、試行錯誤していました。

最後はこれまでの総復習で、仕事を辞めてから次の仕事が見つかるまでに必要な費用を見積もります
仕事を辞めてしまうと、収入はゼロになる一方で、日常生活に必要なお金は減りません。
高校生も大人も、次に進むには備えが必要なことを実感するワークでした。

 

◆社会人トーク

締めくくりの社会人の話はミキティから。
私生活や仕事での体験を踏まえて、「大きな出費は、本当に自分にとって必要かどうか、よく考えて」「行政などからよく分からない手紙が来たら、無視しないで周りに相談して」と明確なメッセージを送ってくれました。

 

◆1日の振り返り

前回の不動産の話と合わせ、新生活に必要なお金について一通り学んだ高校生たち。
振り返りの時間には、「計画性を持ってお金を使おうと思った」「一人暮らしの出費が予想より多かった。風邪をひかないように、健康に気をつけたい」「国民健康保険は絶対に入ろうと思った」などの言葉が聞かれました。
難しい話もありましたが、それぞれに学び取っている様子が伝わってきて、頼もしく感じました。

『巣立ちセミナー』は残すところあと1回。
進路が決まったという嬉しい報告が相次ぐ一方で、採用面接や入試を間近に控えて忙しい中で参加してくれている高校生もいます。
全員の進路が無事に決まるよう祈りつつ、巣立ちの日を晴れやかに迎えられるよう、最後まで一緒に学んでいきたいと思いました。

サポーター:なっきー

 

 

巣立ちプロジェクト2019~第4回「しっかりさんの一人暮らし」@東東京ブランチ

開催日時・場所:2019/11/17 東東京ブランチ
参加者数:高校生20人/ボランティア22人
講師:ぴおにー

来春、児童養護施設を退所する高校3年生を対象にした「巣立ちセミナー」の第4回目が、11月に東京や神奈川、千葉など各所で行われました。

今回は、東東京ブランチの模様をお伝えします!
会場は、セールスフォース・ドットコムさまにご提供いただきました。ご協力をいただいた皆様、どうもありがとうございました。

 

◆まずは、改めましての自己紹介♪

ベテラン講師・ぴおにーからの提案で、6~7人のテーブルごとに「実は私〇〇なんです!」という自己紹介からスタート。
面白いことを言おうと張り切る子もいれば、言葉につまるシャイな子も。
共通の趣味を見つけて盛り上がる場面もあり、サポーターや高校生がお互いに興味を持つ良いきっかけになりました。

 

◆知りたい!みんなのお金の使い方

場が和んだところで、次のお題へ。
「10円あったら何に使う?」という問いかけに、「10円って…」と困惑気味だった高校生たち。ところが「10万円あったら?」の問いには、「家電を買う」「やっぱり貯金する!」と真剣に考えていました。

 

◆恐怖!10万円の詐欺被害

「10万円があれば、買えるものがたくさんある」と分かったところで、ネタばらし。
実はこの金額は、児童養護施設を退所したみんなの先輩が詐欺被害に遭ってしまった時の被害額だったのです!

「怖いね」「うわぁ、気をつけよう」
そんな声が多く聞こえてきたことで、講師もサポーターたちも一安心。
これから巣立っていくみんながトラブルに巻き込まれないように、学んでほしいことがたくさんあるので、最後まで頑張ってね!

 

◆退所後の暮らしはどう変わる?

高校生に4月からの生活を聞いてみると、進学をする子と就職をする子は半々くらい。一人暮らしをする子もいれば、自立援助ホームに入所する子、シェアハウスに住む子など、さまざまでした。
4月からの暮らしがどう変わるのかをシミュレーションしてみると、平日は学校やアルバイト、仕事で忙しくなる分、「休日はひたすら眠りたい」という意見も多数出ていました(笑)。
みんな現実的だなぁ。

 

◆一人暮らしのお値段は?

昼食後はいよいよ本題!物件探しから契約まで、一人暮らしの流れを疑似体験しました。物件情報や契約書はもちろん、サポーターの中には本物の大家さんもいたりして、リアルなやり取りを教えてもらうことができました。

本番さながらのワークに高校生たちも本気で物件探し!
家賃や敷金、礼金、家具・家電にかかる費用を計算し終えた子からは「こんなにお金が掛かるんだ!」という驚きの声も挙がり、それぞれに新しい発見があったようです。

 

◆サポーターの失敗に学ぶ!?

ワークの合間には、「社会人の話」として、3人のサポーターからの発表もありました。私、れもんは「物件探し」を、とまとんは「一人暮らし」をテーマに赤裸々な体験談を披露。エリザベスは「トラブル事例」について熱く語ってくれました。

3人ともテーマは異なるものの、なぜか失敗の暴露大会のようになるオトナ達。長く生きていれば失敗の1つや2つや3つ…ありますよね!?
特に、空き巣被害や契約トラブルに遭ったエリザベスのドラマチックな体験談には、高校生たちも真剣に耳を傾けていました。

社会人の話を通して、大人だってさまざまな経験をしているのだということや、失敗してもリカバリーできるということ、1人で悩むより誰かに相談した方が早く解決するということを知ってもらえたのではないかと思います。

 

◆熱演!就職したAくんの失敗事例

児童養護施設を退所した先輩が実際に経験したトラブルを、ドラマ仕立てで振り返るワークでは、意外な才能を発揮する高校生もいました。
迂闊な言動で職場を辞めざるを得なくなったAくん役も、Aくんをそそのかす悪い先輩役も、初見で朗読したとは思えないほどの演技力!
高校生も大人も惜しみなく拍手を送っていました。

2人の熱演のおかげか、「Aくんの行動は何が間違っていたのか」「どうすれば良かったのか」といった議論も活発に行われ、同じような状況に遭遇した際に、どのように行動すべきかをみんなで確認することができました。

 

◆トラブルに遭ってしまったら

児童養護施設を退所した先輩達や、サポーター達がたくさんの失敗を経験していることからもわかるように、トラブルはいつ、誰が巻き込まれてもおかしくはありません。
日頃から防犯対策を行うことはもちろんですが、何よりも大切なのは「トラブルが起きた時に誰に相談すべきか」だと、ぴおにーは力説していました。

