ジョブプラクティスニュース

【活動報告】2013年度 アドビ システムズ株式会社「クリエイティブデザイナー、アーティスト体験」

開催日時2013年8月23日(金)
参加者:中高生11名、社員の皆様(ボランティア) 8名、B4Sスタッフ3名
参加施設数:10施設
内容
「わたしのお仕事を紹介します!」———講師の方による、仕事の内容とやりがい
ワークショップ———Adobe®Photoshop®Elementsで”元気がでる”スライドショー作成/スライドショーの発表

今回のジョブプラクティスは、東京都品川区大崎にあるアドビ システムズ株式会社オフィスで行われました。
アドビはPhotoshop® CCなど、画像や写真、動画、デザインに関する多くのコンピューターソフトウェアを販売するグローバル企業です。今回はAdobeR® Photoshop® Elementsを使って写真のスライドショーを作りました。

■仕事って何だろう?-映像がつくられるまでを体験
まず、みんなの名前を覚えて緊張感を和らげるために、順番に名前を指名していくゲームをしました。朝早起きをしてこの日のジョブプラクティスに参加した子どもたちは、最初は少し眠そうでしたが、ゲームをして目が覚めてきたようです。
プログラムの前半は、番組宣伝の映像などを制作する企業、Composition Inc.から緒方達郎さんを講師としてお招きし、映像制作の仕事とはどんなものか、説明してもらいました。

講師の緒方さんによるレクチャー

講師の緒方さんによるレクチャー

 

 

 

 

 

 

 

 

Composition Incが制作した映像を見せていただき、映像制作の仕事がどんなものかを教えてもらったところで、今度は実際に映像を作る体験をしました。子どもたちは2組に分かれ、それぞれがディレクター・カメラマン・音声・照明・アシスタントディレクター(AD)・タレントの6つの役割を担当し、Composition Incのみなさんにサポートしてもらいながらニュースのオープニング映像、ドラマの番組宣伝映像などを作ります。役割を指名されたときはみんな照れくさそうに「無理だよ〜」などと言っていましたが、実際にやってみるととても楽しそうです。

映像制作の現場を体験!

映像制作の現場を体験!

 

 

 

 

 

 

 

 

最初は遠慮がちだった子どもたちですが、Composition Inc.のみなさんが積極的に声をかけて、上手に作業に巻き込んでいきます。積極的に割り当てられた役割を果すようになっていく子どもたちの姿がとても印象的でした。
Composition Incのみなさんがこのプログラムで子どもたちに伝えたかったことは、「多くのプロフェッショナルが力を合わせて、目に見えたり目に見えなかったりするひとつのモノをつくることの素晴らしさ」だそうです。「みんなで力を合わせて作品を作ることにより『仕事って何だろう?』ということが見えてくればいいと思います」とおっしゃっていました。

■スライドショー作成の依頼です!
昼食をとりながら、Adobe® Photoshop® Elementsを使ってスライドショーを作る作業に入りました。子ども2、3人に社員の方1人がついた3、4人でチームを作り、4グループに分かれてスライドショーを作成します。
それぞれのグループは1つの映像制作会社です。依頼(発注)された仕事を納品しなくてはなりません。今回制作を発注されたのは、“見た人が楽しく、元気になるような”スライドショー。用意された写真の中から何枚かを選んで、一つの作品を作ります。また、本当の仕事としての実感を持ってもらうために、制限時間が設けられました。みんなしっかり、与えられた2時間以内で仕上げることができるでしょうか。

