2014年2月

【メディア掲載】かながわ青年期サポートブック

2014年2月 かながわ青年期サポートブックp.52-53
神奈川県社会福祉協議会発行

コラム「中学生から退所者まで継続して関わる自立支援」というテーマで
寄稿しています。

本書は神奈川県社会福祉協議会により、
貧困や虐待・暴力などをはじめとする自立における生活困難な若者について
それらを支援する団体との協働により、支援に関わる人々が各現場での
課題や社会資源を共有できるように作成されました。

こちらから、全編をダウンロードいただけます。
とても有用な活動やデータが掲載されておりますので、ぜひご一読ください。

http://www.knsyk.jp/c/shiryou/a7177c91c1784a764325b341b9e8c74f

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【デザインの力で、社会貢献】いま最も求めているボランティアです

NPOブリッジフォースマイルは今年10周年を迎えます。
これまで、自立支援に力を入れ続けてきましたが、今年はいよいよ
いままで以上に“PR力”がテーマ。
多くの人に“伝える力”をつけていきたいと思っています。
そこで、プロボノ(ボランティア)のデザイナーとして関わってくださる方を
大募集します!
月に一度の定例会(@大手町)への出席から、どのようなスキルをお持ちか、
お任せしたい事を一緒に考えていければと思います。
ブリッジフォースマイルのPRチーム(全員ボランティアです)は、
新聞、雑誌の編集やライティング、会社の中で広報担当として活躍していたりと、
プロフェッショナルな方が殆ど。

素敵なメンバーと一緒に“親を頼れない子どもたち”の社会問題の解決に、
一緒に取り組んでみませんか。

隔月で、説明会を行っています。
https://www.b4s.jp/action/volunteer/howtojoin/

※少し急ぎの案件もあり、ご興味いただけましたら、まずは
b4s.uemura@gmail.com までご連絡いただけますと幸いです。

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デザイン、DTPスキルをお持ちの方を募集します
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・本業とされてなくとも、構いません
・社会人歴が1年以上あること
・Adobe Illustrator か Photoshop が使えること
・お願いしたい案件の種類はさまざまあり、
 お持ちのスキルと相談しながら一緒に決めていきます。

※ご不明点がございましたら、
b4s.uemura@gmail.com(事務局/広報担当 植村)まで、ご連絡ください。

 

一時〆切ます。>【3/7〆 緊急募集】使っていない中古パソコンは、ありませんか。

※Win7の寄贈のお申し出が定数に達しましたので、
こちらの募集は一旦停止いたします。(詳細確認後、また必要が出てきましたら,
募集再開させていただきます。)
ご連絡くださった方々に、随時返信させていただきます。
お陰さまで、カナエルンジャー全員へPCを渡すことができそうです。
ご協力、誠にありがとうございました。
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  【緊急募集】使っていない中古パソコンは、ありませんか。
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 奨学金支援プログラム カナエールは、施設を出た後、大学や専門学校に
 進学する若者へ奨学金を支援していますが、プログラムには出来る限り
 将来に役に立つだろう支援を盛り込んでいます。

 そのうちの一つが、中古パソコンの提供です。

 施設に居る時は、インターネットの利用を制限されていることが多く、
 パソコンに触れる機会がとても少ない傾向にあります。

 ですが、これからの時代パソコンスキルがないことは何かと不利です。

 そこで、カナエールではここ3年間、団体に寄贈いただいた中古PCを
 カナエルンジャーに無償提供してきました。
 スピーチ原稿をWordで作成し、ボランティアメンバーとメールでやり
 取りするなど少しでも学びの機会にしてもらえればと考えたためです。

 今年、カナエルンジャーが急遽20名に増えた上、台数の管理ミスが
 重なって、現在パソコンが【8台】足りない状況です。

 現在、ご自宅や仕事場で、使っていないパソコンはありませんでしょうか??