施設で暮らす高校生たちは、責任感が強い子が多く、他人に迷惑を掛けたくないと思ってしまいがち。だからこそ、「困った時は一人で悩まずに、周囲の信頼できる大人や公的機関、B4Sを頼ってください」というメッセージを改めて伝えました。

 

◆本日の振り返りタイム

振り返りの時間では、「困ったらここに電話すれば良いんだよね?」という確認をしている子や、「セキュリティにも気をつけて物件を選ぶようにする」と言っている子が多くいました。
今日の巣立ちセミナーが、みんなからトラブルを遠ざけることに繋がったら嬉しいな。

巣立ちもいよいよあと2回。第5回はクリスマスシーズンなので、みんなでケーキを食べたいと思っています。
もちろん、高校生たちが巣立つ前に知っておいて損はない情報も満載です!来月も楽しく学びましょう♪

 

サポーター:れもん

 

東東京ブランチのサポータのみなさん。お疲れさまでした & ありがとうございました!

 

 

巣立ちプロジェクト2019~第3回「知って役立つコミュニケーション&性教育」@小田原ブランチ



開催日時・場所:2019/10/26 小田原ブランチ
参加者数:高校生11人/ボランティア15人
講師:ありぽん(前半)、ぴーこ(後半)

児童養護施設を来年の春に退所予定の高校3年生、4年生を対象にした『巣立ちセミナー』第3回が開催されました!
この日は朝から天気に恵まれて、国府津駅のホームからキレイに富士山が見えました!

さて今回は前半のコミュニケーションと後半の性教育で講師が変わる形になり、前半の講師は前回と同じくありぽんに担当いただきました!
そして後半の性教育は、講師初デビューの事務局スタッフぴーこです!

 

◆アイスブレイク

まずは簡単なゲームで頭と体をリラックス♪

あなたは5種類の動物(ウシ、ネコ、タヌキ、ウマ、オオカミ)を連れて旅に出ますが、残念なことに順番にお別れすることになりました。
さて、あなたがお別れする順番は?

えーと、なんだろー?
みんなそれぞれに悩みつつ選んでみましたが、講師ありぽんからの解説では、動物にはそれぞれ意味があり、一番最後まで残ったものはあなたが大切にしているもの、ということでした。

人によっては、仕事だったり、恋人だったり、お金だったりとグループの中でもみんなバラバラです。大切なものはみんな違うし、共通点もあったりとさまざま。
だからコミュニケーションって難しい。

そうです、今日のテーマはコミュニケーションということで、いかに相手を安心させられるかというありぽんのメッセージとともにセミナー開始です。

 

◆コミュニケーションのケーススタディ

【お題 ①】
初デートに相手が2時間遅れて、とぼとぼと歩いてきた。
待ってる間にチケットを買っていた映画も始まり、電話もメールも何も来ない。
そんな状態でずーっと待たされたあなたはイライラ・・・そんな時どうする?

こんなお題に高校生のみんなはから出る意見は、
「とりあえず理由聞かなきゃわかんないよね」
「怪我がないか確認しなきゃ」
「まずはお茶しておちつこう」
という感じでした。

このお題は、自分の気持ちもあるけれど、まずは相手に何が起きたのか想像してみよう、考えてみよう、という内容でしたが、小田原ブランチの高校生は答えになったように相手を責めることもなく、みんな優しい気持ちを持っているなーって、なんだかほっこりしました。

【お題  ②】
店長に予定外のバイトを頼まれたが断りたい。
明日はテストだからバイトしないで勉強したい。
そんなときなんて言って断る?

ここでも優しい高校生たちは「無理は無理だけど、次頑張ります」という意見が大半でした。
ただ、「何時までなら大丈夫?」とか、「1時間だけお願い」など、具体的な打診になったら断れないかも・・・みたいな意見もありました。

そうですね、人間関係は難しいものです。
けど、無理なものは無理といえる気持ちは大事ですね。

 

◆コミュニケーション診断

そしてここで事前課題をもとに自分のコミュニケーションタイプを診断するワークに入ります。4つのマトリクスで「建設的」「消極的」「無関心」「攻撃的」それぞれが描かれています。

巣立ちプロジェクトの合言葉でもある「I’m OK, You’re OK」な建設的コミュニケーションに近づくために必要なキーワードを自分で探して話し合ってみました。

 

◆ホウレンソウ・シミュレーション

午前の部最後はホウレンソウ(報告・連絡・相談)のシミュレーションワークです。
会社員になったつもりで様々なシチュエーションでの相談や連絡する方法を考えます。

出されたテーマは以下の内容です。
・部署の飲み会が多くて…あまり気乗りしない
・残業が多い。まだ頑張れるがちょっとしんどい…
・上司から毎日、 厳しく怒鳴られている気がする。辛い
・パートナーと結婚することが決まった♪
・残業時間中に上司、先輩も帰宅後にクレームの電話を受けた。電話で平謝りしその場で 対応し、電話を切った

社会人だったら、日常にありそうなことなのですが、高校生たちは「いつ」「どこで」「誰に」「どのように」ホウレンソウするか、一生懸命考えてくれました。

アルバイト経験があったりすると割と答えやすいものですが、結婚の話なんかは難しかったようです。
周りにいないし、そりゃそうだよね、なんて会話しながら社会人サポーターのフィードバックをもらいつつ、お待ちかねのランチタイムです♪

ランチは、前回の健康づくりのところで説明した「ちょい足しメニュー」をサポーターのけっこうさんが考えてくれました。
コンビニで手配した、お弁当・パスタ・サンドイッチ・おにぎり等の主食にサラダを一品選んで、自分の好きな組み合わせで食べるというカタチです。
自分の食べたいものと量を、ある程度調整できるので、高校生に好評でした♪

 

◆性教育

午後に入り、講師は事務局スタッフのぴーこに交代です。
テーマは「性教育」ですが、セミナーで伝えたいメッセージは「自分の体と心を大切に。そしてパートナーも大切に」ということで、ここからは高校生もサポーターも男女に分かれて座りなおしました。

