巣立ちニュース

巣立ちプロジェクト2012~第2回は「知ってトクするコミュニケーション」~ in西東京

☆ 「ショッピングセンター案内図作成ゲーム」をしよう!

9月30日(日)、東京に台風が上陸すると言われた日の朝、空は晴れていました。一番に到着したのは調布から自転車で来たという男子。「電車より全然速かった!」。少しずつ集まって来た高校生は、同じグループになったボランティアや他の高校生と会話をして過ごしていました。学園祭の時期と重なったこともあってか、高校生の参加は前回よりも少なめの10名(男子5名と女子5名)、サポーターは講師とリーダーを含め19名でした。

先ずはリーダーのウニがセミナー中の3つの約束”①ホウレンソウ②Let’s Challenge③I’m O.K. You’re O.K.”について復習をし、続いて今回の講師つきっちがセミナーの概要を説明してセミナーが始まりました。最初はアイスブレークとして「共通点探し」ゲームをしました。見た目の共通点ではなく、お互いに質問し合って共通点を見つけ出すのがゲームの目的です。部屋の中を歩き回ってできるだけ多くの人とコミュニケーションを取り、共通点を探すのです。直ぐに共通点が見つかった人や、何分話をしてもなかなか見つからない人。いろいろなパターンがある中、時間内に一番多くの人と話を出来たのは高校生の女子、8名もの人と共通点を見つけだしていました。(ちなみに私は4人だけだった)!

雰囲気が少し和んだところで、続いてグループごとの「ショッピングセンター案内図作成ゲーム」をしました。カードに書かれている情報を基に、ショッピングセンターの図面に店の名前をあてはめていくものです。自分の持つカードの情報は口頭で伝えることができるのですが、ゲームに必要のない情報が書かれているカードもあり、どの情報を、どのタイミングで伝えるのが良いのかが問われます。グループのメンバーの性格やチームワークの良さでかかる時間にかなりの差がありましたが、みんな楽しんでいる様子でした。

午前中最後の課題は「社会に出てからの人づき合い」、施設を卒業してからどのような人たちに出会うかをグループごとに考えました。仕事で出会う上司や同僚、新しく住む地域の人々やお店の人たち、趣味などで知り合う人たち、「素敵な彼女・彼氏」から「孫」まで、それぞれのグループで図に記入していきました。かなり多くの人に出会うことになることに高校生はちょっぴり驚いているようでした。

☆ 会話のはずむワイワイランチタイム♪

ヒントを元に、みんなでショッピングセンターの地図を作成!

発表が終わるとランチタイムです。「ショッピングセンター案内図作成ゲーム」で一番早かったグループの高校生からお弁当を選ぶことができます。唐揚げや豚カツ、魚や酢豚がおかずの弁当など、いろいろな種類の中から選びます。お味噌汁も2種類ありました。会話が弾む中ランチタイムは楽しく過ぎていき、食事が終わる頃は部屋の中を動き回り、他のメンバーと会話をする子や、MP3などで好きな音楽を聞いている子、お菓子を食べる子など、それぞれ自由に過ごしました。

☆ 午後は「コミュニケーション伝達ゲーム」!から。

答えの「ブサキモ」キャラ

窓からは台風が近づいていることを感じさせる風が時折入ってきて、夕方までもつかどうか気になりながら午後の部が始まりました。まずは眠気覚ましにと、今回のセミナーで最も難しい課題であろう「コミュニケーション伝達ゲーム」をしました。各グループから高校生一人が前に出て絵を見せられます。その後自分のグループに戻り、その絵が何を表しているのかを、ジェスチャーを使わず「言葉だけ」で他のメンバーに伝え、他のメンバーはそれを絵にするゲームです。いくつかの絵の中から選ばれたのは架空の「ブサキモ」キャラクター。「ええ~、何て言ったらいいかわかんないよ~!」「むずかし~!」「どう言ったらいいんだよ~!」と、見た絵を伝える高校生はみんな悪戦苦闘していましたが、どのグループも何となくそれっぽい絵に仕上がり、70点ぐらいの絵は描けたようです。心にあるものを言葉だけで相手に伝えることはなかなか難しい!

続いては、2人の社会人の経験談を聞きます。1人目は社会人5年目のツヅ、1年目の苦労について話していました。自分の意思を伝える難しさに悩んだ結果、
・ 目線を変え、「言いっぱなし」だったコミュニケーションを「聴く」ことに変えたことで、少しずつ相手との信頼関係が築けていったこと
・ 時間はかかっても本音で話すことで必ず仲間ができること
などを話してくれました。
2人目は社会人歴が長いAQ。
・ 自分から話すよりも相手の話を聴くことを大切にしていること
・ 相手との共通点を探したり相手に興味を持ったりして「聴き上手」になるよう心がけていること
・ ボディーランゲージを使うようにしていること
などを話してくれました。2人の経験談を基に、高校生はこれからどんな人間関係を築いていきたいか、どんなことに気をつけたらいいかについてみんなで話し合いました。
次は「ホウ・レン・ソウ」について2人のサポーターの体験談を基に学びました。まずはありかが、「嫌なことを報告することの難しさ」について、そしておはなが、「上下関係を気にせず大切なことを伝えることの必要性」について、話してくれました。社会人歴のあるサポーターの体験談には高校生を引きつける魅力があるのか、みんなとても真剣に聴いていました。体験談の後は「ホウ・レン・ソウ」について、誰にいつ伝える必要があるのかなどを各班で話し合いました。

☆ 「ほめほめシャワー」を浴びて、パワー充電!!

次は高校生に心理テストを受けてもらい、自分のコミュニケーションスタイルを知るプログラムです。「厳格な私」「保護的な私」「冷静な私」「自由な私」「順応する私」のどれが一番近いのか、どの組み合わせパターンに自分が当てはまるのかを知ってもらい、今後はどのようなことを心がけたいのかを考えました。心理テストもみんな楽しかったようで盛り上がりました。その後は「ほめほめシャワー」をしました。高校生に自分が今何をがんばっているのかを話してもらい、他の班のメンバーがその子を褒めるのです。褒める方も褒められる方も気恥しい感じはあったものの、「ほめほめシャワー」を浴びている子は、相手のコメントにうなずいたり、嬉しそうにしたりしていました。ちなみに私の担当したグループの高校生は2人とも高校1年生から3年間同じバイトを続けていたり、1人はその上学校も部活も休まず通っていたりと一生懸命なその姿に感動しました。

みんなでサンキューカードを書きあいます

最後に高校生が振り返りシートを記入して、グループ内外でサンキューカードを交換しました。初回では恥ずかしくて面と向かってカードを渡せなかった高校生が、今回はほとんど遠慮もなく、むしろ楽しそうに渡していたのが印象的でした。カードをファイルに入れながら「あんがい集まるもんだな~」と嬉しそうにつぶやいていた男子の言葉を聞いて、こちらもうれしくなりました。台風で交通が乱れる前に帰れるようにと30分早く切り上げての終了となり、それぞれが雨の中家路につきました。一日がんばって学んだみんなはかなり疲れていたと思いますが。帰っていく高校生の顔はなんだかにこやかに見えました。
(担当/ムーミンママ)

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