巣立ちニュース

巣立ちプロジェクト2014~第1回「自分を発見!面接対策」千葉ブランチレポート

8月31日、千葉市中央コミュニティセンターにて第1回巣立ちセミナーが開催されました。高校生は22名、社会人サポーターが23名参加し、3年前の巣立ちセミナー卒業生のイケメン“じんじん”も特別参加してくれました。

■今年初の巣立ちセミナーがスタート!

開場直後に早くも高校生第一陣が到着! ニコニコリラックスした高校生や、初回で緊張した面持ちの高校生たちの中で、サポーターも初めて出会う高校生にドキドキでした。

千葉ブランチの若手リーダー、いまちょんから巣立ちセミナーの趣旨や全6回の内容について説明があった後は、ユーモアあふれるベテラン講師、ゆーごーにバトンタッチ。

「まずはお互いの名前を覚えましょう」ということで、ミニゲームがスタート。アヒルなどの様々なボールを同じテーブルの高校生・サポーターたちの間でパスします。投げる相手のニックネームを呼ぶルールなので、胸の名札を頼りに呼んでいたのですが、「そろそろ名札を外してもらいますからね」というゆーごーの一言に、真剣モードでニックネームを覚え合うことになりました。

打ち解けた後でミニワーク。「今日のテーマは面接対策だけど、そもそも仕事って何のためにするの?」「仕事の良いところ、良くないところは?」など、各グループで話し合いました。高校生たちからは、「家賃を払うためには働いて収入を得なければならない」「つらくて大変だけど、達成感があるはず」といった話が出ました。ゆーごーからは、「仕事を通じて社会の誰かの役に立っているからこそ、お金が手に入る。どんな仕事も社会の人たちとのつながりがある」というメッセージが伝えられました。

次に、就職活動のキーワード「求人倍率」のおさらい。昨年の倍率は高校新卒が1.56倍、一般求職者が0.51倍(正社員)でしたが、どちらの数字の方が有利なのかという質問に、高校生たちは迷わず正解していました。ゆーごーはイス取りゲームを例に出し、「100人の高校生に対して156脚のイス(就職先)が用意されているのが高校生。51脚のイスしかないのが一般の人」と話してくれて、なるほど!と思いました。正社員になるためには、高校新卒の今がチャンスのようです。

また、内定率についても説明があり、9月の面接で一発採用となる人は100人中40人程度。一つ目の会社に落ちたとしても、まだまだチャンスはあるので、あきらめないことが肝心ということでした。

■面接で話す内容は?

合格するためにはどうすればいいのか、ということについて、少し切り口を変えて考えてみることにしました。「高校の文化祭で何か出し物をすることになった時、どんな人を誘って一緒に活動したいか?」という質問に対し、高校生からは、「自分はサッカーが好きだから、趣味が合う人」「企画に共感して、やる気を持ってくれる人」など、色々な希望が出ました。実は会社も、「この人と一緒に働きたいという気持ちになれる人」「やる気があって話が合う人」を求めています。

これを踏まえた上で、今回のセミナーでは「自己PR」と「志望動機」の2つを考えることになりました。これまでどんな生き方をしてきたのかという過去を知ってもらうのが自己PR。これからどういうふうに会社で働いていきたいかという未来を伝えるのが志望動機。これらが面接のキモになります。

まずは社会人サポーターのお手本を見てみよう、ということで、もろりんとリリーが実演。2人の“高校生”の自己PRを聞いた現役高校生の感想は、「内容がバラエティーに富み、よくまとまっていた方が印象が良い」「自分が努力して取り組んできたことと、その結果がつながっていたのでよく分かった」というものでした。

いよいよ高校生にバトンが渡され、自己PRを考えるワークに。高校時代に頑張ってきたことは? その経験から学んだことは? それをどのように将来役立てることができるのか? といったことについて、サポーターと相談しながらシートにまとめていきました。

志望動機について真剣に考えていきます

志望動機について真剣に考えていきます

■無人島での仲間探し? ~就職後のサバイバル技術~

頭をフル回転させた後は、お待ちかねのランチタイム。とりこたちが厳選してくれたお弁当に舌鼓を打ちながら、ゆったりとした雰囲気で食事を取りました。

午後の部では、まずは睡魔を追い出すためのミニゲーム。「あなたは無人島に行くことになりました。ケチャップ、マヨネーズ、みそ、しょう油のうち、1つだけ持って行くとすれば、どれ?」という奇妙なお題が出て、高校生もサポーターも頭を抱えながらも、折り紙に答えをメモします。