最初のワークは「恋と愛」について、ということで社会人でも照れてしまいそうなテーマですが、高校生たちも自分の経験を踏まえていろんな意見を出してくれました。

「恋は短い、愛って長いイメージ」
「恋は異性とだけど、愛は兄弟とかいろんな人、動物、ペットとか幅広い感じかな」
「恋はドキドキする。愛はその先にある感じ?」
などなど、みんなのイメージは様々ですが、男子チームはなんとなく照れくささを醸し出し、女子チームは恋バナで盛り上がっているようです。

恋にも愛にもいろんな形があって、相手を思いやる気持ちが大事ということをみんな理解してくれていたらと思います。
そしてここからはもう少し真剣モードなテーマに入っていきます。

 

◆デートDV

結婚してない男女間でおきるDVのことを「デートDV」といいますが、10代女性では40%も被害の経験があるそうです。
「相手とずっと一緒にいたい」とか「ほかの人と仲良くしてほしくない」という感情が行き過ぎた結果のようですが、大事なのは相手の気持ちも尊重することですね。
女性だけでなく男性でも暴力を受けたというケースもあり、高校生も意外と多いということにちょっと驚きのようです。

 

◆将来結婚したい?子どもはいつほしい?

これはみんな意見がさまざまで、結構盛り上がりましたね。
なかには「一生結婚しない」という男子がいて、理由を聞くと「小学6年の時に告白してフラれて、それから一生一人で生きていくと決めた」んだそうです。

なるほど、そんなに彼女のことが好きだったんだね~と話を聞きながら、でもまだこれからいろんな出会いもあるんじゃないかな~という意見もありました。
他には「早く結婚して家庭を持ちたいんです」という意見も。
自分があまりいい家庭環境じゃなかったから、あったかい家庭を作りたいという気持ちなのだとか。

本当にみんな、自分の経験をもとにいろいろ考えているんだなぁと感心いたしました。

 

◆妊娠・出産

体も心も成長すれば、相手と触れ合いたい、セックスをしたいと思うのは当たり前のことです。でも、正しい知識がないと望まない妊娠につながることにもなります。

妊娠ということで、女性の体、月経・整理の仕組みを丁寧に学びながらグループワークを進めていきます。
「もし彼女に生理が来ないと相談されたらどうする?」という男子への質問と、女子には「生理が来ない、どうしよう?」でそれぞれ話し合ってもらいました。

男子は比較的「相手の望むことをかなえる」という意見が多かったですね。
女子は「相手もだけど、周りの大人や先生にまず相談する」という声も多かったようです。
一言に出産といってもお金もかかるし、人ひとりを育てる責任もあり、とても大事な決断を迫られることになります。
完璧な正解はありませんが、やはり信頼できる先輩や大人、施設の先生に相談してみようという声でまとまりました。

 

◆避妊・中絶

望まない妊娠を避けるためにも避妊はとても大切です。
出産して子どもを育てることがまだできない環境なら、しっかりと避妊をすることが必要です。
高校生のみんなに考えてもらいたかったのは、ここでもパートナーの気持ちを尊重することが大切だということです。

避妊をしてくれない相手は、本当にあなたのことを考えてくれているのか。
そして、中絶のこともどれだけのリスクがあるのか、普段はなかなかちゃんと考える機会が少ないと思いますが、自分事として、社会人サポーターも真剣に話し合いました。

 

◆性感染症:STD

コンドームに代表される避妊具は、性感染症(STD)の予防にも大きく効果があります。
カラフルコミュニケーションを通じて、性感染症がどのように広がっていくのかをみんなで体感しました。

カラフルコミュニケーションとは、一人1枚折り紙をもって、誰かとそのお折り紙を重ね合わせて半分に破っていきます。
4人繰り返すと、元の自分の折り紙のほかにたくさんの色が混ざり合っているかたちになります。
要するに、いろんな人と性交渉を繰り返うちに、ぜんぜん知らない人の病原菌に自分も感染する可能性がある、ってことになります。

ここまで休憩もはさみながらセミナーを続けてきましたが、高校生もだいぶ神経を使ったようで、ちょっと疲れがみえていました。

 

◆先輩社会人の話

ここで講師 ぴーこ の体験談をみんなで聞く時間になりました。
ぴーこは、結婚と出産を通して、自分の心と身体を大切にすることを学んだ、という話をしてくれました。

社会人の話を聞いて、いろいろな価値観を持った大人がいることや、さまざまな体験をしている大人がいるんだな、と高校生に知ってもらえたらと思います。

全体を通じていえることは、信頼できる人に相談できる関係性を築くことと、自分のことも相手のことも大切に考えること、そしてそれは安心感を生むコミュニケーションの上に成り立つ、ということですね。

最後に次回の案内とサンキューカードの交換をしておしまいです。
3回も行っていると、だいぶコミュニケーションが取れてきて、高校生もサポーターも会話が弾み、良い雰囲気になってきました。
残り3回、また一緒に楽しく学べることを楽しみにしています。

そして帰りもきれいな夕景の富士山に見送られて国府津を後にしました。

サポーター:デイブ

 

 

巣立ちプロジェクト2019~第2回「しっかりさんの健康管理」@埼玉ブランチ



開催日時・場所:2019/9/21 埼玉ブランチ
参加者数:高校生20人/ボランティア12人
テーマ:しっかりさんの健康管理
講師:キュリー夫人

児童養護施設を来年の春に退所予定の高校3年生、4年生を対象にした『巣立ちセミナー』第2回が開催されました!

ひとり暮らしになったら、自炊も必要だよね。
睡眠やストレスとの向き合い方も上手にしないと、心と身体の健康は維持できません。

というわけで、第2回は「しっかりさんの健康管理」調理実習とその他健康管理の豆知識を一緒に勉強します!

◆まずは、自分が何を作るかを確認!

