NPO法人ブリッジフォースマイル

ブリッジフォースマイルは、児童養護施設から社会へ巣立つ子どもたちを応援します

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巣立ちニュース

2012年01月31日

巣立ちプロジェクト2011~第6回は「知ってトクするポジティブシンキング」、修了式&修了パーティ~

 夏に始まった2011年度の巣立ちプロジェクト。2012年1月21日(土)に最終回を迎えました。これまでは東東京、西東京、神奈川、千葉、埼玉の5ブランチで開催されていましたが、最終回は全ブランチ合同、高校生約60人、ボランティアスタッフ(サポーター)約60人が、東京都大手町の三菱総研ビルに大集合しました。
 普段のブランチと違って100人以上の大会場です。みんな到着するなり「わ~、すごい人!」とちょっと圧倒された様子。でも、同じブランチの高校生や、すっかり顔なじみになったサポーターの顔を見て安心した表情を見せ、「寒かったね~。雪どうだった?」「久しぶり!元気?」などと近況報告を始めていました。
 前日は初雪が降り、この日も朝からみぞれ交じりの雨というあいにくの天気です。しかもよりによってJR王子駅で火災が発生した影響で、JR4路線がマヒ。途中まで来たものの、やむなく引き返して結局欠席となった高校生もいたのが残念でした。

 この日のセミナー講師は、ブリッジフォースマイル代表、「えりほ」こと林恵子です。「早寝早起きが好き」と言うだけあって、朝から元気いっぱい。遠方から早起きして大手町に集まった高校生やサポーターたちも、えりほの元気な「おはようございま~す!」の声で一気に目が覚めます。
 巣立ちセミナーでは毎回、最初にアイスブレークでちょっと体を動かし、場の雰囲気作りをします。今回は「ハイタッチ」。1分間で、まわりの人10人と「イエーイ!」と言いながらハイタッチをします。緊張がほぐれたところで、いよいよセミナーの開始です。

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■「セミナーで一番みんなに学んでほしいこと」ポジティブシンキング
 巣立ちプロジェクトのセミナーでは、面接対策、一人暮らしに必要な手続き、家計管理、食生活や健康管理など、比較的実用的、実践的なことを学んできましたが、「6回のセミナーの中で、一番みんなに伝えたいテーマが、今日の『ポジティブシンキング』」なのだとえりほは言います。巣立ちに参加している高校生たちはこれから職場で、学校で、地域で、お金のことや人間関係などでたくさんのつらいことに出会うことになるでしょう。そんなときにも、「自分の受け止め方次第で、できごとやものごとのとらえ方、そこから発生する感情や行動は、変えることができる」ことを知ってほしいという思いがあるからです。
 セミナーではまず、自分の嫌いなところを1つか2つ挙げて、それを説明しながらグループで自己紹介をします。
「私は○○です。友達が、自分以外の人と仲良くしているといやな気持ちになったりして、嫉妬深いところがあります」
「私は○○です。飽きっぽくて、やると決めたことでも全然続けることができません」
 それに対してグループ内のほかの人は、そのネガティブな言葉を、ポジティブな言葉に言い換えていきます。「嫉妬深い」であれば、「人に対する思いが強い」「愛情深い」。「飽きっぽい」は「好奇心が旺盛」「視野が広い」などです。
 その中から、自分が気に入った言葉を選び、今度はポジティブな言葉で自己紹介をやりなおしてみます。決して変わらないと思われた自分の嫌な面も、とらえ方次第で大きく変わることが実感できるエクササイズでした。

■20歳の自分をイメージして書く「未来日記」
 えりほは、「自分の人生は、自分で選ぶことができる」と言います。同じできごとでも、自分のとらえ方によってネガティブにもポジティブにもなったりするように、自分の人生も、幸せなイメージを持つことでそれを現実に変えていく力になります。
 最後のワークは、「20歳の誕生日」という未来の視点で書く、未来日記です。「えーっ。わかんない」とあわてる子、用紙を前に無言で固まってしまう子などさまざま。まずはサポーターが、「どんな20歳でいたい?」「その時は何をしているかな?」「どんなところに住んでいる?」「どんな人に囲まれている?」「その時に楽しんでいることは?」「目標にしていることは?」などと質問し、未来日記をまとめるための内容を固める手助けをしていきます。
「○○病院で働いているといいな。でも難しいからどうせ無理だし……」
「未来の想像の日記なんだから、『無理だ』なんて考えなくていいんだよ。書いちゃえ書いちゃえ!」
など、イメージを膨らませるために夢を広げていきます。

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■「未来日記」をみんなの前で発表する「修了式」
 軽い昼食をはさんで、いよいよ修了式です。ここでは参加している高校生全員が、みんなの前でさきほど書いた「未来日記」を読み上げます。
 1時間にも満たない短時間で、A4サイズの用紙1枚分、書ききれるのか心配しましたが、全員が驚くほど具体的で夢にあふれた、楽しい未来日記を発表していました。発表が終わった高校生には、ブランチのリーダーからメッセージとともに、「終了証」を渡されます。

 高校を卒業し、それまで暮らした児童養護施設を出て春からは新しい生活が始まります。不安なこともたくさんあるはずの17、18歳たちですが、20歳の自分を想像して、こんな未来日記を発表してくれました。いくつかご紹介しましょう。

「20日の誕生日は、家族が大好きな焼肉でお祝いしてくれた。就職活動は大変だけど、20日の誕生日プレゼントにもらったパソコンで得意のイラストをたくさん描くのが楽しみ」
「ウェディングアドバイザーとして働き始めて2年目。初めて接客したお客さんから『ありがとう』と言われて嬉しかった。お嫁さんをキレイにしてあげる仕事はやりがいがある」
「仕事をしながら会社の野球部に所属して充実している。20歳の誕生日は彼女と水族館でデートして楽しかった」
「専門学校に行きながら漫画家のアシスタントをしている。大変だけどやっと漫画雑誌でデビューできた」
「美容師になってお客様の指名も増えてきた。将来は海外でも仕事をしたい」
「働いている老人ホームで、入居されているお年寄りから誕生日プレゼントに手作りメロンパンをもらった。働き始めてから韓国、アメリカ、バリ島など、海外旅行にたくさん行って楽しんでいる」
「自分の施設での経験をもとにした映画が完成し、昨日は完成試写会。大好評だった」
「アメリカに行き、大学のバスケットボール部に入って先発メンバーに選ばれ、大活躍している」
「調理師免許を取るために頑張って勉強中。いつかレストランを自分で経営したい」
「出身施設に就職が決まった。これまでタメ口で話していた職員さんが仕事の先輩になるので、敬語で話すのが不思議な感じ」
「パン屋さんに就職して2年。カフェを経営する夢を実現するため、料理教室に通い始めた。まわりの友達が夢を応援してくれている」
「大学に行きながら留学するための貯金を頑張っている。今度の成人式では、久しぶりに地元の友達に会えるのが楽しみ」

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 60人以上の高校生の発表ですが、違うブランチの高校生の発表でも集中して聞いていたのには驚きました。笑い声や拍手も絶えません。知っている子の発表では、途中で名前を呼んで盛り上げます。得意のバック転を披露する子もいて大喝采を浴びていました。半年間成長を見守ってきた高校生の発表に、中には涙を見せながら「泣き笑い」するサポーターもたくさんいました。
 2時間にわたる修了式でしたが、高校生たちの「夢」を聞くのは楽しく、あっという間の時間でした。

■巣立ち参加者の自立を助ける「生活必需品プレゼント」
 巣立ちプロジェクトでは、参加者に生活必需品をプレゼントしています。セミナーに参加するごとにポイントを付与し、貯まったポイントを生活必需品と交換できるという仕組みです。これにより、一人暮らしに必要な初期費用を軽減することができます。生活必需品は、一般の方々や企業からの寄付で成り立っています。
 この仕組み、セミナーに参加するモチベーションを高めるという効果もあります。児童養護施設で暮らす子どもたちは、一人暮らしの準備のため、週末も熱心にアルバイトをしていることが少なくありません。そんな子どもたちも、安心してセミナーに参加することができるようになります。
 1人暮らし用の冷蔵庫、オーブン電子レンジ、炊飯器、洗濯機、掃除機、ノートパソコン、テーブル、カーテン、布団、シーツ、タオル、食器、フォーマルウェアなどの中から、高校生それぞれが希望するものを申し込みます。マッチングが成立すると、それぞれ施設や一人暮らし先の家に後日、送られます。