「それでは自分と同じ物を選んだ人たちで数人のグループになってください」と言われ、会場内は仲間を求めてさまよう人々であふれました。「ケチャップの人いますかー?」「みそー、みそー」と呼びかけ合う異様な集団。ようやくグループがまとまった次の指令は、「今集まった人たちは、同じ物を選んだという共通点があります。他の共通点もたくさん見つけてください」というもの。戸惑いつつも、「髪が短い」「好きな食べ物が一緒」など、必死になれば意外と多く見つけられることに気づきました。

就職後は、会社の見知らぬ人たちの輪の中に飛び込むことになります。それでも頑張って探せば何らかの共通点は見つけられるし、それを通じて色々な人たちとも仲良くなっていけるのかもしれないな、と感じました。

■自分らしさを信じよう

心がほっこりしたところで午後のワークを開始。まずはサポーターのじゅんあとネッシーが、それぞれが考えた志望動機の例を発表してくれました。2人の志望動機を聞いた高校生からは、「自分の気持ちだけではなく、自分と会社の関係についても話す方が良いと思った」という感想が出ました。

その後は各グループで、自分がその会社を選んだ理由、会社でどのような「自分らしさ」を出すことができるか、その仕事につながる経験として何を持っているかについて、サポーターと一緒に考えました。

休憩をはさみ、社会人の経験談の発表。社内の昇格面接官を経験してきたつづくんからは、「社会人でも背伸びをしている人はすぐに分かる。面接はありのままの姿で臨めばいい」と、話題の映画のテーマソングを思い起こさせるアドバイス。いまちょんは様々な業態の仕事を経験していく中でそれぞれの業界の内容を深く学び、自分が何を大切に生きていきたいのかを考え続けてきた、と話してくれました。真剣に2人の話に聴き入る高校生たちの姿が見えました。

サポーターの経験談に熱心に耳を傾ける高校生たち

サポーターの経験談に熱心に耳を傾ける高校生たち

■いよいよ模擬面接!

模擬面接のお手本を見せてくれたサポーターは、まこっちゃんとのうちゃん。のうちゃんは良い例を演じるはずだったのですが、入れ込みすぎて3回もやり直すというハプニング発生。失敗してもやり直しはきく、という予期せぬメッセージも伝わりました。高校生からは「言葉遣いや面接態度という細かいところも印象に大きく影響することが分かった」という声が上がりました。

番外編として、特別ゲストのじんじんが実際に受けた面接の様子を実演。堂々とした姿に胸を打たれながらも、本番では「(タテマエではなく)実際のところ、どうしてうちに来たの?」という予想外の質問に戸惑ったとのこと(でも見事合格!)。「今、仕事をしていてどう?」という質問には「はじめは分からないことばかりで先輩に聞こうとしても、自分が何が分かっていないのかさえ分からなかったので何も聞けなかった」と話しつつ、「それでも質問を恐れないこと」というアドバイスもしてくれました。「本音では巣立ちセミナーはどうだった?」というゆーごーの無謀な質問には、「お金の使い方やコミュニケーションの方法など、学校では教えてくれないことを学べた。ここで得られた知識のおかげでうまくやっていけてる」という、うれしい話を聴けました。

そして、いよいよ現役高校生の模擬面接。ワークでまとめた自己PRと志望動機を頭に入れて、サポーターたちが面接官役になります。アドバイスを受けながら何度も繰り返し練習する高校生たちの熱心な姿が印象的でした。高校生からは、「学校の先生とは違った緊張感があった」「面接を通して自分の課題が見つかって良かった」という声が聞こえました。

面接官役のサポーターからマンツーマンで指導

面接官役のサポーターからマンツーマンで指導

初めてのセミナー、皆さんお疲れ様でした。遠路はるばる来てくれた高校生もいました。「初めてだけど、楽しかった」と言ってくれたことに感謝しています。今回は面接対策を通して、自分がどんな人間でどんなことを願っているのかということを見つめ直す機会にもなったように感じました。これから約半年、社会に飛び立つ前の助走期間を一緒に過ごしていければと思います。

(担当:シュナ)

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