 【3月7日(金)まで】緊急募集させていただきます。

 最悪、中古PCを購入して提供することも考えておりますが、実は想定外
 の出費がかさんでおります…。

 昨年までは、協力企業さまよりWifiを無償貸与いただき、ネット環境も
 用意してきたのですが、今年はそれも難しくなってしまいました。

 スマホでテザリング契約をできる子には補助金(一人6千円)を出して、
 契約をお願いし、それも難しい子には、中古ルーターを購入して
 プリペイドで利用してもらうことに…。(一人1万円見込)

 なんとか、昨年まで続いてきているこの支援を継続したく、使っていない
 中古PCがございましたら、何卒ご提供をお願いいたします。

 
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希望内容
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▼仕様
◆新品、中古品、メーカーは問いません
◆OS:Windows Vista/7/8 のいずれか
◆ワイヤレスLAN:必須(テザリング、Wifi通信を使用するため)
◆送料:ご負担をお願いいたします/横浜・大手町オフィス持ち込み可
◆その他:
・初期化し、空の状態にしてください
・Microsoft Office Wordが入っていると助かります(なくても構いません)
プロダクトキーやWindows用インストールCDをつけていただけると助かります
 
▼寄贈方法
まずは、ご連絡ください。
連絡先:b4s.uemura@gmail.com
件名:【カナエール】PC寄贈に関して
本文に、下記記載いただけますと幸いです。

(1)お名前 (2)連絡先 (3)寄贈いただけるPCの詳細 (4)送付予定日

▼送付先
〒100-8228
東京都千代田区大手町2-6-4
株式会社パソナグループ内
NPO法人ブリッジフォースマイル
事務局 植村 百合香
 

【活動報告】アトモイベント 振り袖撮影会

退所者を対象としたアトモイベントで「振り袖撮影会」が7日、埼玉県越谷市の写真館「ライフスタジオ越谷店」で開かれました。参加したのはこばゆみ(21)とはる(23)の二人。あらかじめ用意された振り袖の中からお気に入りの色と柄で一着を選んだ二人は、約1時間かけて素敵に変身しました。

学生のこばゆみが選んだのは全体がピンクで裾に紺色が入った振り袖。「去年は成人式だったのですが、そのときは振り袖が着られなかったので今回は楽しみです」と着付けに臨みました。着付けが終わると早速、スタジオで撮影に入りました。スタジオのスタッフが手を広げたり、振り返ったりといった振り付けをし、和傘などの小物も使いながら撮影しました。

「緊張しないで。そのためには息を止めないでね」などの指示が撮影者から出ます。スタッフ全員で自然な顔つきになるよう励ましながら撮影は進みました。最後は畳を敷いて正座をするポーズもやってみました。

こばゆみ3 こばゆみ1 こばゆみ2

「ピンクが好きなので、この振り袖を選びました。振り袖の写真はあきらめていたのですごくうれしい」と笑顔を見せました。

 

主に家事をしているはるは、一緒に暮らす男性と一緒にスタジオを訪れました。選んだ振り袖は緑色。「いつもはピンク系の洋服が多いので、今日はイメージを変えるため緑にしました」。スタッフはちょっと大人の雰囲気の演出を狙い、障子に頬を付けて微笑むといったポーズをつけました。

はる2 はる3 はる1

「二十歳のときの振り袖の写真はあるんですが、顔がこわばっていた。今日は優しいスタッフがなごませてくれて笑顔が作れました。うれしかった」と話しました。

ライフスタジオは株式会社アップルツリーが経営する写真館。いわゆる「記念撮影」ではなく、ソファ、車、ぬいぐるみといった小道具と一緒に写真が撮れるスタジオです。越谷店の大内あかね店長は「写真で人を撮るためには、人を理解しなくてはなりません。そのため哲学や時事問題の学習会を開いています」と話しました。