■「また会おうね!」修了パーティ
 ここからはがらりと趣向を変えて、修了パーティです。立食形式で、サンドイッチやサラダ、パスタ、カナッペやケーキなどのデザートがずらりと並んだテーブルがセッティングされました。「おいしそう!」「まだ食べちゃだめなの?!」という声があがる中、ミニのセーラー服に身を包んだサポーターの「ちっひー」と「かおるん」(←男性です)が音楽に乗って登場。AKB48の『ヘビーローテーション』の完璧なダンスを披露して華々しくパーティが始まりました。と、みんな食事に殺到。たくさんあった食事のお皿もあっという間にカラになりました。

 ブランチ対抗ゲームで盛り上がった後は、各ブランチ代表の高校生、サポーターからのメッセージと、メッセージカードの贈呈です。
 高校生からは、
「最初は、(全セミナー終了時にもらえる生活必需品などの)プレゼント目当てで参加しただけだった。でも参加してみると、新しい友達ができたし、セミナーも将来役立ちそうな内容が多くて、本当によかった」
「人見知りで、人が集まる場所が苦手だったけど、巣立ちでは高校生もサポーターも壁を感じることなく話ができて楽しかった」
などの感想が聞かれました。
 対するサポーターからは、
「巣立ちが終わってほっとする気持ちより、これから社会に巣立つみんなを思うと心配で仕方がないです!でも、心配するのに理由はないし、これからもずっと心配し続けてます!!」
「終わるのが本当に寂しい。今から巣立ちが始まるといいのにと思う。自分を信じて、周りの人を信じて頑張って」
というメッセージが送られました。

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 メッセージカードは、高校生1人ひとりに宛ててサポーターたちが作成したもので、巣立ちプロジェクトのセミナー第1回目からの写真がコラージュされているほか、サポーター全員が1人ひとりに宛てて書いたメッセージが書かれています。受け取った高校生は大喜びで「わ~、懐かしい」「なんだこの写真!」などと大騒ぎしながらも、自分に宛てられたメッセージに見入っていました。

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■転ぶことが上手になってほしい
 18歳で社会に出る児童養護施設の子どもたちは、「スキーで言えば、初心者コースをとばして、いきなり上級者コースに出るようなもの」(えりほ)。「でも、いったんコースに出てしまえば、どんどん滑るしかありません。転ぶことは避けられません。きっとたくさん転ぶでしょう。でも、転んでも転んでも、すぐに立ち上がることを覚えて、転ぶことが上手になってほしい」――。最後にえりほから高校生たちには、こんなメッセージが送られました。

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 セミナーはたったの6回。それぞれで扱うテーマは、本当なら1日では学びきれないほどの濃い内容です。参加した高校生全員が、巣立ちで学んだことすべて、隅から隅までしっかり頭に入れて、これからの新しい生活をスムーズに送ることができるとは限りません。(私たち大人も、そうだったと思います。)でも、ちょっと転んだとき、「どうしよう」と困ったときに、この日もらったメッセージカードを見て元気になれたり、「誰か頼りになりそうな大人に相談してみよう」、「B4Sっていうのがあったな。ちょっと相談してみようかな」と思ってもらえればいいなと思います。
 巣立ちプロジェクト2011は修了しましたが、B4Sはずっとここにあります。巣立ちの「後も」、巣立ち卒業生をサポートするための「アトモプロジェクト」や、進学する子どもたちを奨学金と人のつながりでサポートする「カナエールプロジェクト」など、さまざまなプログラムがあります。今回巣立ちに参加した高校生たちには、どんな形でもいいので、今後もつながりを持って、時々は顔を見せてほしいと思います。待ってるよ!

(担当/あっこ)

2012年01月24日

巣立ちプロジェクト2011~第3回は「しっかりさんの健康生活」~

《第3回:『しっかりさんの健康生活』神奈川ブランチレポート》
 2011年10月22日(土)、川崎市生活文化会館てくのかわさきで、第4回巣立ちセミナー「しっかりさんの一人暮らし」が開催されました。
(参加者19名:高校生9名、ボランティア10名)

 前半講師は「なだぎ」。普段は市役所で勤めています。持ち前の物腰の柔らかさで、わかりやすく説明してくれました。
後半講師は「りんりん」。ブリッジフォースマイル事務局メンバーです。難しいテーマである性教育について、ワークを交えながら、正確な情報を提供してくれました。

■何で「健康」って大事なの?
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 午前中のテーマは「健康」です。「何で健康に気をつけなければいけないの?」その質問から講義ははじまりました。「健康」というキーワードは高校生のみんなにはまだまだ遠いことのように感じられたのかも知れません。「風邪引くと嫌だから・・・?」と自信なさげに答えます。毎日責任持って働き続けるために、高い医療費を節約するために、自分自身の幸せのために・・・なだぎの説明を聞いてみんな納得顔になりました。

■「涙」でストレス解消
 ストレス解消法としてサポーターのナムが提案したのは「とにかく泣いてしまおう」というアイディア。泣くだけで自然とストレスが発散されるのだとか。社会人の実体験を聞いて、少しずつ健康な生活を送るために必要なことを吸収しました。

■自炊って楽しいかも!
 次は調理実習です。外食ばかりでは出費がかさむし、栄養のバランスも偏ります。一人暮らしをしたらぜひ自炊をしてもらいたい!その思いでこの企画が盛り込まれています。

 まずは色とりどり並べられた食材や調味料を確認して、チームで献立を作ります。

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<役割分担をして調理開始!>

 「余った食材はスープに入れちゃえば残さず食べれるよね!」と節約アイディアがどんどん高校生たちから飛び出しました。
 施設によっては担当の調理師の方がいるので、包丁をほとんど握ったことがない子もいます。「みそって焦げやすいんだ!」「お酒を入れると味が全然違うね。」と一つ一つに驚いていました。一人暮らしだと、食材を使い切れず、腐らせてしまうこともありますよね。「自分でやる時は長ネギも入れてみようかな」と、簡単に料理をアレンジできることを実感したようです。一人暮らしの自炊が楽しみになったかな?
 作った料理は他のチームとも交換して、美味しく頂きました。「おいしい!それちょうだい!」と子どもたち同士の会話もずいぶん増えてきました。

■人との恋愛観の「違い」を実感DSC02719.jpg

 午後のテーマは性教育です。まずはライフカードワークからスタート。「デート」「初体験」「結婚」「出産」などと書かれたカードを自分が正しいと思う恋愛の順番で並べ、チームのみんなに共有します。サポーターのやのけんは自分と奥さんの馴れ初めを披露。みんなの理想の恋愛にまで話が発展し、盛り上がりました。自分の話しをしながら、人の話を聞くことで、自然と自分の認識していた「恋愛の当たり前」を微調整していきます。


■男女の「違い」を実感
 男女でも意識の違いがあります。例えば女の子が帰り際の自宅前で「お茶でも飲んでいく?」と言う場面。男の子と女の子にそれぞれどう思うかを尋ねます。男の子は色々考えちゃうけれど、女の子からは「もうちょっと一緒にいたいだけかも?」という意見が出ました。男女の意識の違いをしっかり理解して、「嫌なことは嫌だ」と言える関係、相手の「NO!」を受け入れて、互いに思い合えるような関係が素敵な恋愛だと学びました。

■「恥ずかしいことじゃないんだよ」
 最後は恋愛のリスクについて。避妊や中絶、性感染症などの正確な情報をしっかりと伝えます。講師りんりんは「性は、恥ずかしいものではなく、科学的なものであり、正確な知識を持っておくことが大切です。」と強調していました。そのおかげか、男の子たちも変に照れることなく、しっかりとメモをとって聞いてくれました。「学校だとここまで詳しくやってくれなかった」という声も。

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<わかりにくいところはサポーターがすかさずフォロー>

■距離がグッと近づいた第3回 
 チーム以外との交流がし易かった調理実習や、自分のプライベートな部分を表現する性教育のワークを体験したからでしょうか。神奈川ブランチは第3回でお互いの距離がグッと近づきました。子どもから家族の悩みを相談されることもしばしば。少しずつ、「ナナメの関係」が築けてきたのかな?第4回も楽しみです。

(担当/もっさん)


2012年01月20日

巣立ちプロジェクト2011~第5回は「しっかりさんのオサイフ事情」~

《第5回:『しっかりさんのオサイフ事情』西東京ブランチレポート》

2011年12月25日(日)、武蔵小金井の上之原会館で、第5回巣立ちセミナー「しっかりさんのオサイフ事情」が開催されました。
(参加者17名:高校生7名、ボランティア10名)

