【キャリア支援】「はる」ジョブ体験レポート ②

大学・専門学校でIT系分野を専門に学ぶ児童養護施設出身の子どもたちを、ジョブシャドウイングと奨学金で応援する「キャリア支援プロジェクト」に参加の「はる」のジョブ体験レポート第2弾をお届けします。


◆ 実施日:8月30日

2日目は、ITアーキテクトの部署にお邪魔させていただきました。ITアーキテクトという職種はどういった仕事をするのか、どのように仕事をしているのかを、ジョブシャドウイングとして仕事をしている姿を見させてもらいました。

 

そこで感じた、IT企業で働くということ、ITアーキテクトとして働くことのやりがい、自分自身の仕事に対する意識の変化についてレポートしていきます。

 

【食事と一緒に取りながらITアーキテクトについてレクチャー】

Oracleの社員さんが用意してくれた美味しいランチと一緒に、ITアーキテクトの仕事内容について教えていただきました。ITアーキテクトとは、英語でArchitectと書くように「建築士」と似た仕事で、ITを使って具体的にどんなシステムを入れるか、どのようにしたら実現ができるかお客さんのやりたいことを実現するために、「設計」をするという仕事だと聞きました。今まで、ITアーキテクトといいた職種は聞いたことがなかったです。

 

コンサルタントはお客さんが何をやりたいのか、何でやりたいのかということを明らかにする仕事に対して、ITアーキテクトはお客さんのやりたいことを、どうすればできるのか、どのように実行するのか計画をするというまた違ったやりがいがあると思いました。
ITアーキテクトは最新の技術を理解して、どのように活用していくか、お客さんとコミュニケーションをとりながら決めていく仕事だと聞いたので、お客さんとのコミュニケーションと新しい技術を学び続けることはとてもやりがいがあることだと感じました。

 

キャリア支援 はる ジョブ体験レポート②【日本Oracleで働いている外国人の方との話】

ランチ後は日本Oracleで働いている外国人の方とお話しさせてもらいました。
英語しか喋ってはいけないというルールで30分話しましたが、英語はあまり得意でなかったため、上手く話すことができませんでしたが、気さくに話してもらったので楽しく過ごすことができました。

 

外資企業ということもあったと思いますが今後は、ますますグローバル化は進むこと、また最新の技術は海外から出てくることが多く、日本語に翻訳されるのは遅いので自分が英語を使えるようになればより楽しいなと思いました。

 

また、言語を学ぶだけではなく、その国の文化や価値観を知ることでより外国人とのコミュニケーションを円滑に行えると聞き、ただ英語を学ぶだけじゃダメなんだなと思いました。

 

【取引先の人との電話会議に参加】

ITアーキテクトの部署の方とエンジニアの人の5人の方と一緒に電話会議に参加させてもらいました。

 

難しい専門用語が多く、話を聞いているのに精一杯でした。
会議ですごいと思ったことは、話を聞いている中で自分の専門知識を元にお客さんに質問をしていて、ITアーキテクトはそれぞれの人が専門性を持ってチームで働いている、それぞれ役割を持っている仕事していると分かりました。

 

【Oracleが目指している未来の説明&今日の振り返り】

電話会議後は、分からなかった用語について教えてもらいました。
また、Oracleが取り組んでいる、AIやブロックチェーン、ビックデータ解析といった新しい技術を実証実験や、もう実際にビジネスで使っているところを聞かせてもらいました。

 

今、AIやブロックチェーンといった技術はまだまだ発展途上で、全ての人が当たり前に使える技術ではないということ、その中でOracleは全ての人に「活用」してもらうために、技術をただ提供するだけでなく誰でも使えるよう「アプリ」にしてサービス提供をするというOracleの理念を知りました。
他のIT企業との理念やビジネス展開が違っていて就職をする時には自分の価値観にある企業を選ぶことが、仕事としてやりがいにもつながるのではと思いました。

 

【まとめ:このジョブシャドウイングの体験を通して】

今回、Oracleに2日間ジョブシャドウイングをさせてもらいました。
バイトやインターンシップと違って、社会人が実際にどのように働いているのか、短い時間でしたが体験することができました。

 

このジョブシャドウイングを通して学んだことは2つあります。
それは「社会人になっても学ぶことは必要」と「仕事はつまらないものではない」ということです。

 

1つ目の「社会人になっても学ぶことは必要」というのは、就職活動を終えたから学ぶこと・努力することも終えるのではなく、むしろ社会人になってからの方が勉強することが多いということを、このジョブシャドウイングで感じ、社会人になってから専門性や自分の得意分野をより磨いていくものだと思いました。

 

2つ目の「仕事はつまらないものではない」というのは、私がバイトをやっているときずっと同じ作業で時々退屈に感じることがありますが、今回体験させてもらったITアーキテクトという仕事は、ずっと同じことをし続けるのではなく、お客さんの要望に応えることと新しい技術やトレンドを学ぶことをするというすごくワクワクする仕事内容だと思いました。

 

以上、充実したジョブシャドウイングを体験させてもらったことに感謝しています。ありがとうございました。


※本プロジェクトは、日本オラクル株式会社とブリッジフォースマイルの協働プログラムです。

大学・専門学校でIT系分野を専門に学ぶ児童養護施設出身の子どもたちを、ジョブシャドウイングと奨学金で応援する「キャリア支援プロジェクト」に参加の「ラザ」のジョブ体験レポートをお届けします。


【ジョブシャドウイング:ミーティングを見学】

オラクル様でのジョブシャドウイングでは、実際の仕事のミーティングを見学させていただきました。

 

仕事を実際にやっているところを見たことはなかったので、ミーティングの流れなどが参考になりました。外国人とのミーティングもあり、英語で普通に会話していたので凄いと思いました。

 

私自身は英語が全然出来ないので会話の内容は通訳してもらいました。
しかし、外国人と会話というのはこれから増えていくと思いますし、IT業界は特に英語との関わりが強いので、これから少しずつ勉強していきたいと思いました。

 

他にも2つのミーティングを見学させてもらったのですが、専門用語が多くてわからないものがいくつかありまだまだ勉強不足だと感じました。

 

【コミュニケーションが大事】

体験後に思ったことは、パソコンをやっている時間よりミーティングの方が多くなるのではないかということです。結局パソコンを使って仕事をするのは内容が固まってきてからだと思うので、そういう面ではコミュニケーションが大事だと思いました。

 

ずっとパソコンを使っているわけではないとはわかっていましたが、実際に仕事をみて意識は変わりました。

 

【英語を学びたい】

仕事を教えてくれた方や、面談してくれた方はどちらも英語を話すことができていてかっこいいと思いました。なぜできるのか聞いたところ留学などして英語に慣れていけばできるようになると言われたのが勉強になりました。
IT業界は結構留学が多いと聞いたことがあるので、自分も機会があれば留学して英語を学びたいと思いました。

 

【今回の経験でわかったこと】

今回の経験でわかったことは、発案能力やそれを実行できるスキルが大事だと思いました。
特に自分足りないと思ったのが発案、コミュニケーション能力なのでそれを今後学校生活などで伸ばしていきたいと思っています。


※本プロジェクトは、日本オラクル株式会社とブリッジフォースマイルの協働プログラムです。

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