2012年9月

9月19日毎日新聞にて、「できるかも。」の書評が掲載されました!

2012年9月19日(水)毎日新聞 13面 企画特集
「BOOK WATCHING」

新刊 『できるかも。 働く母の“笑顔がつながる”社会起業ストーリー』=林恵子・著

http://mainichi.jp/feature/news/20120919ddm015070183000c.html

はじめて退所者が企画しました!9月アトモイベント

9月17日(祝)お台場のジョイポリスにて9月のアトモイベントを行いました。

■初めて退所者たちが企画
9月のアトモイベント「ジョイポリスに行こう!」はルーキー(退所者)、アルムナイ(施設を出て2年目以降の退所者)が自ら提案して企画してくれました。いつもは企画、運営はサポーターが担当します。ルーキーのみんなにお手伝いをしてもらったことはありますが、最初から立ち上げてくれるのは今回が初めてです。そんな初めての試みに、ルーキー・アルムナイ8名、サポーター12名、サポーターの家族や退所者の友達も参加して22名が集まりました。アミューズメントパークでのアトモイベントは、普段のアトモイベントとは一味違った楽しい時間になりました。

■グループにわかれて、いざジョイポリスへ!

いざジョイポリスへ!


ぞくぞくと参加者が集合しました。久しぶりの再会に会話が弾みます。今回はサポーターではなくルーキー・アルムナイたちの仕切りで進行します。「さぁ、今日はみんな自由に行動します!」「仲良くしてみたい人と一緒に行動してください!」「自分から話しかけないと始まらないよ~」と声をかけ、リーダーシップを発揮してくれています。ジョイポリスでは何人かのグループになってアトラクションをまわることになりました。「一緒に行こう!」「いいよ~」自然とグループができあがっていきます。サポーター・ルーキー混ざって、4,5名のグループになりました。

■どれに乗ろうかな♪

どのアトラクションで遊ぼうか相談中


三連休最終日のジョイポリスは家族連れやグループでにぎわっていました。まずはどのアトラクションに乗るか相談です。ジョイポリスのアトラクションは絶叫系、ホラー系がたくさんあります。「絶叫系もおばけも苦手だよ~」「私は乗りたい!」ゆっかのグループはサポーター3名、ルーキー・アルムナイ2名で行動しました。スリルあるアトラクションが得意な人もそうではない人もいました。そこで、みんなが楽しめそうなもの、並ぶ時間を考慮してまず選んだのは“ワイルドリバー~スプラッシュ!~”全員一致でした。

楽しかったアトラクション”ワイルドリバー”
■じっくり話せた待ち時間
アトラクションに並んでいる間もわいわい会話が弾んで楽しい時間が流れていきました。毎日の生活、仕事や学校、恋愛のこと…。じっくり話せました。自分でお金を工面しながら一人で生活するのは簡単なことではないはず。それでもルーキー・アルムナイたちは私たちには弱音を見せず明るく元気にふるまっています。アトモイベントでそんな彼らと会うといつも清々しい気持ちになり元気をもらえます。老若男女関係なく同じ時間を楽しめるのがアトモイベントの魅力です。待ち時間の50分はあっという間に過ぎ、いよいよアトラクションに乗り込みます。水しぶきを浴びながら川下り体験ができるアトラクションは、スリルと臨場感でいっぱい!待ったかいがあったようです。

ランチタイムも盛り上がるおしゃべり♪


■まったりランチタイム
アトラクションを楽しんで、いっぱい笑ったあとはランチタイム!いくつかのグループと合流してホットドックやパスタを食べました。大きな窓ガラスの外は、お台場のきれいな眺めが広がっていました。「こういうスポットを覚えておいて、彼女をデートに連れていくんだよ。」とサポーターからの冗談交じりにアドバイス。ランチタイムもおしゃべりが盛り上がりました。

集合時間になり、笑顔いっぱいのみんなが集合場所に戻ってきました。普段、仕事や学校で忙しいルーキー・アルムナイたちにとって貴重な休日です。みんなも楽しい一日を過ごしました。初めてのルーキー・アルムナイたちによるアトモイベント大成功でした!