■意外としっかり屋さんの高校生たち 
 講師は「AQ」。いつもにこやかで引き付け力抜群です。
 この日は、ひとり暮らしをするのに大切な、お金をしっかり管理することの重要性を学びました。

 まずは、税金や社会保険、行政サービスなどの基礎知識の習得。今まで馴染みがない、お給料からの控除項目やシステムなどを学びます。まったくイメージが沸かない子もいる反面、アルバイト中にケガをしてすでに労災対象者となった子もいて、高校生なのに講師さながらの説明をしてくれて、一同ひとしきり感心。やっぱり実践が一番の学びです。

 続いてクレジットカードやキャッシング、消費者金融など、お金を借りることの意味を学びました。お金を借りれば利息を含め、借りた以上に返さなければならないこと。そこから多重債務に転落することもあるデメリットなどもしっかり学び、ちょっとドキドキ。ケースワークで金利の計算などを行い利息の多さにびっくり。

 次はお金のやりくりを体験するゲームです。毎月の収入、支出、予期せぬ出費などをシミュレーションしました。正社員とフリーターとの比較、貯蓄の意味、効果的な買い物方法、節約の仕方などを検討しながら、支出をコントロールするためのコツや知識を学びました。

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<クリスマスバージョンのセミナー風景>

 みんなで節約術を披露し合ったのがものすごく盛り上がりましたが、高校生たちが節約術に長けていたのにはまたまたびっくり。みんな賢く、しっかり屋さんです。
 最後はまとめで家計簿の付け方やお金の管理などワークを通して考えました。意外と分らないのが毎月の支出項目と金額です。生活するには毎月どんな支出があるのか一つ一つ確認しながら進めました。そしてそれらに一体いくらかかるの?「少しずつでも毎月貯蓄はしなくちゃ!」と貯蓄の項目を確保している子が多く、やっぱりしっかり屋さんが多かったです。

■クリスマスだからちょっと特別に 
 すでに5回目ということもあって、良い意味でリラックスして打ち解けた雰囲気になっています。いつものランチはお弁当ですが、今回は初めて外食に行きました。

 行った先は中華料理屋さん。いつもと違う場所が新鮮で話も弾みました。また、今回はクリスマスということもあってティータイムはケーキでちょっとしたパーティー風を演出。社会人になったら行ってみたいところや好きなタイプの異性などの話題で、皆の意外な一面を知ることが出来て笑いが絶えない西東京ブランチでした。

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<クリスマスらしく、ケーキでティータイムにしました♪>

■みんなのいいところをどんどん発見できるのが楽しく嬉しい 
 初めは皆と話をしなかった子も、回を重ねる事に饒舌になったり、笑顔が増えたり、自分から話しかけるようになったりと、みんな積極的になってきました。

 そんな高校生たちの話を聞くのがサポーターはとっても楽しく嬉しいです。高校生同士の優しい心遣いを垣間見る機会も出てきました。皆の良いところをどんどん発見できています。その皆の良いところを失うことなく、これからも更に伸ばして欲しいと思います。

 皆がしっかり巣立ち、毎日を笑顔で過ごすことが出来ますように!!

(担当/もりもり)

2012年01月10日

巣立ちプロジェクト2011~第4回は「しっかりさんの一人暮らし」~

《第4回:『しっかりさんの一人暮らし』東東京ブランチレポート》

2011年11月19日(土)、パソナグループ本社9F セミナールームで、
第4回巣立ちセミナー「しっかりさんの一人暮らし」が開催されました。
(参加者25名:高校生14名、ボランティア11名)

講師は「ひごっち」。巣立ちサポーター3年目で、普段は金融関係のお仕事をしています。
一人暮らしで必要且つ大切な、住宅探しのポイントや、悪徳商法の手口や対処法について、ゲームや実習を交えながら学びました。

■硬いテーマも、ゲームを交えて楽しく学ぶ
午前の部と午後の部に分かれ、
午前の部では、「一人暮らしをはじめるにあたって必要なこと」を、
午後の部では、「悪徳商法」などのトラブルへの対処法について学びました。

内容からしますと、硬くなりがちなテーマですが、
そこはブリッジフォースマイル、ゲームを取り入れるなどして、
高校生たちの理解を深めるために努めてきました。
その結果、高校生たちから、「一人暮らしで必要なことが理解できた」
「悪徳商法に引っ掛からない方法を学んだ」など、前向きな回答が
多く寄せられました。次回以降もこのいい流れを繋げていきたいですね。


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<みんな電卓を片手に、一人暮らしをするときに必要になる費用を計算中>

■すっかり顔見知り、高校生同士も仲良く交流
当日はあいにくの雨でしたが、14人の高校生たちが参加してくれました。
今回は4回目ということもあり、高校生同士仲良く交流していました。

セミナーのテーマは、「一人暮らしで必要且つ大切なこと」でした。
高校生にとっては経験のないことということもあり、
はじめのうちは、戸惑いがちな高校生もいましたが、
サポーターたちのリードと、講師のひごっちの巧みなセミナー運営で、
高校生たちの主体性をうまく引き出していきました。

ランチの際も、一人で3人前を食べる高校生や、
絵を上手に描く高校生がいて、楽しく盛り上がりました。
次回以降も楽しみです。


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<サポーターのアドバイスを受けながらワークに取り組みます>

■「巣立ち」はB4Sの原点!
私自身、ブリッジフォースマイルでボランティアをはじめてから、
早7年近く経ちました。
組織も大きくなり、色々なプロジェクトも行われていますが、
ブリッジフォースマイルの原点は、「巣立ちセミナー」にあると思っています。
これからも、子どもたちの「笑顔の架け橋」になれるよう、
臨んでいきたいと思います。
(担当/つね)

2011年11月22日

巣立ちプロジェクト2011~第2回は「知ってトクするコミュニケーション」~

《第2回:『知ってトクするコミュニケーション』千葉ブランチレポート》
2011年9月24日(日)、きぼーる千葉市ビジネス支援センターで、
第2回巣立ちセミナー「知ってトクするコミュニケーション」が開催されました。
(参加者40名 高校生24名、ボランティア16名)

今年度、5ブランチ最多の参加者数となった千葉ブランチのリーダー兼講師は「ゆーごー」。にこにこ笑顔で大所帯を引っ張ります。


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言葉で伝えることの難しさ、大切さを学びます。


■社会人に必要なコミュニケーションってなに?
今回のテーマは「コミュニケーション」。施設を退所し、社会人となるにあたり、これから出会う人たちとどのような関係を築いていきたいかを話し合いました。就職先の上司や先輩、進学先の先生や友達、近所の人や大家さんに対して、「挨拶をしっかりすること」「笑顔で話しかけること」「約束を守ること」「分かりやすく伝えること」が大切だね、という意見が出されました。

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第二回になると、みんな打ち解けて、休憩中も話が弾みます。

■サプライズメッセージにびっくり!
今年の千葉ブランチの特徴は、幅広い年代、様々な業種のサポーターが参加していること。普段は外資系金融機関でバリバリ働くサポーターのなすびは、会社の上司や同僚から、巣立ちに参加している高校生たちへのメッセージを預かり、スライドショーにして見せてくれました。国籍も年代も性別も違う見知らぬ人々までもが、自分たちの自立を応援してくれているということに、高校生もびっくりした様子で、メッセージのスライドに真剣に見入っていました。

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自分の性格について、分析シートで診断します。自分も他人も大事にできるような大人になることの重要性を学びます。


■仲良しだから、「自分」を伝えられる
第二回になり、最初は人見知りで内気だった子たちも、少しずつ打ち解けた様子で、自分の日常生活のことを話してくれたことがとても嬉しかったです。自分は巣立ちセミナーに参加して既に3年目ですが、一人ひとりの高校生それぞれに個性があり、夢や目標があり、毎回新鮮な思いがします。施設を巣立つ子どもたちの未来が、少しでも明るいものであることを願ってやみません。
(担当/あっきー)

2011年10月11日

巣立ちプロジェクト2011がスタート~第1回は「知ってトクする面接対策」~

2011年も「巣立ちプロジェクト」が始まりました。
今年度は、東京ブランチを東西に分けた東東京、西東京、神奈川、埼玉、千葉の5ブランチで開催。関東エリア巣立ちを控えた高校3年生約70人、ボランティアスタッフ約70人で、全6回、半年間にわたるプログラムを進めていきます。

