退所者向け住居支援プログラム スマイリングプロジェクト

「住まい」をサポートすることから、子どもたちの将来の可能性を広げる

ライフスタイルショップ「unico」を運営する株式会社ミサワ様に家具などのトータルプロデュースをしていただきました。
「スマイリングプロジェクト」は、安価で、安心して住める住居を提供し、進学を含めた将来の選択肢を広く持てるよう支援をするプロジェクトです。

経済力が不足している退所直後の子どもにとって、住まいの確保は最も高いハードルであり、進学はもとより就職においても、選択を狭める要因となっています。「スマイリングプロジェクト」は、特に経済的に厳しい状況にある進学者を対象に支援し、子どもたちの将来選択の可能性を広げることを目的とした自立支援プログラムです。

シェアハウス運営

児童養護施設や自立援助ホーム退所者を入居対象者とするシェアハウスを運営しています。シェアハウスの同居者として、児童養護に理解がありサポート意欲を持った一般社会人に、日常の生活面での困りごとや家事をサポートしていただいています。

下宿や学生寮・社員寮などへの入居あっせん

学生寮や社員寮などを運営する株式会社共立メンテナンス様のご協力を得て、退所者に割安で部屋を提供しています。 入居者は、アトモプロジェクトへの参加が可能なほか、希望者には自立ナビゲーションのプログラムも提供しています。 2012年度の実績として、空いているお部屋をお持ちの一般家庭に、入居希望の退所者を紹介するプログラムを行いました。
林代表の想い

住まいを確保することで、進学・就職の選択の幅を広げたい

「住まい」の確保は、児童養護施設の子どもたちにとって、進学や就職等の進路選択を制限する大きな要因となっています。退所後の住環境に対する“不安の声”は、子どもたち本人や施設職員から数多く寄せられています。

子どもたちの声

部屋を借りるために必要な資金などのお金を用意できそうにないので、住み込みの仕事に就こうと思っています。

奨学金をもらっての進学も考えましたが、毎月の家賃やそのほかの生活費も心配なので、進学をあきらめて就職しようと考えています。

施設の先輩の中には、家賃を払えなくなって友達の部屋に転がり込んだり、失職してホームレスになってしまったりした人もいると聞いています。

施設職員の声

学費に加えて、住環境を整える経済的な見通しが立たない為、進学を諦める子どもが少なくありません。

退所する子どもたちの中には十分な貯金がなく、住み込みの過酷な就労を選ばざるを得ない子もいます。

未成年の場合、保証人が親権者でないと契約してもらえないことが多く、家族以外の保証人をなんとか用意できても、不動産屋さんに受け入れてもらえないことも多いです。

以上のように、施設を退所する子どもたちにとって、「住まい」の確保は切実で深刻な問題です。

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