(担当:ゆっか)

福岡市出張セミナー「金銭教育/キャリア教育」開催

 
金銭教育セミナーにて。正社員とフリーターでどのくらい収支が異なるか比較

2012年8月27日(月)、28日(火)、
福岡市の児童養護施設にて出張セミナーを実施しました。

■セミナーテーマ
27日「金銭教育」~しっかりさんのオサイフ事情~
28日「キャリア教育」~働くってなんだろう?~
■開催地
福岡市
■参加者
27日:子ども(高校3年生)11人、施設職員5人
28日:子ども(中学3年生19人、高校2年生3人)22人、施設職員5人
両日:ブリッジフォースマイルスタッフ2人

■セミナー内容

月収15万円と仮定して、1ヶ月のお金のやりくりをシュミレーション

27日 金銭教育
1、お金について考えよう!
2、ひとり暮らしの「物件探し」+初期費用
3、家計シミュレーション(ミッションゲーム)
4、1ヶ月の収支計画

28日 キャリア教育

 

1、働くってなんだろう
2、社会で求められる能力とは?
3、ビジネスシミュレーション(いきいきゲーム)
4、得意を見つけよう! / 職業興味検査

 

■子どもの反応
27日
「部屋探しをしたのがおもしろかった。(女の子だと)一階に住むのは危ないということがわかった。礼金が少なくて済むところに住みたい」
「(シュミレーションワークで)正社員を選ばなかったから、すぐに赤字になっちゃった。税金は仕方ないから、日用品にかかるお金をもっと節約したいと思った。」
28日
「(ビジネスシュミレーションゲームが)一瞬で終わってしまって、驚いた。ほかのチームにはさみとかを借りたりするのが面白かった」
「仕事の話もためになったけど、おじぎなど、面接のマナーを教えてくれたのが嬉しかったです。今、接客中心のバイトをしているので明日からすぐに活かせると思いました。」

■ 施設担当者の皆さんの反応
27日

ビジネスシュミレーションゲームの様子。チームで協力して製品を作ります

「お金の計算は大人でも面倒な部分。子どもたちは集中力が続かないんじゃないかと危惧していました。でも、ゲーム形式で一つ一つ一緒に考えていくことで、子どもたちが1ヶ月の収支を自分の力で考えられるようになっていって驚きました。うまいことプログラムが作ってあるなあと思いました(笑)」
「一人暮らしにかかる家賃や社会保障費などの話は、もうすぐ実際に一人暮らしを始める高校3年生・担当の施設職員にとって、一番気になっているところです。このタイミングで具体的に説明してもらえてよかったです。」

 

28日

職業興味検査の結果を、じっくりと眺める高校生

「ビジネスシュミレーションゲームはうちの子どもたちには少し難易度が高いかなと感じていましたが、職員の予想以上に柔軟にゲームを楽しめていたようです。他の施設の子とゲームを通して自分から話しかけていたり、上手に交渉したり、製品作りに夢中になって取り組んだり・・・子どもたちの新たな一面を発見できました。」
「楽しいゲームが職業適性検査の結果に結びついたのには驚いた。」

■ブリッジフォースマイル担当者からの一言
<27日>
物件探し/家計やりくりゲームなど、興味を持って組んでいました。セミナー終了時に、ほぼ全員が「1ヶ月の家計簿(計画)」を作ってくれたことは、ひとつの成果だと思います。
<28日>
一人ひとりが最後まで、誰ひとり投げ出すことなくゲームに取り組んでいたことが印象的です。楽しみながら、「自分の得意」に気づき、「働くことの楽しさ」を味わってもらえたことと思います。
(担当/小川)