その第1回、『知ってトクする面接対策』が開催されました。埼玉ブランチの模様をご報告します。

《第1回:『知ってトクする面接対策』埼玉ブランチレポート》

2011年9月4日(日)、下落合コミュニティーセンターで、
第1回巣立ちセミナー「知ってトクする面接対策」が開催されました。
(参加者10名 高校生4名、ボランティア6名)
講師は、人懐っこい笑顔と、「奈良県出身やから」というやわらかい関西弁が印象的な「みっきー」です。

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みっきーの話に真剣に聞き入る高校生たち

■ガールズパワーで元気いっぱい! 
埼玉ブランチの参加者は全4ブランチで最少ですが、全員女子という「ガールズパワー」で元気いっぱいです。初対面から韓流スターの話題で盛り上がり、笑いの絶えない1日になりました。
「来るのに2時間かかった」という人もいたほど、遠方からの参加者が大半でしたが、全員がしっかり時間厳守。開始時間の15分前には全員席に着いて、それぞれで自己紹介も始まっていました。

■「イケてる自己PR」ってどんなもの? 
自己紹介や簡単なゲームでアイスブレークをした後、早速面接対策のセミナー開始です。特にこの日は、面接のポイントとなる「自己PR」や「志望動機」の作成と、マナーに気をつけながらの模擬面接を重点におこないました。
 自己PRでは、サポーターが「イケてる自己PR」、「イケてない自己PR」の例を発表。どこが違うかについて話し合ったあと、実際自分たちで作成します。
 アルバイト、施設での掃除のお手伝い、学校の農業実習など、これまで頑張ったことやアピールポイントを選んで膨らませます。黙々と鉛筆を走らせる人、サポーターと話しながら少しずつ進める人など、それぞれのやり方で書き上げました。

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サポーターとマンツーマンで自己PRを作成

■埼玉ブランチ恒例(になりそうな)「ねこちゃん体操」 
お昼休みには、近くのレストランでランチです。好きな音楽のこと、韓流アイドル、高校野球、サポーターの年齢当てクイズなどで盛り上がります。
 会場に戻って午後の部開始ですが、みんな早起きしてきたせいか、眠気が襲ってきます。すかさずサポーターの「ねこちゃん」が登場。「みんな『ねこちゃん体操』で眠気を吹き飛ばそう!」と軽いストレッチをしました。ねこちゃんのユーモラスな言葉と動作に、高校生もサポーターも大笑い。リフレッシュして午後のセッションを迎えました。

■練習とわかっていても「チョー緊張!」 
午後はいよいよ、志望動機の作成と面接の練習です。
「まだ、どんな仕事がやりたいのか全然わからない……」と、何も書けない子。「○○が好きだから」と、1行くらいしか書けない子もいます。サポーターが「得意なことや、やってて楽しいことはどんなこと?」「なぜ○○が好きだと思ったの?」などと質問を投げかけ、志望動機を掘り下げていきます。
 志望動機ができあがったら、午前中に作った自己PRもあわせて使いながら、面接の練習です。サポーターとマンツーマンで姿勢や挨拶の仕方などを何度も練習し、模擬面接も行いました。みんな本番さながらの緊張感です。それでも、みっきーのアドバイス通り、姿勢にも気をつけて、みんなはきはきと話していました。

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「次は何て言うんだっけ?」確認しながら練習

■誰かが見ていてくれるのは嬉しい
最後は「サンキューカード」です。参加者同士で、相手のよかったところやその人に対する感謝の気持ちをカードに書いて、直接読み上げて渡し合います。サポーターも、高校生やほかのサポーターに渡します。
 ブリッジフォースマイルでは恒例なのですが、このサンキューカード、もらうと本当に嬉しいものなのです。頑張ること、そして、それを誰かが見ていてくれること。それが次の意欲や成長につながります。

 朝、会場に入ってきた時には、ちょっと緊張したおももちだった4人ですが、帰るころには本当に素敵な笑顔に。「また来月ね」と声を掛け合いながら帰っていきました。私たちサポーターも、次回の第2回が楽しみです。早くみんなに会いたいなー。
(担当/あっこ)

2010年04月04日

2009年度巣立ちプロジェクト修了式の報告

2010年1月23日(日)、東京、神奈川、埼玉ブランチ合同で、
第6回巣立ちセミナー&修了パーティーを行ないました。
(参加者名 内訳は高校生27名、ボランティア40名)

■第6回巣立ちセミナー「ポジティブシンキング」

今回のセミナーは、3ブランチ合同のため、いつもの雰囲気が違い、高校生たち も、
サポーターも少し緊張気味。会場も大きくピカピカしているのが印象的でした。
それでも、9時半を過ぎて、顔なじみのサポーターに会うと緊張感もほぐれて、
いつも通り、笑顔のあふれる雰囲気になりました。
これが、第6回目までセミナーを重ねてきた成果なのかもしれません。
本日のセミナー内容は、「ポジティブシンキング」。
解決店長のワークでは、みんなそれぞれ、サポーターと悩みながらどう見ても困難な
状況を、よ~く考えて、ポジティブに受け止めていたの印象的でした。
性格診断のワークでは、高校生・サポーターが入り混じって自分に適したプラスの
つぶやきを考えました。
大人になったからといって悩みがなくなるわけではなく、みんな同じように、悩み
続けるんですよね。
高校生たちには、今日のつぶやきをぜひ、今後の人生でも使ってもらえたら
うれしいなって思いました。 (担当/フッキー)

■修了パーティ

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セミナー終了後、会場を移して「修了パーティー」を行ないました。
「最初は面倒くさいと思ったけど回を重ねる毎に楽しくなってきて、最後は来るのが
本当に楽しみだった。今日で終わってしまうのがとても寂しい」と、涙ぐむ高校生も。
忙しい仕事の合間をぬって、入念に事前準備をして当日に臨んだサポーターの努力が
報われる瞬間です。

そして、お待ちかねのポイントプレゼント。
セミナー全6回を継続してもらうためのモチベーションと新生活の経済的負担を少し
でも減らすことを目的として、出席に応じてポイントを付与し、生活品と交換できる
「ポイントプレゼント」があります。
スーツセット(AOKI様)、中古ノートパソコン(SAPジャパン様)、バス
用品セット(ハウスオブローゼ様)、調味料ギフトセット(味の素様)などを始め、
個人の方を含めて多くの寄付を頂戴いたしました。
プレゼントが掲載されたリストを見た子どもたちのうれしそうな反応。この
プレゼントが一番役立った、というアンケート回答が毎年必ずあるほどです。
ご提供いただきました皆様に、心より御礼申し上げます。

ブリッジフォースマイルは、退所後も、引き続き彼らをサポートして参ります! (担当/えりほ)

2010年02月26日

第6回『知ってトクするポジティブシンキング』<巣立ちセミナー最終回>

2009年1月23日(日)、東京、神奈川、埼玉ブランチ合同で、第6回巣立ちセミナー を行ないました。
(参加者名 内訳は高校生27名、ボランティア40名)

今回のセミナーは、3ブランチ合同のため、いつもの雰囲気が違い、高校生たちも、
サポーターも少し緊張気味。会場も大きくピカピカしているのが印象的でした。
それでも、9時半を過ぎて、顔なじみのサポーターに会うと緊張感もほぐれて、
いつも通り、笑顔のあふれる雰囲気になりました。
これが、第6回目までセミナーを重ねてきた成果なのかもしれません。


本日のセミナー内容は、「ポジティブシンキング」。
解決店長のワークでは、みんなそれぞれ、サポーターと悩みながらどう見ても困難な
状況を、よ~く考えて、ポジティブに受け止めていたの印象的でした。
性格診断のワークでは、高校生・サポーターが入り混じって自分に適したプラスの
つぶやきを考えました。
大人になったからといって悩みがなくなるわけではなく、みんな同じように、悩み
続けるんですよね。

高校生たちには、今日のつぶやきをぜひ、今後の人生でも使ってもらえたら
うれしいなって思いました。

(担当/フッキー)

埼玉ブランチひとまず修了!<第5回巣立ちセミナー 埼玉ブランチ>

2009年12月20日(日)、さいたま市文化センターにて、第5回巣立ちセミナーを 行ないました。
(参加者20名 内訳は高校生9名、ボランティア11名)
講師はしゃちょーさん。社長っぽくみえるからそう呼ばれてるのではなく本当の青年実業家でした。

■セミナーの雰囲気

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今回が、5回目。そして、最後のさいたまブランチ。ここにきて、蒔いてきた種が発芽!
第1回では、何となく馴染めなくて、同じ施設のこと中心にしゃべっていた子どもたち同士もそれぞれの距離感もなくなり、新しく他のブランチから振り替えできた子とも積極的に会話をするなんて、暖かい集まりにいつしかなっていました。
でも、セミナーの集中すべきところはしっかり大人たちのフォローアップの下、巣立ちを見つめたまなざしで取り組むステキな空間が完成されました!
最初は怖くても分かり合えばダイジョウブ!それが身をもって(大人も含めて)体験できるなんてこんなステキなことはありません!