おはよう!という挨拶とともに一番に確認するのは、席順と今回自分が何を作るかです。巣立ちの第1回で第3希望まで出しましたが、果たして自分の作りたい料理になっていたかな?
今回、埼玉ブランチでは、「そぼろ親子丼」、「チキンソテー」「鮭のホイル焼き」の3種類に班が分かれました。

◆お買い物前の作戦会議

調理実習前には衛生管理もしっかりとします。

体調に異常は無いですか?
手に傷は無いですか?
しっかりとした手洗いはできますか?
を講師のキュリー夫人から手首までしっかり洗うのよと教わりました。

そして、いよいよ予算の範囲で料理に何が必要かを検討する作成会議の始まりです。
レシピを確認して、必要な材料と個数を計算します。もしも予算があまったら、果物はOK!お菓子はダメ~というわけで、三々五々作戦会議が終わった班から近所のスーパーへ買い物に出発!
車には気をつけていってらっしゃい!

◆お買い物タイム & 調理実習

自炊のための買い物はしたことない子もいたりして、みんなでワイワイお買い物です。
卵がこんな値段なんて知らなかった~、予算あまったからリンゴにする?バナナにする?
施設は違えど、お買い物の目的は一緒。すっかり子どもたちは打ち解けて仲良くなっています。
緊張して予算分の封筒だけしっかり握って出てきた付き添いの大人サポーターは、財布を忘れてしまい予算を超えないかレジ前で内心ドキドキだったり。

いよいよ調理実習の始まりです!
エプロンとバンダナ、マスクを装着して、しっかりと手を洗ったら調理開始。
大人サポーターの分も作るから責任は重大です。
包丁気をつけてね、火傷しないでね、大人の心配をよそに子どもたちはテキパキと食材を切ったり、炒めたり、ホイルに包んだりと作業を進めます。
え?やったことあるの?っていうくらいのプロっぽい包丁さばきを見せてくれる子、余った食材でチャチャっともう1品作ってくれる子、デザート用のリンゴをウサギにしてくれたり、しばし調理室は笑い声にあふれていました。

◆お待ちかね、実食タイム♪♪

付け合わせのサラダとお味噌汁がそろって、立派なランチが完成!
鮭のホイル焼きなんか最初玉ねぎしかレシピに書いてなかったけど、予算内でうまくやりくりしたらエノキもシメジもキャベツもてんこ盛りに入りました。フライパンの蓋閉まらなかったもんね。
チキンソテーの鶏肉は1枚1枚が大きかったから、がっつりと食べられたよね。そぼろ親子丼もちょっと砂糖を入れすぎたかな?甘めのそぼろだったけどおいしく食べました。
各テーブルからはおいしいね、うまくいったね、あーここをもう少し工夫すればよかったね~などなど、高校生も大人サポーターも和気あいあいの雰囲気。リンゴの1/4切れじゃ、太ったウサギになっちゃったけど、耳も半分取れちゃってたけど、すべては結果オーライの大成功!でした。

◆睡魔との闘い

午後はひたすら座学。
午後最初の講義は「睡眠の話」。
そりゃね、散々騒いで、笑って、お腹いっぱいになったらもう寝るしかないでしょう?
ご飯もどんぶりいっぱい食べたし、なんだったらおかわりもしちゃったもんね。
だって、講師のキュリー夫人も睡眠は大事って講義してるもんね。いいよ、気持ち良かったら寝ちゃっても。こういうカリキュラムにした大人が悪いんだから。

しかし、子どもたちはひたすら耐えました。「医者の話」では虫歯とか放っておいちゃいけないよとか、「酒、たばこ、ドラッグの話」もたぶん、してた気がする・・・zzz

◆ストレスタイプ診断、ポジティブシンキング&ストレス発散

休憩をはさんでストレスタイプ診断をしました。
「ミスをすると、ずっと気にしている」「人の世話を熱心にするほうだ」など28の質問に、いつもそう、たまにはそうなどに分けて点数をつけていきます。

みんな宿題だったからちゃんと忘れずにやってきてくれていました。エライ!
点数を集計シートに書き移すと自分がどんなタイプで、どういったストレスをためやすいかがわかります。クヨクヨ型さんは過去に起きたことを、いつまでもクヨクヨと後悔してストレスをため込んでしまうから、気をつけようという具合です。
自分のストレスタイプがあらかじめわかっていたら、日常の生活でストレスをためないようにストレスと上手く付き合うことができるようになります。また、日常でちょっと嫌なことがあった時には、出来事の中にプラスの要素を見つけてみようねという、ポジティブシンキングについてもワークをしました。

ストレス発散はグループ内でどんなストレス発散をしているかを話し合いました。お風呂に入ってリラックスする、好きな音楽を聴く、友人とハグするなんていうのもおもしろいリラックス法だよね。
このセッションは高校生にはのちのち退所後に役に立ったという感想が出てくる実践的なセッションらしいです。高校生も眠気が飛んで、積極的に話し合いやワークに参加してくれました。

◆社会人の話(心が折れたとき)

今回は社会人のジロマールが、自身の転職の話や仕事やプライベートで起こったアクシデントで心が折れた時の話をしてくれました。
大事なのは日常で予期しない出来事があっても、どうやってそこから復活(回復)したのか経験談を聞くことです。これから進学や就職をして社会に出ると、心が折れる場面はあるかもしれない。そこからどのようにして自分を奮い立たせるか、時には誰かに相談してもいいんだよというメッセージは、高校生にとってとても参考になったと思います。

◆振り返りと、サンキューカード作成

今回みんなサンキューカードはいっぱい書いていたね。巣立ちも2回目、調理実習を通して友達も増えたんじゃないかなあ。

秋の気配が近づいて、チラホラと進学のための入試や就職のための面接の日程も聞こえてきました。第3回の巣立ちでも元気で明るい顔が見られますように。
本当に一日お疲れさまでした。気をつけて帰ってね。

サポーター:バーボン

 

埼玉ブランチのサポータのみなさん。お疲れさまでした&ありがとうございました!

