2013年5月

【活動報告】2012年度 株式会社セールスフォース・ドットコム BizAcademy「六本木ヒルズでお仕事体験 〜ビジネスマン体験をしながら、自分の興味や魅力を探してみよう!」

開催日時 2012年12月27日(木)
参加者数 高校生5名、企業側参加者6名、B4Sボランティア3名、施設職員(付き添い)2名
参加施設 4施設
内容 面接に役立つマナー講座、ブレーンストーミングで自分の考えをまとめよう

セールスフォース・ドットコム(東京都港区六本木)は、企業向けクラウドコンピューティングを提供するグローバルなIT企業です。39階にあります。広いヒルズ1階の待ち合わせ場所にもかかわらず、全員が定刻までに集合しました。一気に39階まで上るエレベーターでは、耳が痛くなる参加者も。39階の窓からは雪をいただいた富士山、新宿の高層ビル群、東京湾が良く見えました。

■「1%モデル」を採用するセールスフォース・ドットコム
まずは会社を見学しました。社員はパソコンに向かって仕事をしており、オフィス内はとっても静かでした。人事、営業など職種ごとに分かれた職場を一周し、日本法人の宇陀栄次社長からは「頑張ってね」と励ましの言葉をいただきました。

ワンフロアをぐるっと回りながら、さまざまな部署の説明を受けます。

ワンフロアをぐるっと回りながら、さまざまな部署の説明を受けます。

次に会社説明です。同社が米国サンフランシスコに誕生したのが1999年。日本法人は翌2000年に設立されました。世界で最初に企業向けクラウドコンピューティングを提供した企業であり、ソーシャルテクノロジーを企業で活用するためのクラウドアプリケーションやプラットフォームを世界で10万社以上に提供しています。米経済誌の「フォーブス」で2年連続「最もイノベーティブな企業」の1位に選ばれたそうです。

社員の方の気持ちのこもった説明に、熱心に耳をかたむける参加者のみなさん。

社員の方の気持ちのこもった説明に、熱心に耳をかたむける参加者のみなさん。

社会貢献にも熱心で、創業当時より「1/1/1モデル」という考え方を提唱しています。社会貢献専門部署であるセールフォース・ドットコム ファンデーションのコミュニティプログラムコーディネーター丸野遥香さんによると、「セールスフォース・ドットコムが有するリソース(就業時間、製品、株式)の1%を非営利団体に提供し、世界をよりよくすることを目指しています。具体的には非営利団体へのSalesforce無償提供や助成金サポート、社員による自発的なボランティアを行っています。」とのこと。米セールスフォース・ドットコムの現会長兼CEOマーク・ベニオフは小児病院の建設のため1億ドル(約86億円)を寄付したことでも知られるそうです。製品の1%は「NPOなどに無償で提供している」と聞き、B4Sスタッフの目が輝いたことは言うまでもありません。

■「ウイスキーでニッコリ」が笑顔の秘訣
同社の採用担当の方が、アルバイトや就職で役立つ面接の基礎知識を伝授してくれました。参加者からは「面接の際に相手の目を見るほうが良いですか」「『このひとは採用できない』って最初から分かる人はいますか」などの質問が出ました。
六本木ヒルズのエレベーターに関する質問も。39階までエレベーターに乗ると、毎日、通勤している人でも「ツーン」となることが分かって、少し安心しました。

昼食後はマナー講座。笑顔の作り方、話すときの視線、お辞儀の種類、印象をよくする歩き方を教わりました。
笑顔は口角を上げることが笑顔を作ると説明がありました。記念撮影の「チーズ」の「チー」も口角を上げている訳です。「ウイスキー、ウイスキー」と何回か唱えて、口角を上げるようにするとよいそうです。題して「ウイスキーでニッコリ」だとのことでした。参加者もやってみました。

話すときの視線は「目元」「鼻」など見つめる場所を変えて、参加者が二人一組になって印象の違いを学びました。お辞儀は約15度の会釈、30度の敬礼、45度の最敬礼の角度を教わり、それぞれがやってみました。お尻の位置を意識することできれいなお辞儀ができるそうです。きれいな座り方もお尻に力を入れることで、背筋が伸びることも知りました。

歩き方は、腰に力を入れるのがポイントだそうです。女性は一直線上に左右の足を交互に出し、男性はほぼ肩幅の広さに交互に出すときれいだそうです。これもやってみました。

面接では、部屋に入ってからあいさつ、座席まで歩き、椅子に座り、面接が終わったら立ってあいさつして退室するという一連の流れが勉強できたわけです。

■問題解決に役立つ「ブレーンストーミング」
次はブレーンストーミングのワークショップです。
ブレーンストーミングとは、集団で意見を出し合うことによって、さまざまな発想を生み出すアイデア創造法の1つです。

