
ニュース・活動報告
『親を頼らないで生きるヒント 家族のことで悩んでいるあなたへ』コイケ ジュンコ・著/NPO法人ブリッジフォースマイル・協力(岩波ジュニア新書)
9人の若者が登場。うつ病の母のヤングケアラーとなった中学時代、里親家庭で経験した辛い親権者同意の壁、日本での在留資格がないまま施設に引き取られた不安、など、親を頼れなかった経験がつづられています。そして、いままさに困難を抱えている子どもたちに向けて、どのようにSOSを出したら良いのかをわかりやすく解説しています。
B4Sは著者のコイケジュンコさんと共に企画から参加し、当事者たちとの橋渡し役も担いました。
『児童養護施設 施設長 殺害事件-児童福祉制度の狭間に落ちた「子ども」たちの悲鳴』大藪 謙介・著/ 間野 まりえ・著(中公新書)
2019年に起きた児童養護施設の元入所者が施設長を殺害した事件。NHK総合「事件の涙 未来を見せたかった ~児童養護施設長殺害事件~」をもとに執筆した渾身のルポルタージュです。関係者の証言から、施設長大森さんという人物、そして仕事にかける情熱が伝わってきます。
退所後の問題がわかりやすくまとめられています。
B4Sも取材していただきました。
『巣立ちのための60のヒント~施設から社会へ羽ばたくあなたへ~』林 恵子・編著/NPO法人 ブリッジフォースマイル (明石書店)
高校卒業と同時に社会へ出なければならない子どもたちに対し、社会に潜む危険や、引越しの手続きなど、社会で生き抜くための知識やスキルがつまったハンドブックです。これまでに全国400ヵ所以上の児童養護施設、自立援助ホーム、里親家庭、ファミリーホーム、児童相談所にご購入いただき、ご活用いただいております。
施設の子どもたちだけでなく、一人暮らしを始めるすべて若者にとって必要な内容がまとめられています。B4Sで毎年実施する「巣立ちプロジェクト」でもテキストとして使用しています。
※一般の書店ではご購入いただけません。
『できるかも。 働く母の“笑顔がつながる”社会起業ストーリー』林恵子・著(英治出版)
ブリッジフォースマイルの代表 林恵子のノンフィクション。
社会貢献に関心を抱いた大学生活、会社員となり母となり、仕事と家庭を両立しながら自分の夢を模索していた日々。なぜ児童養護施設の子どもたちのためのNPOを立ち上げたのか。仲間や家族、施設職員や施設の子どもたちとの交流や葛藤。NPOを成長させるうえでの課題、みちのり、B4Sが目指すもの。すべてを1冊にまとめました。
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2025.01.10お知らせ『Smile! 2025』ができました
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2025.01.18お知らせ一緒に住むことで社会貢献を始めませんか? SHIP星川 社会人女性入居者募集!
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2023.10.02お知らせ「ふるさと納税(港区)」で、親を頼れないすべての子どもが 笑顔で暮らせる社会の実現を応援してください!