巣立ちプロジェクト2012~第1回「知ってトクする面接対策」~

《第1回:「知ってトクする面接対策」埼玉ブランチレポート》

埼玉ブランチの巣立ちプロジェクト第1回「知ってトクする面接対策」は9月2日、さいたま市の下落合コミュニティーセンターで開かれました。参加者は高校生が男子4人、女子5人。サポーターは講師含めて12人でした。
高校生は10時集合でしたが、開始時刻には4人しか着いてなく、始まったのは10時10分でした。欠席者が3人いたため、当初予定していた4班を、「就職組男子」、「就職組男女混合」、「進学組」の3班に編成し直しました。

始めはきゃねの説明

最初にリーダーのきゃねが「巣立ち」の概要を説明。参加回数でポイントがたまること、たまったポイントは、スーツや家電製品などと引き換えられることなどを説明しました。きゃねは「巣立ちプロジェクトには三つの約束、①ホウレンソウ②Let’s Challenge③I’m O.K. You’re O.K.があります」とプロジェクターを使いながら言いました。一つ目は「報告」「連絡」「相談」を指し、これがコミュニケーションには必要なこと、二つ目は失敗を恐れずに挑戦してみるという精神、三つ目は「自分も認め、相手も認める」ことだと話しました。

第一回の冒頭は緊張気味というのが普通でしょうが、ここ埼玉ブランチの高校生はノリの良い子がいて最初から突っ込みを入れる、入れる。とはいえ、ここでアイスブレイク。「名前覚えゲーム」になりました。班に分かれて「パンパン(2拍手)自分のニックネーム、相手のニックネーム」です。続いて班ごとに自己紹介。高校生は自己紹介、サポーターはレジメにある顔写真付きの自己紹介レポートを見ながら話しました。

意外と知られていない求人倍率

雰囲気がなごんだところで講師のマボが登場。「わたくし(マボ)の年齢はいくつでしょう?」から始まりました。40代、20代にも手を挙げる高校生もいました(事実は30代後半だとか)。
ここで、求人倍率の勉強です。マボがホワイトボードに「1.30倍、1.27倍、0.45倍」と書きました。「どれが一番、就職しやすいでしょうか?」の問いかけに、0.45倍に多くの手が挙がりました。実際は逆。100人に対して130人の求人があることが1.30倍です。現役の高校生の現状が1.30倍、大学生が1.27倍、既卒者だと0.45倍だそうです。マボは「卒業して就職すれば1.30倍だが、少し働いて辞めてしまうと0.45倍で、経験豊かな大人と同じ採用のテーブルに乗ることになるので注意しましょう」と説明しました。
企業から求められる高校生像は①コミュニケーション力がある②マナーが身についている③人柄が良い――だそうです。コミュニケーション力とは聞く力、話す力のこと。人柄は「メイ・ゲン・ソー」と覚えれば良く、「明るく・元気で、素直」な人材が求められているそうです。

さて、面接で必要な「自己PR」の練習です。まず、サポーターのケビンとねこちゃんが二つの例をデモンストレーションしました。
高校生はワークシートに自己PRできる点を記入し、サポーターがそれを一緒に考えながら完成させていきました。
午前の最後は「巣立ちチェックシート」の記入をしました。

昼食は近所の「サムシングトレ」というイタリアンレストランでとりました。この日は時折、雨の降る不安定な天気で、ちょうど食事が終わるころに大雨となり、傘を持参している参加者が少なく、店の傘を借りて会場まで戻りました。もちろん、あとで返しましたよ。
雨のため、午後は1時半に始まりになりました。
最初は社会人の経験談を聞くということでサポーターのケビンとテレサが話をしました。
ケビンは成人の自閉症の人のための施設で働いた経験がありました。生活の世話、食事や入浴の介助などでつらいことも多かったそうです。その中でもいらいらが吹き飛ぶような経験をすることもあり、「つらいことがあっても続けていれば良いことがあります」と結びました。

テレサは保育士になりたくて上京しましたが、経済的に厳しい状況になり、保育士を断念したそうです。その後、幼稚園教諭をして結婚、出産、子育てをしました。17年前から都内でカラオケバーとショットバーを経営することになり、今も続けています。さらに通信教育で保育士の勉強もしており「夢はいつでもかなえられます」と話しました。
次は志望動機を考えることになりました。希望の就職先がある高校生はその会社に向けて、ない場合や進学組は資料の中にある架空の求人票を見て書きました。
志望動機のデモンストレーションはテレサとせいらが担当しました。