着付けとヘア・メークは「着物着付け隊」(代表、桂千佳子さん)の5人が担当しました。大学で外国人に日本語を教えている桂さんは、留学生の日本文化体験のプログラムの一つとして、約3年前からこのボランティアを始めたそうです。「学生にしろ働いているにしろ、二十歳の女性が自力で振り袖を着ることは金銭的にかなりハードルが高い。そこを手助けできれば」と話しました。最初は普通の着物の着付けをしていたのですが、体格の良い外国人の場合は振り袖のほうが似合うことに気づいて今は振り袖の着付けをしています。チーム名を「振り袖着付け隊」としないのは、男子には羽織はかまを着せるからだそうです。

【活動報告】アップルツリーファクトリー「プロに教わる素敵な記念写真の撮り方」

開催日時 201416日(月)
参加者数 中学生7名、企業側参加者数11名、B4S2名、施設職員(付き添い)3
参加施設数 3施設
内容 人物写真(ポートレート)を撮ることで、カメラの機能を知ろう。
   最も良い構図、光線、小物の使い方を考えよう。
   撮られる側(モデル)も経験し、撮られる気持ちも経験しよう。

 

今年も昨年に引き続き、関東と名古屋で写真スタジオ「ライフスタジオ」18店舗を展開する株式会社アップルツリーファクトリーによる、ジョブプラクティスが開催されました。

実はこの「ライフスタジオ」、なかなか予約が取れない大人気の写真スタジオです。今回ジョブプラクティスの会場となった「ライフスタジオ越谷店」を見ると、人気の理由がわかります。まったく「写真スタジオ」らしくありません。大きな窓におしゃれなインテリア、ぬいぐるみ、花束、おもちゃ、小さなキッチンなどがあり、リラックスした楽しい雰囲気です。衣装室には、着物やドレスはもちろん、スーツやジーンズなどあらゆる洋服がそろっています。

今回のジョブプラクティスに参加したのは、中学12年生の男子2名、女子5名の計7名です。
始めに、撮影に使う一眼レフのカメラについて、持ち方や各種スイッチの役割、絞りや調光、ズームの仕方などについてレクチャーを受けました。みんな大きな一眼レフのカメラは、見るのも持つのも初めて。緊張した面持ちで恐る恐るカメラに触れていました。カメラのシャッターは右手で押すようになっているので、左利きの参加者は慣れるのに少し苦労していました。

そしてスタッフと参加者が3チームに分かれ、それぞれ別々のスタジオで活動スタートです。早速カメラを手に取り、スタッフのアドバイスに従いながら、置物や小物を被写体に試し撮り。プロのカメラマンであるスタッフから手取り足取り撮影方法を教わりました。

最初は緊張気味の子どもたちも、カメラの扱い方やスタジオの雰囲気に慣れてくると、行動も積極的に。明るく、楽しく話しかけてくれるスタッフにうながされて、みんな一生懸命カメラをのぞき込んでシャッターを押していました。

スタッフのみなさんは、さすが普段、子どもたちの笑顔を引き出すお仕事をされているだけあって、子どもたちともすぐに仲良くなっていました。

写真 (2) 
まずはゲームでアイスブレイク

 

今度は“人”の撮影です。この日は、スタッフの方のお子さん2人がモデル役として参加してくれました。どんな写真を撮影したいかイメージをし、それに合わせた衣装を何種類かセレクトします。どの衣装を着てもらい、どのスタジオでどんな写真を撮りたいか、子どもたち自らがカメラマンに説明して、モデルの撮影に向かいます。自分のイメージを言葉にしてカメラマンへ伝えることの難しさに戸惑う場面もありました。

写真 (4) 
たくさんあって、迷います!

 写真-3
「こんな衣装でこんな構図で…」イメージを伝えるのは難しい!

 

モデル役の子どもたちは、最初は照れてなかなか笑顔が出ませんでしたが、スタッフのみなさんとおもちゃや絵本、シャボン玉を使って一緒に遊ぶうちに、色々良い表情がでてきました!!さすがプロです!!

