巣立ちニュース

巣立ちプロジェクト2014~第2回「知ってとくするコミュニケーション」西東京ブランチレポート

9月27日(土)、東京都福生市にある、福東会館で、西東京ブランチの巣立ちセミナー第2回が開催されました。今回のテーマは「知ってとくするコミュニケーション」。講師は“B4Sのアイドル”『マイケル』です。

さわやかな風と穏やかな日差しに包まれた秋晴れの日。スポーツの秋、食欲の秋とともに、今年もB4Sの秋がやってまいりました。ただ残念なことに今回は体調不良などで休んだ子もいたため少し人数が減りましたが、その分、サポーターがマンツーマンで高校生たちと関われる体制となりました。

今回のテーマはコミュニケーション。

 まずはテーマの理解とアイスブレイクを兼ねて「共通点さがしゲーム」をしました。これはパッと見で分かる外見の共通点(性別・メガネなどはNG)ではなく、自己紹介や会話を通して共通点を探すゲームです。お互いの共通点を見出すことで、お互いの距離感も縮まってくる……。そんなコミュニケーションを体験した後に、本題の学びへと進みました。

■なぜ、コミュニケーション力が必要なのでしょう?

 3つのグループに分かれて話し合いをしてもらいました。そこで出てきた意見は……

「グループ全体の解決力の向上」、「知り合いが増える」、「仕事が楽しくなる」、「物がもらえる」など、自身の生活だけでなく、社会からも求められる大切なものであることを認識しました。そしてそんなコミュニケーション力を高めるための「心構え」、「知識やスキル」を確認する為に、「コミュニケーション診断」を行いました。

この診断結果が必ずしも正しいというものではありませんが、「やべえ……血液型診断より当たっている!」と言っていた子もいました。

そして次に、「家に帰りたいんだけど、先輩から買い物に誘われてしまったら、どうやって断る?」という内容の問題が出されました。「嘘をついてごまかす」などの意見がありましたが、マイケル講師が考えていた以上に素晴らしい模範回答もありました。彼は、「バンドの練習があるから買い物には行けない」と正直に断るだけでなく、「先輩も一緒に見にきませんか?」と、逆に誘い返す言葉を付け足したのです。これには子どもたちだけでなくサポーターも驚かされ、そして感動しました。

■“ホウレンソウ”について考えてみよう! 

「ホウレンソウ」とは、報告(ホウ)、連絡(レン)、相談(ソウ)のこと。社会に出たらこれがすごく重要です。学校やアルバイト先などで、どのようなホウレンソウをしていますか? という事をグループで考えてもらい意見を出し合ってもらいました。そしてその後サポーターから実際に職場であった成功話や恋愛であった失敗話などを聞くことで、ホウレンソウが普段の生活から欠かせないものであることを学びました。

ここで午前のメニューは終了したので、会場を広い畳の間に移し、そこでノンビリとランチタイム。久しぶりに再会した仲間同士、この1カ月にあった“ホウレンソウ”を楽しそうに話していました。

■これから出会う人たち

午後の最初に取り組んだのは、自分たちを中心に、「上司」、「同僚」、「ご近所さん」、「大家さん」など、施設退所後に「これから出会う人たち」の相関図の作成。みんなイラストが上手でわかりやすく仕上がっていました。あまりにも絵にこってしまい、内容を深堀り出来なかったようですが、和気あいあいとした楽しい雰囲気でグループの話し合いが進められて行きました。

社会に出たら、どんな人たちと出会うんだろう?

社会に出たら、どんな人たちと出会うんだろう?

 ■ショッピングセンター案内図作成ゲーム

このゲームは、配布されたカードに書いてある情報をもとに、ショッピングセンターの案内図を作成するものです。配られたカードには配置に関係のある情報とない情報が含まれており、それを自分たちでどのように共有し、処理することで、協力しながら問題解決できるかを学ぶゲームです。

実はこのゲーム、サポーターも熱くなるくらい難しい内容で、各グループともテーブルの真ん中に置いてある紙をジーッと見詰め、“みんなで真剣に悩む”という体験をすることで、グループ全員の共通意識・共通理解を高めていました。ちなみに、1番最初に書き終えたグループに勝因を尋ねたところ、「関係のない情報は喋らない」、「的を絞って情報収集した」、「最後にみんなで確認した」というチームワークの成果だったそうです。

うむ~~~難しい……。

うむ~~~難しい……。

 ■インターネットコミュニケーションとリアルコミュニケーションとの違いって?

 最近は携帯電話を持っている人がほとんどで、さらに「ガラケー(ボタン式)」よりも「スマホ(画面タッチ式)」の普及率が高くなっており、特に一人暮らしを始めるようになったら固定電話よりも安価で便利な携帯電話は連絡道具として必需品となります。

そんな携帯電話のコミュニケーションツールとして利用されているLINEについての説明と、その利用方法をちゃんと理解していないと、「アカウントの乗っ取り」、「出会い系への誘導」、「いじめに発展」などの危険性があること。

また「尋ねたつもりのメールをしたんだけど、“?”マークをつけ忘れたことで、話がややこしくなった……」という体験談や、そういう体験から、「重要な事は電話で話すようにすることでこちらのニュアンスが伝わりやすい」などの対処法などをお互いにシェアすることで、インターネットコミュニケーションでの注意点を学びました。

ふむふむ~なるほど、なるほど

ふむふむ~なるほど、なるほど

次にリアルコミュニケーションでは、サポーターと高校生がペアとなります。そして高校生が自己紹介している時にサポーターは「無表情」で話を聞くパターンと、「無反応」で話を聞くパターンを行いました。高校生たちがサポーターを見つめながら今朝の出来事を話すのに対してサポーターは、それを無表情・無反応で受け止めるのです。

「無表情」・「無反応」でのリアルコミュニケーションというのが、どれだけ寂しいものか、高校生たちが実際に体験することで、リアルコミュニケーションの時に“大切なこと”を学んでもらいました。

実はこのコミュニケーション体験、高校生たちだけでなく、「無表情」・「無反応」をするサポーターも辛いのです。でも彼らに“大切なことを学んでもらいたい”という願いを込めて、実施するのです。

今回は2回目ということもあってか、高校生たちは「よそ行きの顔(礼儀正しく)」から、「素の顔(自然体)」になってきているように感じました。とにかく高校生たちは明るく伸び伸びとしており、彼らの笑顔がサポーター活動の励みとなっています。

(担当:きんちゃん)

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