■良い気づき、いい学び、参考になったこと

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これまでは、施設では自分のお金=使えるお金とどうしても思いがちだった、子どもたちに
実社会のお金の動きに気づいてもらえたと思います。
講師もサポーターも二言目には「かねは大切だ」「借金はするな」「親友にもできるだけ貸すな」と体験談を交えお金について真摯に語る姿に「大人になると、どんなにしっかりしている人たちでも、お金で色々と苦労することがあるんだ!」ということをボディブローのような重さで学んでもらえたはずです。世の中、金が全てじゃないけどね。

■退所してもつながり続けよう!

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今回でひとまず最終回の埼玉ブランチ。団体としてのハード面での充実や活動3年目の個人と
してのスキルアップも含め、年々充実してきています。
このプロジェクトから巣立つ子どもたちと、この団体で活動を続ける自分。毎年同じようなことをやっていると自分のモチベーションが保ちづらくなります。でも毎年、冬になると子どもたちとわかれたくない自分もいる。
だから毎年、「退所しても繋がり続けようね!」って叫び続けています。
うまく言えないけど、オスカー・ワイルドの「幸福な王子」のような支援者になりたい。
(担当/やす)

2009年12月08日

しっかりさんの一人暮らし!<第4回巣立ちセミナー 神奈川ブランチ>

2009年11月29日(日)、フォーラム南太田にて、第4回巣立ちセミナーを行ないました。
(参加者26名 内訳は高校生13名、ボランティア13名)
講師はレオさん。普段は高校生や社会人を対象とした研修のお仕事をされている
そうで、そのご経験が生かされた分かりやすいセミナーでした。

■セミナーの内容

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今回のテーマは、「しっかりさんの一人暮らし」です。
午前中は、4月に施設を出て一人暮らしを始める場合に、どれくらいの初期費用を要するのかについて、具体的な数値のイメージを持ってもらうことを目指した講義でした。
具体的には、「横浜駅近くの会社(給与13万円)に就職するため一人暮らしを始める」という設定で、住宅情報誌に掲載されている賃貸物件のなかから、
①通勤1時間以内、②家賃5万円以内という条件を満たす部屋を選びました。
あわせて、その物件の敷金・礼金等を合計し、入居に必要となる初期費用を計算、また生活必需品のリストから、自分が必要だと思うものをピックアップし、その購入費用の計算をしました。
午後からは、悪徳商法やカード犯罪等の消費者被害の具体例やそれらへの対処法の勉強をしました。

■良い気づき、良い学び

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物件選びの講義では、料理が得意なある男子は「ベッドルームとは独立した広めのキッチンがある物件」、おしゃれな女子は「駅から近い、バス・トイレ別の物件」といったように、各自の「ここは譲れない!」という優先順位に気付いたようでした。
「あまり築年数が古い物件は、お化けが出そうで怖い」といった微笑ましい意見もありました。
都心の相場と比べ、神奈川県には予算5万円以内の手頃な物件が比較的多く見られ、子どもたちにとっては、複数の候補となる物件から選ぶ楽しみもあったようです。
午後の講義では、悪徳商法の具体的な事例をもとに、どのように解決すべきかについて 話し合いました。
仮にデート商法やキャッチ・セールスなどの悪徳商法で契約を結んでしまった場合でも、契約後、所定の日数以内であれば、解約(クーリングオフ)が可能であることや、「消費生活センター」や「法テラス」が頼れる存在であることも学びました。
「自分だけは、騙されないし大丈夫だ」と変に過信することなく、誰の身にも起こりうることである、と感じてくれたようです。

■4月からの新生活に向けて、みんなを応援します!

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巣立ちセミナーも4回目となり、参加する高校生同士もお互い打ち解け、和やかな雰囲気に包まれています。
昨今の経済状況のため、高卒の就職内定率が低い中で、多くの高校生が就職先や進学先を見つけ、4月から始まる新たな生活に向け、不安とともに、胸をふくらませている様子がうかがえます。
まだ就職先が決定していない高校生も、あきらめず前向きに努力しています。
4月からの新しい生活に向け、少しでも不安や負担が軽減できるよう、引き続き応援していきたいと思っています。
(担当/アッキー)

『一人暮らしにあたって何をすべきかを学ぼう!』<東京ブランチ>

2009年11月21日、シダックス本社にて、第4回巣立ちセミナーを行いました。
(参加者33名 うち高校生11人 ボランティア21人 見学者1人)
講師はおきょうさん。普段は大人相手にびしばしセミナーを行っている僕の東京のおかんです。


■自分の城選び

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午前の部では、一人暮らしの第一歩、家探しの練習を行いました!
まず住宅情報誌を見て、3種類の物件を選びました。
①お金の条件とか無視でこんな家に住みたいなという『理想の家』、
②現実的に考えてここには住みたいなという『本気の家』、
③不便だけど金額安くて済む『我慢の家』 
次に、それぞれを選んだ理由を共有化しました。風呂とトイレがセパレート、
キッチンが充実、駅が近いなどみんなそれぞれのこだわりを披露してくれました。
最後に講師のおきょうさんから家選びのチェックポイントの説明がありました。
不動産屋さんの言うことを鵜呑みにしない、女の子は2階以上に住むこと、
朝と夜の2回物件を見に行くこと。みんな真剣におきょうさんの話を聞き、メモ
を取っていました。
僕は学生の時、何も考えずに下宿を選んだので大変勉強になりました。巣立ちセ
ミナーは大人にも役立つ内容が満載なのです。
【画像】気に入った物件を切り取ります。

■一人暮らしには危険もあるよ。

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午後の部では、世の中に潜む悪徳商法についてゲームを通じて学びました!
みんな学校やテレビで悪徳商法や詐欺については結構勉強しているようで、
クーリングオフやら、法テラスなどの用語も知っている高校生もいました。
また、サポーターからの被害未遂体験などを交えて、他人事ではなく身近に危険があることを
勉強しました。
おきょうさんからの講義では、『世の中楽して儲かることはない』、『自分は大丈夫と思っている人が危ない』、
『被害者だけではなく加害者にもなってはいけない』といったアドバイスがありました。
高校生からも「身近に相談できる人がいることが重要」、「甘い話はまず疑え」などの
意見がでました。
【画像】悪徳商法ゲームで騙された高校生を慰めてます。

■今日のありがとう。

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セミナーの最後に高校生、サポーターでその日の感謝、Good Jobを表すのに恒例の
サンキューカードの交換を行いました!
みんなそれぞれの感謝の言葉をメッセージカードに書いて、お互いに交換しました。
やはり、褒め合い認め合うというのは素晴らしいことですね。毎回、この時はとても
温かい空気が流れて、巣立ちセミナーの中でも好きな時間の一つです。
関西人の僕は『やのけん、今日もおもしろかったよ。ありがとう!次回も笑わせてね!』と
いうカードを貰って感激しました。まだまだ若い世代にも通用すると。
【画像】サンキューカード!感謝の心を込めて。
(担当/やのけん)

出張セミナーへ行く!~知ってトクする未来設計~

2009年11月23日、埼玉県の「カルテット」の高校生を対象に出張セミナーを行い ました!
(参加者26名 中学・高校生20人 ボランティア6人)
出張セミナーは、B4Sのメンバーが、児童養護施設に出かけていき、施設内で研
修プログラムを実施するのが出張セミナーです。
講師はマボさんが担当、
難しいことも分かりやすい言葉で伝えてくれる、素敵な講師です。

■「いきいきゲーム」と「職業レディネステスト」を通じてみなに学びを!