「子どもと遊びましょう!子どもと仲良くなろう!」のスタッフの言葉がとても印象的でした。参加している子どもたちも、モデル役の子どもたちに話しかけたりして、何とかいい笑顔を見せてもらおうと頑張ります。両者の距離が近付いていくのにつれて、様々な表情の写真が撮れました。

写真 (7)
「こんな写真になるんだ!」できあがりに歓声があがります

 

次は参加している子どもたち自らがモデル役になる番です。自分で選んだ衣装、メガネや帽子を身に着けて、スタッフや参加者に撮影してもらいました。

最初は撮られるのを恥ずかしがっていた子どもたちも、スタッフのみなさんの上手な雰囲気づくり、盛り上げで、すっかり立派なモデルになっていました。一通り撮影が終わると、スタッフがパソコンで良い写真を選び、CDにコピーしてプレゼントしてくれました。

 

お昼は、アップルツリーファクトリーのみなさんが用意してくれた、手作りのカレーライスです。

撮ったり撮られたりの撮影会後のランチタイムは、和気あいあいとした雰囲気。スタッフのみなさんとの会話も楽しみながら、とってもおいしいカレーをいただきました。

食事の後は、写真の上映会です。スタッフが厳選してくれた写真を、すてきな音楽とともにスライドショーで鑑賞しました。みんな本当に良い顔で撮れています!!思った以上の出来栄えに、みんな大満足の表情でした。

 

参加した子どもたちは、「カメラでこんなに表現できるのが分かった」「大変だけど楽しいお仕事だと思った」「写真を撮ってもらうのがチョー楽しかった!」と大喜びでした。

また、参加した子どもたちが生活する児童養護施設の職員からは、
・「参加した子どもが、具体的に仕事というものを考えるようになりました
・「参加した子は、『楽しかった、また参加したい』と、帰りの電車の中でも、施設に帰ってからも言っていました
・「スタッフの方々が楽しく仕事をしているのを見て、『人間関係がよい職場がいいなぁ』と言っていました
・「カメラマンのお仕事を体験させていただくだけでなく、一緒にお昼ご飯を食べたりすることで、スタッフの方々と色々なお話ができ交流を持てたことはとても良かったと思います」
・「普段、子どもたちが接するのは施設職員や学校の先生くらいです。今回、職員や先生以外の方と話ができて、子ども達の視野が広がっていけばと思います」
などの感想をいただきました。

アップルツリーの社員のみなさま、たいへん有意義な機会をいただき、ありがとうございました。 

 (担当:カマーチョ)

巣立ちプロジェクト2013~第6回5ブランチ合同『知ってトクするポジティブシンキング』、修了式&修了パーティー

《第6回:全ブランチ合同開催『知ってトクするポジティブシンキング』、修了式&修了パーティー》

昨年8月から毎月、東東京、西東京、神奈川、埼玉、千葉のブランチごとに5回開催された2013年度の巣立ちプロジェクトも、1月26日(日)に第6回目の最終日を迎えました。最終回は、全ブランチ合同で、東京・大手町のパソナグループ本社で開催されました。

■大会場で、初めは緊張

早起きして、遠方からバスや電車を乗り継いでやってくる高校生たち。広くて改札や出口が多い東京駅や大手町駅を使うことになるので、ボランティアサポーターたちはまず、会場の設営組と、お出迎え組に分かれます。電車のホームや改札、バス停で高校生たちを迎えます。

今年は幸いお天気もよく、電車の遅延もなかったようで、集合時間近くになると高校生たちが集まってきました。いつもはブランチごと、高校生10~30人に大人10~30人の開催ですが、今回は高校生約80人、サポーター約90人が集まる大会場です。高校生たちは到着すると広い会場に圧倒されて、入り口付近で足が止まってしまいますが、「○○ちゃーん、神奈川ブランチここにいるよ!」「こっちこっち!○○、久しぶり!」など、声がかかって手招きされます。見知った顔に声をかけられると、ほっとした表情になって駆け寄っていく姿が会場のあちこちに見られました。

