出張セミナーとは?
B4Sのメンバー(以下サポーター)が、児童養護施設に出かけていき、施設内で研修プログラムを実施するのが出張セミナーです。
中学生から高校生を対象にしていますので、早い段階から自立に向けた子どもたちの意識や関心を高めていくことを目的としています。
また、遠方のため巣立ちプロジェクトに参加できない施設の子どもたちに提供することができます。
中には、巣立ちプロジェクトのような複数施設から集まるセミナーに参加するのに消極的な子どもたちもいます。そのような子どもたちにブリッジ・フォー・スマイルのサポーターが訪問して安心感をもってもらうことで、その後の活動参加を促すことも期待できます。
概要
施設職員からの要望に基づき、巣立ちプロジェクトのセミナープログラムをベースに短く再構成して提供します。
これまでに、小さな意識付けで対人関係を大きく改善する「コミュニケーションのヒント」や、一人暮らしのお金のやりくりをイメージする「金銭管理プログラム」などを実施しました。
また、子どもたちに早い時点で将来のこと・キャリアのことを考えてもらう「キャリア形成プログラム」も提供しています。
- 対象
中学生1年生〜高校3年生
- 最低遂行人数
5名以上
複数施設での合同実施や、既存の子ども向け研修内での実施も可能です。
- セミナー時間
3時間/回
但し、ご要望に応じて、変更します。
- 内容
「コミュニケーション」「金銭教育」「キャリア教育」など。
プログラム内容は、参加者の学年や特徴に合わせて、柔軟に変更します。
また、ご要望に応じて、新規プログラムの企画も可能です。
- 実施体制
講師1名、運営スタッフ2名以上
- 実施場所
施設の食堂や集会室、研修会場など
実施した感想
「出張セミナーは、難しいがやりがいがある」というのが、率直な感想です。
巣立ちプロジェクトの対象者が「高校3年生」であるのに対し、出張セミナーは「中学1年生〜高校3年生まで」を対象としていますので、自立に向けた意識や理解力に大きな差があります。
また、自らの意志で参加申し込みをする巣立ちプロジェクトと比べて、取り組み姿勢・モチベーションがやや低い傾向にあります。たった3時間のセミナーの間に、初めて会うサポーターを受け入れてもらい、内容まで伝えていくことの難しさもあります。
しかしながら、出張セミナーは、自立に向けた意識や意欲の低い子どもたちに直接働きかけができるという大変貴重な機会です。子どもたちが少しでも役に立った、ヒントを得たと思ってもらえるよう、精一杯自分の力を発揮したいと思います。
(講師:小川雅則) |