「ある場所で飲食店をやっていた。社長を含んでシェフが3人、ホールが7人。駅前のもっと立地の良い店舗が見つかった」という設定で、参加者がメリット、デメリットを出し合います。

参加者からは「繁盛する」「有名人が来る」などのメリットと「家賃の負担が増える」「メニューが増えて大変」「従業員が忙しくなる」などのデメリットなど、それぞれ30項目が出ました。簡単に出たわけでなく、社員の方が時間をかけて皆に考える時間を与えてくれました。

最初は戸惑いながらも、みんなの口からいろんな意見が飛び出しました。

最初は戸惑いながらも、みんなの口からいろんな意見が飛び出しました。

ブレーンストーミングをすると「一人で考えるより、たくさんの意見に触れることができます。また、書き出すことで意見がまとまります」と説明がありました。こうして問題解決につなげることができるのだそうです。
参加者から「ブレーンストーミングで議論が白熱して、けんかをすることはないですか?」との質問が出ました。社員の方からは「受け入れてかえすことが大事」「Yes,but」で話をしてみましょうというアドバイスをいただきました。ワークショップを通じて、コミュニケーションの大切さも学ぶことができました。

参加者の感想です。

卒業後の進路がまだ明確じゃないですが、仮に進学でもいずれは就職です。マナーもブレストも実践的で勉強になりました。就職の際に生かしたい。(高校2年、女子)

私は就職希望だが、採用されないのではないかと今から心配です。このような機会を得て、参加してみて、甘くはないと感じましたが、やってみようと思いました。(高校1年、女子)

大学の進学が決まっています。目指す分野がこの業種とは違うので最初は戸惑いましたが、受けてみて得たものは大きかった。大切なことを学びました。ありがとうございました。(高校3年、男子)

採用基準というものが分かり、マナーも勉強になりました。これからアルバイトや就職の際の面接に生かしたいと思います(高校2年、女子)

ブレーンストーミングは苦手です。でもマナーは勉強になりました。これからの進路に生かしていきたいです。(高校2年、女子)

【活動報告】住宅支援スマイリングプロジェクト事業縮小と 阿佐ヶ谷シェアハウス運営終了のお知らせ

スマイリングプロジェクトは、児童養護施設退所者の将来選択が住宅によって狭められているという問題意識から、進学者を中心に安価で安心できる住宅の提供と「そこに住まうことで自立が促される」仕組み作りを目指してまいりました。特にシェアハウスの形態は、安価な住宅確保のみならず、退所者の孤立化を防ぎ、生活サポートを受けながら自立に向けて緩やかに準備ができると考え、2010年3月に高円寺(2010年10月に弊団体の運営終了)、2011年3月に阿佐ヶ谷、2012年に初台のシェアハウスを立ち上げました。当プロジェクトは、先駆的な取り組みとしてメディアや支援関係者の注目を集め、多くの方々にご協力をいただきました。

しかしながら、弊団体が事前に想定できていなかったトラブルに十分な対応ができず、入居者を始めとする関係者に、多大な時間と労力、精神的負担をおかけしてしまいました。また、阿佐ヶ谷シェアハウス運営における収支も赤字が続きました。このような状況は、ハウス運営はもちろんのこと、組織全体の運営にも影響を及ぼすため、理事会にて審議を重ねて参りました。

結論としましては、新規シェアハウスの立ち上げを凍結し、阿佐ヶ谷シェアハウスの運営は2013年4月末を以って終了することを決定しました。阿佐ヶ谷シェアハウスの入居者に対しては、1月にその旨を告知し、新しい生活にスムースに移っていただけるよう、新居の初期費用と引っ越し費用の補助や、新居探しや転居の手伝いなどを行い、4月中旬に退去完了しております。

ご協力、ご期待をいただきました皆様には、このような残念な結果となりましたこと、心よりお詫び申し上げます。これから住宅支援を検討される方々にご参考にしていただけますよう、この事業に関する報告書を作成し、公表して参る所存です。この経験を心に刻み、糧として今後の支援活動に活かして参りますので、引き続き、ご支援を賜りますよう、お願い申し上げます。

