2021年3月

【活動報告】バクスター株式会社「世界で活躍する薬と医療機器の会社のお仕事体験」

日時:2021年1月23日(土) 13:00~16:00

子どもの参加人数:8人

体験内容:
・医薬品と医療機器の会社って何だろう?
動画やクイズを通して医療業界のことを知ってみる
・患者さんやお医者さんを支えるお仕事って何だろう?
いろいろな部署の方のお話をお聞きし、具体的な学びを深める機会
・医療技術の仕組みを実験を通して学ぼう!
自分たちの生活に身近なものを通した実験から医療に使われている技術の仕組みを知る

バクスター株式会社は、腎不全、輸液、麻酔、疼痛管理や止血材の領域に特化した世界的なヘルスケアカンパニー、米バクスターインターナショナルインクの日本法人で、医薬品、医療機器を中心とした医療サービスを患者さんや医療現場に提供しています。
一昨年もジョブプラクティスにご協力をいただき、今回も「未来ある子どもたちに医療についてもっと身近に感じてもらいたい」というご意向により、オンラインにてジョブプラィティスを開催することになりました。

■開催までの準備
コロナ禍で対面での職業体験ができないため、オンライン上でどのように行ったら楽しんで学ぶことができるかを、関係者が集まり、実験の見せ方なども含め、細かなチェックが行われました。

■当日
開催時刻になり、子どもたちが次々とチェックイン。オンラインがはじめての子どももいて、少し緊張した雰囲気の中はじまりました。オンラインの注意事項や今日のイベントの説明、自己紹介が終わり、さあ、これから本編です。

■バクスターのお仕事を知ろう!
「会社の歴史は何年?」
「世界で何人くらいの方が働いている?」
「どんな人たちを助けるお仕事でしょう?」
こんなクイズを通して会社の紹介が行われました。緊張をしていた子どもたちも、画面越しで笑顔が増えてきました。

■実験パート1
事前に子どもたちのところに送っていただいた実験キットを手元に準備し、きゅうり・塩・水を使った浸透圧の実験を行いました。

きゅうりを小さくし2つの袋にそれぞれいれ、塩の量を変えたものをまずは準備!
しばらく時間を置き、結果を楽しみに待ちます。

■バクスターのスタッフさんのお仕事を知ろう!

医療のお仕事といってもさまざまな職種があります。実際に患者さんが使っている医療機器を届けるお仕事や、お薬や医療機器、治療法などを広く医療従事者に知らせるマーケティングのお仕事、患者さんが安全に安心して医療機器を使ってもらうためにサポートを行うカスタマーサービスのお仕事などのお話をスタッフの方からお聞きしました。

アメリカ出身の社長さんも登場され、日本語で子どもの時の夢や、夢をかなえるために大切なこと、お仕事の大切さを話してくださいました。子どもたちも気さくに多くの質問をし、盛り上がりました。

■患者さんが使っている医療機器はどんなもの?

みんなの身体の臓器について、クイズ形式で理解を深めました。
意外にもみんなよく知っている! そんな印象を受けました。

また、腎臓の働きや慢性腎臓病、そしてその治療の一つで、在宅で行うことのできる透析「腹膜透析」についても学びました。腹膜透析の治療については、患者さんの使いやすさを追求し、タッチパネルや音声ガイダンスを備えた腹膜透析に使用される医療機器がどのように患者さんの治療を支えているかという話をマーケティング担当のスタッフの方からお聞きしました。

■患者様とのコミュニケーション
カスタマーサービス部スタッフに方によるからは、患者様がより安全に安心して治療を受けられるように、滞りなく医薬品がお手元に届くようにと、毎日たくさんの方と電話を通じてコミュニケーションをとる様子のデモンストレーションもありました。
プロの説明のわかりやすさとハキハキとした滑舌を実際にみて、子どもたちも元気をもらった様子でした。そして、実際の患者様との電話でのやりとりがどんなものかを参加児童が体験! 受け答えバッチリでした!