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その人にどのような仕事が適しているかは、能力、性格等さまざまな側面から考える必要があります。
また、一定の職業に就くためには、中高生の時点で、それらの職業を見据えた準備や進学先の選択が重要となることも予想されます。
こうしたことから、今回のセミナーは、児童養護施設「カルテット」で生活する中高生を対象に、いきいきゲーム(注1)と職業レディネステスト(注2)を通し、将来の自分の就職について具体的なイメージや意欲を持ってもらうことにより、日々の勉強や進路の選択等に役立ててもらいたい、との狙いから開催されました。

(注1)いきいきゲームとは…
会場を1つの世界とみたて、いくつかの国(2~3人のチーム)に分かれて行うゲーム。
進行は、世界を取りまとめる『国連役』が行う。
それぞれの国情に合わせ、紙(資源)・道具(技術力)・所持金(資金)が支給され、
それらを用いて、指定された製品を生産し、製品取引所・銀行に持ち込み換金するなどし、
時間内に一番豊かになることができた国が勝ちとなる。
ゲーム中に起こる、不測の出来事や経済状況の変化への対処も求められる。

(注2)職業レディネステストとは…
どのような職業領域に興味や関心があるのかを知るため、興味の強さや心理的傾向を
測定する検査

■私たちが伝えたかったこと

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いきいきゲームを通じて私たちが伝えたかったことは、
①主体的に行動すること、②他者と協力的関係を築くこと、③社会の一員として
貢献すること、④困難な状況においても知恵を絞って打開策を見出すことの重要性です。
とはいえ、子どもたちは、勝負がかかったゲームにとても熱中していて、どこまで
伝わったかはわかりません(笑)。
負けてしまったチームの中3の女の子は、「もう一回挑戦したい」と悔しがっていました。
後日、振り返ったときに、勝ち負けの結果だけでなくこのゲームが示唆するメッセージを
思い出してくれるといいなぁと願っています。

■工夫を重ね、子どもたちへ自立に向けたメッセージを伝えたい!

出張セミナーは、同じ施設で暮らす子どもたち、つまり、お互いよく知っている
子ども同士が一緒に参加するため、良い意味でも悪い意味でも、リラックスした雰囲気の
なかで行われることとなります。
良い意味というのは、子どもが人見知りや緊張をすることなくセミナーに参加できること、
悪い意味というのは、仲の良い子ども同士の私語が増えたりして、セミナーに集中してもらう
のが難しい場面があるということです。
今回のセミナーは第一回目で、中高生合同での実施となりましたが、次回からは中・高生に
分かれ、それぞれの年代に合わせたプログラムを数回にわたって実施していく予定です。
セミナーで伝えたいメッセージは、どれも自立への一歩として欠かせないものである一方で、
若い子どもたちにはまだピンとこないような、難しいものもあります。
引き続き子どもたちに興味を持って参加してもらえるよう、工夫していきたいです。

(担当/アッキー)

2009年11月29日

身体と心への栄養満点レシピです<巣立ちセミナー 東京ブランチ>

2009年10月24日、味の素コミュニケーションズ本社にて、
第3回巣立ちセミナーを行いました。
(参加者31名 うち高校生11人 ボランティア19人 見学者1人)
講師紹介です。
「健康管理」は、いっちゃん、えりりん(助手)。
お二人とも健康・食に対して真剣かつ情熱的な姿勢を持った方々でした。
混乱する厨房で的確な指示・アドバイスで学生・ボランティアを
まとめあげる姿は圧倒です。
「性の基礎知識」は、佐々木先生。
ナイーブになりがちな話題ですが、場を盛り上げながら学生にも
受け取りやすく説明してくれます。仕込んだネタが学生に受けないと
夜枕を濡らしちゃう、意外とナイーブさんでした。


■健康、食、性に関する知識を学ぶ!

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一人で自立生活していくにあたって、必要な健康、食、性に関する知識について
学びました。
当日はインフルエンザが猛威を振るうなか、11人もの生徒が参加してくれました。

【健康生活】
午前中は、健康生活についてです。睡眠、休養、運動、飲酒、喫煙、食事、病気
予防の7つのキーワードに沿って、健康的な生活を送るために必要な心得えを教えて
頂きました。
【調理実習】
味コム様の本格的な調理場をお借りして、調理実習を行いました。
限られた食材だったにもかかわらず、肉巻きや豚しゃぶサラダ、豚汁、
オニオンスープなど、各チーム工夫を凝らした献立が出ました。
少ない食材でもこれだけ味付けや調理方法を工夫すれば、毎日でも
食べ飽きなそうです。
時間が無い中での調理にもかかわらず、メンバー全員協力して作業したお陰で、
講師のいっちゃんも驚くほど、とても美味しいご飯ができました。
【性】
午後は、性の基礎知識について学びました。男女の身体の仕組み、意識の違い、
避妊方法、性行為、感染症、妊娠と盛りだくさんな内容です。
講義始めに、結婚、同棲、合コン、キス、H、一目ぼれ、妊娠など様々なライフ
イベントが書かれたカードを自分の理想の順番に並び替えるゲームを行いました。
皆互いのカードを見せあいながら、考え方の違いを楽しんでいました。
講師の佐々木先生は普段から学生から性の相談を受ける立場で、
HIV検査の話などもご自身の体験に基づいたリアリティのある講義となりました。
高校生もみな真剣な面持ちで話しに聞き入っていました。


■さまざまな子どもたちからの声

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【健康生活】
休養に関する説明で、疲れた時に睡眠をとる消極的休養だけでなく、あえて
運動をする積極的休養があるという考え方は高校生にも新鮮だったようです。
【調理実習】
皆でわいわい食べているとき、これから一人暮らしを始める学生がふと、
「施設の皆で作ったり食べたりできる今の時間を大切にしなきゃ」と言って
いたのが印象的でした。
【性】
女性の毎月の体温変動や排卵、月経の講義を聞いて、男子高校生の一人が、
「もっと女性の体の仕組みを理解して、思いやりをもって接していきたい」との
発言がありました。

■いい学び・良い気づき

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【調理実習】
今回の調理実習を通して、食事は自分の体を養うと同時に、人と人を繋ぐ大切な
コミュニケーション方法だと改めて実感しました。
【性】 佐々木先生より、「ひとを表す言葉として「人」という字は寄りかかって依存して
いる状態なので良くない。それよりも「H」という字の方が、両者とも自立した
状態で繋がっているから良い」というお話がありました。
依存的でもなく、無関心になってしまうのでもない、互いに心地よい関係を築き
たいと思いました。
(担当/なかし)

健康的な生活の自己管理、頑張ります!<第3回巣立ちセミナー 埼玉ブランチ>

2009年11月1日(日)、下落合コミュニティーセンターにて、
第2回巣立ちセミナー「知ってトクするコミュニケーション」を
行ないました。
(参加者20名 内訳は高校生9名、ボランティア11名)
講師は、実は(?)料理の腕はプロ級なほまれと、
笑顔が素敵なB4Sのリーダー、えりほです。


セミナーの内容

saitama03_01.JPG 第3回の内容は、一人暮らしの中でも自己管理が大切な健康生活に
ついて学びました。
午前中は健康的な生活を送るために必要な7つの教えを講義で学び、
その後のワークでは想像力を働かせながら、限られた材料の中で
作れる献立を考えました。
その献立を参考に2グループに分かれて調理実習を行い、自分たちの
お昼ご飯を作って食べました。
午後は性教育の講義で、性に対する科学的知識や男女の価値観の違い
などを学びました。


セミナーの雰囲気は?

saitama03_02.JPG 健康生活の講義は、講師自身や友人の体験談を交えながらの話だったため、
講師からのメッセージがストレートに高校生に伝わったのではないかと
思います。
また調理中は各グループ共に一致団結し、短時間で4-5品作り上げるという、
みごとなチームプレーを発揮していました。
やはり自分たちで作ったお昼ご飯は格別だったようで、あちこちで「おいしい~」
という声を耳にすることができ、サポーターの私たちも嬉しかったです。



良い学びのあるセミナーでした!

saitama03_03.JPG 調理実習では、高校生は献立の作り方や調理方法だけでなく、
「チームでの作業」という社会人には欠かせない重要なことを
学べたと思います。
例えば、
●料理が上手な子がリーダーシップを発揮して全体の流れに
目を配っていた
●平行して調理できるよう、役割分担を最初に決めた。その後、
自分の担当料理ができた子は自発的に他の子の作業を手伝っていた
●料理が上手な子は、担当料理の調理方法がわからない子に積極的に
アドバイスしていた
などなど、学びの多い実りあるセミナーとなりました。

(担当/やまう)

2009年10月21日

『知ってトクするコミュニケーション』<神奈川ブランチ>

2009年10月4日、川崎市産業振興会館にて、巣立ちセミナーを行いました。
(参加者23名 うち高校生11人 ボランティア12人 )
今回の講師は明るくきさくなAQさん。プロのセミナー講師としても活躍中です。


■本日のセミナーは!