 



 

巣立ちプロジェクト2019~第1回 「知ってトクするコミュニケーション」@中央東京ブランチ



開催日時・場所:2019/8/24 中央東京ブランチ
参加者数:高校生20人/ボランティア12人
テーマ:知ってトクするコミュニケーション
講師:ありぽん

児童養護施設を来年の春に退所予定の高校3年生、4年生を対象にした『巣立ちセミナー』がいよいよ始まりました!
これから半年間、全6回にわたって、社会人になって必要な知識を、仲間とともに学んでいきます。

記念すべき第1回となったこの日のテーマは『コミュニケーション』
就職しても進学しても、円滑に日常を送るために大切な、人とのかかわり方についてのセミナーです。

◆まずはお互いを知って覚えることから

初回は高校生もサポーターも初の顔合わせ。緊張しないワケがない!
そこでアイスブレークを兼ねて、お互いの名前を覚えるために『キャッチボールゲーム』をやりました。

ブリッジフォースマイルでは、高校生もサポーターもお互いをニックネームで呼びあいます。
まずは簡単に作った名札を首にかけてグループごとに円を作ります。スタートと同時に、一人が誰かのニックネームを呼んでボールをパス。それを数分間繰り返します。
最初は名札を見ながらだったのが、どんどんニックネームを覚えられました。

最後には部屋いっぱいに全員で大きな円になって、一人ずつ順番に名札を見せながら自己紹介。部屋の反対側の人にも聞こえるよう大きな声で!朝には緊張でほとんど無口だった高校生も不思議と声が出るようになっていて、一気に場の空気がほぐれました。

◆名札作成ワーク

キャッチボールの次は名札の作成。単に自分の名札を作るのではなく『インタビュー』を通じて知ったことを参考に別のメンバーの名札を作り、交換します。インタビューする人、される人、メモを取る人など、6人1グループでそれぞれ役割を決め、順番にインタビューをしていきます。

「好きな色は?」
「好きな食べ物は?」
「趣味は何ですか?」

自分の話をするなかなかない機会です。サッカー好き、スケボー好き、可愛いもの好きなど、みんなの「好き」がたくさん出てきました。途中、ゲームやアーティストの話題では、サポーターがついていけないくらい高校生同士で話が盛り上がりました。

◆不安に思っていることを書き出してみる

いよいよセミナーは巣立ちの本題へと進んでいきます。
次のワークでは、まず社会に出るにあたって不安に思っていることを、思いつく限り付箋に書き出していきました。
それを、心配なこと「お金」⇒「あ、それ自分も書いた!」といった具合に、KJ法を使って用紙に貼り付けグルーピングしていきます。
どんなものが出たか一部をあげると、

「お金」…家賃、光熱費、通信費、ゲームの課金
「仕事」…職場でうまくやっていけるか、人間関係
「健康」…自炊できるか、健康管理、保険のこと
「心のこと」…一人暮らしの孤独感、つらいときの相談相手
など。

一番多かったのは、やっぱり「お金」
一口にお金と言っても、「お金さえあれば何とかなるから」とそれしか書かなかった生徒から(なるほど!)、すでに手取り額や社宅の家賃がわかっている生徒のもっと具体的な心配まで、さまざま。

「健康保険のほかに、毎月貯蓄になるようなのもあるんだよ」
「えー、知らなかった!」(メモメモ…)
大人顔負けに色々なことに興味をもつ高校生も!

他の人の話を聞くうちに、新しく不安なことに気づいて付箋を書き足したりと、イメージを広げるきっかけになったようでした。

◆お待ちかねのランチタイム♪

午前中の時間を少し押してみっちり学んだあとは、ほっと一息ランチタイム。
日替わりハンバーグなど数種類のお弁当、サンドイッチ、冷やしうどんなどから好きなものを選びました。大人向けに用意したつもりの助六寿司が意外と大人気。「いなり寿司大好きなんです~!」大喜びでほおばる様子にほっこりです。
ペットボトルのドリンクバーとお菓子コーナーのほか、インスタント味噌汁とポットも用意されました。
「味噌汁がしみる~!」お昼時の温かい飲み物は良いですね。
BGMで好みの曲が流れるとまた話が盛り上がり、ワイワイとリラックスした時間を過ごしました。

◆仕事するうえでの大切なコミュニケーション「ホウ・レン・ソウ」

午後は、実際に起きた事例をもとにグループワークを行いました。

【事例】
涼しい屋内の部署からエアコンのきかない工場に部署移動になったA君。
もとの部署に戻りたくて、上司や同僚に相談した際、

「今の仕事を辞めたいのですが…」

と言ってしまったところ、話がトントン拍子に進んでしまい、仕事と社宅だった住まいまで失ってしまうことに。
さて、A君は、どうすれば良かったのでしょう?

グループで話し合い、中には「私も学校を辞めたくなったことがあって…」「僕もついこの前、部活を辞めようと思って…」と、自分の体験を話してくれる高校生もいました。ほかの生徒も、自分のこととして真剣に耳を傾けていました。
学校や施設では、気持ちを察して先生や周りの人が止めてくれますが、会社では言葉そのままに受け取られてしまうことがほとんど。察してくれるだろう、は危険だよ、という社会の厳しさ、難しさを習いました。

◆正しく伝えるって難しい!『コミュニケーション伝達ゲーム』

内容が間違って伝わってしまうと思わぬ大惨事になってしまうコミュニケーション。
では、正しく伝えるにはどうしたら良いでしょう?
実際に体験するために『コミュニケーション伝達ゲーム』をやりました。

グループの代表が1枚の絵と、2つのNGワードを見せられます。
生徒はそれを記憶してグループに戻り、NGワード以外の言葉で絵の説明をします。メンバーは説明をもとに絵を描きます。

説明役が「これは絶対に伝わる!」と自信をもって言ったことが「なんでそうなっちゃうの~?」となったり、右と左を間違えて全員が反対に描いてしまったり、簡単な図形がなかなか描けず四苦八苦。
「左に、1対1対ルート2(三角形のこと)」「右に、テンション下げ~(下向き矢印のこと)」わかんないよー!
メッセージを送る側と受ける側、両方の立場を体験して、どうすればより伝わりやすいかを体感しました。

◆振り返りと、サンキューカード作成

終了後、セミナーを振り返って気が付いたことなどを黙々と記入するサポーターのみなさん。真剣です!

最後に一日の振り返りと、この日同じグループでともに頑張ったメンバーに、サンキューカードを書きました。
カードはグループメンバー全員にそれぞれが1枚ずつ、その日の感想や良かったことなどを書き、声に出して読みあげ「ありがとう」と手渡します。これは、本当に嬉しい!
もらったカードは半年間ファイルに貯めていきます。終わるときにはきっとステキな思い出の品になることでしょう。

振り返りでは「座学は嫌いだけど、これなら楽しく続けられそう」という頼もしい声も聞かれました。次回も全員が元気に出席してくれることを楽しみにしています!