■つらいことに出会ったとき、どう受け止めるかが大切

まずは『知ってトクするポジティブシンキング』と題したセミナーです。講師はブリッジフォースマイル代表のえりほ(林恵子)です。施設を巣立ち、一人暮らしをする中で、これから仕事や生活、人間関係などで、つらいこと、大変なことに出会ったとき、自分の気持ちをどんな風にコントロールしたらいいのか。「自分の受け止め方次第で、できごとやものごとのとらえ方、そこから発生する感情や行動は、変えることができる」ことを学びます。

セミナーの開始です

えりほによる「ポジティブシンキング」のセミナー

そして今年は、4人の先輩によるパネルディスカッションも行われました。児童養護施設を退所して、学校に行ったり働いたりしている先輩たちから、学生生活や社会人生活の苦労や楽しさについて聞きました。「去年は、毎日終電で帰宅し、休日出勤が続くほど仕事が大変だったが、『ここを乗り越えれば大きな成長になるはずだからこれはチャンスなんだ』と思って乗り切った。実際今、少し仕事で大変なことがあっても、『あのときよりはマシ』と考えられるようになった」、「専門学校のクラスメートは、自分以外全員が実家暮らし。週6~7日バイトをしているので、全然一緒に遊んだりできず、友達が離れていくのはつらかった。でも、どうしても保育士になりたいので頑張っている」などの話がありました。

後輩へのメッセージとして、「努力は、報われないことも多いけれど、見ていてくれる人は必ずいる」「お金は『使うな』という人が多いけれど、自分の本当に大事なこと、本当に使いたいことがあれば使うといいと思う」「お金のトラブルには気を付けて。もし困ったことがあったら、早めに回りの大人に相談して」などが挙がりました。

■20歳の誕生日を想像して書く“未来日記”

そして巣立ち最終回恒例の“未来日記”です。今18歳の高校生たち。高校を卒業して2年後の“20歳の自分”を想像し、20歳の誕生日の日記を書くのです。10分もかからずさらさらと書き上げる高校生もいましたが、大半は何を書いていいのかイメージができません。サポーターがマンツーマンでガイドし、「どんな仕事をしているのかな?」「どんなところに住んでる?」「誕生日はどうやって過ごしてるかな?」などと質問を投げかけ、イメージを膨らませます。

サポーターにガイドされながら、“20歳の誕生日の日記”を書き上げます

サポーターにガイドされながら、“20歳の誕生日の日記”を書き上げます

書きあがったところで、ブランチごとに部屋に分かれて未来日記の発表です。ブランチの高校生やサポーターの前で、未来日記を読み上げます。「仕事も2年目になり、後輩を教える立場に」「大学サッカーで活躍して、テレビに出演」「成績優秀で、大学ではクラストップ」、大工、シェフ、介護士など、希望の職業に就いて活躍している自分を描いています。「巣立ちで知り合った○○は、相変わらず彼女がいないようだ」と、サポーターの2年後を予言する日記も。毎月1回、半年間見守ってきたサポーターたちは、時に大笑いしながら、高校生たちの日記の発表を見守りました。

サポーターに見守られながら、「未来日記」を発表

サポーターに見守られながら、「未来日記」を発表

■ゲームやアトラクション盛りだくさんの修了パーティー

日記の発表を終え、大ホールに戻ると、サンドイッチや唐揚げ、サラダやチーズなどのパーティー料理がセットされていました。修了パーティーです。乾杯のあとは、ボール送りや腕相撲など、ブランチ対抗のゲーム。ブランチ対抗とあって、応援にも熱が入り、負けると「キャー」という悲鳴が会場をこだまするほどの盛り上がりでした。

ゲームのあとは、各ブランチによるアトラクション。ブレイクダンス、ベース・ギター・ボーカルによる歌、合唱など、それぞれ得意な人がリードして、ブランチごとに息の合ったところを見せてくれました。

各ブランチによる、歌などのアトラクション

各ブランチによる、歌などのアトラクション

次は、各ブランチの高校生代表と、ボランティアサポーターのブランチリーダーが壇上へ。高校生からは、巣立ちプロジェクトの感想と、ほかの高校生へのエールが、ブランチリーダーからは、その返答メッセージが送られました。