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さあ、今回は『知ってトクするコミュニケーションセミナー』です。
まずはもっとお互いを知ろう!ということでアイスブレイクもかねて、
共通点さがしゲーム。高校生とサポーターでお互いの共通点を探し、持っている リボンを交換して7色に虹をつくるゲーム。ぞくぞくと虹を完成させる高校 生。
意外と難しい共通点探しも、いろいろ話題を振って見事にリボンを交 換していきます。
そしてチームでショッピングモールの案内図を完成させるワークに挑戦しました。
早いチームは10分かからず完成。各チームとも高校生がリーダーになって積極的に ワークを引っ張っていました。
『これは高校生のためのセミナーだから自分たちがリーダーシップをとらないと』と積極的な発言!
本当に意識が高く社会人サポーターは感動・・!しました。
【セミナーのひとこま画像】緊張しつつ宜しくお願いします☆(ビジネスマナー を実践)


■ランチのレクレーション(紙飛行機大会)

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ランチの時間を使ってみんなで紙飛行機大会。高校生とサポーターがペアになって、
どちらかが飛行機を折る人、もう一人が飛ばす人になって、みんなで飛距離を競争☆
優勝の二人は中華街限定発売の杏仁豆腐ジュースをgetしました!
【セミナーのひとこま画像】講師AQさんに高校生も興味津々☆






■いい学び☆

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今回のセミナーは『コミュニケーション』ということで高校生にとって身近なテーマだったこともあり、関心と実感を持ってみんなでセミナーに取り組んでもらいました。
後半は、良い話し方、相手の話しやすい聞き方、声・姿勢・しぐさなど、これから社会人として必要なビジネスマナーを高校生・サポーターがペアになり、身体を動かしながら学びました。
高校生からも明日から実践しますとの声多数!充実したセミナーです!
身体を使ったワークでサポーターと高校生のチームワークもますます高まっています。
なにごとも楽しく、前向きに。そして実践すること。
高校生も1日のセミナーで自信と実感が付いてきた様子。サポーターも改めてみんなと学び・確認し、実感しました。!
次回も一緒に気合で頑張っていこう!
【セミナーのひとこま画像】本日も!気合ばっちり。勉強になりました☆
(担当/ウエケン)

2009年10月14日

出張セミナーへ行く!~金銭教育~

2009年10月5日、東京都にあるクリスマス・ヴィレッジにて、
出張セミナー を行いました!
(参加者15名 高校生7人 ルーキー1人 ボランティア5 人 施設職員 2人)
出張セミナーは、B4Sのメンバーが、児童養護施設に出かけていき、施設内で研
修プログラムを実施するものです。
講師はマボが担当しました。


■セミナーの内容

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「1人暮らし」や「自立」に向けて役立つ、“お金のこと”について学びま した。
まず、1人暮らしに必要な物件選びをしました。
物件を借りるときにかかる費用や生活にかかる初期費用はどれくらいなのか、ということを勉強しました。
最後にゲームを通して、正社員、学生、フリーターそれぞれの立場から、1ヶ月の支出額をイメージするためにお金のやりくりについて体感しました。






■セミナーの雰囲気

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終始和やかで、とてもいい雰囲気でした。ワークでは、社会人サポーターに積極的に質問をしたり、チーム内でコミュニケーションをとったりしていました。
なかでも、子どもたちとの視点が近いルーキーの存在は大きかったです。
また、ゲームを通した学習もとても盛り上がりました。
「このあたりで休憩とりますか?」という講師の呼びかけに対しても「いらない、このままやる!」という子どもたち。
とても熱心に真剣に、取り組んでいました。




■お互いの協力があってこその成功!

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「金銭教育」という一見難しそうなテーマでも、まずやってみる!ということが 大切なのだと思います。
セミナーの内容はゲームやワークを通して体感することが多く、子どもたちが楽しそうに取り組んでいたのが印象的です。
また、今回の成功は施設職員の方々の温かいご配慮、及びサポートあってこそであり、 協力体制の重要性を感じました。
(担当/たみぞー)

自分と未来は変えられる! <第2回巣立ちセミナー 埼玉>

2009年10月4日、さいたま市の下落合コミュニティーセンターにて、
第2回巣立ち セミナー埼玉ブランチを開催しました!
(参加者24名 高校生10名、ボランティ 14名うちルーキー2名/講師1名)
講師はトッシーが担当、さわやかな笑顔のトッシーは、普段は企業の人事部で
お仕事をされているそうです。


■セミナーの雰囲気

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第2回目ということもあり、参加する高校生も、迎えるサポーターも、
より打ち解けた雰囲気でリラックスして研修に臨むことができました。
サポーターと交わす挨拶は、さながら学校で友達に会った時と変わらないほど?!
カメラを向けると自らポーズをとってくれるまでになりました。
ワークの合間の休憩時やランチタイムは、研修時の盛り上がりを超えるほど(?)に話に花が咲き、長丁場の終日研修でも高い集中力で臨んでくれました。
時には笑いも起こり、とてもなごやかなムードでセッションは進みます。
「案内図作成ゲーム」では、全てのチームが15分以内にミッション完了!
講師のトッシーからも「大人でも終わらないスピードです!」と驚きの好成績を
残し、素晴らしいチームワークが発揮されました。
午後最後のワークは、学んだ全てのコミュニケーションスキルを使い、
「自分の将来の夢」を話すペアワーク。
みんなの熱気で部屋の温度が一気に上がってしまうほどの盛り上がりでした。



■セミナー内容

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コミュニケーション力を身につけることで、自分が変わり、自分が変わることで 人との関係が変わり、その変化は自分の未来を変えていく―。
第2回目となる研修は、①自分を知る(自分のコミュニケーション力や傾 向を知る)、
②社会で求められるコミュニケーション力を知る、
③コミュニケー ションの基本知識&スキルを身につける、の3点を学びました。

午前中はアイスブレイク「虹をかけよう!」ゲームから始まりました。
自己紹介で相手との共通点を見つけて、7色の色紙を集めるゲームです。
早い生徒は時間内で2、3個の虹を作りあげ、既にコミュニケーションの達人の 匂いが…。
次に、チーム対抗「ショッピングセンター案内図作成ゲーム」を行いました。
配られたカードに書かれた断片的な情報を元に、空白の案内図にお店の名前を
埋めていくゲームです。
振り返りでは、「みんなが積極的に参加した」「お互いがサポートし合えた」
「人の発言を最後まで聞く姿勢があった」「必要、不必要な情報の整理ができた」
など、チームで協力し合う上で、良くできた点を再確認しました。
午前最後のセッションでは、「ホウ・レン・ソウ」を学びました。
社会人のサポーターやルーキーの成功・失敗体験談を聞き、そのスキルの必要性
を理解します。
高校生も日常生活において、どのように「ホウ・レン・ソウ」を活かせるのか、
それぞれが具体的シーンを挙げて考えました。

午後は、「心理テスト」から始まり、自分のコミュニケーションスタイルや自分
を知るセッションから始まりました。
また、なりたい自分に近づくために、“意識と行動”を変えるアクションプラン
を考えました。
続いて、コミュニケーションスキルとマナーを身につけるためのワークです。
具体的には、きちんと「話す」「聞く」ことができる姿勢や態度を学び、
語尾をとめる、はっきりとした話し方といった言葉づかいから、
猫背やアイコンタクトの実施、あいずちやうなづき方の練習まで、
ペアワークを繰り返し、確認をし合いました。
研修の締めくくりとして、1日の振り返りをグループおよび全体で行い、
Thank youカードを交換して終了しました。




■高校生からの反応は…

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心理テストで、「自分を知る、理解する」作業に対して、素直に喜び感動する高校生の姿が印象的でした。
「楽し~!」や「友達とやりたい」との声も聞こえました。
また、最後の振り返りでは、「コミュニケーション能力の大切さがわかった」「相手の言っていることを理解し、考える大切さがわかった」「自分を知ることができた」「おしゃべりじゃない話す力がほしい。表現する力がほしい」「(自分が苦手な)アイコンタクトを意識してコミュニケーションをとっていきたい」といった前向きな意見が多数出されました。
どの高校生の瞳もキラキラ輝きに満ちていて、将来を語る姿がとても印象的でした。
(担当/えじとも)

2009年10月07日

コミュニケーションについて学ぼう!<第2回巣立ちセミナー 東京>

2009年9月26日(土) 日本工業大学 神田キャンパスにて、
第2回巣立ちセミナー 「知ってトクするコミュニケーション」を行いました。
(参加者36名 内訳は高 校生14名、ボランティア22名)
講師はみっきーが担当、身近なエピソードを交えた講義がとても分かりやすいと 評判です。


■ゲームを通してチーム内のコミュニケーションを学ぼう!!