■実験パート2
血液透析がどのような仕組みで働くかについての紹介する実験をしました。
浄水器の中空糸フィルターにオレンジジュースを通すことで、「透析」で行われる「ろ過」の仕組みを知ります。

フィルターに通したオレンジジュースの色や味が変化して歓声が上がります!
実験を通して、医療機器に使われている科学が身近な生活にも見つけられることを実体験をすることができました。

「医師、看護師、薬剤師」に興味があるけれど、「どのくらい、どんな勉強をしたらよいのか」といった声があったので、お聞きしてみました。
一生懸命に頑張ること、勉強の合間に興味あることを調べる気分転換も勉強になることなど、社員のみなさんの実際の経験を語っていただきました。

今回はオンライン開催になりましたが、前回に引き続きご協力いただいたスタッフのみなさんに加え、ITチームのみなさんにもサポートをしていただきました。おかげでオンラインでも子どもたちが思いっきり楽しめるイベントとなりました。
さまざまなお仕事によって患者さんの命が守られていること、そして、誇りを持ってお仕事されているすばらしいチームワークに感動と感謝をおぼえました。
子どもたちも働く大人の自信を感じ取り、働くことに対する期待が湧いてきたことと思います。
バクスターのみなさま、貴重な体験の場をご提供くださりありがとうございました!

B4S熊本居場所「かたるベースくまもと」ヒストリー[事務局スタッフコラム]

みなさん、こんにちは!熊本事務局のかよよんです。
2021年2月、熊本県に「かたるベースくまもと」という、児童養護施設や里親家庭で生活しているお子さんや、そこを巣立った若者たちが気軽に相談に来れたり、集える居場所ができました!
この居場所に込めた想いを「居場所ヒストリー」として紹介します。

ここ熊本でB4Sの活動が始まったのは2014年。
熊本県の児童養護施設職員さんからブリッジフォースマイルに「子どもたちのためにぜひ、キャリアセミナー(研修)を行ってほしい!」と、声をかけてくださったことがきっかけでした。
その後、年を重ねるごとに、実績・交流を経て「単発ではなく、継続的に子どもたちに伴走していく体制を作ろう!」という想いで2019年に熊本に拠点を置き、活動を展開していきました。そして2021年1月に熊本県・熊本市から「施設退所児童等自立支援事業」の受託が決まり、居場所を立ち上げることになりました。

笑顔の架け橋(ブリッジフォースマイル)となる「かたるベース(居場所)」を目指して

横浜や佐賀の積み重ねにより、運営の雛形はありますが、なにより必要なのは箱、つまり居場所兼事務所となる実際の物件です。
熊本地震から5年、バスセンターや商業施設、ホテル等が続々と新築される熊本市の中心市街地で物件を探そうというのだから難航します。熊本市内のほぼすべてのバスが乗り入れるバスセンターに近い中心市街地でアクセスを良くしたかったのは、熊本弁でいう「かたりやすく」(参加しやすく)するためです。いくつも相談した不動産屋さんからは「熊本市内の中心地付近で探す場合、住居用でないと難しいですね」とのこと。

困り果てた事務局かよよん、高校時代の恩師M先生からお知り合いに不動産屋さんがいらっしゃると聞いたことを思い出してご相談したところ、よく知っている不動産屋さんだからとご紹介いただいたのが(株)辰グループさんでした。早速ご挨拶に伺ってご相談したところ、辰グループさんからは社会的養護下の子ども・若者の現状や、弊団体の支援活動についても共感していただき、この難しい物件を探してくださることになりました。

やっと候補となりそうな物件が見つかったものの、そう簡単ではありません。今度は広さに問題がありました。がっかりムードの中、辰グループのN専務からある解決策がポロっと提案されました。「実はこの物件9階に2部屋あって、そのうちの1部屋はかよよんの恩師M先生が理事をされている2つの団体(ケアサポーターズクラブ熊本とNPO法人熊本インドネシア友好協会)が入っているんだけど、ちょうど4階が空いてるから、まずはM先生方に4階に降りてもらおうかな!そしたら9階の2部屋ともB4Sの居場所や事務所で使えますね!」・・・なんと辰グループさんをご紹介いただいたM先生に引っ越してもらって場所を空ける、そんなことってあるの?と思うような解決策です。
申し訳ない気持ちでいっぱいのご提案でしたが、ご相談の結果、M先生方も「子ども・若者たちへの支援の応援になれば!」ということで、9階の事務所を出て4階へと移動していただけることになりました。結果的にちょっと追い出した感は否めませんが、みなさまのご縁と応援により、ようやく子ども・若者たちの相談拠点場所&事務所が確定しました。

よかった!と一息ついている間もなく、それから大至急、まずはM先生はじめ2つの団体のみなさまもご協力いただいて引越作業が始まりました。長く使用されていなかった部屋の大掃除と片付けもあって大仕事です。それから事務手続き、リフォーム、B4Sの引越作業等…やるべきことは膨大で、しかも新型コロナウイルス感染症の感染拡大が続く中、なかなか大人数での作業ができず、難航を極めながらも、一歩ずつ開設の準備を進めていきました。