次はマナー講座。立ち姿勢、お辞儀、座り姿勢、入室から退室までの流れを講師のマボがやってみました。高校生たちもサポーターとペアになって練習しました。「女子の立ち姿勢は手を前に組むのは良いが、退室するときもその手が組まれたまま、というのはだめですよ」などマボが実演しながら説明し、笑いを誘っていました。おやつ休憩を挟んだあとは、面接の練習です。つまり、これまでに練習してきた入室、あいさつ、自己PRを話す、志望動機を話す、退室までの流れをサポーターが面接官になってやってみました。

約5分間の実技とフィードバックを5分、さらに相手のサポーターを替えてもう一度、実技とフィードバックです。それを踏まえて高校生はワークシートを使ってこの日の振り返りをしました。高校生の就職試験が始まるのが、この「巣立ち」のすぐあとの9月16日からです。「学校の先生より面接のポイントを具体的に教えてもらえた。良かった」という意見はうれしかったですね。

最後はサンキューカード作りです。班を超えてサンキューカードが行き来して、にぎやかに終わりました。
(担当/ぎょうざや)

9月20日(木)NHK Eテレにて、カナエールを特集した番組のドキュメンタリー版が再放送されます!

ブリッジフォースマイルが運営する奨学金プログラムカナエールを特集した
《未来へのアクション》「File5君の夢、応援します」(7月31日放送)の反響を受け、
9月20日(木)午後1時5分~1時34分 NHK Eテレにて 
「若者たちのその後」など追加撮影を加えて制作したドキュメンタリー版(9月13日放送)が再放送されます。

虐待、親との死別、貧困など様々な理由で親と暮らせずに児童養護施設で育った子どもたちに進学に挑戦するチャンスと、将来への希望をもってもらいたいという思いで始まったカナエール。逆境に負けず夢を追いかける2人の少年少女がクローズアップされます。彼らを陰で支える、林恵子やボランティアの想いにもフォーカスしています。

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9月20日(木)午後1時5分~1時34分 Eテレ
「生き生きと高らかに ~児童養護施設の若者たち~」
 
 -あなたには今、《叶えたい夢》はありますか?-
三百人余りの観衆に向かってこう語りかけ、「プロのトランペット奏者になる」という自身の《夢》を高らかに宣言した明宏さん、18歳。児童養護施設出身の若者だ。
 今年7月に、都内で行われた児童養護施設出身者を対象とした奨学金付きスピーチコンテスト『カナエール』。コンテストを企画したのは、若者たちの自立支援を行ってきたNPOブリッジフォースマイル代表・林恵子さん(38)。

 この取り組みの背景には、施設の子どもたちが置かれている厳しい現実がある。今、親との死別や貧困、虐待などの理由から家族と離れて児童養護施設に暮らす子どもの数は3万人にも上る。子どもたちは、原則18歳になると施設を退所し、たったひとりで社会へと踏み出していかなければならない。「経済的な理由」から、大学や専門学校に進学する人の割合はわずか20%(全国平均は70%)。更に、たとえ進学できたとしても、学業とバイトの両立の厳しさや孤独感から、半数近くが退学を余儀なくされている。子どもたちの多くが、将来の夢すら持つことができない『希望格差』に苦しんでいる。

 番組では、スピーチコンテストに出場する明宏さん(18)とみさきさん(17)に密着。本番に向けて、2人の若者たちを陰で支える林さんやボランティアたちとの3ヶ月に渡る“心の軌跡”を追った。

 『カナエール』について取り上げたシリーズ《未来へのアクション》「File5君の夢、応援します」(7月31日放送)の反響を受け、「若者たちのその後」など追加撮影を加えて制作したドキュメンタリー版。語りは、俳優・松田洋治さん。

番組情報はコチラ
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