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午前の部では、チームでのコミュニケーションを学ぶため、「案内図作成ゲーム」をしました。
配布されたカードの情報をもとに、ショッピングセンターの案内図を作成するものです。
カードを他のメンバーに見せることができないので、みんなが積極的に発言する力が試されます。
「ツタヤのとなりにマックがあります。」と言ったら、「私のカードにはマックの斜め前にはミスドがあるって書いている。」と関連した発言がどんどん出てきて、ゲームはとても盛り上がります。
早いチームだと10分で完成。ゲームが終わったら振り返りをします。
「書記がいたのが良かった。」「冷静になっていらない情報を整理したのがよかった。」「みんながちゃんと発言した。」など、具体的な意見がでてきて、高校生たちのたくましさを感じます。


■ランチ&休憩でもコミュニケーション!!

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ランチや休憩の時間にお菓子を食べながら、同じチーム以外のメンバーとお話ができるのも楽しみのひとつです。
「部活は何をしているの?」「バスケ部のキャプテンなんだよ」といった身近な話題や、
「バイトは?」「レストランで働いているの。今、新人さんの教育が大変。」と、苦労話もちらほら。
高校生達の素顔が垣間見れます。




■心理テスト(エゴグラム)で自分を知ろう!!

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午後の部では、自分のコミュニケーションスタイルを知るために「エゴグラム診断」をしました。
「厳格」「保護的」「冷静」「自由」「順応」のうちどの傾向が強いのかを確認します。そして、「一般円満タイプ」「アイドルタイプ」「苦悩タイプ」など6つのタイプの中から自分がどのタイプに近いのか考えていきます。
さらに、 自分を知るだけではなく、自分を変えて、なりたい自分になろうというところまで、掘り下げます。
資料を見ながら、どの傾向を高めていきたいかを高校生とサポーターがペアになって考えるのです。
「自由」が低かった子は、『落ち込んだりどうしようって思ったときは「なんとかなる!」って言葉にだしてみる。』と、積極的な行動と言葉を使っていくという目標を立てていました。


今日1日学んだことを発表するころには、「今までは、学校やバイトで自分の好きな子とばかり話していたけれど、
嫌いな子ともコミュニケーションするように努力してみる。」という前向きな意見もでてきて、1日のセミナーの中で、高校生達の成長を見ることができ、嬉しいと同時に、サポーターの私達にも良い刺激になりました。
(担当/はままり)


2009年09月20日

『巣立ちのための62のヒント』

このたび、『ひとり暮らしハンドブック 巣立ちのための62のヒント ~施設から社会へ羽ばたくあなたへ~』が完成しました!

もともと、巣立ちプロジェクトのセミナーテキストとして、セミナーでカバーできない情報をお伝えするものでしたが、今年、日本アムウェイ合同会社の資金協力により、プロの編集者、ライター、デザイナーの方のご協力をいただき、イラストを多用し、文章も読みやすくしたハンドブックとして生まれ変わりました! 

子ども達が、卒園後も困ったときにはまずこのハンドブックがある、と頼りにしてくれればうれしいです。

来年の7月には、書店でも購入できるよう公刊の計画をしておりますが、今年はモニター版として、全国の約560箇所の児童養護施設と、約50箇所の自立援助ホームに無料配布、モニター500組(子どもと職員)を募集し、モニターのご意見を踏まえて修正いたします。
モニタリングにご関心のある方は、お気軽にお問い合わせください。

2009年08月28日

巣立ちプロジェクト2009がスタート!

今年で5回目となる巣立ちプロジェクト2009がいよいよスタートしました!
今年は、東京、千葉、神奈川、埼玉にある、23の施設から、高校3年生38名が参加してくれています。
(※但し、千葉ブランチは、申込者が少なく開催中止となりました。3ブランチでの開催です。)

ここでは、22日に開催された東京ブランチの様子をレポートします!


9時半、開場。

緊張した面持ちで到着する子ども達。中には朝5時に起きて2時間かけてやってきた子もいました!
また、1時間前に最寄駅に到着していたにも関わらず、道に迷って遅刻してしまった子もいました。 でも、それもいい経験です。
「知らない場所に一人で遅刻をしないように出向く」ということも、慣れないといけませんから。

最初はアイスブレイク。緊張をほぐすため、声を出したり、体を動かしたりするものです。
リズムに合わせて、ニックネームを呼び合うというかんたんなゲームなのですが、これがなかなか難しくて、楽しい!  一気に参加者とサポーターが打ち解けることができました。

さて、今日のテーマは、「知ってトクする面接対策」。
就職でも、進学でも、かかせない面接の対策講座です。

セミナーでは、実際にサポーターが面接を受ける高校生役を演じ、いい例、悪い例を見せたりしました。

全員で、お辞儀の仕方や、椅子の座り方などを練習しました。

学校でも履歴書の書き方や、面接マナーなどを教えいたり、模擬面接をやっているところもあるようですので、セミナーで一番力を入れたのは、自己PRと志望理由。

「自分にPRできることなんて、ない。」という人が、結構多いのです。

でも、表彰されたとか、大会で優勝したとか華やかな経験がなくても、大丈夫。PRできる要素は、意外と身近なところに眠っているのです。 実際の面接さながらに、真面目な表情で取り組む高校生たちが印象的でした。 

最後は、巣立ちプロジェクト恒例のサンキューカードの交換です。

サンキューカードとは、「Thank you!(ありがとう)」と「Good job!(よかったよ!)」をカードに書いて伝えるものです。セミナー1日の最後に、相手に感謝したり、お互いを称えたりする場をもつことで、周りの人への関心を高めたり関係を深めたりすることができます。

なんとなく気恥ずかしくもあるのですが、カードをもらうとなぜだかとても嬉しいのです。

16時半まで、あっという間でした。初回にも関わらず、前からの知り合いだったような和んだ雰囲気に、緊張していた初参加のボランティアも拍子抜けしたほど。高校生の中からも、「学校ではこんな長い時間とても座ってられないのに、一度も眠くならなかった」 「もう6回のうちの1回が終わってしまったなんて」という感想がきかれ、とても嬉しく思うサポーターたちでした。

2007年09月18日

施設訪問 <高校生向け説明会>

先日、巣立ちプロジェクトの参加者募集で、ある施設を訪問してきました。説明を聞いてくれたのは、高校生7名、担当職員2名でした。以下、参加メンバーのレポートです。

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■当日の様子 

まず自己紹介からスタート。巣立ちで使うニックネームを確認していく。
その後、巣立ちプロジェクト参加理由をアンケート。

・勉強したい (0名)
・社会人と交流したい (0名)
・高校生同士交流したい (0名)
・プレゼントが貰える (6名)
・都心へいける (0名)
・職員からの強い勧め (1名)

うーん、やっぱり物かあ。ある意味、狙い通りではあるのだけど。

そして、高校生とのコミュニケーションに努める。

Q、アルバイトをしている?

今、就活で休んでいる子や、週2~4日やってる子など。就活が忙しい子、資格試験のセミナーがあって忙しい子も。

Q、今、卒園後に心配なことは?

貯金できるか不安。お金の管理が自分で出来るか(服買っちゃいそう)不安、などなど。


最後に、質問を受け付ける。

Q、プレゼントはなに?

家電、スーツ、デジカメ、iPod・・・。中古品では、家具やノートパソコンがあるかも・・・。
(一同ときめく)

解散した後、施設を見学させてもらい、職員の方へお礼を述べ施設を後にする。

 

■初めての施設訪問、高校生たちに会った感想。

一人暮らしの生活をまだ思い浮かべられないのか、我々が怖いのか、あまり積極性がなかったような。
そんな子達が社会に出ても困らないためにこのセミナーが必要なんだと再確認。
モチベーションが高まった。

施設では、自分の身の回りのことはある程度自分でやるようになっており、けっこう感心。
(というか、いい年して実家暮らしの自分を思い、やや凹む。)

施設を出るとき、説明会に参加してくれた子が数人こちらに気づいて窓越しに手を振ってくれていた。
僕は、大人になってからしたことがないくらい思いっきり振り返した。
巣立ちで、待ってるよ! (Y)

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