■アイデアはたくさん、みんなでまとめよう
「昼食の間に、アイデアのスケッチを完成させてください」という指示が出されました。昼食をとりながら、スライドに使う写真とストーリーのアイデアを練っていきます。昼食はそっちのけで、アイデアをどんどん出しているグループもあれば、好きなアニメや漫画などの話が盛り上がり、アイデア出しがはかどらないグループもあります。社員の方から「早く決めないと間に合わないよ!」と急かされますが、危機感はなかなか伝わらず雑談が続きます。このグループは、残り10分程になったところでやっとエンジンがかかり、ギリギリで写真とストーリー構成が決まりました。
そしていよいよ、パソコンを使って作品を作る作業に入ります。最初に、社員の方から、ソフトウェアの使い方を含めた映像制作の方法について、全員で詳しい説明を受けました。まず写真を選び、並べる順番を決め、写真を加工して中に言葉を入れ、スライドショーのBGMとなる音楽をつけていくという流れです。
パソコンを使うのは初めてという子や、あまり使ったことがない子もいます。最初はマウスをうまくクリックできずに苦労する様子も見られましたが、あっという間に使い方にも慣れて、色や文章を自由自在に変えたりしていました。「うしろ(背景)が白いから(文字が)白じゃ見えない!」「こっちがしゃべってるように見えるようにするならこの吹き出しがいいかなぁ」など、さまざまなアイデアが飛び交います。

アドビソフトを使いスライド作成中

アドビソフトを使いスライド作成中

 

 

 

 

 

 

 

 

■仕事は仕事、期限はしっかり守ること
さあ、期限の時間が迫ってきました!ここにきて「この部分をこうしたいんだけど…」「これをこうするにはどうしたら良いの?」などの質問が飛び出してきます。こうした質問に対し、社員のみなさんが一つひとつ対応し、丁寧に教えてくれます。
制限時間の2時間はあっという間。4チームのうち2チームが間に合いませんでした。でも今回は特別に、少しだけ納品の期限を延ばしてもらいました。制限時間を10分程過ぎたところですべてのチームの作品が納品されました。社員の方からは、「仕事では、時間を守ることはとても大事です。締め切りはしっかり守りましょう!」との言葉がありました。

■チームごとの個性が表れた作品
すべての作品が出揃い、いよいよ発表です。トップバッターは“IGO”グループです。“IGO”とは、トリコという漫画に出てくる機構の名前だそうです。スライドショーのテーマは「海」です。スライドの中の文字入れに力を入れていたため、文字がずれてしまったのを悔しがっている様子でした。
2番目は,“株式会社 文武両道”グループです。「彼と南国に行くが、その彼とは…!?」という謎かけのようなテーマ。謎解きは最後のスライドにありました。なんと、グループの中の一人が、まさにこの日、誕生日ということで、その子が“彼”という設定だったのです!彼はみんなから「おめでとう!」の言葉をかけてもらって、少し照れくさそうな表情を浮かべていました。また、このチームはスライドごとに音楽を変えていて、「これは高度ですね」と社員の方から褒められていました。
3番目は、「チームD」グループです。テーマは「みんなの夢」。人形が夢を見ている様子を表したスライドを見て子どもたちからは、「どんな夢を見ているのだろうと思った」という感想が聞かれました。最後は、「DELL」グループです。テーマは「爆笑コメディ」で、他のチームとは違って、スライドショー全体が1つのストーリーにはなっているわけではありません。スライド1枚ずつが、おもしろい単独の作品となっていました。「おもしろくて、作りながら爆笑した」とチームのメンバーは説明していました。楽しみながら作ることは、良い作品を作る上で、とても大切なことではないでしょうか。

完成した作品の発表

完成した作品の発表

 

 

 

 

 

 

 

 

■自分のアイデアと、他の人のアイデアがひとつになるということ
プログラムを終えて、みんなが「楽しかった」と感想を言っていました。また、社員の方からは「子どもたちの発想が豊かで、作品はとてもおもしろかった。もっと頭を柔らかくしなければいけないと思った」という感想をいただきました。

スライドづくりでは、「これじゃあオチがないんだよなぁ」「最後どうしよう」など、どのチームも“オチ”を考えるのに苦労していた様子でした。また、たくさんのアイデアが出ていて、みんなの考えをまとめて一つの作品に仕上げることは、想像以上に難しいものだと実感していた様子です。しかし、ほかの人のアイデアにたくさん接することで、自分では思いつかなかった新しい発想が生まれ、素晴らしい作品ができ上がることがわかったのではないかと思います。
このような素晴らしい機会を作り上げてくださったアドビやCompositon Inc.の皆さん、ありがとうございました!

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