サポーター:くわちゃん

 

中央東京ブランチのサポータのみなさん。半年間、よろしくお願いします!

 



 

【社会人ボランティア150名募集】巣立ちプロジェクト2019 開始!

 

児童養護施設の子どもたちは、
原則18歳になると施設を出て、
ひとりで生きていかなければなりません。

 

 

 

ブリッジフォースマイルは、児童養護施設等から社会へ巣立つ高校3年生向けに、一人暮らし準備セミナー「巣立ちプロジェクト」を開催しています。
巣立ちプロジェクトは、8月~1月まで全6回のセミナーを行い、自立に必要な知識の習得と仲間づくりをサポートします。
2019年度の「巣立ちプロジェクト」を一緒に作りあげていく社会人ボランティアを募集しています。ぜひご参加ください!

【巣立ちプロジェクトの目的】
・ひとり暮らしのための知識とスキルを学ぶ
・自立に向けた意欲をはぐくむ
・信頼できる仲間をつくる

【巣立ちプロジェクトの内容】
引越しの手続きや、金銭管理、危険から身を守る術など、ひとり暮らしで必要となる知識やスキルをセミナー形式で学びます。

【子どもが好きな人、大募集!】
巣立ちプロジェクトのやりがいは、半年間、子どもたちと学び、笑い、一緒に成長できること。ときには苦労することもありますが、明るく、楽しく、一緒に盛り上げてくれる方を募集しています。

>> 巣立ちプロジェクトの詳細はこちらをご覧ください。

2019巣立ちプロジェクトサポーター大募集(PDF)

【日程】

開催場所

◆第1回(コミュニケーション)
・虎の巻:8月4日(日)
・A日程:8月18日(日)/B日程:8月24日(土)

◆第2回(健康づくり・ポジティブシンキング)
・虎の巻:9月8日(日)
・A日程:9月15日(日)/B日程:9月21日(土)

◆第3回(コミュニケーション・性教育)
・虎の巻:10月13日(日)
・A日程:10月20日(日)/B日程:10月26日(土)

◆第4回(ひとり暮らし)
・虎の巻:11月10日(日)
・A日程:11月17日(日)/B日程:11月23日(土)(祝)

◆第5回(お金に関すること)
・虎の巻:12月1日(日)
・A日程:12月8日(日)/B日程:12月14日(土)

◆第6回(大人への相談ワーク、修了式)
・虎の巻:1月12日(日)
・A日程:1月19日(日)/B日程:1月25日(土)

 

【会場】

◆A日程
・東東京(東京駅周辺)
・西東京(拝島駅周辺)
・横浜(関内駅周辺)
・千葉(千葉駅周辺)

◆B日程
・中央東京(荻窪駅周辺)
・西東京(拝島駅周辺)
・小田原(小田原駅周辺)
・埼玉(大宮駅周辺)
・千葉(千葉駅周辺)

 

【ご参加にあたって】
●お住いの地域やご予定にあわせて、参加する日程と会場を決めていただきます。
●「虎の巻」は、ボランティア対象の事前予習会で、東京駅周辺で開催予定です。
●高校生との関係構築のため、できるだけすべて(虎の巻:2時間、セミナー:8時間)にご参加ください。
●飲食費、交通費などの実費程度の参加費用が発生します。
●別途ボランティア登録にあたり、登録費が必要です。
同じ会場に参加するボランティアでチームを作り、仲間として子どもたちを支えます!

 

ご興味のある方は、【オリエンテーション】にご参加ください!
 7月28日(日)9:30~12:00 パソナグループ(大手町)
 9月8日(日)9:30~12:00 千代田区立スポーツセンター(内神田)
​ ※9/8の回へご参加の方への注意事項※
 1、9/8 13:00~16:00 に同会場で開催される事前研修と虎の巻にご参加いただく必要があります
 2、巣立ちプロジェクト第2回(健康づくり・ポジティブシンキング)からの参加になります

当日は、具体的なボランティア活動の内容や年間の流れをお伝えします。
オリエンテーションにご参加の方は、こちらのページ をお読みのうえ、ボランティア登録をお願いします。

 


ご不明点、ご質問は ブリッジフォースマイル事務局まで!
info★b4s.jp(★を@に変えてください)

たくさんの方々のご参加を心よりお待ちしております。

 

巣立ちプロジェクト2018~第6回 「知ってるだけじゃダメ 大人への相談」@千葉Aブランチ

開催日時・場所:2019/1/20 千葉Aブランチ
テーマ:知ってるだけじゃダメ 大人への相談
参加者数:高校生8人/ボランティア12人
講師:マイケル

8月に始まった巣立ちセミナーも、あっというまに最終回を迎えました。
今回は今までの総集編として、「知ってるだけじゃダメ 大人への相談」がテーマです。

巣立ちセミナーの中でも大切にしてきた「ホウレンソウ(報告・連絡・相談)」を存分に活用してもらいながら、これまでのセミナーで学んだことの復習もかねつつ、高校生自身が考えて、調べて、事例やゲームにチャレンジしていくという内容です。

先輩退所者の話や修了パーティーもあり、高校生、サポーターともに、最後まで和気あいあいと楽しい時間を過ごすことができました♪

 

◆施設退所後のトラブルを考えてみる

メインパートである巣立ちクエストへの導入練習も兼ねて、「こんなことが起こった、さあどうしよう?」という事例を元に、インターネットを活用しつつ、自分ならどう対応するのかをグループごとに考えていきます。

「寝坊してしまった」
「財布をなくした」
「自分(またはパートナー)が妊娠2ヵ月になった」

「これに似たこと前に出てきたよね」という声が高校生からちらほら。
さすがです! よくぞ覚えていてくれて!

