ジョブプラクティスニュース
【活動報告】ニューヨーカー 「アパレル販売のお仕事体験!」
ニューヨーカー 「アパレル販売のお仕事体験!」
開催日時 2016年3月31日(木) 10時~15時半
参加者数 中高生8名、企業側参加者10名、B4S2名、施設職員3名、他企業社員1名(見学)
内容
・ショップでの販売職体験
・本社で社員さんとランチ
・本社見学
・オンラインショップ業務体験
上質で着心地・見栄えの良さを追求した紳士服と婦人服を販売し、日本だけでなく、中国・台湾でも数多くのショップを展開している株式会社ニューヨーカーで、初のジョブプラクティスが開催されました。銀座のショップでの販売職体験や本社での各部署見学・オンラインショップの情報入力・買い物体験などを通じて、企画から販売、そして購入にいたるまで、アパレル企業の業務について、学生たちに教えていただきました。
ニューヨーカーの説明&自己紹介とチーム分け
初めに、ニューヨーカーブランドと旗艦店である銀座店についての説明があり、そのあとに社員の方と学生の自己紹介。この時には両者とも少し緊張気味でした。社員1人に対し学生2人の割合で各チームのメンバーが発表されました。
朝礼と接客八大用語の唱和
朝礼では予算の確認や仕事の確認など普段通りのてきぱきとしたやり取りが行われ、リアルな日常業務の空気が店内に広がりました。
接客八大用語の唱和では、実際の業務に必要不可欠なフレーズを練習しました。緊張気味だった一回目と、気合いのこもった二回目での学生たちの一生懸命な姿が印象的でした。
最初の業務:清掃
清掃の時間では、各チームに分かれて各フロアの掃除機や、棚に並ぶ服の整頓などをしました。社員の方がお手本を見せて説明し、不慣れながらも丁寧に取り組む学生たちと会話をしながら温かく見守っていらっしゃり、だんだん打ち解けて和やかな雰囲気が流れました。
所作のロールプレイ
所作の必要性や、商品の持ち方やお客様への商品の見せ方などにいたるまでの細やかな気配りをお手本を見せながら教えてもらい、その後で実際に販売スタッフになりきって接客のシミュレーション。「難しそう…」と戸惑い気味だった学生も、いざロールプレイが始まると、最初は少し照れながらも、次第になりきって様っぽくなり、教わった所作を駆使して見事な接客を披露。これには社員の方も感心して、よくできたところを褒めたり、お客様にアドバイスできるよう服についての知識を伝授したりしており、その後も学生たちはより良い接客に向けて熱心な練習を重ね、最後には楽しんで接客をしていました。
11時、業務スタート!
いよいよお店がオープン。実際のお客様への接客を見学したり、シャツの畳み方を教わったり、男の子は店内のネクタイを一本ずつ選び、それでネクタイの結び方について教わったりしていて、各々楽しく有意義な時間を過ごしているようでした。
質問&感想タイム
感想として、「高い服のお店だから堅い雰囲気だと思ってたけど、やわらかい雰囲気だった」という声などがあがりました。
本社へ移動&ランチタイム
秋葉原の本社へ移動し、オンラインショップの部署で働く社員さんとランチ。若い社員さんも多く、会話も盛り上がって打ち解けた様子でした。
本社の各部署を見学
午後には本社の各部署を回り、その役割について教えていただきました。プレス用の部屋では、芸能人の方が衣装として着ていた服や、著名デザイナーとコラボしたブランドの服や小物を見せてもらい、学生たちは興味深々な様子でした。その他お客様の問い合わせ・意見に応える部署や商品の企画・デザインをする部署、広報の部署など様々な部署を見学し、その業務の様子を見学させていただきました。
オンラインショップ業務体験
まず、オンラインショップの仕組みや流れについてスライドを見せながら説明してもらい、その後、実際にオンラインショップでのお知らせとデータの登録を教えてもらい実践。商品の特徴をとらえた名前を考えて説明文や画像を入力したり、お客様へのお知らせを入れ、実際にサイトでそのお知らせが表示されると学生たちから「おおー」という歓声が上がりました。学生の中にはパソコンでサクサクと作業をこなし「明日から来てくれる?」と言われる人まで。
質問&感想タイム
質問では「ニューヨーカーとニューヨークって関係あるの?」というユニークな質問から、「ショップの店員さんと本社の社員さんって収入の違いはあるの?」などの鋭い質問など様々飛び交いました。学生の印象に残ったこととしては、接客の態度や会社の規模など盛りだくさんの内容だったため、各々感じたことがあったようでした。
社員の方の熱心な姿と学生たちの一生懸命な姿が印象的でした。幅広い業務に触れられ、学生たちにとって将来を考える上で有意義で貴重な経験になったのではないかと思います。