平成25年5月13日

特定非営利活動法人ブリッジフォースマイル
理事長 林 恵子

【プレスリリース】児童養護退所者の進学率は約2割(全国平均77%)、進学した退所者の約3割が中退

<プレス・リリース>

2013年5月9日
特定非営利活動法人(NPO法人)ブリッジフォースマイル

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
        児童養護退所者の進学率は約2割(全国平均77%)
            進学した退所者の約3割が中退
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
NPO法人ブリッジフォースマイルでは、毎年、全国の児童養護施設に向けて、
アンケート調査を実施しています。このたび、昨年度実施「退所者への自立支援」と
「施設運営」についての調査結果をまとめました。

自立支援の調査結果からは、退所者の進学率が約2割(全国平均77%)、進学した
退所者の約3割が、学費と生活費を賄わなければならない経済的理由などから中退
している。という厳しい状況が見えました。
虐待を受け、施設に入所した子どもたちの“希望格差”を、どうしたらなくしていけ
るのか。今、私たち大人が出来る事は何なのか。が問われています。

2012年6月実施の調査結果から、以下の事がわかりました。
_________________________________________________________
「2012年度自立支援」調査結果(全国584施設に向け実施。有効回答数154施設)
自立支援のアンケートに関しては、施設が知りえる過去3年の退所者の状況を調査
した。施設は約8割の退所者の所在を把握。残り2割の退所者に関しては、すでに
所在を把握しておらず、“不明”となっている。

■退所者の進学率は約2割。全国平均進学率77%を大きく下回る。
施設が所在を把握できている2011年3月退所者のうち55%が就業。
進学は20%である。退所者の進学率20%は、全国平均進学率77%を大きく下回
り、金銭的に頼れる大人のいない退所者の進学の難しさが表れた。

■中退率は約3割。中退理由は「経済的理由」がトップ。
また、過去10年に進学した退所者で施設が把握している654人の中退についても
アンケートを実施した。結果は、進学率が20%にもかかわらず、進学した退所者
の約3割が中退。中退理由のトップは「経済的理由」(24.7%)となり、3位の
「アルバイトとの両立」(15.6%)と合わせると40.3%にものぼる。ここでも、
金銭面で学費と生活費を工面していかなくてはならない子どもたちの、時間と体
力の限界が浮き彫りとなった。

■退所者の約5割は18歳で一人暮らしを余儀なくされる。
18歳で施設を退所しなくてはならない子どもたち。退所後は大きく分け、一人
暮らし・家庭復帰・措置延長による公的施設への入所となる。アンケートの結
果、施設が所在を把握できている2011年3月退所者の49%が一人暮らし、34%
が家庭復帰、17%が公的施設で暮らしており、半数の子どもたちは18歳で何の
保護も頼れる大人もなく、一人暮らしを余儀なくされる。進学していれば生活
費と学費を、もちろん一人で工面しなくてはならない。

施設職員の自由回答からは、「進学者に対する継続的な経済支援」や「施設退
所後に子どもたちが利用できる外部の相談窓口の必要性」「18歳~20歳までの
保証人問題」などの声が寄せられ、退所後支援は、施設職員だけではマンパワー
的にも、社会制度的にも難しいと、施設側が考えている事が見てとれる。
_________________________________________________________
虐待などで心の傷を持った子どもが増える中、職員が長期的に子どもを見守るこ
とが重要である。また、退所後の自立支援に関しても、入所中に顔なじみだった
職員の離職は、退所後の子どもたちが施設と連絡を取りにくくなる、という状況
を生み出す。ブリッジフォースマイルでは、“施設職員が長期的に勤務できる環
境”が、子どもたちの支援への大きな要因と考え、毎年、施設運営に関し調査を
行ってきた。2012年は、施設職員の離職状況についてアンケート調査を行った。

「2012年度施設運営」調査結果(全国584施設に向け実施。有効回答数158施設)
施設運営に関しては、主に、過去1年の離職者(常勤・非常勤含)に対するアン
ケート調査を実施した。

■若い職員の離職率高。離職者の年代は20代が52%。勤続年数は3年以内が49%。
離職者の勤続年数は3年以内が約半数の49%。また、年代では20代がやはり約半
数の52%を占め、働き始めの若い職員の離職率の高さが浮き彫りとなった。
離職理由としては、男性は「異業種への転職」女性は「結婚・出産・介護など家
庭の事情」がトップ。特に30代、20代の女性の離職理由としてはこの「家庭の事
情」が突出しており、施設職員という仕事と家庭の両立の難しさを伺わせる。