今までのセミナーで取り上げられたテーマや事例が出てきたので、復習の意味もありますね。グループワークでは、この半年でお互いに打ち解けてきたこともあり、高校生から意見や考えが続々と出てきていました。

 

◆巣立ちクエスト

高校生同士でペアになり、退所後に起こり得る「できごと(試練)」に対して、必要な情報と手段を考えて解決し、ポイントをGETしていくゲーム形式のワークです。
ネットを活用したり、色々な立場の人に相談したりして、解決のためにどのような情報が必要なのか、行動したら良いのかを、高校生が主体的に考えていきます。

サポーター陣は、
進行役の「ゲームマスター」
相談できる相手として「自立ナビサポーター」「職場の上司」「先輩」「大家さん」「市の職員」「施設職員(実際に施設でご活躍されてるホンモノの職員さんをお招きして)」
ポイントをつける&補足説明をする「審判」
という役割に分かれて、高校生たちがどのように解決していくのかを見守ります。

「できごと」は、やさしいものから難しいものまで、多様な16種類。
何が出るかは、カードを引いてからのお楽しみ。

一部をご紹介すると…
・会社の備品を壊した(やさしい)
・国民年金や住民税がお金がなくて払えない(ふつう)
・別れた恋人が部屋の合鍵を返してくれない(むずかしい)
・クビになった(超むずかしい)
など…。

大人でも、実際に起きたら「どのように解決したらよいのだろう?」と思う内容も多いのではないでしょうか。

ゲームが始まると、高校生はお互いに相談しあい、とても熱心に夢中に取り組んでいました。
インターネットを駆使して情報を集め、どの立場の人に相談すれば問題解決への糸口に繋がるのか。
そして導き出した答えを、審判役の大人のところでプレゼンテーションをしてポイントをGET!

私は審判をしたのですが、予想以上の回答を持ってきてくれて、私自身が「へぇ~そうなんだ」「そこまで調べて考えてきたのね」と勉強させられることも多くて驚かされました。
より確かな情報を求めて複数の窓口へ相談しにいくペア。
出来事に対して、自分は「こう思う」「こうしたい」からこの解決方法を選択したというペア。1つのことにじっくり時間をかけて取り組むペア。

方法や進め方はさまざま、どのペアもこれまでのセミナーで出てきた事例や情報や手段をフル活用して、それらを繋ぎ合わせて、目の前の課題にチャレンジ!
みんなが高得点を目指して頑張っていました。

高校生達が一生懸命に取り組んでいる姿、自分達で解決した手段や回答をプレゼンしてくれている姿…彼らの輝きと自信のようなものを感じて、とても素敵だな~と思いました。

 

◆振り返り

事例や巣立ちクエストを終えての高校生からは、
「調べること、自分で考えること、自分の意志を決めること、相談することが大切」
「ネットを見ると、似たような経験をしていたり解決を求めている人が意外と多い」
「1回の相談で解決するものではない」
「ネットは1つのツール」
「相談に乗ってくれる人が、必ずしも解決してくれる人ではない」
などの感想がありました。
どれも大切な気付きだと思うので、これからの生活に是非役立ててもらえたらな~と思います。

 

◆先輩退所者の話

過去の巣立ちセミナーに参加をしていた先輩退所者を招いて話をしてもらいました。
小さいときのこと、高校卒業して働き始めてのこと、そして現在とこれからの夢の話。
多くの経験や体験の中で、辛いこと苦しいことがあったこと。
そのなかでさまざまなきっかけがあり、自分と向き合い、自分の声を聴いて、乗り越えようと行動したこと、そこから気付いた思いや考え方…。

彼の言葉は、自分と向き合い、実際に乗り越えたからこその重みと深みがあるように感じました。
特に私の印象に残っているのは「どうすればやれるのか?」ではなく、「するためにはどうやろう?」という考え方です。
ゴールを「する、しない」におくのではなく、「する」を前提にしておくこと。少しの言葉の違いで、物事の見え方や捉え方が変わってくるのだなと感じました。

人それぞれ感じ方や、心に残ることは様々だと思いますが、現在も新たなチャレンジをして活躍している彼の姿に、多くの高校生、私達サポーターも勇気と希望、パワーのようなものをもらった気がします。
この話を聞いて、メンバーがよりギュッと近くなったように、団結したように思います。より多くの方にも聞いてもらいたいなと思うぐらい、とても心に響きました。

高校生の心を掴んだこの先輩は、この後の修了パーティーでも大人気で、帰り時間になっても多くのメンバーが名残惜しそうに話したり、色紙にメッセージをもらったりしていました。短い時間ではありましたが、この出会いが彼らにとって素晴らしいものになったんだろうな~と感じました。

 

◆修了パーティー

サポーターからの愛を込めたメッセージカードを渡しました。
これまでの写真やメッセージと共に、巣立ちセミナーに参加してくれたことを、高校生同士の出会いを、サポーターとの出会いを、覚えていてくれたらな~と思います。

皆、もらうときは恥ずかしそうにしながらも喜んでくれたので嬉しかったです♪

その後はお待ちかねのパーティー☆
最終回なので豪華にお寿司にオードブル、デザートにと立食形式で行いました。
お寿司に皆のテンションも上がり、和気あいあいと食事も話も楽しむことができました!

最後の締めは、1人ずつの発表です。
・自己紹介(好きな場所や趣味、4月からの自分)
・30歳の自分に向けて(サポーターは…10年後ぐらいの自分)

改めての自己紹介や夢を聞くことで、各自の新たな一面を知ることができて楽しかったですし、皆で前向きな気持ちを共有できたことが感動的でした。
それぞれの夢や願いが叶うとよいな~と心から思います!

 

◆最後に

半年前に「はじめまして」からスタートした巣立ちセミナーですが、今ではすっかり緊張や堅さもほぐれ、メンバーそれぞれが楽しそうに、仲良くしている様子を見て、自分の気持ちや考えを安心して伝え合える場所になったのだな~と、しみじみ感じました。

行事などで来られない高校生が5人もいて、全員集合にならなかったのは少し残念でしたが…。

高校生にとって巣立ちセミナーが、楽しかった、仲間ができた、気付いたことがある、何かを得られる、こういう大人もいるのね、etc… 何かを感じられる時間になってくれたらうれしいです。

私自身は昨年に引き続き、2回目の巣立ちセミナーの参加でした。
サポーターのメンバーと回を重ねるごとにお互いのことを知り、仲良くなり、笑い合い、ふざけ合い、ブランチの雰囲気が出来てくるという、皆で環境を作り上げていってる感覚が楽しかったです。皆との出会い、一緒に過ごしてきた時間は、私にとって素敵な経験となりましたし、セミナー内容も私自身の勉強にもなりました。
ここで関係が終わるのではなく、今後のアトモイベント等でも、数年後もその先も、どこかで繋がっていられたら良いなと思います。

皆様、半年間どうもありがとうございました!
これからも宜しくお願いいたします!