さあ、箱は確保できた!でも大切な居場所ですから空っぽというわけにはいきません。そんな中B4Sが日頃よりお世話になっている「unico」を展開する株式会社ミサワ様から、素敵な家具のご寄付をいただきました。想像をはるかに超える素敵な家具やソファ等に感動です!居場所の彩りと落ち着きが増して、お子さんや若者たちが居場所でくつろぐ風景が見えました。

シックで落ち着いた印象、重厚感溢れる家具たち。作業が難航することもありましたが、家具の組立て、キッチン用品、事務用品、様々な物品買い出し等、B4Sボランティアさんの温かく力強いサポートのお陰で、みんなの居場所が少しずつ出来上がっていきました。

初めての利用者をむかえて。そしてこれから。

さあ、出来たてほやほやの「かたるベース」、熊本県の緊急事態宣言中ではありましたが、2月中旬、初めての利用者が来てくれました。どんな感想がもらえるんだろう?もちろん自信をもって作ってきた居場所ですが、内心ちょっとドキドキ。
居場所に来てくれた利用者の第一声!「落ち着きますね!家具も木目でいいし、オシャレ!」とのこと~!「落ち着ける場所」と感じてくれたこと、よかったー!ほっと一安心です^^

これからここでどんな時間が流れていくのでしょう?利用者ファーストはもちろん、私たちが目指すのは、利用するみんなにとって、
・ほっと一息つける安らぎの場。
・自分らしく過ごせる場。
・困ったこと、悩んでいること、悲しかったこと、悔しかったことを安心して吐き出せる場。そして嬉しかったこと、楽しかったこと、頑張ったことを共に喜び合える場。

きっとみなさんの周りの地域・社会にも、目には見えない、聴こえない、気づかない中、様々な生い立ちにより生きづらさを感じ、一人でその痛みを抱えながら奮闘している子ども・若者たちがいます。彼らの孤立を防ぎ、安心が増え、彼らの心の安全基地・存在の一つとなれるよう「かたるベースくまもと」を作っていきたいです。その軌跡こそ、この居場所の1番の魅力になっていくと思います。

どうかみなさまの温かい応援・支援をよろしくお願いいたします!

 

(熊本事務局 かよよん)

熊本事務局スタッフ一同、エンジン全開です!

「かたる」は、『語る』のほかに、熊本弁で『仲間に入る』という意味があります。
「ベース」は、高い山に挑む人が事前準備をしたり、避難する時の安全基地という意味で使われます。
子どもたちが仲間と共に語り合う、心の安心・安全基地でありたいという願いを込めて、「かたるベースくまもと」と名付けました。


【事務局スタッフコラム】 バックナンバーはこちら

熊本に3つ目の居場所がオープン&《ボランティア説明会》を開催します

熊本に、横浜、佐賀に続いて、B4Sで3つ目となる居場所「かたるベースくまもと」がオープンしました!
場所は熊本市中心部のバスターミナルから、徒歩3分ほどのところです。

「かたる」には『語る』に加えて、熊本弁で『仲間に入る』という意味があります。
そして、安全基地である「ベース」と組み合わせて、「かたるベース」。
子どもたちが仲間と共に語り合い、安心・安全に過ごせる心の安全基地でありたいという願いを込めました。

3月4日と5日にお披露目の見学会を開催し、いよいよ本格始動しました。
そして、熊本での活動をサポートしてくださる社会人ボランティアを絶賛大募集中です!

《ボランティア説明会》を以下の日程で開催します。
3月はオンライン開催ですが、4月は「かたるベースくまもと」で実施します。
ぜひ、いらしてください。

【ボランティア説明会】
・3月20日(土・祝) 10:00~11:30 @オンライン
・4月4日(日) 10:30~12:00 @かたるベースくまもと
・4月18日(日) 10:30~12:00 @かたるベースくまもと
・5月8日(土) 10:30~12:00 @かたるベースくまもと
・6月12日(土) 10:30~12:00 @かたるベースくまもと

説明会へのご参加は、こちらからお申し込みください。
多くの方のご参加をお待ちしています!

◆お問い合わせ
認定NPO法人ブリッジフォースマイル
担当 菅原
080-3678-1720
asugawara@b4s.jp

【採用説明会】ゆるーく アツーク 事務局スタッフと語ろう!

