『自立支援白書2018』ができました
2018年度の活動をまとめた『自立支援白書2018』ができました。
B4Sの自立支援事業の活動報告に加え、自立の際に子どもたちが抱える困難をお伝えするために、毎年6月ごろに発行しています。
多くの子どもたちの問題がみなさまの身近な問題であることを、知っていただければ幸いです。
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7月21日 Coyell(コエール)スピーチイベント開催決定!
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ブリッジファースマイルは、親ありき日本をこえるCoyell(コエール)スピーチイベントを7月21日に開催します!
Coyell(コエール)スピーチイベントはふたつのパートに分かれています。
まずは、主に社会的養護のもとで育った若者たちが自らの経験をもとにスピーチをします。親が頼れないとはどういう事なのか、何に困り、何に傷ついたのか、虐待や育児放棄などから親を頼ることができなかった若者たちが、スピーチで社会に隠れている問題に彼らが光をあてます。
次に、子どもたちのためにアクションを起こしている大人たちが登壇します。
アクティビストとして選ばれた活動家ACHAプロジェクトの山本昌子さんがプレゼンテーションを行ないます。シンポジウムでは、『「なんとかする」子どもの貧困』の著者でもある社会活動家の湯浅誠さんをファシリテーターにお迎えし、里親支援や子ども食堂運営者の方々と『社会で子どもを育てるとは』をテーマにディスカッションを行います。
Coyell(コエール)スピーチイベントは、来場者の方々に向けていくつかのソーシャルアクションのご提案をさせていただくのも大きな特徴です。
日々報道される虐待、青山の児童相談所論争、そんなニュースを耳にして何かできないだろうかと、もやもやとした気持ちになっている大人達に、親を頼れない子ども達の声を届け、社会を変える小さなアクションを提案する、それが Coyell です。
※本件へのお問い合わせ・取材のお申し込みは、お問い合わせフォームからお願いします。
2018年度、B4Sは第2回子供の未来応援基金の助成を受けて、佐賀、熊本、長崎において、下記の事業を実施しました。
- 児童養護施設や里親家庭など社会的養護のもとで生活する中高生向けのセミナー 6回(参加者135人)
- 施設職員向けセミナー 6回(参加者132人)
- 里親向けセミナー 1回(参加者12人)
【アンケート結果】
とても満足・満足・やや不満足・満足の4択回答で、とても満足が55.8%、満足が41.4%という高い評価をいただくことができました。
佐賀県では、過去3年間の実績と2018年度前半の実績が評価され、2018年8月から社会的養護自立支援事業を行政受託しました。今後も、県や児童養護施設、里親の皆様、そして何より社会的養護下で暮らす児童や卒業した若者の期待にそえるように頑張っていきます。
2019年度の第3回子供の未来応援基金でも、熊本県でのチャレンジのために助成金をいただいています。
佐賀県同様、熊本県でも、皆さんといっしょに社会的養護下で生活する児童、若者のために全力を尽くします。