 

サポーター ミシェル

巣立ちプロジェクト2018~第5回 「しっかりさんのオサイフ事情」@西東京Bブランチ

開催日時・場所:2018/12/15 西東京Bブランチ
テーマ:しっかりさんのオサイフ事情
参加者数:高校生15人/ボランティア13人
講師:ありぽん

 

2018年最後の第5回巣立ちセミナーでは、社会に出た時に誰もが関係する“お金”、“税金”、“社会保障”について学んでいきます。

でもこの内容、実は社会人でもしっかり説明できる方は少ないんじゃないでしょうか?

これから先、何が起こるかわからないからこそ、
『事前に教えてくれたらよかったのに!!』
とならないためにも、伝えたいメッセージを絞った説明が続きました!

 

◆お金、税金、社会保障って??

自己紹介から始まり、“自分が本当に困ったときに捨てていく順番”がわかる心理テストを通して本題に入っていきました。

お金のイメージって?
税金のイメージは?
など、いろいろとグループで会話したり、全体でシェアしあったりコミュニケーションをとっていきます。

「税金は無駄遣いされてる」
「寝ている国会議員の給与」
など中には不満を持っている意見もでたりしながらも、今回学んでいく内容をイメージできるようになっていきました。

 

◆ケースワーク ~ ブリッジ学園物語 ~

2つのケーススタディを通して、社会保証について、よりイメージできるようにしていきます。

登場するのは、アドバイザー的ポジションの“しっかり先生”と実際の相談役ポジションの“A君(ケース1)”“C君(ケース2)”。

しっかり先生をボランティアの方が、相談役のA君、C君を高校生が担当し、参加者全員でケースを読み合わせながら進めていきました。

なにより高校生のなりきり方のセンス◎!
ものすごく感情や抑揚が効いた読み合わせに、それぞれの個性が引き出せつつ楽しく学んでいました。

実際に行った事例をご紹介すると・・・

【ケース1】
会社を辞めてフリーターとして働くAくん。
ケガをしてしまったけれでも、健康保険に入っていないが為に多額の治療費が必要に!

お金のやりくりに困ったAくんは、闇金にも手をだしてしまい、借金も返せなくなってしまう・・・

【ケース2】
仕事に不満のある正社員Cくん。
現状手取りが多いフリータの友達みたくフリータになろうと思っています。
そして、社会保険の違いや生涯年収など、違いを確認していきます。

最初は「フリーターの方が自由でいい~」って言う高校生もいましたが、この違いを知ってからは、「正社員がいい~」と変化が起きたケースワークになりました。

 

◆ランチタイムはクリスマス仕様で!

今回は12月なので、お昼もいつもよりも少し豪華に!!
ピザやフライドチキンなどクリスマスっぽいランチタイムになりました。

普段あまり食べる機会が少ない子もいたり、「おいしい~」とみんなよく食べていましたぁ。

そして相変わらずですが、全ブランチの中でも西東京Bブランチよりフリーな所はないんじゃないか!って思うほどフリーです。

楽器を持ってきて演奏してるボランティア!
それに合わせて歌っている高校生。

他の場所ではダンスを始めたり、スマホで一緒にゲームしたり、会話を楽しんだり!

回によってはミット打ちが始まったりもします!

参加メンバーにとって、本当に安心安全な環境を生み出せてるなぁ~と思います。

 

◆ミッションゲーム

午前中に話した内容を、実際に体験を通して更に深めるのがミッションゲーム!!

4月からの新たな生活が始まる中で、自分は会社員なのか、フリーターなのか、学生(昼間または夜間)なのか?
実際の生活を想定した役割に分かれてミッションに取り組みました。

このゲームの目的は“手元にお金をより多く残すこと”。

収入をもとに、税金や社会保障、前回学んだ一人暮らしの費用や、他にもプライベートで発生する様々なイベントを乗り越え、手元にお金を残すためにやりくりしていきます。

最終的にプラスになった高校生、マイナスになってしまった高校生など、いろいろでしたが、毎月のやりくりの大切さに気づけたのではないでしょうか。

 

◆12月だからこその休憩タイム

今回の午後の休憩タイムもイベントづくし!
スペシャルゲストのサンタがプレゼントを配りに登場!

クリスマス仕様のドーナッツを配ってくれましたぁ~
高校生同士、競ってドーナツの写真を
撮ったり、サンタの登場にとても喜んでいる風景にほのぼの~

これまでにない、高校生、ボランティア全員が一体となって、楽しんだ休憩タイムになっていました。

 

◆社会人の話

最後の締めの社会人の話は“ガースー”から!

限られた時間のなかでほぼ半生記のような濃い内容を、オープンに話てくれました。

多人数の前で話すのは、難しい部分もあったかと思いますが、やはり当事者(経験者)の言葉だからこそ、本当の意味で彼らに寄り添えると感じさせてくれました。

そしてなにより、同じ環境にいた人が立派な社会人でいるということが高校生にとって心強いと感じました。

 

◆全体を通して

今回の内容は、前回の不動産の内容と同じく現実感を持ちづらい内容でしたが、ボランティア含め全員でサポートして進められていました。

高校生の中には、一番「メモとった~」という発言があったり、高校生同士での節約術をシェアし合ってたり、社会人からの節約術や無料で遊ぶための工夫シェアだったり、全体通してコミュニケーションが生まれてました。

そして、毎回他のブランチから振り替えで参加する高校生もいますが、ギクシャクした感じもなく交流がうまれてるのは素敵だなぁと思います。

いよいよ巣立ちもラスト1回!!
来年もこのメンバーで楽しくやりきっていきます。

 

サポーター ありぽん

 

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