■離職率は、大規模施設より小規模施設の方が高い。
離職率平均は13.5%であったが、子どもの人数が40人以上の大規模施設の離職率
は12.9%だったのに対し、子どもの人数が40人未満の小規模施設の離職率は
14.7%と小規模施設の離職率が高い事がわかった。小規模だからこそ、職員の体
力的、精神的負担が増すのではないか?今後も、さらなる調査が必要だと思われる。
自由回答からは、職員の離職により施設が困る事として、「日常の子どもへの支援
が弱体化する」「他の職員への労働負荷が増す。」が上がっており、職員の離職が、
施設運営に大きく影響し、結果、子どもへの支援が行き届かなくなる事を実感させた。
また、入所中に子どもたちが親代わりとして接していた職員が退職してしまうと、
子どもたちが18歳で施設を退所した後、施設に連絡を取りにくくなるという「退所
後支援の弱体化」をも招く。

_________________________________________________________
ブリッジフォースマイルでは、今後も、児童養護施設に対し、退所後の子ども
たちへの自立支援、施設職員の働く環境という観点から、さらなる調査を続けて
いく所存です。

◆「全国児童養護施設調査2012」の全国調査結果についての報告書は以下を
 ご確認ください。

◇社会的自立に向けた支援に関する調査はコチラ

◇施設運営に関する調査はコチラ

◆詳しいプレスリリースの内容はコチラからご確認ください。

_________________________________________________________
ブリッジフォースマイルでは、子どもたちの希望格差を解消するべく奨学金プロ
グラム「カナエール」http://www.canayell.jp/を実施しております。あわせてご覧ください。

◆児童養護施設の子どもたちを一緒に応援しませんか?

賛助会員として応援する
ボランティアとして応援する
カナエールを応援する

【活動報告】快晴!アトモでバーベキュー大会

2013年5月5日こどもの日、東京都江東区にある辰巳の森海浜公園で、恒例の「アトモバーベキュー大会」を開催しました。
児童養護施設を巣立った「アトモ」、子どもたち同士、子どもたちとブリッジフォースマイル(B4S)がつながるイベントがアトモプロジェクト。毎年ゴールデンウィークに開催するバーベキュー大会はその恒例イベントになっています。
この日は朝から雲一つない快晴のバーベキュー日和。児童養護施設を退所した子どもたち約20人とボランティアサポーター、総勢約40人が集まりました。

■焼肉!野菜!焼きおにぎり!
会場に着くと、先に到着したボランティアサポーターが、炭をおこしてバーベキューの準備を整えてくれていました。かたわらには大量のお肉や野菜!
少し動くと汗ばむほどの陽気の中、バーベキューの火の近くは暑いのですが、みんなどんどんジュースや(20歳以上は)ビールを飲みながらコンロを囲み、焼けたそばからどんどん口の中に。「こんなに食べきれるのかねぇ」と言っていたお肉も、すごい勢いでなくなっていきます。

焼いたそばからなくなっていくお肉!

焼いたそばからなくなっていくお肉!

料理が得意なボランティアサポーターが作ってきてくれてたおにぎりも、大好評

料理が得意なボランティアサポーターが作ってきてくれてたおにぎりも、大好評

■久しぶりの顔、おなじみの顔もたくさん

参加者には、5、6年前にブリッジフォースマイルの巣立ちプロジェクト*に参加した23~24歳の懐かしい顔から、この春に施設を退所して一人暮らしを始めたばかりの18歳までさまざま。「彼女との初デート」ということで、彼女と一緒に参加している人、小さな子どもと一緒に参加しているママたちもいます。

巣立ちに参加していた時の顔なじみを見つけて「久しぶり!今どうしてるの?」と近況報告する子、普段から連絡を取り合っていて、誘い合って参加してくれた子どももたくさんいました。

「会社の寮は快適だけど、夜10時までにお風呂に入らなきゃいけないのがちょっと大変。最近は朝入るようにしてるよ」
「家具屋さんに就職したんだけど、居心地いいよ。高校のときから何年もアルバイトしてるところだから、様子もわかってるし」
話をしているうちに、今行っている大学が、ボランティアサポーターの卒業した大学と同じことがわかり、大学周辺の共通の話題で盛り上がっている子もいました。

しばらくすると、あちこちにおしゃべりの輪ができます

しばらくすると、あちこちにおしゃべりの輪ができます

ひとしきり食べた後は、となりの芝生のグランドでキャッチボールやバドミントン、フリスビーで汗を流す姿も。一見そんな風に見えないのに、男性顔負けの強肩を披露する“元ソフトボール部”という女の子や、「ほんとはサッカーなんだけどな」と言いながらキャッチボールやバドミントンも器用にこなす男の子も。“元野球部”ということで、きれいなフォームで速球をびゅんびゅん投げていた男性ボランティアサポーターが、バドミントンになると見事に空振りを繰り返す姿を見て、みんなで大笑いしたりもしました。
ママたちと一緒に来ていた赤ちゃんたちも大人気でみんなに抱っこされたりしています。2歳の男の子も、焼きそばを食べさせてもらったり、いろんな参加者と追いかけっこをしたりして駆け回っていました。

*巣立ちプロジェクト:児童養護施設の退所を控えた高校3年生向けに、1人暮らしに必要なノウハウを教えるセミナーシリーズです。

■次のイベントでも会おう!

