2020年7月

新型コロナ感染症拡大における緊急支援プロジェクト 支援状況のご報告(2020/7/31現在)

428日より開始しました本プロジェクトにご支援を賜り、誠にありがとうございます。

多くの方からご支援をいただきましたおかげで、支援対象条件を緩和し、多くの退所者を支援することができました。当初は弊団体とのつながりがある退所者たちのみが対象でしたが、現在は、全国の児童養護施設、里親家庭出身者を対象に支援を行っています。

詳細につきまして、以下の通り、ご報告させていただきます。

 

【支援実績】

家賃実費現金支援 合計202件(実人数133名、2回以上の継続支援69名)

4

  0

5

 61

6

 72

7

 69

支援希望の不採択:総計6件。 理由:遺産や貯金が十分あること。生活保護を受けていること。他

 

食料品送付支援 合計130件 実人数96

4

 19

実人数19

5

 56

実人数53

6

 31

実人数31

7

 24

実人数22

支援希望の不採択:0件。 希望者全員に、届けています。

 

個別相談件数 合計422件 実人数123

4

 126

実人数106

5

 96

実人数79

6

 120

実人数108

7

 80

実人数70

支援希望の不採択:0件。 希望者全員に、実施しています。

 

オンラインの集い 開催回数8回 参加者数のべ37

4

 1

実人数9

5

 5

のべ人数23

6

 1

実人数3

7

 1

実人数2人

支援希望の不採択:0件。 希望者全員に、実施しています。

 

 

【収入】総額40,035,498円

[内訳]

個人・匿名寄付:1,051件、総額31,544,078円

YAHOO!ネット基金: 2,643件、総額3,891,420円

助成金:4,600,000円

 

 

【支出】総額12,235,177円

 

4

5

6

7

合計

現金給付

   0

2,753,151

3,189,200

3,074,465

9,016,816

金融機関手数料

33,504

273,956

129,585

84,752

521,797

配送料

22,874

93,478

50,144

 40,118

206,614

通信費

7,735

19,329

5,940

2,664

35,668

人件費

435,781円

794,397円

599,886円

458,965円

2,289,029円

専門家報酬

0

49,500

51,650

50,000

151,150

その他経費

4,356

9,099

648

0

14,103

総計

504,250円

3,992,910円

4,027,053円

3,710,964円

12,235,177円

7月の数値は見積額を含みます

※金融機関手数料は現金給付の振込手数料およびクレジットカード決済手数料です

※配送料は退所者へお米や食品を届ける送料です

※通信費は電話代およびオンライン面談、その他システム経費に使用した金額です

※人件費は、本プロジェクトにかかった費用です

※その他経費は交通費、印刷経費、消耗品費です

自分の力を信じ、一歩ずつ力強く [事務局スタッフコラム]

この4月から、熊本の事務局のフルタイムスタッフになりました。
もともと熊本出身で、昨年までは東京在住。
事情もあって、いわゆる「Uターン」で地元に帰ってきました。

東京では10年以上、学童や子どもの遊び場で勤務をしていました。
子どもたちを取り巻くさまざま状況を受け止めながら、今後はさらに継続的に、別の立場で子どもや若者たちの成長を見守り、応援していきたいと思い、いろいろな活動や学びの場を調べていた時にB4Sの存在を知りました。

そして、Uターン間近にB4Sのボランティア登録のためのオリエンテーションに参加したら…
近々、熊本で事業を展開する予定があるとのこと!
驚くような偶然・タイミングで、B4S事業に参画することになりました。

昨年は本職を抱えながら、B4Sの活動に非常勤として全力で参加、現在に至っています。

こんな経緯で今、ここにいる私が、2019年度の熊本での活動を通して感じたことを書かせていただきます。

◆熊本県でのB4Sの事業は、2019年5月から始まり、2019年度は計7回の子ども向けセミナーや講座を実施。
社会人ボランティア(サポーター)のみなさんと共に、のべ170人にお届けしました。
このことは、こちらの記事でお読みいただけます。

もちろん、B4Sの看板プロジェクトの『巣立ちプロジェクト』もやりました。
巣立ちプロジェクトは、自立を目の前に控えた高校3年生向けの自立準備セミナーです。
東京では全6回で実施しているプログラムですが、熊本ではギュッと絞って計4回。

内容は、こんな感じです。
・第1回:コミュニケーション
・第2回:ひとり暮らしの始め方
・第3回:金銭教育
・第4回:トラブル対応ワーク

41人(のべ121人)の子どもたちが参加してくれました。

はじめて会ったときは、緊張もあり表情も硬くぎこちなかった子どもたちも、回を重ねるごとに、より真剣に、そして楽しみながらワークに集中していく姿が印象的でした。
何より、サポーター × 子どもたち同士の関わり・交流も深まり、和やかな笑顔が広がっていく時間を嬉しく思いました。