高校生からは、

「つらいことがあっても、『しょうがない』で済ませないで頑張ってほしい。それから、どんなに憎くても、お父さん、お母さんにはありがとうと伝えたい」

「学校でも人見知りで、初めて参加したときは全然話せなかったけど、回を重ねるにつれ、施設でも学校でもない、素晴らしい場所だと感じるようになった」

「こういう境遇なので、普段は自分の素性を明かして相談することができない。同じ境遇の仲間に囲まれ、相談することができる場ができた」

「進路が決まったときに、一緒に喜んでもらえたのがとても嬉しかった」

などの言葉がありました。

ブランチリーダーからは、

「みんなの将来を気にかけ、応援している大人がこんなにいっぱいいることを忘れないで」「巣立っても、たまには元気な姿を見せてほしい」

「寂しくなったり、つらくなったりすることもあるだろうけど、大丈夫だからね、と言いたい」などのメッセージが届けられました。

ほかの高校生へのエールと決意を述べる、ブランチ代表の高校生たち

ほかの高校生へのエールと決意を述べる、ブランチ代表の高校生たち

■一人ひとりに手渡される“メッセージカード”

ブランチリーダーからは、こうしたメッセージとともに、恒例の“メッセージカード”が手渡されました。高校生一人ひとりに向けて手作りされたカードで、巣立ちプロジェクト中の写真と、同じブランチのボランティアサポーター全員から送られたメッセージが書かれています。

メッセージカードに見入る高校生たち

メッセージカードに見入る高校生たち

これが手渡されると、一瞬会場が静かになります。自分に宛てて書かれたメッセージをじっと読みふけったり、(たった6カ月前ではありますが)写真を「なつかし~!」と見入ったり。「チョー嬉しい!」「こんなのもらったら、ホントに今日が最後って感じがしちゃうじゃん…」など、さまざまな感想が挙がっていました。

メッセージカードを見ながら6カ月間を振り返っていると、AKB48の『恋するフォーチュンクッキー』が流れ始め、B4Sのスタッフやボランティアサポーターが歌い踊るビデオを背景に、ミニスカート姿のブランチリーダーが登場。最初は大笑いで見ていた高校生たちも、舞台に上がって一緒に踊りだしていました。

舞台で特訓の成果を披露する大人たち

舞台で特訓の成果を披露する大人たち

全員で記念写真

全員で記念写真

笑顔でいっぱいの修了パーティー。最後にみんなで記念写真を撮ってお開きです。みんな名残惜しいようで、会場のあちこちには記念写真を撮る姿が。会場からエレベーターホール、1階のビルのエントランスホールには、ボランティアサポーターたちがアーチを作って、高校生一人ひとりを「お疲れさま」「体に気を付けてね」「また顔見せに来てね」と声をかけながら送り出しました。

サポーター全員でアーチを作って送り出します

サポーター全員でアーチを作って送り出します

始まったときには、長いと感じた6カ月も、終わるとあっという間です。これから1、2カ月の間に、巣立ちプロジェクトに参加していた高校3年生たちは、児童養護施設を出て、それぞれ新しい生活を始めます。困ったことがあったときにも、私たちB4Sを含め、まわりの人に上手に頼りながら元気に乗り越えていってほしいと思います。そして、また時々は元気な顔を見せてくれると嬉しいです。

(担当/あっこ)

 

【活動報告】「第12回プロのお話を美味しくゆる~く聞く会」を 開催しました。

正月気分がようやく抜けてきた1月中旬、よこはま Port Forにて新年初のプロのお話を美味しくゆる~く聞く会を開催しました。髭を蓄えてよりダンディーになったソーケン有吉社長と素敵なゲストをお迎えして、今回も興味深いお話を沢山聞くことが出来ました。

では、早速ゲストの紹介です。

お越しいただいたのは、CSRジャーナル主筆の泉貴嗣(よしつぐ)さん。企業のCSRに対する適切な理解を解決するヒントを記事を通じて発信し、それぞれの企業が独自の価値観に基づいたオリジナルのCSRへの取り組みを支援なさっている方です。

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泉さん

参加者は、利用者1名、有吉さん、泉さん、B4S林代表、スタッフ5名の計9名。食事メニューはカレーライス、中華スープ、生野菜サラダです。

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今日のメニューも栄養満点!