後片付けは、みんなで手分けしてあっという間です。
「次は夏の花火大会で会えるかな」
「よこはまPort For*においでよ。いつも誰かがいるから楽しいよ」
など、誘い合ったり、連絡先を交換し合う姿も見られました。

名残を惜しみあう輪ができます

名残を惜しみあう輪ができます

アトモプロジェクトは今後も、花火大会(8月)や運動会(9月)、ボーリング大会(11月)、年越し(12~1月)などを計画しています。またみんなに会えるのが楽しみです!

巣立ちプロジェクトは、児童養護施設の退所を控えた高校3年生を対象にした「横のつながり」を意識したプロジェクト。一方アトモプロジェクトは、横のつながりに加えて、年齢や出身施設を超えた縦やななめのつながりを意識しています。そしてもちろん、「困ったときに相談できる」ボランティアサポーターたちとのつながりも、提供していきたいと考えています。

よこはまPort For:児童養護施設を退所した子どもたちのアフターケアを行う拠点です

(担当/あっこ)

5月17日 「第4回プロのお話を美味しくゆる~く聞く会」開催

本日のゲストは、社会保険労務士の下田直人さん。
このイベントのコーディネーター、有吉社長の会社ソーケングループの顧問でもあります。
参加したのは、利用者2名、ソーケン有吉社長、林B4S代表、スタッフ5名の9名でした。
そして、メニューはビビンバと中華スープ。和やかに会は始まりました。

■貯金残高86円!

実は下田さんは、25歳まで大黒屋で働いていたそう。
働きながら、将来は自分ひとりでできる仕事をしたいとずっと思っていました。
27歳で社労士の試験に合格し、たった一人で28歳から今の仕事をスタート。
経験もノウハウも無いまま営業活動を開始し、貯金86円にまでなったことも。

資格は取ったものの、勉強した内容と現実の違いにとても戸惑ったそう。
それでも、心細さよりも楽しさの方が大きく、必死にやっているうちに仕事が舞い込むように。
今ではたくさんの顧問契約を持ち、人事規約の作成や相談など、幅広い業務に携わっています。
どういう人を採用すればいい?労働時間、休み、ボーナス等どうすればいい?などなど、
相談は多岐にわたります。

和やかにすすむゆるり会

和やかにすすむゆるり会

■労務士は接客業

丁寧に、じっくり話してくださる下田さんに、思わずB4Sスタッフも相談!
客先へ向かう途中に転んでけがをしたスタッフに対し、労災の利用の仕方から仕組みまで、じっくり教えてくださいました。

これを契機に、利用者のAくんも自分の雇用契約と実際の勤務状況のギャップについて相談。
Bくんは、自身の転職活動で50社応募して正社員の職を得た経歴を披露し、会は盛り上がりました。

ペーバーワークが多いように思われがちですが、実は人と向き合うことが多い労務士の業務。
こんな風に場が和むのも、下田さんの人柄がなせる業。
労務士を接客業と考える下田さんの、仕事に対する姿勢を感じることができました。

この日はおいしいデザートも!

この日はおいしいデザートも!

大黒屋時代のウラ話や、労務管理の規約など、面白い話、ためになる話が盛りだくさんでした。
下田さん、ありがとうございました!!!

次回のゲストは、若干24歳にして音楽事業を立ち上げている株式会社ティストル・ミュージックエンターテイメント社長の行明尚記さんと、所属アーティストでピアノ弾き語りシンガーソングライターのkaho+さん。
どんなお話が聞けるのか、今からとても楽しみです!

(文責:くめこ)

モノ・お金の寄付で支援

私たちがしている事(初めての方はこちら)

最新のお知らせ
カテゴリ別
新着
月別

“必ず”あります。あなたにできること。

児童養護・NPO・社会貢献 各種講演依頼お申し込み

イベントカレンダーを見る

メディア紹介

出版物・レポート

メールマガジン
登録

代表 林恵子のブログ

ふるさと納税

facebookでもcheck

b4s twitter

ページトップへ