そして、巣立ちプロジェクトには、セミナーに参加・学びを深めるたびに、ポイントがもらえ、その参加ポイントを、最終的に生活必需品に交換できる仕組みがあります。
その仕組みを使って、子どもたちの1回1回のセミナー参加の頑張りが、退所後に必要&希望の「電子レンジ」、「電気ポット」、「布団」、「フライパンセット」、「スーツ」などなどに変わりました。

「知恵・知識(セミナー)」と「生活必需品」を、子どもたちへの今後のエールとして参加者に贈らせていただきました!
セミナーで学び得た知識が、施設を巣立った後、彼ら自身を助ける知恵や武器となりますように。

それから…
●セミナー終了後、最後まで残って机の片付けや、机上に残ったゴミを綺麗に片づけて帰る子
●無口な子だったけど、計算ワークで、さりげなく&黙って苦手な子の計算を手伝ってあげる子
●グループに分かれてのワークで、机上でバラバラになったプリントを、そっと他の子どもたちの分まで整頓してくれていた子
●講師からの質問の答えに困っていた子へ、瞬時に同じグループの子が助けフォローしてくれていたこと

もっともっとあります。

子どもたちのたくさんのキラリ光る優しさ、思いやり。
大人でもなかなかできないこと。

周りをよく見ていて、他者を気遣える優しさ、思いやりの心を持っている子どもたち。
そんな素晴らしい心を持っていること、誇りに思ってほしい。

自信をもって一歩ずつ、自身の強みを生かしながら、悩みながらも壁にぶつかりながらも、周りの皆の力を借りていい、頼っていい。
でも最後は自分の力を信じ、一歩ずつ力強く、人生の歩みを進めていけることを、心から願い応援しています!

巣立ちプロジェクトで、たくさんの子どもたち、職員の皆さま、サポーターさんと出会い、皆さまの《子どもたちを想う心》から、たくさんのことを学ばせていただきました。
出会えた全ての皆さまに感謝いたします!!!

現在、コロナ禍のなか、首都圏同様、熊本でも頑張っている若者たち約50人に、応援・支援品を届け、つながり合い、見守っています。
「やっと学校はじまりました~!」、「夢に向かってがんばります!」との声に私も元気をもらっています。しかし、まだまだ様々な状況のなか、戦っている若者もたくさんいます。

そして、いつか熊本でも、セミナーを通しての繋がりのほかに、子ども・若者たちが、気軽に相談や遊びに来ることができる【居場所】を作りたい!

地域・社会全体で子どもや若者を継続的に見守り、応援していきたい!

細い糸でもいい。長く強く。安心の糸(繋がり)を増やしていきたいです。

今後も、皆さまと連携・協力させていただきながら、子ども・若者の笑顔への架け橋《ブリッジフォースマイル》となれるよう、精一杯努めてまいりますので、引き続きよろしくお願いいたします。

 

(熊本事務局 かよよん)

 


【事務局スタッフコラム】 バックナンバーはこちら

ご支援いただいている企業・団体のご紹介「千房株式会社」

お好み焼店を全国展開する千房株式会社。
中高生を対象に春・夏・冬の学校の長期期間中に実施する就労体験インターンシップにご協力いただいています。
『自立支援白書2019』に、協力団体としてご登場いただきました。
『自立支援白書』への掲載にあたり、長文をお寄せいただきましたが、スペースの関係で『白書』には全文を掲載することができませんでしたので、こちらでご紹介させていただきます。

◆半世紀にわたり、お好み焼の伝統の味の素晴らしさをたくさんのお客様へ
千房は、お好み焼店を全国的に展開する飲食企業です。
1967 年(昭和 42 年)に大阪住吉で千房の前身であるお好み焼「喜多八」を開業以来、約半世紀にわたり運営してきた大阪を代表するお好み焼専門店です。
お好み焼をディナーとしてお楽しみいただける空間、味、サービス、質にこだわった新たな店舗展開を進め、たくさんのお客様にこの伝統の味 “お好み焼” の素晴らしさをお伝えすべく励んでいます。

◆インターンシップは、私たちも共に成長できる機会
私たちの経営理念のなかに「共に咲く喜び」という文言があります。一期一会に大切に向き合い、苦楽を互いに共有して共に成長するという考え方が込められています。
社会に巣立つ子どもたちの就労体験の受け皿として支援することを通して、私たちも共に成長させてもらえます。まさに、理念に沿った貴重な機会だと考えました。また社会にはさまざまな職業があるなかで、少しでも私たちのような外食産業の仕事の楽しさや素晴らしさを、これからの社会を担う方たちと共有できればとも思い、インターンシップを開催しています。