※この説明会は東京事務局での勤務をご希望の方が対象です。
オンラインで開催します。
熊本事務局のスタッフ募集はこちら


B4Sでは現在、事務局スタッフを募集しています。
今回東京事務局で募集する職種は以下の4つです。

・若者支援担当スタッフ(常勤)
子どもたちに必要な知識や体験を届け、安心できる仲間や居場所を見つけるための多種多様なプログラム運営に携わっていただく予定です。

・企業渉外担当スタッフ(常勤)
子どもたちの支援をしてくださる企業の窓口を担当していただきます。一般企業でいう「営業職」です。
企業の協力のもと行う多種多様な就労支援プロジェクトの企画・立案・実行などにも携わっていただく予定です。

・広報担当スタッフ(常勤)
Webマーケティングや広報誌の企画・制作に携わっていただきます。SNS発信や制作会社へのディレクション業務も適性に応じて対応いただきます。
メディアに向けたリリース作成や取材対応、イベント企画運営など、広報業務全般に幅広く携わっていただく予定です。

・管理事務担当スタッフ(常勤/非常勤)
経理と人事のお仕事を担当していただきます。
まずはベーシックな経理・人事業務からお願いし、徐々に年次決算や人事制度などの業務に携わっていただく予定です。

◆採用説明会を開催します!◆

「履歴書を送るまでの決意は、まだないのだけど、ちょっと関心ある!」
という方も多いのかも…と考え、ゆるーい採用説明会を開催します。
スタッフを囲んでゆるーく、そしてアツーク語り合うような場になる予定です。

こんな方のお越しをお待ちしています!

・児童養護にもっと深く関わりたい方
・社会問題の解決を仕事にしたい方
・将来自分でNPOを立ち上げたい方
・キャリアをもっと広い視点から考えたい方​

【日時】
・3月11日 (木) 19:00~21:00
・3月17日 (水) 19:00~21:00
・3月21日 (日)  10:00~12:00
・3月24日 (水) 19:00~21:00

【場所】オンライン(zoomを使用します)

【内容】以下の内容を、ゆるーく、でもアツーク語ります!
・B4Sのミッション
・仕事内容
・採用条件
・スタッフの悲喜こもごも

【定員】各回5~10名程度。

【お申込み方法】以下のフォームよりお申し込みください。
 >> 採用説明会への参加お申し込みはこちらからお願いします

【お問い合わせ】info★b4s.jp(★を@に変えてください)担当:豊田

◆募集要項など詳細は、以下をご覧ください。
・若者支援担当スタッフ(常勤)>>詳細はこちらから (外部サイトに移動します)
・企業渉外担当スタッフ(常勤)/ 広報担当スタッフ(常勤)>>詳細はこちらから (外部サイトに移動します)
・管理事務担当スタッフ(常勤/非常勤)>>詳細はこちらから (外部サイトに移動します)

巣立ちオンラインアトモ開催

もうすぐ桜の季節です。桜の季節と共に高校卒業を迎える子どもたちは、卒業と同時に児童養護施設を退所しなくてはなりません。

18歳でひとり社会に巣立つ子どもたちには、自分だけでは解決できない問題がまだまだ降りかかります。そんな時、気軽に相談できる大人がいることがとても大事です。退所した後も(アトモ)、子どもたちがボランティアの大人やB4Sとつながり続けられるように、アトモプロジェクトでは、メルマガやバースディカードの送信、イベントの開催などを行っています。

特に、毎年2月に行われる「巣立ちアトモ」イベントは、その年の巣立ちセミナーに参加した高校3年生とボランティアの皆さんが参加し、「施設を退所しても、このイベントに来ると巣立ちセミナーで顔見知りになった大人たちと会えるよ。」「いつでもB4Sには連絡をしてきて大丈夫だよ。」というメッセージを子どもたちに伝えます。

通常は、持ち寄ったごちそうを食べながら、わいわいとおしゃべりで盛り上がるのですが、コロナ禍の今はオンラインでの開催です。ワードジェスチャー、ワードウルフというゲームをやったり、それぞれが自分の好きなものをプレゼンする時間を設けたり、オンラインでしたが2時間はあっという間に過ぎていきました。

参加した高校生からは、「巣立ちが終わった後もこうやって会えて良かった。他のブランチの人にも会えて良かった。ゲームが思ったより楽しかった。」
「最初に何をやるんだろうと思っていたけど、実際にゲームをしたら面白かった。
こういう機会があって日程の都合がつけばまた参加したい。」
「他の高校生が集まらなかったのが残念・・・でもまた別のアトモイベントで顔を合わせられたら。」などの感想が出ていました。

◆巣立ちアトモ@オンライン
開催日時:2月28日(日) 14時~16時
参加者数:高校生 4人 / ボランティア23人・B4Sスタッフ 8人

参加いただいたボランティアの皆さまとB4Sスタッフ

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