【活動報告】2014年度秋ワタミグループ「飲食店での接客体験」

開催日時 2014年11月16日(日) 10時~17時

参加者数 中学生3名、企業側参加者数3名
参加施設数 2施設(千葉1施設、埼玉1施設)
内容  「働く」とはどんなことか、「会社」とは何かを知る、店内見学、接客マナーの心得を学ぶ、接客体験、社員のみなさんとのランチ、フィードバック

ワタミグループは今回ご協力いただいた外食サービスだけでなく、介護や食事宅配サービス、農業などの幅広い事業を展開しています、このジョブプラクティス以外に、インターンの受け入れなどでもご協力いただいています。

◆貸し切り店舗で自己紹介
最初のプログラムは店舗を貸し切り、お客さんのいない店舗で行いました。緊張をほぐすため、ペンを使って子ども達と社員さんで一緒に「脳トレ体操」をしながらアイスブレイク。なかなか難しく、上手くいかなかったのですが、「失敗した方が脳にいい」と社員さんが声をかけてくださったので、みんな一安心。その後自己紹介をし、「お店の仕事ってどんなことか知りたい」など、今日の抱負をみんなと共有しました。

◆お店の裏側を見学
続いてプレゼンテーションを見ながら、実際にワタミのお店ではどんな仕事があるのか、それがどのような流れで行われているのか等を学んだ後、店内を見学しました。 普段は入ることのできないキッチンやドリンカー(飲み物を作る場所)にも入り、それぞれが手を洗った後で、シェイカーを使った水と使わなかった水の飲み比べをさせてもらいました。子どもたちには、ちょっと違いがわからなかったようでした。

ワタミジョブプラ①

手を洗って、帽子をかぶって厨房に入ります。

◆マンツーマンで接客を学ぶ
その後は子ども1人に社員の方1人がついて、接客指導をしていただきました。お客さんを出迎え、席へ案内し、注文をとって、商品を提供する、という流れを丁寧に教えてもらいます。初めは子どもたちも緊張して表情が硬かったのですが、社員さんのみなさんのが表情豊かで元気なお手本のおかげで、子ども達の表情も柔らかくなり、大きな声も出るようになりました。おじぎの角度から、商品を提供する時の指の使い方に至るまで大変細かい内容でしたが、それぞれの子どもに合わせて説明していただいたので、子どもたちもしっかりと理解できている様子でした。
「覚えられるかな……」と不安がる子どもに、「忘れちゃっても大丈夫。覚えていなくても、『どうしたらお客様に喜んでもらえるか』を考えてやれば間違いはないから」と声をかけてくださっていたのが印象的でした。

ワタミジョブプラ② ワタミジョブプラ③
社員の方に、マンツーマンで接客を教えてもらいます

◆お客様への接客を体験
いよいよお客さんのいる店舗に移動して接客体験……と思いきや!
制服を用意してくださっていました! 制服を実際に着せてもらうと、それまで可愛らしかった中学生も、本物の店員さんのように見えました。
ただ、店舗へ移動するとみんな能面のような堅い表情に。
それでも社員さんが「大丈夫!」「頑張れ!」と声をかけてくださったおかげで、お客様から注文をとり、食事を運ぶことができました。

ワタミジョブプラ④ ワタミジョブプラ⑤
緊張しながらの接客

◆働いたあとの食事はおいしい!
接客体験のあとは、お待ちかねのランチです。お膳がテーブルに運ばれると、子どもたちが率先して配膳してくれました。こんなところにも研修の成果が現れたようです。ランチは特別に用意してくださったてんぷら、焼き魚などの豪華メニューです。とってもおいしかったです。

ワタミジョブプラ⑥

豪華な特別メニューのランチ

お腹がいっぱいになった後は、ワタミ本社に場所を移してフィードバックを行いました。子どもたちからは、
「見ていると簡単そうに見えていたことが、やってみると大変だった」
「ベテランの店員さんは仕事が早くてスゴかった」
などの感想があがっていました。

◆「作業」と「仕事」はどう違う?
続いて社員さんから「作業」と「仕事」の違いを説明してもらいました。「料理を作ったり、テーブルを拭いたりするのは『作業』、お客さんが何をしてほしいのか、どうしたらお客さんに喜んでもらえるのかを考えて動くが『仕事』」なのだそうです。なので、将来のことを考える時に、どんな「仕事」かを考えることも大事だと教えてもらいました。
そして自分の好きな人が自分の家や自分の働くお店に来たという設定で、どんな「お・も・て・な・し」をするのか自由に考えるというワークショップを行いました。
その際にも子ども1人に社員さん1人がつき、一緒に考えてくださいました。
その後は発表タイム。さすが中学生です。発想が豊かで、アニメの登場人物を招待する設定を考えた子もいました。それでも見事にそのお相手の好きなこと、したいことをイメージしてプランを考えていました。
全員が発表を終えると社員の方から、「『好きな人を喜ばせようと考える事は自分も楽しい』という事が分かってもらえたと思います。サービス業の仕事とはこういうものなのです」とのお話があり、子どもたちもそれを実感できたようでした。
 最後にサプライズプレゼントをいただきました。接客をしている様子などの写真を、それぞれの子どもにプレゼントしてくださいました。子どもたちは自分の制服姿や緊張して接客している姿を見て、喜んだり恥ずかしがったり。とても嬉しそうに何度も見返していました。
今回は2施設3名と、参加者が少なかったのですが、その分マンツーマンで丁寧に教えていただくことができました。付き添いで来られた児童養護施設職員の方からは、「普段はあまり積極的ではないのだけれど、今回案内を見せて『どうする?』と聞いたら、『行く!』と即答だったんですよ」と嬉しい声もいただきました。別の子どもは、初めて職員の付き添いなしで電車に乗ってきたそうです。
子どもたちが、意欲を持って参加してくれている様子を見ることができました。
このように、単に活動に参加するだけでなく、一人で外出する機会に活用していただくなど、ジョブプラクティスを様々な形で活用していただいて、ありがたく思いました。

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