◆インターンシップを通して、私たちがこの仕事の楽しさを改めて教えられることも
一人でも多くの中高生に千房での体験を通じて、日常で感じ取ることのできないような責任感や達成感、仲間との共感やおもてなしの心などを体験してもらいたいです。
また、社会での仕事が楽しいと感じ、自信を持ってもらえることが、開催する意義だと感じています。

体験に来てくれた子どもたちは本当に明るく、受け入れた私たちの方が元気をもらいお店が活気づきます。不思議な体験をしているように感じています。
最初は子どもたちも私たちもやはり緊張しながらスタートしますが、業務に入ると互いに次第にうちとけて素直に真面目に、そして明るく業務に向き合う姿に、私たちがこの仕事の楽しさを改めて教えられることが多いです。

◆子どもたちには、自分の好奇心と可能性を信じて、チャレンジしてほしい
社会にはいろんな職業があります。新しい職業もどんどん生まれています。
私たちは何にだってなれます。
はじめはみんな未経験で不安を抱えながらスタートします。
スタートは踏み出す勇気、チャレンジだと思います。
子どもたちには、自分自身の好奇心と可能性を信じて、チャレンジしてもらいたいです。

(寄稿してくださった方:千房株式会社 エリアマネージャー 河田 勉さん)

 

ご支援いただいている企業・団体のご紹介「アライアンス・バーンスタイン」

アライアンス・バーンスタイン(以下、AB)は、50年以上前に米国で誕生したグローバルな資産運用会社です。
企業の協力を得て、実際のオフィスで仕事体験をおこなう「ジョブプラクティス」にご協力いただいています。

『自立支援白書2019』に、協力団体としてご登場いただきました。『自立支援白書』への掲載にあたり、長文をお寄せいただきましたが、スペースの関係で『白書』には全文を掲載することができませんでしたので、こちらでご紹介させていただきます。

★2019年度に実施したジョブプラクティスの様子はこちらをご覧ください。

◆真に信頼されるサービスをお客様へ
ABは、25の国・地域、51都市に拠点を置き(2019年末時点)、世界中の機関投資家・富裕層・個人投資家などのお客様に対し資産運用サービスを提供しています。
ABのビジョンは「世界で最も信頼される運用会社となること」。またビジョンを実現するため「AHEAD OF TOMORROW-お客様が『明日のその先』に備えるお手伝いを」を目標とし、お客様から真に信頼されるサービスの提供を目指しています。

ABの社長兼CEOであるセス・バーンスタインは、「責任ある企業であることと、責任ある投資家であることは、切り離せない」と述べており、ABは日々社会貢献に積極的に取り組んでいます。未来の日本社会を支える、前途ある青少年の健全な成長を支援するB4Sの活動に共感し、微力ながら支援をさせていただいています。

◆ジョブプラクティスをとおして、ライフプランを考えるきっかけを提供
B4Sのジョブプラクティスでは、資産運用とは何をする業務なのかを体験型学習、従業員との交流を通じて、学んでいただく機会を提供しています。

資産運用業は、学生さんには馴染みが少ない業とは思いますが、これから社会人として就業、そして収入を得ていきます。生活に必要な資金はライフスタイルによって様々です。将来のライフ・イベントの際の資金が一体いくら必要なのかを考える機会を得ることで、自分のライフプランを考えるきっかけになれば嬉しいです。

ジョブプラクティスの様子

ABのスタッフは「アイスブレイク」を意識し、工夫しています。
これは初対面同士が短い時間で打ち解けるようにお互いが話せる雰囲気づくりです。一度アイスがブレイク(壊れる)と学生の皆さんは興味深い質問を沢山してくれることを経験しています。

事前に自分で調べてきて、ドキッとする質問をされる学生もいますので、ABのスタッフにも良い刺激になっています。

◆「本当かな?」という疑問を大切にしてほしい
子どもたち、若者たちには、「自分の疑問を大事にしましょう」ということを伝えたいです。
スマートフォンが常に手元にある利便性から、どうしても目の前にある情報がすべてだと思ってしまう機会が多いと思いますが、自分で考える、様々な方向から調べてみることを怠らないでください。
学校と異なり、社会に出ると回答はひとつでないことがたくさんあります。
「本当かな?」という疑問を大切にしてください。多方面から自分で調べる習慣があれば間違った判断をする機会が減りますし、新しいチャレンジが生まれます。

(寄稿してくださった方:アライアンス・バーンスタイン 日本法人代表取締役社長 阪口 和子さん)

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