恒例の自己紹介タイムのお題は「今年の抱負」と、午(うま)年にちなんで「馬について」。後者はエピソードを探すのが難しいかな、と思ったのですが、乗馬をやりたいと思っている人がいたり、「マラソンで4時間を切るのが目標。馬のように早くなりたい!」と2つのお題を合わせる人がいたりと、次々に馬にまつわる話が飛び出してきました。極めつけは「旦那と付き合い始めたのが競馬に行った帰り道だった」というもの。残念ながらレースは外れてしまったそうですが、「素敵な相手を見つけたんだから万馬券だよ」というオチまでついて大いに盛り上がりました。笑

一方、今年の抱負については各々思うことがあったようです。「おみくじで慎ましやかにするべしと書いてあったので落ち着きたい」「運動不足が続いているので今年はテニスの大会に沢山出たい」など内容も様々。利用者の男性の抱負は「引っ越しをすること」で、部屋の広さなどの条件も考えていること。時期も決めているそうで、着実かつ計画的に準備を進めている様子には脱帽です。

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思いのままに語ります

■何足のわらじ?

自己紹介タイムの次はゲストのお話しです。CSRに関する記事を執筆なさっている方…だと思いきや、頂いた名刺には別の会社名が。よくよく話を伺うと、CSR支援事務所「允治社」以外にもJASDAQ企業の監査役なども務めているそうです。また、以前には大学で講師をしていたこともあるとのこと。泉さん曰く、仕事は全て人との縁によるもので就職活動をした経験はないらしく、ポリシーは「Noと言わないこと」だそうです。

「Noと言わない、つまり常にYESと返事をすることになるが、それで平気なのか?」という参加者からの質問には、「もし上手くいかないとしたら、それは自分の判断によるもの。そういう人としか付き合っていなかった自分の愚かさに原因がある」という答えが。CSRジャーナルでの執筆も、元々は講師時代の教え子さんのご家族との関係から活動を始めたとのこと。良い人との出会いがあれば他の人を紹介したりもするそうで、人との繋がりを大切になさっていることが伝わってきます。

 ■勉強の必要性

利用者の男性と仕事の話をしている際には勉強をすることの必要性についての話題になりました。泉さん自身は博士過程まで勉学を続けたのですが、「仕事をしていて資格が必要になるような場面では勉強が必要。その際に小・中・高校の内容を学び直すこともあるわけだが、そのように必要性が出てきた時にやれば良い」と思っているとのこと。利用者の男性は元々勉学があまり好きではなかったそうですが、業務上数学や理科の知識が必要な資格を取得することになったため学生時代は覚える気がなかった数式などを改めて学び直したそうで、結果、見事に合格出来たそうです。確かに、必要性を感じながらの勉強とそうでないものとでは学びの効果が全く違うな…と、改めて勉強することの意味を考える機会になりました。

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有吉さんと泉さんからデザートの差し入れ

上記のような真面目な話題を語りながらも、所々でユーモア溢れるジョークや印象的な言葉を発していた泉さん。中でも「死なない程度に生きていればいい」という言葉が記憶に残ったと同時に、魅力溢れる人柄はそういった考え方からきているのかもしれないと感じました。泉さん、お忙しい中お越しいただき本当にありがとうございました!

次回は江戸時代の歴史・風俗を体験できるテーマパークとして人気を集める日光市の「日光江戸村」の運営を行っている会社、株式会社時代村代表取締役会長の野口義和様がゲストです。テレビ番組や映画のロケ地としてはもちろん、ニャンまげのCMをご存じの方の多いのではないかと思います。どんなお話が聞けるのか楽しみです。

(文責:れっきー)

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