巣立ちニュース

巣立ちプロジェクト2012~第1回「知ってトクする面接対策」~

《第1回:「知ってトクする面接対策」埼玉ブランチレポート》

埼玉ブランチの巣立ちプロジェクト第1回「知ってトクする面接対策」は9月2日、さいたま市の下落合コミュニティーセンターで開かれました。参加者は高校生が男子4人、女子5人。サポーターは講師含めて12人でした。
高校生は10時集合でしたが、開始時刻には4人しか着いてなく、始まったのは10時10分でした。欠席者が3人いたため、当初予定していた4班を、「就職組男子」、「就職組男女混合」、「進学組」の3班に編成し直しました。

始めはきゃねの説明

最初にリーダーのきゃねが「巣立ち」の概要を説明。参加回数でポイントがたまること、たまったポイントは、スーツや家電製品などと引き換えられることなどを説明しました。きゃねは「巣立ちプロジェクトには三つの約束、①ホウレンソウ②Let’s Challenge③I’m O.K. You’re O.K.があります」とプロジェクターを使いながら言いました。一つ目は「報告」「連絡」「相談」を指し、これがコミュニケーションには必要なこと、二つ目は失敗を恐れずに挑戦してみるという精神、三つ目は「自分も認め、相手も認める」ことだと話しました。

第一回の冒頭は緊張気味というのが普通でしょうが、ここ埼玉ブランチの高校生はノリの良い子がいて最初から突っ込みを入れる、入れる。とはいえ、ここでアイスブレイク。「名前覚えゲーム」になりました。班に分かれて「パンパン(2拍手)自分のニックネーム、相手のニックネーム」です。続いて班ごとに自己紹介。高校生は自己紹介、サポーターはレジメにある顔写真付きの自己紹介レポートを見ながら話しました。

意外と知られていない求人倍率

雰囲気がなごんだところで講師のマボが登場。「わたくし(マボ)の年齢はいくつでしょう?」から始まりました。40代、20代にも手を挙げる高校生もいました(事実は30代後半だとか)。
ここで、求人倍率の勉強です。マボがホワイトボードに「1.30倍、1.27倍、0.45倍」と書きました。「どれが一番、就職しやすいでしょうか?」の問いかけに、0.45倍に多くの手が挙がりました。実際は逆。100人に対して130人の求人があることが1.30倍です。現役の高校生の現状が1.30倍、大学生が1.27倍、既卒者だと0.45倍だそうです。マボは「卒業して就職すれば1.30倍だが、少し働いて辞めてしまうと0.45倍で、経験豊かな大人と同じ採用のテーブルに乗ることになるので注意しましょう」と説明しました。
企業から求められる高校生像は①コミュニケーション力がある②マナーが身についている③人柄が良い――だそうです。コミュニケーション力とは聞く力、話す力のこと。人柄は「メイ・ゲン・ソー」と覚えれば良く、「明るく・元気で、素直」な人材が求められているそうです。

さて、面接で必要な「自己PR」の練習です。まず、サポーターのケビンとねこちゃんが二つの例をデモンストレーションしました。
高校生はワークシートに自己PRできる点を記入し、サポーターがそれを一緒に考えながら完成させていきました。
午前の最後は「巣立ちチェックシート」の記入をしました。

昼食は近所の「サムシングトレ」というイタリアンレストランでとりました。この日は時折、雨の降る不安定な天気で、ちょうど食事が終わるころに大雨となり、傘を持参している参加者が少なく、店の傘を借りて会場まで戻りました。もちろん、あとで返しましたよ。
雨のため、午後は1時半に始まりになりました。
最初は社会人の経験談を聞くということでサポーターのケビンとテレサが話をしました。
ケビンは成人の自閉症の人のための施設で働いた経験がありました。生活の世話、食事や入浴の介助などでつらいことも多かったそうです。その中でもいらいらが吹き飛ぶような経験をすることもあり、「つらいことがあっても続けていれば良いことがあります」と結びました。

テレサは保育士になりたくて上京しましたが、経済的に厳しい状況になり、保育士を断念したそうです。その後、幼稚園教諭をして結婚、出産、子育てをしました。17年前から都内でカラオケバーとショットバーを経営することになり、今も続けています。さらに通信教育で保育士の勉強もしており「夢はいつでもかなえられます」と話しました。
次は志望動機を考えることになりました。希望の就職先がある高校生はその会社に向けて、ない場合や進学組は資料の中にある架空の求人票を見て書きました。
志望動機のデモンストレーションはテレサとせいらが担当しました。

次はマナー講座。立ち姿勢、お辞儀、座り姿勢、入室から退室までの流れを講師のマボがやってみました。高校生たちもサポーターとペアになって練習しました。「女子の立ち姿勢は手を前に組むのは良いが、退室するときもその手が組まれたまま、というのはだめですよ」などマボが実演しながら説明し、笑いを誘っていました。おやつ休憩を挟んだあとは、面接の練習です。つまり、これまでに練習してきた入室、あいさつ、自己PRを話す、志望動機を話す、退室までの流れをサポーターが面接官になってやってみました。

約5分間の実技とフィードバックを5分、さらに相手のサポーターを替えてもう一度、実技とフィードバックです。それを踏まえて高校生はワークシートを使ってこの日の振り返りをしました。高校生の就職試験が始まるのが、この「巣立ち」のすぐあとの9月16日からです。「学校の先生より面接のポイントを具体的に教えてもらえた。良かった」という意見はうれしかったですね。

最後はサンキューカード作りです。班を超えてサンキューカードが行き来して、にぎやかに終わりました。
(担当/ぎょうざや)

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